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1951-11-30 第12回国会 衆議院 議院運営委員会 23号 公式Web版

  1. 昭和二十六年十一月三十日(金曜日)     午後八時四十分開議  出席委員    委員長 小澤佐重喜君    理事 福永 健司君       石田 博英君    今村 忠助君       岡延右エ門君    岡西 明貞君       川本 末治君    菅家 喜六君       倉石 忠雄君    佐々木秀世君       島田 末信君    田中  元君       田渕 光一君    川崎 秀二君       小林 運美君    土井 直作君       松井 政吉君    梨木作次郎君       林  百郎君    田中織之進君  委員外の出席者         議     長 林  讓治君         副  議  長 岩本 信行君         議     員 上林與市郎君         議     員 小平  忠君         議     員 岡田 春夫君         事 務 総 長 大池  眞君     ――――――――――――― 本日の会議に付した事件  回付案の取扱いに関する件  決議案の取扱いに関する件  米価審議会委員任命につき国会法第三十九條但  書の議決を求めるの件  産業合理化審議会委員任命につき国会法第三十  九條但書の議決を求めるの件  文化財保護委員会委員任命につき同意を求める  の件  各委員会の閉会中審査に関する件  委員派遣承認申請に関する件  緊急質問の取扱いに関する件  本日の本会議の議事に関する件     ―――――――――――――
  2. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それではただいまから本日の運営委員会を開きます。  最初に行政機関職員定員法の一部を改正する法律案が参議院から回付されて参りました。回付案の内容につきましては大池事務総長から御報告を申し上げます。
  3. 大池眞

    ○大池事務総長 回付案の内容はお手元にございますので、各派でそれぞれ御存じのことと思いますので、この参議院から回付して参りましたものの取扱いについて各派の御態度等が決定しておれば、本会議でこの回付案の承認をするかしないかということで御協議願いたいと思います。
  4. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 各党とも内容については質問、意見等ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは各党の御態度を伺いたいと思います。自由党はどうですか。
  6. 倉石忠雄

    ○倉石委員 ただいまの行政機関職員定員法の一部を改正する法律案につきましては、自由党においては参議院の回付案を了承することにいたしたいと存じます。
  7. 小林運美

    ○小林(運)委員 民主党はこの行政機関職員定員法の一部を改正する法律案の回付案を了承いたします。
  8. 土井直作

    ○土井委員 大体行政機関職員定員法の一部改正に対する問題については、政府が企図いたしました目的を達することができないで、参議院からこういう形になつて回付されて参りました。そこでわれわれといたしましては、この問題はさきにこうなるであろうということを十分察知しておりましたので、事ここに至つたことはいわゆる政府の無定見を暴露しておるものと思うのであります。従つてわが党といたしましては、かくのごときずさんな法案が、しかも参議院においてむちやくちやにされて来たところのものに対してわれわれとしては断じて承認するわけに行かない。わが党といたしましては遺憾ながら反対いたします。
  9. 林百郎

    ○林(百)委員 私の方は、今度の行政整理は吉田内閣の再軍備のための行政整理であり、日本の国家機構を軍国的な機構に画編するための行政整理ですから、一人でも首切ることは絶対反対だという態度を一貫して貫いておるのであります。従つて一人でも吉田内閣によつて公務員が首切られることは絶対反対ですから、参議院の回付案にも反対、原案にも反対いたします。
  10. 上林與市郎

    ○上林與市郎君 私どもの方はまだきまつていませんから……。
  11. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それではあとで伺うことにいたしまして、大体大多数の人が一応これをのむということでございますから、採決は起立採決ということで、本日の本会議に上程することにいたします。社会党二十三控室の方は議場内で伺うことにいたします。  次は日程第四、水産資源保護法案、本院提出、参議院回付案を議題に供します。
  12. 大池眞

    ○大池事務総長 水産資源保護法案の参議院の修正点は大体もうおわかりと思いますが、四條の八項、九項の新設、それと十八條の三項ないし五項の新設、この二つがおもな点でございまして、あと二点ございますが、大体その二点が重要な点であると考えます。第一の四條の八項、九項の方は、農林大臣が水産資源保護培養のために第一項の四号に規定しておる事項に関する省令と、府県知事が定めようとする規則について認可をする場合には、農林大臣限りでやらずに、建設大臣または通産大臣の方と協議をしなければならぬ、こういう点が加わつて来ておるのであります。第二点の十八條の三項ないし五項の新設の方は、河川法並びに砂防法によりまして工事を施行したりする場合、許可を要するものについては建設大臣あるいは地方行政庁あるいは運輸大臣、あるいは港湾管理者から、あらかじめ農林大臣の方に協議するようにいたしまして、他面農林大臣または都道府県知事からの勧告権を規定して、権限の調整をはかつたのが第二点の修正であります。あとは二十四條の七項の修正と三十五條の但書の修正ですが、この点はごく簡單なものでございまして、魚類の遡河に対してこれを妨害する工作物、これの除害工事を命令した場合、その工作物の先取特権、質権、抵当権等を保護するために補償金なり供託金の義務を負わせたのが二十四條であります。三十五條の方は損害賠償の訴えを提起し得る場合、訴願を認めないことに改めたのであります。
  13. 土井直作

    ○土井委員 事務総長に聞きたいのですが、大体これでやつて行きますと、両院協議会は開かれなかつたらしいのですが、これは開いたのですか。
  14. 大池眞

    ○大池事務総長 これは修正して、こちらに回付して来たのでありますから……。
  15. 土井直作

    ○土井委員 だからこれをもしのまなければ、開くか開かぬかという問題が起りますね。これに対して自由党の意向はどうなんですか。
  16. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 まず社会党の方の態度から伺います。
  17. 土井直作

    ○土井委員 わが党はまだ党議としてどういうふうにするかということを決定しておりませんから、後ほどこれに対して決定いたしまして、場内において申し上げることにいたします。
  18. 小林運美

    ○小林(運)委員 わが党は参議院の修正に反対をいたします。
  19. 林百郎

    ○林(百)委員 私の方は、この四條の改正が結局土建業者の発言権、利益を、建設大臣を通じて介入させるということで、かえつて水産資源保護の立場からいつてこれを困難にさせる方向に導くものであるということで、参議院の修正に反対いたします。
  20. 上林與市郎

    ○上林與市郎君 私の方は、はなはだ恐縮ですが、もう少し待つていただきたいと思います。
  21. 小平忠

    ○小平忠君 私の方もちよつと保留さしてください。
  22. 岡田春夫

    ○岡田春夫君 私の方も保留。
  23. 倉石忠雄

    ○倉石委員 水産資源保護法案の参議院修正については、自由党においてはこれを了承することにいたします。
  24. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 修正をのむということですね。
  25. 倉石忠雄

    ○倉石委員 そうです。
  26. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それではなお態度をきめてない会派は本会議の場内において承ることにいたしまして、これを上程することにいたします。     ―――――――――――――
  27. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 次に決議案でありますが、一つは通商産業委員会から出た問題でございまして、電源開発促進に関する決議案、それからもう一つは中小企業金融促進に関する決議案、いずれも通産委員会の提出で、大体各党ともに同調できる案件でございますが、時間の関係でどうでしようか。
  28. 石田博英

    ○石田(博)委員 これは両決議案とも通産委員会で話がついておりまして、電源開発に関する提案理由の説明はわが党の神田君、それから中小企業促進に関する決議案につきましては野党全体を代表せられまして山下君、これは提案趣旨の説明者お二人だけで、討論等はなしにして今日上程することに賛成いたします。
  29. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは本問題はいずれも本日上程することにいたします。提案趣旨だけを、ただいまの石田君発言のように一つは自由党、一つは野党がやり、賛成、反対の討論は抜きにして、本日上程することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  30. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それではさよう決定いたします。     ―――――――――――――
  31. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 次は請願日程でありますが、この問題については事務総長から御報告願います。
  32. 大池眞

    ○大池事務総長 本日の日程に六百六十五件の請願が上つておりますので、先例通りの方法で御採択を願いたいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  33. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 なおその次に日程追加として、同じ趣旨のものでございますから、これも同一に扱うことにして六百六十六件として提出することにいたします。
  34. 土井直作

    ○土井委員 これはいつ出したものですか。
  35. 大池眞

    ○大池事務総長 日程には六百六十五件しかなかつたのでありますが、その後、連合軍の事故による被害者の損害賠償に関する請願というのが採択になつて上つて来ましたので、これだけをきようの日程に追加していただきたい。こういうわけでございます。これはずつと前に出ていて、きよう上つたわけでございます。
  36. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 これは予定の日時内に入つたものですから、御了承願います。     ―――――――――――――
  37. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 次は米価審議会委員任命につき表決の件、これは先般本委員会で議題に供したのでありますが、いろいろな都合で延びておつたのであります。
  38. 林百郎

    ○林(百)委員 きよう実は私どもの方で政府委員を呼んでいただいておいたのですが、それはどうなつたのですか。物価庁の長官を呼んでいただいて、この選任の基準を聞きたいと思つておつたのですが……。
  39. 大池眞

    ○大池事務総長 それは通じてございましたが、きようは議運を開く時間が不定でございましたので……。
  40. 林百郎

    ○林(百)委員 これは基準をお聞きしておかないと、私の方では賛成するのと反対するのとありますから……。米価審議会委員の方はだれか政府の人が来て説明を聞くことにして、その次の産業合理化の方は私どもの方は反対です。
  41. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それではこの問題は決定を留保して、あとまわしにいたします。     ―――――――――――――
  42. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 次に産業合理化審議会委員任命につき議決の件を議題に供します。内容について事務総長から御報告を伺います。
  43. 大池眞

    ○大池事務総長 これは産業合理化審議会というものは通産省に設けられた付属機関でありまして、通産大臣の諮問に応じて合理化一般の調査審議、あるいは建議等をするものであります。今政令で出ておるものによりますと、審議会は通産大臣及び委員百三十人以内で組織することになつて、各委員は産業合理化に関し学織経験ある者の中から通産大臣が任命するという、こういう形の政令が出ておるわけであります。従いましてこの政令に基きまして委員を任命するわけですが、その委員の中に、今政務次官をやつておられます首藤新八さんが衆議院議員としてその委員の中に加わりたい、こういうことで承認を求めて来ておるわけでございます。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  44. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは本問題は原案通り上程することにいたしまして、起立採決で決定することになります。     ―――――――――――――
  45. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 次は文化財保護委員会委員任命につき同意の件を議題に供します。内容について事務総長から御報告願います。
  46. 大池眞

    ○大池事務総長 この文化財保護委員に、前に文部次官をやつておられました有光次郎君がなつておられたのでありますが、それがこの八月二十八日に任期を終りましてその後任として東大教授の内田祥三君を任命したい、こういう申出であります。
  47. 岡延右エ門

    ○岡(延)委員 私は文部関係でございまして、この選考事情を知つておるわけでございますが、文化財保護委員というのは五人ございます。これは任期は、一年が一人、二年が二人、あとの者は三年でございますが、ちようど参議院の例のように交互に交代するようになつておりまして、一人だけ改選することになるわけです。ところが御承知の通り文化財というものは建築物が非常に多い。それにもかかわらず建築の専門家がいなかつたのであります。ところが内田祥三氏は工学博士でありまして、かつての東京帝大の総長までした方でございます。大分経済系統が跋扈しておつた当時に、工科系統から総長になられた方でございまして、これは非常に適格であると思いますから、どうかよろしくお願いいたします。
  48. 林百郎

    ○林(百)委員 私の方もただいま岡さんの御懇切なる御説明でよくわかりましたから、特に賛成いたします。
  49. 上林與市郎

    ○上林與市郎君 私の方は少し待つていただきます。
  50. 岡田春夫

    ○岡田春夫君 私の方も待つていただきたいと思います。
  51. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは場内で伺うことにいたしまして、全会一致であれば起立に問わないことにいたします。     ―――――――――――――
  52. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは次に緊急質問の問題に移ります。
  53. 小林運美

    ○小林(運)委員 この緊急質問はきようの朝日新聞に出た問題でございますが、実際地方で困つておる。文部省と政府と、給與に関する通牒が二途に出ておる。これをどうするかということで地方は非常に困つておるのであります。従つてこの問題は政府も本日はつきり本会議で答弁していただいた方がよいのではないかと思います。この問題はぜひ質問さしていただきたいと思います。
  54. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 これは大臣でなければいけないのですか。大臣は御承知の通り、本日は全部参議院の方に行つておりますから……。
  55. 倉石忠雄

    ○倉石委員 これはやめたらどうですか。
  56. 小林運美

    ○小林(運)委員 これは地方で非常に困つておる問題だし、重要な問題だから、緊急質問をして明らかにするということが政府の責任じやないか。別に自由党がどうこうというものでもない。これははつきりさしておいた方がいいと思うのです。
  57. 林百郎

    ○林(百)委員 大臣に都合があつてやむを得なければ次官でもいいわけだから、これはぜひやりましよう。
  58. 倉石忠雄

    ○倉石委員 本日のところはとりやめていただきたいと思います。
  59. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 来国会まで持越しということでどうですか。
  60. 土井直作

    ○土井委員 実際上の問題として、通牒が二途に出ておるということを明らかにすることが必要だし、委員会を開くといつてももう開けないから、これはやはりきようの本会議で問題を解明しておきたい。
  61. 倉石忠雄

    ○倉石委員 しかしこれは新聞記事のことでしよう。
  62. 小林運美

    ○小林(運)委員 しかし閣議でも話が出ておることだし……。
  63. 倉石忠雄

    ○倉石委員 これはあとで統一したのが出されておるわけです。
  64. 土井直作

    ○土井委員 二途に出ておるものが統一されて、明確になつて不都合が生じないということであればいいが、これははつきりしておるのですか。
  65. 倉石忠雄

    ○倉石委員 はつきりしております。
  66. 林百郎

    ○林(百)委員 これは教員にとつては重大な問題ですよ。
  67. 佐々木秀世

    ○佐々木(秀)委員 重大な問題はほかにもたくさんある。要するに緊急性があるかないかということだ。
  68. 小林運美

    ○小林(運)委員 それでは皆さんがそういうことなら、これは留保にしておきましよう。
  69. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは本問題は留保ということに決定いたします。     ―――――――――――――
  70. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 次に閉会中の審査の件について事務総長から御説明を願います。
  71. 大池眞

    ○大池事務総長 きようで会期が一応なくなりますので、各委員会からお手元にありますような閉会中審査の要求がございますので、これについて本会議で議決をお願い申し上げたいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  72. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは一々読み上げませんが、お手元に配付した通りの閉会本中審査の件、これを承認することにいたします。     ―――――――――――――
  73. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 次は閉会中委員派遣の件を議題に供します。内容について事務総長から伺います。
  74. 大池眞

    ○大池事務総長 委員派遣の件がただいま出て参つております。まず地方行政委員会から、地方財政の窮乏打開につき基本的対策を樹立するため地方税、財政制度の実態を調査したい、こういう目的で五班にわけまして、一班が二人ずつ、各班とも七日間、それだけの要求が参つております。一班は青森県、秋田県、二班は山口県、島根県、三班は愛媛県、大分県、四班は愛知県、三重県、五班は京都府、石川県、この五班にわけまして、一班に二人ずつ、こういう申出がございます。  それから建設委員会から、ルース台風災害対策状況及び道路法改正の基礎調査、こういうことで、この建設委員会の方は二班にわけまして二人ずつ、やはり三日から七日間、一班は広島、山口、愛媛、二班は福岡、鹿児島、大分、宮崎、こういう申出であります。それからもう一つは河川総合開発事業及び河川法改正の基礎調査、これも建設委員会のものでありまして、これは二名がやはり七日間、京都、大阪、兵庫、岡山に調査に行きたい、こういうのであります。  それから文部委員会から、神戸の商船大学設置に関する実情調査、これは三名でありまして七日より三日間、これは当然兵庫県であります。この三委員会から、ただいま申し上げました人数並びに期間、調査をいたしたい、こういう委員派遣の要求がございます。
  75. 林百郎

    ○林(百)委員 この派遣の人の名前はわかつておりますか。
  76. 大池眞

    ○大池事務総長 わかつております。
  77. 林百郎

    ○林(百)委員 どういう方々ですか。
  78. 大池眞

    ○大池事務総長 地方行政から申し上げますと、一班の青森、秋田は龍野喜一郎君、藤田義光君、二班の山口、島根は野村專太郎君、久保田鶴松君、三班の愛媛、大分は川本末治君、吉田吉太郎君、四班の愛知、三重は大泉寛三君、大矢省三君、五班の京都、石川は河原伊三郎君、立花敏男君、以上十名であります。それからルース台風の方は、一班の広島、山口、愛媛の方は逢澤寛君、中島茂喜君、それから福岡、鹿児島、大分、宮崎の第二班の方は宇田恒君、増田連也君、この四名。それから河川法の方の京都、大阪、兵庫、岡山、この四府県の分は内藤隆君と前田榮之助君、この二名であります。それから文部委員会の兵庫県に行かれる方は佐藤重遠君と若林義孝君、浦口鉄男君、この三君であります。
  79. 林百郎

    ○林(百)委員 参考までに一応申し上げてあとまた補充したいと思いますが、選挙のことがいろいろうわさに上つておる際でありますし、もし選挙とからんでこういうことで行くということになると、次々と各委員会から申し込む危険があると思います。それから一応こういうことにはなつておりますが、自分の選挙区と交換し合う場合もありますから、そうなるとこれは非常に世間の誤解を受けるおそれがあります。何も地方財政の窮乏を――平衡交付金の百億も出せないようなことで、窮乏しておることはわかり切つておる。こういうことを特に調査するために国会から五班も出すということはわれわれにわかに同意いたしかねます。
  80. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 反対ですね。
  81. 林百郎

    ○林(百)委員 そうです。
  82. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 上林君の方は……。
  83. 上林與市郎

    ○上林與市郎君 反対です。
  84. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 労農は……。
  85. 岡田春夫

    ○岡田春夫君 林君に賛成です。
  86. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 本案に反対ですか。
  87. 岡田春夫

    ○岡田春夫君 そうです。
  88. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 農協はどうですか。
  89. 小平忠

    ○小平忠君 農協の意見を申し上げます。これは今突然出て来たのですが、閉会中といいましても非常に短かい。ただちに通常国会も開会になります。今回の地方行政委員会の分につきましては、御承知の通り今回平衡交付金も補正予算に計上が思うようにできなかつたというようなことを考えますと、今さら実情調査の時期ではないと思う。だから非常に閉会中の期間も短かいのでありますから、その必要はないと思います。
  90. 倉石忠雄

    ○倉石委員 建設委員会のは、前回にルース台風の災害のところで御希望がありましたが、運営委員会では、国会開会中であるということで遠慮してもらつたということもありますので、やはり現地を見ていただく必要もあるかと思います。従つてこの委員会のは、班をもう少し整理していただいて派遣されることは私どもも異議ございません。それから文部委員会のは、これは遠慮していただきたいと思います。それから地方行政のは、今委員会の当事者がお見えになりまして、少し多いように思われるというお話でございますので、五班とありますのを、これは各党の御希望がそうでございますから、各党のそういうまとまつた御希望ならば三班くらいにされて、人員を整理ていただくということで賛成いたしたいと思います。
  91. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それではちよつと速記をとめて懇談いたします。     〔速記中止〕
  92. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 速記を始めてください。
  93. 福永健司

    ○福永(健)委員 私から希望を申し上げますと、どうしても必要がある場合、これを認めたというときには、行先はわかつておるのですし、決算委員会で調べたところによると、実際使う以上に便乗接待も相当あるようですから、世の顰蹙を買うがごとき接待をしないように、地方に対して議長から通告を発してもらう。そういう意思表示をすることは決して無益ではないと思います。本院がそういう決意をもつて臨んでおるということは、やはりわかつてもらいたいと思います。
  94. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは建設委員会の要求にかかる一件、すなわちルース台風だけは、議長が一応やめてもらうならやめてもらうように交渉する、しかしながら議長が一応聞き取つた結果、最小限度やるべきであるという考えを持つた場合には、今福永君が言つたような條件をつけて最小限度許す、それ以外はなるべくやめる、こういう方向に行きたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  95. 川本末治

    ○川本委員 私は先ほどから一応懇談のうちに事情を話そうと思つて発言を求めていたのですが、その発言の機会を與えないでこの問題を決定されたのはどういうわけですか。
  96. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それではどうぞ……。
  97. 川本末治

    ○川本委員 それは地方行政の今度の調査の問題につきまして、必要ないということを一言にして他の委員諸君は言つておられるが、これは予算案が通つた後に各派で決議が出されておる。それの趣旨弁明のときにわが党の塚田君が、言つているように、事実大蔵省から出ておる数字と、府県から出ておる数字とそれから地財委から出ておる数字と、これが三様になつていてわからないのです。それで各派ともに実際町村に行つてみて、その違つた数字が出ておるのを調べなければこの次に再補正するとか何とかいつても一体どこでその数字を出すのか。ただいたずらに出せ出せというてもわからぬ。三様の数字が出ておるのを一体どうするのか。これがただ單なる普通の地方行政の今度の調査なら私は何も申し上げませんが、建設の方のルース台風が大切であると何時に、平衡交付金の問題は全国の地方財政に影響しておる。この真相をきわめないで、国会でどうして審議することができますか。その意味で私は申し上げておるのです。
  98. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 今川本君から、すでに決定になつた事案について発言がありますが、この発言について先ほどの決定をかえるということに御賛成の方がありますれば議題にいたしますが、どなたも賛成がなければ……。     〔「必要なし」と呼ぶ者あり〕
  99. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは議題としないことにいたします。     ―――――――――――――
  100. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは先ほど議題に供しました米価審議会委員任命の件を再び議題に供します。
  101. 林百郎

    ○林(百)委員 政府の方からだれか見えますか。どうですか。
  102. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 もう時間もおそいから無理だろうと思います。
  103. 林百郎

    ○林(百)委員 それでは自由党の方でもけつこうですが、米価審議会委員の任命の基準についてまずお尋ねしたいと思います。そのほか二、三ありますが、どういう基準で選ばれたか、まずそれをお聞きしたい。
  104. 石田博英

    ○石田(博)委員 ただいま御質問がありましたが、あらかじめそういう御質問がおありであろうと思いましたから、政府といろいろ連絡をとつて事情を聽取いたしました結果について御報告を申し上げます。  米価審議会委員は、このたび法制化されて新たに任命されるわけであります。この定員は御承知の通り二十名であります。政府といたしましてはこの二十名の委員の配分につきまして、生産者代表四名、それから消費者代表四名、学識経験者六名、及び政党代表者六名、こういう基準をもつて選考をいたすことに決定をいたしたのであります。政党関係者六名の選任につきましては、これは御承知の通り政府が任命をいたしまして、国会の議決を求めるのであります。政党関係者六名の選任につきましては、参衆両院に議席を持つておる政党のその所属議員数の概略の比率によつて選定するのが適当と考えまして、その選定を行つたのであります。そうして御承知の通り、河野君、足立君、坂田君、この三名は自由党であります。それから笹山茂太郎君は民主党であります。それから足鹿覺君は社会党左派であります。片柳眞吉君は緑風会であります。それでこの際におきまして、社会党の右派の選考が拔けておるわけでございます。
  105. 林百郎

    ○林(百)委員 共産党はどうですか。
  106. 石田博英

    ○石田(博)委員 共産党は、六名の場合におきまして参衆両院を合しますと、衆議院では二十数名おとりでありますが、参議院においではきわめて少数でありまして遺憾ながらこの中には入りかねるのであります。大体この中に入つておりますのは、参衆両院合して四十名以上になつた政党がみな入つておるのであります。そうして社会党の右派につきましては社会党の幹部の方、きのう聞いたところによると淺沼稻次郎君と折衝いたしました結果、川俣清音君を社会党右派としては御推薦になつたのであります。学識経験者として川俣清音君を御推薦願いまして、政党関係者六名については所属議員数の比率に応じて、それぞれ選考をいたし、各政党の御承認を得て、ただいま申し上げたように決定をいたした次第でございます。
  107. 林百郎

    ○林(百)委員 そうすると、これは政党代表と見ていいわけですね。
  108. 石田博英

    ○石田(博)委員 そうです。
  109. 林百郎

    ○林(百)委員 川俣清音君は何の代表ですか。
  110. 石田博英

    ○石田(博)委員 学識経験者であります。
  111. 林百郎

    ○林(百)委員 生産者代表に従前は日本農民組合を代表して――大体これは百万ほどの農家を組織しておるのでありますが、この百万ほどの農家を組織しておる日本農民組合から、生産者の代表として書記長の小原君が出ていたわけであります。ところが小原君が出ないで、しかも農民組合からだれも出ておらない。もしこの農民組合の方から、委員長は久保田豊君でありますが、従来通り書記長を出すとすれば、わが党の議員の竹村奈良一君になるわけです。こういう点、川俣清音君と同じようにもし日農から代表を出すとすれば、当然竹村奈良一君が生産者代表として出なければならぬと思います。その点、どうして日農の代表を除かれたかをお聞きしたい。
  112. 石田博英

    ○石田(博)委員 議席を持つていない人々の選考につきましては、本委員会の議題ではございませんのでお答えをいたしません。川俣清音君のことにつきましては、ただいま申し上げました通り、順番からいえば社会党の右派が当然この選考に入つて来るのでありますが、その場合社会党の右派におかれましては議員を選任することを辞退せられまして、川俣清音君をもつて推薦せられたので、ついででありますので川俣清音君のことを申し上げたのでありますが、これはあくまでついででありまして、私が御説明を申し上げておりますのは、国会に議席を持つておられる諸君の選考事情について御説明申し上げたのであります。国会に議席を持つておられない諸君については本委員会の議題でありませんので、お答えする必要はございません。
  113. 林百郎

    ○林(百)委員 だから私の方も政府の代表を呼びまして、この米価審議会の委員の全般的な選任の基準を聞きたかつたわけです。またそういう全般的な基準と関連して、議席を持つておられる方の選考のことも聞きたかつたし、ついでに議席を持つておらない代表者の選考の事情も聞きたかつた。ところが先ほど申し上げました通り、日農から生産者代表として、日農の書記長が従来出ており、その書記長はたまたま竹村君になつております。だから先ほどのような川俣君の選考事情があるならば、小原君を継いでわが党の竹村君がこの米価審議会委員になられるのが当然であると思う。従つて特にこれを除外された理由をお聞きしたいと思うのです。
  114. 石田博英

    ○石田(博)委員 これは国会に議席を持つておる政党の代表の選考の範囲についてお答えいたしたのでありまして、それ以外のことについては本委員会の議題でありませんので、お答えいたしません。
  115. 林百郎

    ○林(百)委員 それなら政府委員を呼んでいただきまして、その一般的な事情を聞きたいと思います。私の方は日農の書記長が従前生産者代表であつたが、このたびはたまたまわが党の国会議員である竹村君がなつている。だからこれは国会に議席を持つておる者と、そうでない者の選考が関連しておりますから、この問題を議運で聞きたい、しかも一般的な米価審議会委員の選考事情もあわせて聞きたいと思つて、きようの午前から政府委員を要求しておるはずです。
  116. 石田博英

    ○石田(博)委員 これは私、一議院運営委員として意見を申し述べます。本委員会におきまして議題といたしますべき問題は、議員にして政府の職員に任命せられた者について許諾をするかいなかという議題の範囲に属することでありまして、学識経験者、生産者代表、あるいは消費者の代表の委員の任命につきましては、当該委員会、すなわち農林委員会の問題でありますから、本委員会の議題外についての質疑等は当該委員会においてこれを審議せられんことを望みます。
  117. 林百郎

    ○林(百)委員 石田君は先ほどから、私の方の質問が議員に関係のないことだとおつしやつておりますが、もし政党の所属議員数に比例するというならば、社会党の左派の諸君は共産党より数は下です。少くとも衆議院においては……。
  118. 石田博英

    ○石田(博)委員 これは国会全体です。
  119. 林百郎

    ○林(百)委員 しかしこの衆議院の議院運営は、衆議院に関する限りの問題をやるのでしよう。われわれはそういう見解です。少くとも衆議院の議運なんだから、衆議院の各政党所属議員に比例して代表を選ばるべきであるという考えです。それが一つ、それから従前生産者代表であつた日農の書記長はたまたまわが党の竹村君がやつておるから、しかもこの日農の書記長だつた小原君が生産者代表に入つていないから、竹村君が日農の書記長という資格で入るべきであるという考えです。これは竹村君の問題として当然当運営委員会で問題にすべきであると考える。
  120. 石田博英

    ○石田(博)委員 竹村君が政府から任命せられてここに議決を求めて参りました場合には、竹村君が議席を持つておるということが問題になる。しかし竹村君が任命せられていない限りにおいては、あなた方の御見解では竹村君が任命せられるのが当然とお考えでございましようが、これを任命する立場における政府としては別個の見解を持つておるのでございまして、これは本委員会の議題外でございます。
  121. 田渕光一

    ○田渕委員 今林さんの言うことを聞いておると、日農を除外しておるというが、そうではない。日農事務局長の大森眞一郎君が入つておるように聞いております。そうすれば何も竹村君が出なくてもいいわけです。
  122. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 林君に御相談いたしますが、林君の要求通り政府は来られません。普通の日でありますれば待つておつて、林君の質問が済んでから本日のこの議題を決定するのが順序でありますが、本日は最終日でございます。しかも十時になんなんとしておりますので、従つてはなはだ遺憾でありますが、この質問は打切りまして、この問題の質的は次会にまわしていただきまして、この議題を本日扱うかどうかについて御意見を伺います。
  123. 林百郎

    ○林(百)委員 なぜ政府が選ばなかつたかという事情を聞きたいのです。だから次会にでも……。
  124. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 これに対して自由党は……。
  125. 石田博英

    ○石田(博)委員 原案賛成であります。
  126. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 民主党は……。
  127. 小林運美

    ○小林(運)委員 賛成です。
  128. 土井直作

    ○土井委員 私の方も賛成です。
  129. 林百郎

    ○林(百)委員 それではこの質問を適当な機会に議運でやらしてもらうことにして、実はこれには反対と賛成とあるわけで、自由党のここにある三人、河野君、足立君、坂田君には反対ですが、あとの笹山君、足鹿君、片柳君には賛成です。
  130. 上林與市郎

    ○上林與市郎君 私の方は賛成です。
  131. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 採決は一括採決でお願いします。これは不可分の関係にありますから。
  132. 林百郎

    ○林(百)委員 それでは反対いたします。
  133. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 開会時間は……。
  134. 石田博英

    ○石田(博)委員 十時に開会願います。
  135. 小澤佐重喜

    ○小澤委員長 それでは開会時間は十時。  本日はこれで散会いたします。     午後九時四十五分散会