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1949-12-17 第7回国会 衆議院 議院運営委員会 4号 公式Web版

  1. 昭和二十四年十二月十七日(土曜日)     午前十一時五十六分開議  出席委員    委員長 大村 清一君    理事 石田 博英君 理事 今村 忠助君    理事 佐々木秀世君 理事 福永 健司君    理事 椎熊 三郎君 理事 坪川 信三君       大橋 武夫君    岡延右エ門君       岡西 明貞君    倉石 忠雄君       篠田 弘作君    田中  元君       田渕 光一君    塚原 俊郎君       淺沼稻次郎君    田中織之進君       松井 政吉君    園田  直君       長谷川四郎君    神山 茂夫君       梨木作次郎君    石田 一松君       竹山祐太郎君    中野 四郎君  委員外の出席者         議     長 幣原喜重郎君         副  議  長 岩本 信行君         議     員 小林 信一君         議     員 河口 陽一君         議     員 黒田 寿男君         議     員 浦口 鉄男君         事 務 総 長 大池  眞君 十二月十七日  委員土井直作君辞任につき、その補欠として松  井政吉君が議長の指名で委員に選任された。     ――――――――――――― 本日の会議に付した事件  国政調査承認要求に関する件  昭和二十三年度、昭和二十四年度本院予備金支  出の承諾を求める件  本日の本会議の議事に関する件  院内団体結成の報告に関する件     ―――――――――――――
  2. 大村清一

    ○大村委員長 これより会議を開きます。まず厚生委員会の国政調査承認要求の件について議長より諮問がありますから、これを議題に供します。事務総長より御説明を願います。
  3. 大池眞

    ○大池事務総長 厚生委員会から国政調査要求がございまして、調査事項は、この開会中に厚生行政に関する国政調査をいたしたいという申入れであります。
  4. 大村清一

    ○大村委員長 本件はこれを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
  5. 大村清一

    ○大村委員長 御異議がなければさよう決定いたします。     ―――――――――――――
  6. 大村清一

    ○大村委員長 次に緊急質問及び決議案の取扱いについて御協議願います。
  7. 大池眞

    ○大池事務総長 緊急質問の今出ておりますのは、お手元に差上げてあるものであります。
  8. 石田博英

    ○石田(博)委員 私どもは決議案を先に取扱つて、それから緊急質問に移りたいと思います。現在国鉄裁定に関する折衝の経過からみまして、できるだけすみやかに院の意思を決定して行くことが有利な情勢に至つておりますので、本日可能な限り、すみやかに院の意思を決定して、交渉の側面的援助をいたしたいと考える次第であります。
  9. 椎熊三郎

    ○椎熊委員 この際與党諸君に承つておきたいが、政府ではきのうも官房長官が来て、現段階においては目下提出しておる裁定案に不同意の決議をしてもらいたいということでした。それはあなた方が今出しておる決議案とはまるで違うものになりはせぬか。
  10. 石田博英

    ○石田(博)委員 政府の現段階における純法理的の立場と、政府の希望的な立場とは違うと思います。それから政府は政府、與党は與党でありまして、私どもとしては独自の立場に立つて提出しております。
  11. 椎熊三郎

    ○椎熊委員 それは世間をごまかすように感じられる。あなたたちの單独内閣で、政府は不承認してもらいたいと言つておるのに、別個の決議案を出すのは矛盾しはしないか。
  12. 石田博英

    ○石田(博)委員 椎熊君は十分おわかりの上の議論だと思うが、政府の申しておりますのは、純法理的の立場において、現段階において承認できない。またそれを一部承認するか、あるいは全部承認するのか、どの程度になるかについては、政府の願望としては、最大限度に裁定を承認したいという希望を持つておるということは、これはかねて官房長官も申しておるのであつて、私どもの党から出した決議案は、政府の願望しておりまする今日の立場というものとは、一体に相なり得るものであり、われわれは国会として、政府のそういう措置を鞭撻激励する必要があると存じましたので、この決議案を提出したような次第であります。
  13. 田中織之進

    ○田中(織)委員 国鉄の裁定問題の早急実施ということは、きわめて重大な問題でありまするので、これは当然本日の本会議の議事にしなければならぬと思いますが、一時間、二時間の前後を争うだけの緊急性も、ただいま椎熊委員から指摘いたしました点からみてもないと思いますので、院の意思を決定する上においても、政府になお質さなければならぬ緊急質問の案件も持ち越しておりますので、その持ち越しの案件を片づけて、次に決議案を議題にするというようにやつていただきたい。もちろん一、二時間の後には当然決議案も出て、院の意志が決定されると思いますので、ここでの議題としては、まず院の意思を決定するに先だつて、政府に質さなければならない緊急質問を解決していただくように願いたい。
  14. 石田博英

    ○石田(博)委員 私どもは一、二時間でもすみやかなる方が、より多く具体的効果を期待できると思います。従つて公共企業体仲裁委員会の決議案を先にやつていただきたいと思います。
  15. 神山茂夫

    ○神山委員 ただいままでの石田君の発言を聞いておりますと、石田君以外の方が言つておるのでないかと思うのであります。日ごろ各政党間の申合せとか、信義ということを、最も強調されるのは石田博英君まさにその人であるのであります。従つて石田君が言つておられるのは、石田君の本心でないし、日ごろの心情に反するので、きようは四人の緊急質問を先にする。これは昨日お互い了解のことでありますので、これをやつてから決議案にかかられるのがよろしい。そうしてこれは採決してやるべきことではない。信義の問題として当然だろうと思う。ぜひ石田君の意見を撤回されるように願います。
  16. 石田博英

    ○石田(博)委員 私ども緊急質問を上程することに反対しておりません。初めからそういうことは申し上げていないつもりであります。ただ現実に効果を收めるために、すみかに院の意思を決定したい。
  17. 淺沼稻次郎

    ○淺沼委員 どつちを先にやつても同じだと思う。かりに決議案が先に出たとしても、決議案についての質疑もできますし、さらにこれに関連して政府に対する質問もできるわけですから、それを許すという形にして行きたい。
  18. 石田博英

    ○石田(博)委員 その形で決議案に対して質疑をされるならけつこうです。
  19. 椎熊三郎

    ○椎熊委員 それで行こう。
  20. 田中織之進

    ○田中(織)委員 実は緊急質問を先にやつてもらいたいというのは、きのう委員長まで申し上げておいたのでありますが、昨日本委員会で付託する委員会を決定いたしましたが、この裁定案の原案についての本会議における提案の説明を要求しておいたのであります。これを一つ先にやつていただくと、これに対する質疑の形で緊急質問の調整もできると思いますので、まずその点について、これは十日の運営小委員会協議会であると思いますが、政府側においてこの原案が提出せられた場合における、本会議においての提案の理由説明については、その態度を留保されておりますので、まずその点を明確にしていただいた上で、私らの希望する緊急質問を先にやるか、決議案を先にやるかということに入つていただきたい。
  21. 椎熊三郎

    ○椎熊委員 その点できよう緊急質問を先にやるということは、前の運営委員会で決定済みである。
  22. 大村清一

    ○大村委員長 その点はただいま田中君から議案の説明のお話があり、また緊急質問のお話もございましたが、それは本日の運営委員会で御協議申し上げようということを私申しまして、決定には至つていなかつたと思います。そこでひとつ田中君からもお話がございましたから、田中君の議案説明を議題にいたしたらと思いますが、速記をとめて懇談に入ります。
  23. 大村清一

    ○大村委員長 速記を始めてください。
  24. 神山茂夫

    ○神山委員 いろいろ折衝中懇談の結果、本日の議事をできるだけ早く進めるために、共産党としては私たちの方から出しております決議案を撤回します。
  25. 淺沼稻次郎

    ○淺沼委員 それでは本日の議事の取扱いは、緊急質問は相当あるのですが、非常に重大な問題である十の、公共企業体仲裁委員会の裁定に基く国鉄従業員に対する給與並びに一般公務員の給與支給に関する決議案、これと十一の日本国有鉄道公社従業員の給與に関する公共企業体仲裁委員会の裁定全額実現要求の決議案、これを議題に供して議事を進めていただきたいと思います。
  26. 石田博英

    ○石田(博)委員 ただいまの淺沼君の提案に異議はありません。そこで実際的の取扱いといたしまして、まず公共企業体仲裁委員会の裁定に基く国鉄従業員に対する給與並びに一般公務員の給與支給に関する決議案、この趣旨弁明を願いまして、次に日本国有鉄道公社従業員の給與に関する公共企業体仲裁委員会の裁定全額実現要求の決議案、足鹿覺君外百五十七名提出、この趣旨弁明を行いました後、この決議案に関連をいたしまする質疑を行つて、それが終つて討論に入つて、採決はこの決議案の内容にかんがみまして、足鹿覺君外提出の決議案の採決を先にし、ついで廣川弘禪君外六名提出の決議案の採決をするというようにおはからい願いたいと存ずるのであります。
  27. 大村清一

    ○大村委員長 ただいま石田君の御提議に異議はありませんか。
  28. 淺沼稻次郎

    ○淺沼委員 それでは緊急質問の出ておる石野君外五名の方々のものは関連質問として行つていただきたいと思います。
  29. 大村清一

    ○大村委員長 順序は。
  30. 石田博英

    ○石田(博)委員 順序は会派順です。
  31. 大池眞

    ○大池事務総長 橋本さんが一番次に田中さん、藤田さん、土橋さん、石野さんこの順です。
  32. 石田博英

    ○石田(博)委員 討論並びに質疑の時間はおのおの十分にしたい。そうして採決は起立でよいでしよう。  討論については新政治協議会までは各派一名ずつ、あとの点については御協定願います。
  33. 淺沼稻次郎

    ○淺沼委員 そういう決定よりも、今までの扱い方もありますし、この中には質問をされる方もありますから、議事を考えて調整をして、もう一ぺん申出をいたします。
  34. 石田博英

    ○石田(博)委員 政府からの連絡で、時間的な点について事情を聽取いたした結果、先ほど私が懇談会の席上申し上げた通りでありまして、参議院との関係その他の関係において、総理のかわりに副総理、大蔵大臣のかわりに次官をもつて答弁いたすことに御了承願いたいと思います。
  35. 中野四郎

    ○中野(四)委員 採決の方法はむろん記名投票でしようね。
  36. 大池眞

    ○大池事務総長 二つとも記名投票であります。  この決議案が終りましたあとで、今までの予備金支出をいたしたものの分を報告いたして御承認を得たいと思います。
  37. 倉石忠雄

    ○倉石委員 この際私は議長さんにお願いしたいことがあります。実は最近非常に各労働者諸君が国会に陳情においでになるのでありますが、私どももしばしば呼び出されて、いろいろ希望を述べられたり、意見を聞かされたりすることがありますが、昨日労働委員会を開催いたしましたあとで、海老塚君という労働省の失業対策課長が労働委員会に出て、最近の失業状況と日雇い労務者に関する説明をいたしたのであります。それが済みましてから、六時から面会所に組合員の人がおるからちよつて来てくれという、柄澤代議士さんの御案内で出ましたところが、午後九時まで押えられてしまつて、しかもお前がきよう委員会で述べたことは実情と違うではないかと詰問されて、私ら目撃したことではありませんが、圧迫を加えられて、そうしてきよう委員会で述べたことが間違つておるという書きつけをとられた事実があるのであります。かようなことが国会の領域内部で行われることになりましたならば、由々しき事柄であると思うのでありまして、この点について一つ議長におかれては、十分なる善処方を特にお願いいたしたいのであります。
  38. 石田博英

    ○石田(博)委員 それに関連事項でありますが、すでに院内の秩序維持のために、面会人の取扱いに関する規則がつくられているはずであります。ところがその規則がなかなか実際に実行に移されないで、衞視の方が非常に努力をされて実行しようといたしましても、代議士が介在をいたしまして妨げられることがあるようであります。しかも二、三回そういうつるし上げの状況に出合つたこともあるのでありまして、私どもはつらの皮が厚いので平気でありますけれども、ああいう状態は、院の秩序維持に対して暴力的圧迫を加える印象を残すものであつて、これはぜひとも院内の秩序維持を、実行に移すような規約を嚴重に実施してもらいたい。
  39. 神山茂夫

    ○神山委員 ただいまの点に関連しまして、柄澤君の名前が出ましたが、議長においていろいろお調べになれば明らかになることと思いますが、今石田君の発言された規則の問題であります。これは委員会において多数で押し切られたことであつて、私もよく承知しております。現にわが党としては面会者諸君に向つて、議院及び政府側の代表者諸君に対して失礼なことがあつてはいかぬということを強硬に繰返し説明しておる。しかしながらこういうことの起る根拠についてはお互い考えておく必要があると思う。私はあえてそれを強調しようというのではないが、自由労働者の問題については、現に一昨日増田官房長官に対して、何らか考慮するようにと言つた場合にも、誠意のある態度を示されない。そういうことに関連するわけでありますから、この問題については、一方的にただ抽象的な議長の持つておる権力を認め、また規則を強行するというだけでなくして、同時に彼らの言うところを聞いて、これに対して十分なる考慮をするように、全党派の諸君がしてくれれば、問題はないわけであります。
  40. 椎熊三郎

    ○椎熊委員 国会を権威あらしむるためには、そういう弁解がましいことを言つてはいかぬ。     ―――――――――――――
  41. 大村清一

    ○大村委員長 この際事務当局から報告すべきことがあります。
  42. 大池眞

    ○大池事務総長 本日農民協同党が結成されまして、院内団体としてお届けがありましたから御報告を申し上げます。農民協同党の書記長の河口陽一さんからお届けがありまして、    飯田 義茂君  河口 陽一君    北  二郎君  小平  忠君    高倉 定助君  中野 四郎君    羽田野次郎君  松本六太郎君 この八名でありますから御報告申し上げます。新政治協議会の中から六名出ておられますから、新政治協議会は二十一名になつた計算でございます。
  43. 河口陽一

    ○河口委員 事務総長より御報告がありました通り、農民協同党として院内交渉団体を結成いたしましたから、よろしくどうぞ。
  44. 大村清一

    ○大村委員長 本日はこれで散会いたします。     午後一時二分散会