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1948-06-12 第2回国会 衆議院 国土計画委員会請願小委員会 7号 公式Web版

  1. 昭和二十三年六月十二日(土曜日)     午後一時三十八分開議  出席小委員    小委員長 村瀬 宣親君       原  孝吉君    高田 弥市君       池谷 信一君    橋本 金一君  小委員外の出席者         議     員 山崎 岩男君         議     員 長野 長廣君         議     員 黒岩 重治君         議     員 坂本  實君         議     員 神田  博君         議     員 高倉 定助君         総理廳事務官  伊藤 大三君         運 輸 技 官 江崎 善愛君         專門調査員   田中 義一君     ――――――――――――― 本日の会議に付した事件   請 願  一 青森港修築促進の請願(山崎岩男君紹介)    (第六二号)  二 唐津港修築促進の請願中村又一君紹介)    (第九三号)  三 浅川港修築の請願(岡田勢一君紹介)(第    一〇三号)  四 伊萬里湾に石炭積込施設築設の請願(森直    次君外四名紹介)(第一五八号)  五 呼子港修築の請願中村又一君外一名紹    介)(第一五九号)  六 大泊港を地方指定港に認定の請願(前田郁    君紹介)(第二一四号)  七 岡山縣の昭和二十三年度地方港湾修築費國    庫補助の請願(多賀安郎君外六名紹介)(    第二七五号)  八 甲浦港修築の請願(長野長廣君紹介)(第    三七五号)  九 奈半利町に港湾築設の請願(長野長廣君紹    介)(第四〇七号) 一〇 室戸港修築の請願(黒岩重治君外四名紹    介)(第四二五号) 一一 宇島港修築の請願(梅林時雄君外三名紹    介)(第四二九号) 一二 下關港に港湾施設整備促進の請願(坂本實    君紹介)(第四四六号) 一三 八木港修築促進の請願(山本猛夫君外五名    紹介)(第六七八号) 一四 宮古港修築の請願(山本猛夫君紹介)(第    六八八号) 一五 大船渡港修築の請願(志賀健次郎君紹介)    (第八一一号) 一六 刈谷田川改修工事施行請願(神山榮一君    紹介)(第三一八号) 一七 寒河江川上流に貯水池築設の請願(松浦東    介君紹介)(第三二三号) 一八 寒河江川治水工事施行請願(松浦東介君    紹介)(第三二四号) 一九 湯里川砂防工事施行請願(生越三郎君外    二名紹介)(第三二六号) 二〇 安平川外四河川改修工事施行請願(山中    日露史君外一名紹介)(第三三一号) 二一 廣島縣の災害復旧土木費國庫補助金繰上交    付並びに高率補助の請願(高津正道君外二    名紹介)(第三三二号) 二二 渡良瀬川砂防工事施行請願(松井豊吉君    紹介)(第三三六号) 二三 吾妻村地先の渡良瀬川改修工事施行請願    (大澤嘉平治君紹介)(第三三九号) 二四 天龍川改修工事促進の請願(竹山祐太郎君    紹介)(第三四〇号) 二五 伯太川砂防工事施行請願(生越三郎君外    二名紹介)(第三四四号) 二六 益田川砂防工事施行請願(生越三郎君外    二名紹介)(第三四五号) 二七 飯梨川砂防工事施行請願(生越三郎君外    二名紹介)(第三四六号) 二八 早水川砂防工事施行請願(生越三郎君外    二名紹介)(第三四七号) 二九 宮田川砂防工事施行に関する請願外四件(    萬田五郎君紹介)(第三六七号) 三〇 静岡縣の砂防工事費國庫補助増額の請願(    神田博君外三名紹介)(第三六九号) 三一 静岡縣の災害復旧事業費國庫補助促進の請    願(神田博君外三名紹介)(第三七〇号) 三二 狩野川改修工事促進の請願小松勇次君紹    介)(第三七四号) 三三 十勝川治水工事促進の請願(高倉定助君紹    介)(第三八四号) 三四 サロべツ川の切替工事施行に関する請願(    伊藤郷一君紹介)(第三九一号) 三五 秋山川治水工事施行請願(関根久藏君紹    介)(第三九八号) 三六 加治木町外五箇町村地域における海岸堤防    復旧工事施行請願(的場金右衞門君紹    介)(第四〇三号) 三七 長者村の砂防工事施行請願(長野長廣君    紹介)(第四一〇号) 三八 身馴川及び天神川治水工事施行請願(関    根久藏君紹介)(第四一二号) 日程追加  一 鬢櫛川砂防工事施行請願天野久君紹介    (第三八二号) ―――――――――――――――――――――     〔筆記〕
  2. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 開会する。小委員長において日程を適宜変更することとして差支ないか。     〔「異議者なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 日程を適宜変更することがある。日程第一〇室戸港修築の請願、黒岩重治君外四名紹村、第四二五号を議題とする。
  4. 黒岩重治

    ○黒岩重治君 本請願の要旨は、高知縣安藝郡室戸港は、本縣東部における唯一の避難港で、漁港としても利用されているが、本港は狹隘で水深く浅く、荒天ともなれば潮流の奔騰甚だくし、船舶の繋留に多大の支障を來している。また近年船舶の増加と、船型の増大にいよいよ港内の狹隘を感じ、避難港として機能を失いつつある。ついては本港の拡張計画を取上げ、格別の御詮議を賜りたい。
  5. 江崎善愛

    ○江崎説明員 室戸港は土佐沖航行の小型船に対する避難港としての價値を十分に認められるので、その整備を長期計画の一環として取り上げている。なお昭和二十三年度においては内港を掘鑿して、安全なる泊地を造成すべく計画し実施し、これが所要経費を要求中であり、その事業化については目下関係方面と極力接衝中であつて、実現方について努力したい。     ―――――――――――――
  6. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第一二、下関港に港湾施設整備促亀の請願、坂本實君紹介、第四四六号を議題とする。
  7. 坂本實

    ○坂本實君 下関港は終戰後の今日も依然として中継貿易港、寄航港として、対大陸及び南方諸國との交易上の玄関として重要な地位を占めているが、外國貿易施設としての陸上設備は今なお、未完成である。また内外貿易において重要視される小型船の泊地設備にも乏しく、將來を憂慮される。右の事情により、第一埠頭の陸上設備、小型船舶溜の築造、東工区の荷役機械の事工を速やかに施行されたい。
  8. 江崎善愛

    ○江崎説明員 終戰後の新たな國情に應じ、さらにはわが國存立の基礎となるべき外國貿易発展の要請に基き、下関港はその重要性を益々増しつつあるので、当局としてもこれに対應すべく、地元関係官民の総意に基づく本港改良計画を立て、また全國的の港湾復旧建設長期計画においても、こに線に沿つて計画している。差当つて來年度より実施すべき緊急必要の箇所しとて、請願の趣旨と同時に第一埠頭の陸上設備、これに伴う浚渫、西細江船溜の前面にさらに船溜の算造、東工区の荷役機械設置等を計画し、総事業費、九千七百六万円の予算を要求中で、現在これの実現をはかるべく関係各方面と折衝中である。     ―――――――――――――
  9. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第八、甲浦港修築の請願、長野長廣君紹介、第三七五号を議題とする。
  10. 長野長廣

    ○長野長廣君 本請願の要旨は、高知縣安藝郡甲浦港は二万トン級の船も出入できる自然の良港であり、今回大阪、高知航路の寄港地となることになつたが、港口に暗礁があり、水深九尺―十三尺で出入船が相当の制限を受けている。ついてはこれが除却の経費約百五十万円を昭和二十三年度予算に実現していただきたい。また昭和二十四年度には港口コセリ礁及び葛島より出た岩礁に防波堤を設置されたい。
  11. 江崎善愛

    ○江崎説明員 甲浦港の地理的位置及び背後地等の関係より考察するとき避難港としての重要性があるとともに、地方資源開発の線に沿うて整備計画をなさるべきと思われる。請願の暗礁の除去及び防波堤の築造はその意味において重要と思われるので、今後なお調査研究の上その実現に努力したい。     ―――――――――――――
  12. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第九、奈半利町に港湾築設の請願、長野長廣君紹介、第四〇七号を議題とする。
  13. 長野長廣

    ○長野長廣君 高知港より安藝郡浦港に至る間は魔の海に言われるが、この間に避難港がない。しかるに同郡奈半利港は、これが最適の良港であるほか、わが國有数の材木、林産物、園藝品等の集散地である。この際本港を築設されたい。
  14. 江崎善愛

    ○江崎説明員 奈半利港は附近に産する林産資源の開発基地として整備すべく考え、港湾復旧建設長期計画においても、地方資源開発要請に基いて計画されている。なお避難港についても研究したい。差当つてのこれの実施については、諸般の事情により來年度からただちに実施することは不可能と思われるので、さらに研究の上、今後の問題としたい。     ―――――――――――――
  15. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第一三、八木港修築の請願、山本猛夫君外五名紹介、第六七八号を議題とする。
  16. 高田弥市

    ○高田弥市君 岩手縣九戸郡種市村八木港は、青森縣八戸港岩手縣宮古港間四十里に及ぶ中間に位し、唯一天然の良港であつて、古來より漁港避難港として著聞するところであるが、規模小に過ぎ、その利用度も限度があり、関係地方民の遺憾としているところであるが。地方財政をもつてしてはとうてい所期の目的を達し得ずこれが修築の実現について、縣当局より申請せる計画による築港に本年度より着手せられたい。
  17. 江崎善愛

    ○江崎説明員 青森、岩手両縣の太平洋岸は、古來わが國における機帆船航行の難所の一つであり、この沿岸に適当な避難港を設置整備して機帆船の稼動率を上昇し、船舶の被害を減少せしむることは、現下の海運情勢からみて、きわめて緊急適切な措置であると考える。本港は、請願の趣旨の通り、眞にその適地としての自然條件を具備しているので、当省としても昭和二十三年度以降、これが整備に着手することとし、差当り二十三年度においては、防波堤並に港内浚渫を行うべく、目下関係各方面に対し、鋭意接衝中である。     ―――――――――――――
  18. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第三〇、靜岡縣の砂防工事費國庫補助促進の請願、神田博君外三名紹介、第三六九号を議題とする。
  19. 神田博

    ○神田博君 治山、治水のための砂防工事は、今次関東水害の例を見ても明らかな通り、河川工事と併行又は先行して施行されねばならない。ついては靜岡縣の治水のため、砂防工事費の國庫補助を増額されたい。
  20. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 砂防予算僅少なるため、靜岡縣は、明治三十五年以降昭和二十二年度迄わずか約八百万円を支出し得たに過ぎず、治水砂防上まことに遺憾であつた。昭和二十一年十一月末及び二十二年六月末の調査を総合すると、縣下砂防計画の実現を期するためには今後なお約十三億円を要するので、予算の増額が認められるよう努力して要望に副いたい考えである。     ―――――――――――――
  21. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第三一、靜岡縣の災害復旧事業費國庫補助促進の請願、神田博君外三名紹介、第三七〇号を議題とする。
  22. 神田博

    ○神田博君 昭和二十二年九月の台風による靜岡縣下における土木施設の被害は近時まれに見る大規模のものであつたが、現在その復旧に当り、國庫助成のもとに施行すべき箇所は、九百六十三箇所、工事総額二億一千八百三十万円の巨額に達する。しかしてこれが復旧は緊急を要するので、縣においても鋭意工事実施中であるが、特に次期出水期にあたり再度被害を蒙るおそれある三百五十箇所、工費六千万円を今渇水期を利用して、緊急いたしたいので、約四千五百万円程度の國庫補助を第四・四半期において交付されたいのであるが、時期を失しているので、本年度の当初の予算において交付されたい。
  23. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 災害復旧工事の緊急を要することは多言を要しないところであつて、政府としては、昭和二十二年災害については、その被害の甚大に鑑みでき得る限り國庫補助金を交付して復旧の促進に努めたのであるが、逼迫した國庫財政の都合から四・四半期は御期待に添い得なかつたことは甚だ遺憾である。昭和二十三年度本予算は未決定であるが、政府としては、災害復旧工事に緊急性に鑑みて國庫財政上許す限りの補助費の増額をはかつて、迅速なる完成に努むる意向である。     ―――――――――――――
  24. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第三三、十勝川治水工事促進の請願、高倉定助君紹介、第三八四号を議題とする。
  25. 高倉定助

    ○高倉定助君 本請願の要旨は、北海道中川郡池田町を貫流する十勝川は大正十二年より國費による大治水工事を実施したが、日支事変のため中絶され、昨年九月には大水害となり、沿岸地域は大なる被害を受けた。ついては速やかに國費をもつて本川の治水工事施行されたい。
  26. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 十勝川改修工事の重要性は十分認識しているところであつて、相当の國費を計上して鉛意工事の進捗に努めている次第である。今後においても國庫財政の許す限り工費の増額をはかり、短期完成に努めたい考えである。     ―――――――――――――
  27. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第二二、渡良瀬川砂防工事施行請願、松井豊吉君紹介、第三三六号を議題とする。
  28. 原孝吉

    ○原委員 渡良瀬川は群馬縣、栃木縣、埼玉縣及び茨城各縣下にわたる利根川水系の最大の支川であるが、年々洪水による被害が多く、殊に昭和二十二年に未曽有の惨害を惹起した。政府においても、これが対象として復旧工事に着手しているが、本川の現状を見ると、山岳地帶より流出する土砂礫による河底の上昇がはなはだしく、洪水氾濫の根本原因となつているから、この際下流の改修工事と相まつて上流福岡村東村、里保村一帶に砂防工事施行せられたい。
  29. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 渡良瀬川筋砂防工事は東川上流、足尾町地内を直轄工事として、昭和十二年度に着手、同二十二年度まで工費約百六十万円を、又支川村松澤外九溪流に対し、國庫補助工事として昭和十二年度より同二十二年度まで工費約百十四万円を支出したが、昨年の関東大水害に徴してもとうていかかる僅少な工事費では治水の完璧は期し得ない状態である。昭和二十一年十一月末及び同二十二年六月末の調査によると、今後なお、直轄工事として約二億五千八百万円、國庫補助工事として約二億七千八百万円の工事費を要するから、今後ともこれが予算化に努め、速やかに御要望に副いたい考えである。     ―――――――――――――
  30. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に前回の小委員会において政府の答弁留保となつた鬢櫛川砂防工事施行請願天野久君紹介、第三八二号を日程に追加したいがどうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  31. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 異議なきものと認めてこれを議題とする。
  32. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 富士川支笛吹川、小支鬢櫛川の砂防工事については、昭和十八年度より同二十年度迄に約六万一千円を、同二十二年度には六万円を支出したに過ぎず、砂防予算の僅少なため、工事の進歩が遅々としていることはまことに遺憾である。昭和二十一年十一月末及び同二十二年六月末に調査によると、今後なお、五百二十万円程度を要するので、できる限り砂防予算の増大に努め、速やかにその完成を期したい。     ―――――――――――――
  33. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第一、青森港修築促進の請願、山崎岩男君紹介、第六二号を議題とする。
  34. 山崎岩男

    ○山崎岩男君 終戰後の食糧輸入は、すべて横浜にその他西日本地域の諸港によつてなされ、青森港圏内へは陸送による状態であり、貨車事情その他で同縣に時間的に非常に不利である。しかも同港は貿易港として、また北海道の門戸として、その重要性はますます増大しつつある。ついては五箇年計画をもつて実施する該港の修築工事を三箇年で完成されたい。
  35. 江崎善愛

    ○江崎説明員 当局においては目下の新しい國情に立脚して、全國的に港湾復旧建設長期計画を立案し、青森港修築工事もその一環としてとり上げ、二十三年度から逐次事業化すべく努力中であるが、その目標達成年度並びに年度別工事量等については、食糧の輸入その他民生安定上必要な全國的また地方的に物資の輸送計画に基いて本港の港湾取扱量、工事能力、資材、予算等の諸状件を十分考慮して決定してものであるが、請願の趣旨については、この点十分檢討の上、今後の情勢に應して趣旨に副うよう努力したい。     ―――――――――――――
  36. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 紹介議員の出席のない請願については、專門調査員にその趣旨を説明させることとしたい。日程第一六、刈谷田川改修工事施行請願、神山榮一君紹介、第三一八号を議題とする。
  37. 田中義一

    ○田中專門調査員 新潟縣蒲原郡古志郡の穀倉平野を貫流する刈谷田川は上流下流とも改修を完了したが、その中流見附町栃尾町間十四キロは未改修のままで、昭和十九年及び二十二年には沿岸耕地は大なる被害を受けた。ついては本川中流の改修工事を昭和二十三年度に施行されたいとの意である。
  38. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 刈谷田川改修工事の緊要なることは、政府としてもこれを認め、目下國庫助成の下に中小河川として実施している次第である。なお、今後とも國庫財政の許す限り、速やかに完成をはかり、食糧増産、民生の安定を期したいと意向である。     ―――――――――――――
  39. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第一八、寒河江川治水工事施行請願、松浦東介君紹介、第三二四号を議題とする。
  40. 田中義一

    ○田中專門調査員 山形、新潟縣境の朝日岳及び月山に源を発する寒河江川は常に水量が豊富で、三百八百町歩、灌漑し、二万キロワツトの水力発電をなし、その水源地は、縣下有数の林産資源地であるが、一度出水に際してはその沿岸地域に與える被害は甚大である。よつて本川の治水工事施行されたいとの意である。
  41. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 寒河江川改修工事の緊要性は、政府もこれを認め、目下國庫助成の下に中小河川として実施している次第である。上流部における砂防工事も、十分調査研究して、國庫財政の許す限り、速やかに完成をはかり治水の完璧を期したい考えである。
  42. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に  日程第一九湯里川砂防工事施行請願、生越三郎君外二名紹介、第三二六号。  日程第二五、伯太川砂防工事施行請願、生越三郎君外二名紹介、第三四四号。  日程第二六、益田川砂防工事施行請願、生越三郎君外二名紹介、第三四五号。  日程第二四飯梨川砂防工事施行請願、生越三郎君外二名紹介、第三四六号。  日程第二八、早水川砂防工事施行請願、生越三郎君外二名紹介、第三四七号を一括議題とする。     ―――――――――――――
  43. 田中義一

    ○田中專門調査員 島根縣下益田川外四ケ川はいずれも河床勾配が急で、これに加え、戰時中より水源山林が乱伐されたため、出水ごとに氾濫して、人畜並びに農産物の被害は甚大なものがあるから、民生安定からしても早急に砂防工事を実施せられたいとの意である。
  44. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 本請願にかかる諸河川は、昭和十八年以來連年災害を受けているにかかわらず、砂防予算僅少なため、湯里、益田の二河川施行したにすぎず、今後とも予算の増大に努め、早水川外二河川についても、速やかに着手したい考えである。     ―――――――――――――
  45. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第二〇、安平川外二河川改修工事施行請願、山中日露史君外一名紹介、第三三一号を議題とする。
  46. 田中義一

    ○田中專門調査員 北海道勇拂郡には五万町歩といわれる未利用可耕原野があり、交通至便、氣候温暖な地方であるが、近年開拓が進む一面、水害による被害が多いので、安んじて経営ができない。ついては本地方を貫流する安平川、勇拂川、厚眞川、鵡川及び入鹿別川の改修工事施行されたいとの意である。
  47. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 勇拂郡地区を貫流する各河川の重要性は政府もつとに認めているところであつて、本請願の各河川もそれぞれ相当額を計上し、目下着々工事を進めている次第である。今後においても國庫財政等の許す限り、短期完成をはかりたい考えである。     ―――――――――――――
  48. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第二一、鹿島縣の災害復旧土木費國庫補助金繰上交付並びに高率補助の請願、高津正道君外二名紹介、第三三二号を議題とする。
  49. 田中義一

    ○田中專門調査員 廣島縣は、全國有数の河川保有縣であるが、地勢的に年年水禍にわざわいされ、殊に昭和十八年の災害以來連続的に毎年災害をこうむつたため、これが損失額は数十億円の巨額に達し、これに要する土木復旧費のみにても七億円を算する状態である。これが復旧については、きわめて緊急を要するので、縣民一致協力工事の促進に努めているのであるが、本縣財政も逼迫その極に達し、國庫補助の早急交付を得ざれば、これが復旧は至難であるので、現在普通率である昭和二十一年以降の災害も高率補助とせられるとともに、昭和二十一年災害に対する國庫補助残額は、二十三年年において完結せられるとともに、二十二年度災害分については、昭和二十二年度四・四半期及び二十三年度一・四半期において多額の補助を交付せられたい。この意である。
  50. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 廣島縣は昭和十八年の災害以來連続的に大災害を受け、その被害の甚大なことは政府も認めて居るところであり、昭和二十二年度においてもでき得る限りの國庫補助金を交付し、復旧の促進に努めているのである。昭和二十年災害及び二十一年災害に対する國庫補助残高もなお、巨額であるが、現在の國庫財政の状態では、これを昭和二十三年度で完結することは甚だ至難である。目下請願の要旨に添うべく折衝中である。なお高率助成の点については、政府は地方財政の状態を考察して、財政援助の方法を最適と考えてする次第である。     ―――――――――――――
  51. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第二三、吾妻村地先の渡良瀬川改修工事施行請願、大澤嘉平治君紹介、第三三九号を議題とする。
  52. 田中義一

    ○田中專門調査員 昨年九月の大洪水に鑑みかつまた水源地帯の濫伐、河床の上昇等悪條件の累積を考えるとき、現状のまま放任すればふたたび大惨害が予想されるので速やかに実地調査の上、本川の改修を計られたいとの意である。
  53. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 昨秋関東一円の大災害に鑑みて治水調査会を設置いたし、利根川治水根本対策を樹立いたすべく目下檢討中であつて、本請願地区も利根川増補工事として一定計画の下、重点的に逐次施行中である。今後においても國庫財政の許す限り、工費の増額をはかり、治水の完璧を期したい考えである。     ―――――――――――――
  54. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第二四、天龍川改修工事促進の請願、竹山祐太郎君紹介、第三四〇号を議題とする。
  55. 田中義一

    ○田中專門調査員 天龍川改修工事既定計画中未着手に属する西派川関係地先を緊急に実施せられ、水害に対する極度の脅威を除き民生を安定せしめられたいとの意である。
  56. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 天龍川改修工事の緊要性は政府も痛感いたしているところである。從來相当額を計上して鋭意工事の進捗に努めてまいつたのであるが、何分労賃、諸物價の高騰に影響され予期の工程を見ないことは、まことに遺憾に存じている次第である。今後においても國庫財政等の許す限り、工費増額をはかつて短期完成に努めたい考えである。     ―――――――――――――
  57. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第三二、狩野川改修工事促進の請願小松勇次君紹介、第三七四号を議題とする。
  58. 田中義一

    ○田中專門調査員 狩野川改修工事は過去十九年間にわたり工事施行してきたが、現在は工事中止、予算打切りとなつているので、中下流部の残存工事と放水路を開鑿し、水害を根本的に除去されたいとの意である。
  59. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 狩野川の改修工事は戰時下の非常措置により、工事中途にして中止のやむなきに至つたことは、まことに遺憾とするところである。殊に未完成部分の改修については、早急施行の要を痛感いたして本年度より着工いたしている次第である。今後においても國庫財政等の許す限り急速に完成いたしたい考えである。尚放水路開鑿等についても、さらに十分調査檢討の上適当なる措置を講じたい考えである。     ―――――――――――――
  60. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第三四、サロベツ川の切替工事施行に関する請願伊藤郷一君紹介、第三九一号を議題とする。
  61. 田中義一

    ○田中專門調査員 北海道天塩郡豊富村のサロベツ原野は一万町歩の未利用耕地であるが、これが開発は食糧難の打開と人口政策の解決上緊要である。ついては、開発上必須要件たるサロベツ川の切替工事を速やかに施行されたいとの意である。
  62. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 サロベツ川については未だ十分なる調査をしていないが、本請願の通り本川の切替工事の及ぼす経済的効果は大なるものと思考せられる。今後道廳と緊密に連絡をとつて、速やかに調査研究をいたして、國庫の許す限り助成したい考えである。     ―――――――――――――
  63. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第三五、秋山川治水工事施行請願、関根久藏君紹介、第三九八号、及び日程第三八、身馴川及び天砂川治水工事施行請願、関根久藏君紹介、第四一二号を一括議題とする。
  64. 田中義一

    ○田中專門調査員 秋山川水源地の山林は戰時中の濫伐により、降雨ごとに大小の山崩れを起し、同川の河床を隆起させ、昨年九月の豪雨の際は、氾濫して、耕地道路に大被害を與えた。その後鋭意復旧に努めているが、この際これを併行して砂防工事を実施せられたい。  身馴川及び天神川は埼玉縣兒玉郡松久村を貫流する河川にして、年々水害を惹起し、殊に昨年の大水害によつて、堤防、橋梁は破壞され、その後復旧に努めているが、この際治水の根本たる砂防工事を早急に実施されたいとの意である。
  65. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 秋山川、身馴川及び天神川筋は昨年九月の水害により著しく荒廃した。砂防工事については目下実施計画檢討中であり、予算の許す限り、二十三年度より急を要する箇所から逐次実施に移したい。     ―――――――――――――
  66. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第三六、加治木町外五箇町村地域における海岸堤防復旧工事施行請願、的場金右衞門君紹介、第四〇三号を議題とする。
  67. 田中義一

    ○田中專門調査員 鹿兒島縣姶良郡加治木町外五箇町村の耕地は海面を干拓したものであるが、大正三年の櫻島爆発により附近全体に地盤低下し、暴風のため堤防破壞し、昭和二十年の爆発に一層地盤低下し、應急措置を施しているが、恒久的工事施行しなければ、該町村の耕地は年々大減收を來す実情にある。ついては全額國庫負担をもつて本堤防の復旧工事施行されたいとの意である。
  68. 伊藤六三

    ○伊藤説明員 災害復旧工事が緊急を要することは多言を要しないところであつて、特に海岸堤防のごとき、常時海水の浸入する被害箇所は、食糧増産及び民生安定等の見地より一日も等閑に附し得ないものがある。政府としても、この見地から、災害復旧工事に対しては常に短期完成を目途し、重点を指向いたしているのであるが、國庫財政の逼迫からとかく御期待に添に得ない遺憾な実情にある。公共の施設たる海式堤防はいずれも府縣知事の管理下に在るのであつて、この点は河川堤防と何等異なるところはないのであるが、常時の維持費の支出についてはいずれも地元の支弁となついてるのも多くあるので、ただちに支弁関係を変更することは容易でないと考えられる。また國庫財政の見地から考えても、全額國庫負担とするごときは至難と考えられるが、被害復旧に対する國庫助成については、國庫財政の許す限り援助する方針である。     ―――――――――――――
  69. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第二、唐津港修築促進の請願中村又一君紹介、第九三号を議題とする。
  70. 田中義一

    ○田中專門調査員 唐津港は九州西北部における大陸交通貿易の要港として発展してきたのであるが、終戰後これが利用目的を商漁港として、その使命は一段と増大し、石炭海上輸送並びに漁獲物の集荷地として近時船舶の出入激増し、收容能力は非常に不足している現状である。ついては該港の修築工事を促進されたいとの意である。
  71. 江崎善愛

    ○江崎説明員 唐津港は、昭和二十三年度において生活必需物資輸送の要請に基いて整備の必要を認め、港湾復旧建設の長期計画の一環として取り上げ、修築工事として物揚場百三十メートル、波除堤百メートル、浚渫八万四千立方メートル、浮標五基を計画し、これが事業化について、目下関係方面と鋭意折衝中である、との意見を述べた。     ―――――――――――――
  72. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第三浅川港修築の請願岡田勢一君紹介、第一〇三号を議題とした。
  73. 田中義一

    ○田中專門調査員 徳島縣淺川港は、紀伊水道西部航行船舶の最良避難港である。まと太平洋漁業の重要港でその漁獲高は年九千余万円に達している。また本縣の林産物の移出に大役を果している。しかるに一昨年の南海地震に伴う大海嘯のため、全村殆ど全滅の悲運に陷つた。しかし港湾設備ができれば、その被害を最少限度に止め得、村民の安住に大きい影響を與え、ひいては國家再建に敢鬪できる。ゆえに格別の御詮議をもつて、当港の修築をお願いいたしたいとの意である。
  74. 江崎善愛

    ○江崎説明員 本港は紀伊水道における地方的避難港並びに地方資源開発の拠点として相当の價値あるものと認められるので、今後十分調査檢討を行つて整備計画を立案した。     ―――――――――――――
  75. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第四、伊萬里湾に石炭積込施設築設の請願、森直次君外四名紹介、第一五八号を議題とする。
  76. 田中義一

    ○田中專門調査員 佐賀縣西松浦郡伊萬里湾沿岸地区は、十九箇所の炭坑を有しているが、同湾内には何らの港湾施設もなく、また伊萬里、有田両河川の土砂により埋沒される関係上、大型汽船による集積接岸積込ができず、多大の支障を來している。ついては昭和二十三年度予算をもつて全額國庫補助により、速やかに大型汽船による集積接岸積込のできる港湾施設施行されたいとの意である。
  77. 江崎善愛

    ○江崎説明員 石炭の増強輸送は、現下の國家的重要事であり、目下当省においても資料の蒐集及び計画の樹立に努力中であり、この問題も港湾機能がその輸送系統上に占める重要性に鑑みて、北松炭輸送の一環として鋭意関係方面と連繋して研究中であり、その結論をまつてこれが事業化をはかりたい。     ―――――――――――――
  78. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第五、呼子港修築の請願中村又一君外一名紹介、第一五九号を議題とする。
  79. 田中義一

    ○田中專門調査員 佐賀縣東松浦郡呼子港は、石炭輸送船舶の避難寄港地として利用されているが、港内は何等の施設もなく、かつ狹小で船舶の接触その他の事故がしばしば発生している。ついては本港内最奧部の浚渫及び事故船の接岸所等の施設を速やかに完備されたいとの意である。
  80. 江崎善愛

    ○江崎説明員 呼子港は北松炭輸送船舶の重要な避難港であり、待期港であることは衆知の事実であるが、本港の現状をもつてしては、機能発揮に十分でないことが認められるので、二十三年度においては、避難港整備計画の一環として、繋船、繋船浮標の復旧及び新設を計画し、これが事業化について関係各方面と折衝中である。なお、港内奧部の浚渫は、港内波の関係も勘案し、よく研究の上考慮したい。     ―――――――――――――
  81. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第六、大伯港を地方指定港に認定の請願、前田郁君紹介、第二一四号を議題とする。
  82. 田中義一

    ○田中專門調査員 鹿兒島縣肝属郡佐多町大伯港は大隅半島の最南端に位する天然の良港で、その背後は本土ただ一つと亜熱帶地域として、特殊の産業が起り、その將來性を約束されている。ついては、大隅、熊毛の開発上、その特殊連絡港として、國の地方指定港に認定されたいとの意である。
  83. 江崎善愛

    ○江崎説明員 地方指定港に認定せられたいというのは、当省の指定港湾に編入せられたいという趣旨と諒解するが、これについては、本港が大隅開発の見地から、また避難港としても地方的にきわめて重要と認められるので、昭和二十二年十二月二十六日附で既に決定呈示されている。     ―――――――――――――
  84. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第七、岡山縣の昭和二十三年度地方港湾修築費國庫補助の請願、多賀安郎君外六名紹介、第二七五号を議題とする。
  85. 田中義一

    ○田中專門調査員 地方開発並びに運輸交通上、岡山縣下主要港湾の修築は急を要する事業であるから、昭和二十三年度においてその工事要望箇所に対し、國庫補助をされたいとの意である。
  86. 江崎善愛

    ○江崎説明員 岡山縣下諸港の修築については、港湾復旧建設長期計画において取り上げており、片上港は硫化鉱輸送の要請により、その他諸港については輸出産業の基盤たる瀬戸内海沿岸の小型船による輸送力強化の要請に基いて、それぞれ整備計画を樹立し、來年度においては片上港浚渫百一万立米、笠岡港、防波堤百七十三メートル、維持浚渫二万立米、玉島港物揚場百二十三メートル、水島港浚渫二十五万立米、の事業を遂行するため所要の予算を要求し、これが事業化について鋭意関係方面と折衝中である。     ―――――――――――――
  87. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第一一、宇島港修築の請願、第四二九号を議題とする。
  88. 田中義一

    ○田中專門調査員 福岡縣築上郡宇島港は、豊前海ただ一つの避難港として知られ、各種雜貨、石炭、坑木及び木材等の搬出入港であるが、数年來の風水害と土砂の堆積による波止の流失、港内の埋沒等のため、現在三百トンくらいの船舶が辛じて入港する程度である。ついては本港を將來の貿易港とするため速やかに修築をされたいとの意である。
  89. 江崎善愛

    ○江崎説明員 宇島港の修築は、重要物資輸送の要請に基く長期港湾整備計画の一環として取り上げ、差当つて、昭和二十三年度においては防波堤の整備を計画し、これが所要の経費を要求し、目下極力関係方面と折衝中であり、昭和二十四年度以降においてもこの港の機能発揮に支障ないよう逐次港湾の整備をはかるため努力したい。     ―――――――――――――
  90. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第一四、宮古港修築の請願、山本猛夫君紹介、第六八八号を議題とする。
  91. 田中義一

    ○田中專門調査員 岩手縣宮古港は、昭和二十二年度より工事着手となつたが、経済界の事情のため遅々として進まず、ために本港を中心とする各種産業、殊に水産業の発展は著しく阻害されている。ついては、その工費を増額して、施行年度を繰り上げて速やかに本港の修築工事を完遂されたいとの意である。
  92. 江崎善愛

    ○江崎説明員 港湾修築工事は昭和二十一年度より他の公共事業と同じく短年度工事とされている。すなわち一年ごとに予算を新にして所期の経済効果をあげるごとく工事を実施するのであるが、國庫財政と資材の状況により、遺憾ながら必要工事量を実施し得ないでいる。しかし宮古港は國家的に見ても重要度の高い港湾であるにもかかわらず、施設が貧弱であり、請願の趣旨は十分了承されるので、國庫財政の許す限り善処したい。     ―――――――――――――
  93. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 次に日程第一五、大船渡港修築の請願、志賀建次郎君紹介、第八一一号を議題とする。
  94. 田中義一

    ○田中專門調査員 大船渡港は三陸の中枢で、岩手縣の東南端に位し、天然の良港であり、最近は後方地域資源開発と産業の振興並びに陸上交通の完備とともに、本港の利用範囲は著しく拡大され、重要物資の移出入が増加しつつあるが、陸上施設の完備に反して、港湾の施設がこれに伴わないついては該港の修築工事を継続施行されたいとの意である。
  95. 江崎善愛

    ○江崎説明員 大船渡港は、まれに見る天然の良港であり、三陸南部の中心港として、林、鉱産物等の積出港として、又漁港としても陸上交通の不便な当地方としてはきわめて重要であることは言う迄もない。本港は現在百万トンの能力を有しているが、今後、後背地資源の開発に伴う本港港勢の発展を考慮するとき、根本的な港湾機能の整備が必要であると考えられるので、当省として全國港湾復旧建設長期計画の一環として取り上げ、総合的計画を立て、これが事業化に努力したいと考えている。差当り二十三年度においては、物揚場、浚渫等の事業化について努力中である。     ―――――――――――――
  96. 村瀬宣親

    ○村瀬委員長 以上各請願に関する決定は、追て協議の上決することとし、他の日程はこれを延期し、散会する。     午後三時三十七分散会