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1969-03-13 第61回国会 衆議院 本会議 13号 公式Web版

  1. 昭和四十四年三月十三日(木曜日)     ―――――――――――――  議事日程 第八号   昭和四十四年三月十三日    午後二時開議  第一 国有財産特殊整理資金特別会計法及び国   の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法の   一部を改正する法律案(内閣提出)     …………………………………   一 石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正    する法律案(内閣提出)及び石炭鉱業再建    整備臨時措置法の一部を改正する法律案(    内閣提出)並びに石炭鉱業国有法案(多賀    谷真稔君外十四名提出)及び日本石炭公社    法案(多賀谷真稔君外十四名提出)の趣旨    説明     ――――――――――――― ○本日の会議に付した案件  議員請暇の件  永年在職の議員千葉三郎君に対し、院議をもつ   て功労を表彰することとし、表彰文は議長に   一任するの件(議長発議)  日程第一 国有財産特殊整理資金特別会計法及   び国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置   法の一部を改正する法律案(内閣提出)    午後六時五十四分開議
  2. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) これより会議を開きます。      ――――◇―――――  議員請暇の件
  3. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) おはかりいたします。  議員宇都宮徳馬君から、海外旅行のため、三月十人目から三十一日まで十四日間請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) 御異議なしと認めます、よって、許可するに決しました。      ――――◇―――――  永年在職議員の表彰の件
  5. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) おはかりいたします。  本院議員として在職二十五年に達せられました千葉三郎君に対し、先例により、院議をもってその功労を表彰いたしたいと存じます。表彰文は議長に一任せられたいと存じます。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ここに議長の手元において起草いたしました文案があります。これを朗読いたします。  議員千葉三郎君は衆議院議員に当選すること十回在職二十五年に及び常に憲政のために尽くし民意の伸張に努められた  よって衆議院は君が永年の功労を多とし特に院議をもつてこれを表彰する     〔拍手〕  この贈呈方は議長において取り計らいます。  この際、千葉三郎君から発言を求められております。これを許します。千葉三郎君。     〔千葉三郎君登壇〕
  7. 千葉三郎

    ○千葉三郎君 不肖、在職二十五年にあたり、院議をもって丁重な表彰の御決議をいただきましたことは、身に余る光栄で、心から感謝申し上げる次第でございます。(拍手)  私は、いまから四十五年前、弱冠三十で当選したのが初めで、当時は加藤高明氏を首班とする護憲三派内閣でありました。普通選挙法が可決せられたのもそのときであります。納税上の制限が撤廃せられ、有権者は三百二十万から一挙に千二百四十万人に増加し、従来自由であった戸別訪問も厳に禁止せられました。予算は、一般会計と特別会計を合わせて三十億円で、今日からは想像もできません。議員は常に控え室におりましたから、議員間の親密と政党間の交流もきわめて濃厚でありました。こらした空気の中で、私は五カ年間を過ごしたのであります。  昭和五年、一たん政界を退き、若かりし夢を胸に抱いてアマゾンに渡り、日本人のための村づくりをなし、また、民間の重要な仕事にも関係いたしてまいりましたので、終戦後の昭和二十四年再び政界に復帰するまで、私には十八年間の政治空白があるのであります。  顧みると、昭和初頭の五カ年間には内閣の更迭は四回、したがって、その存続期間は平均一年三カ月であるのに反し、昭和二十四年から今日までの二十カ年間には、内閣が成立すること十五回でありますが、総理は六名の交代であるので、実質上の内閣の存続期間は三年四カ月になっております。このことは、昭和初頭には政党の発達が未熟で、藩閥や軍部に押されがちであったのでありますが、今日では議会制民主主義がようやくレールに乗ってきた証拠ではないかと存じます。  しかし、現在の若者の悩みと焦燥感、民主主義政治の現状に対する大衆の批判、さらに行動のすべては、自己を中心とした物質上の利害で判断して、社会的正、不正の観念を閑却し、あまつさえ、欲求のためには手段を選ばない風潮、これらの事態に対して現在の民主主義は解答を与え得るでありましょうか。率直に言って、もの足りなさを感じます。(拍手)すなわち、高度に発達した科学技術に即応し、さらに、道義と国家に対する責任及び崇高なる人類愛を基調とした、青年にも魅力のある新しい、正しい民主主義を開発して、これを育成する段階に迫られているのではないでしょうか。(拍手)  私は、今日、本院から無上の栄誉を与えられました。この栄誉は、先輩、同僚議員各位の長年にわたる御指導と、及び私を支持してくださった選挙民と国民各位の御協力のたまものであります。まことに感激の至りであります。  私は、この御厚情に報ゆるため、今後とも、新しい議会民主主義確立のために最善の努力をささげる決意であることを申し上げまして、お礼のことばといたします。(拍手)      ――――◇―――――  日程第一 国有財産特殊整理資金特別会計法   及び国の庁舎等の使用調整等に関する特別   措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)
  8. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) 日程第一、国有財産特殊整理資金特別会計法及び国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。     ―――――――――――――     ―――――――――――――
  9. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) 委員長の報告を求めます。大蔵委員長田中正巳君。     ―――――――――――――     〔報告書は本号末尾に掲載〕     ―――――――――――――     〔田中正巳君登壇〕
  10. 田中正巳

    ○田中正巳君 ただいま議題となりました国有財産特殊整理資金特別会計法及び国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  この法律案は、最近土地利用の重要性がますます高まってきている情勢にかんがみ、国有財産のより有効な活用をはかるため、これまでの特定の庁舎等の集約立体化及び再配置のみでなく、その他の施設をも含み、広く国有財産についての処分及びこれにかわる施設の取得を計画的に実施することが適当であると認めまして、現行規定について所要の改正を行なおうとするものであります。  すなわち、まず、国有財産特殊整理資金特別会計法の改正においては、本特別会計法の題名を特定国有財産整備特別会計法に改めるとともに、会計の所管大臣としては、これまでの大蔵大臣のほかに運輸大臣及び建設大臣を加え、また、この会計の歳入歳出としては、特定国有財産整備計画による国有財産の処分収入、法令の規定による負担金、一般会計からの繰り入れ金、借り入れ金等をもってその歳入とし、特定国有財産整備計画による国有財産の取得費、借り入れ金の償還金及び利子、事務取り扱い費等をもってその歳出とすることとし、さらに、特定国有財産整備計画による国有財産の取得経費を支弁するため必要があるときは、当該計画による国有財産の処分収入をもって償還できる範囲内において借り入れ金をすることができることとするほか、この会計の運営に関し、所要の規定の整備をはかることといたしております。  次に、国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法の改正においては、従来の特定庁舎等特殊整備計画を特定国有財産整備計画に改め、特定の庁舎等にかかる整備のみにとどまらず、広く国の施設の用に供する国有財産について、その適正かつ効率的な活用をはかるために行なう処分及びこれにかわる施設の取得を計画の対象とすることとし、また、この計画による施設の取得に関する事業は、公共用飛行場にかかるものについては運輸大臣が、法令の規定による一般の庁舎の営繕にかかるものについては建設大臣が、その他のものについては大蔵大臣が行なうことといたしております 。  本案は、審査の結果、去る七日、質疑を終了し、直ちに採決いたしましたところ、全会一致をもって原案のとおり可決となりました。  なお、本案に対しましては、全会一致をもって、国有財産の管理及び処分については、一般会計、特別会計を通じ、これを統一的に処理すること等の附帯決議を付すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     ―――――――――――――
  11. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) 採決いたします。  本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
  12. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。      ――――◇―――――
  13. 西岡武夫

    ○西岡武夫君 本日の議事日程に掲げられた議案の趣旨説明は延期し、本日はこれにて散会せられんことを望みます。
  14. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) 西岡武夫君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 石井光次郎

    ○議長(石井光次郎君) 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後七時八分散会      ――――◇―――――  出席政府委員         大蔵政務次官  上野千一郎君