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2017-06-14 第193回国会 参議院 議院運営委員会 32号 公式Web版

  1. 平成二十九年六月十四日(水曜日)    午前九時四十分開会     ─────────────   出席者は左のとおり。     委員長         山本 順三君     理 事                 石田 昌宏君                 塚田 一郎君                 牧野たかお君                 浜野 喜史君                 吉川 沙織君                 石川 博崇君                 仁比 聡平君                 東   徹君     委 員                 足立 敏之君                 今井絵理子君                 小川 克巳君                 小野田紀美君                 佐藤  啓君                 佐藤 正久君                 自見はなこ君                 中西  哲君                 藤木 眞也君                 宮島 喜文君                 伊藤 孝恵君                 田名部匡代君                 真山 勇一君                 熊野 正士君                 三浦 信祐君                 山添  拓君    委員以外の議員        議員       木戸口英司君         ─────        議長       伊達 忠一君        副議長      郡司  彰君         ─────    事務局側        事務総長     郷原  悟君        事務次長     岡村 隆司君        議事部長     小林 史武君        委員部長     笹嶋  正君        記録部長     金子 真実君        警務部長     金澤 真志君        庶務部長     木下 博文君        管理部長     宮崎 一徳君        国際部長     鈴木 千明君     ─────────────   本日の会議に付した案件 ○決議案の委員会審査省略要求の取扱いに関する  件 ○外国派遣議員の報告に関する件 ○本日の本会議の議事に関する件 ○決議案の委員会審査省略要求の取扱いに関する  件 ○本日の再開後の本会議の議事に関する件     ─────────────
  2. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。  まず、決議案の委員会審査省略要求の取扱いに関する件を議題といたします。  事務総長の報告を求めます。
  3. 郷原悟

    事務総長(郷原悟君) 昨十三日、相原久美子君外一名から国務大臣山本幸三問責決議案が、真山勇一君外二名から法務大臣金田勝年問責決議案がそれぞれ提出されました。  両決議案には、発議者全員から委員会の審査を省略されたい旨の要求書が付されております。  この要求につきまして御審議をお願いいたします。
  4. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) ただいまの事務総長報告の両決議案の委員会審査を省略することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
  6. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) 次に、外国派遣議員の報告に関する件を議題といたします。  ODA調査、国際会議への出席、外国議会との交流及び重要事項調査のため海外に派遣されました議員団から、それぞれ報告書が提出されました。  これらの報告書は、先例により、本委員会の会議録に掲載することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
  8. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。  事務総長の説明を求めます。
  9. 郷原悟

    事務総長(郷原悟君) 御説明申し上げます。  本日の議事は、最初に、日程第一について、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員長が報告された後、採決いたします。  次に、日程第二及び第三を一括して議題とした後、国土交通委員長が報告されます。採決は両件を一括して行います。  次に、日程第四について、農林水産委員長が報告された後、採決いたします。  次に、日程第五及び第六を一括して議題とした後、厚生労働委員長が報告されます。採決は両案を一括して行います。  次に、相原久美子君外一名発議に係る国務大臣山本幸三問責決議案でございます。まず、本決議案の委員会審査を省略し、日程に追加して議題とすることを異議の有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、発議者相原久美子君が趣旨説明をされ、次いで、岡田直樹君、神本美恵子君、田村智子君各々討論の後、採決いたします。  次に、真山勇一君外二名発議に係る法務大臣金田勝年問責決議案でございます。まず、本決議案の委員会審査を省略し、日程に追加して議題とすることを異議の有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、発議者真山勇一君が趣旨説明をされ、次いで、佐々木さやか君、福山哲郎君、東徹君、山添拓君各々討論の後、採決いたします。  なお、本日の議案の採決は、日程第一ないし第六についてはいずれも押しボタン式投票をもって、両問責決議案についてはいずれも議場における要求に基づき記名投票をもって行います。  また、理事会の御協議によりまして、山本国務大臣問責決議案の議事終了後一旦休憩いたします。再開は午後一時の予定でございます。
  10. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) ただいまの事務総長説明のとおり本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、予鈴は午前九時五十五分、本鈴は午前十時でございます。  暫時休憩いたします。    午前九時四十三分休憩      ─────・─────    午後五時三十一分開会
  12. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) ただいまから……(議場騒然、聴取不能)
  13. 郷原悟

    事務総長(郷原悟君) ……(議場騒然、聴取不能)提出……(議場騒然、聴取不能)いたします。
  14. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) ……(議場騒然、聴取不能)    〔資料配付〕
  15. 石田昌宏

    石田昌宏君 ……(議場騒然、聴取不能)
  16. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) ただいまの……(議場騒然、聴取不能)
  17. 吉川沙織

    吉川沙織君 民進党吉川沙織です。  ただいま自民党の三席理事から出されました動議に対しまして、反対の意見表明を会派代表して行います。  今朝、九時三十分から議院運営委員会理事会が、九時四十分からこの場所で、山本議運委員長の、ただいまから議院運営委員会を開会いたしますという宣告の下、予定どおり九時四十分から議院運営委員会は開会いたしました。九時五十五分に予鈴が鳴り、十時に本会議は開会いたしました。  今朝の議運理事会並びに議院運営委員会で確認しましたのは、議了案件の処理並びに昨日我が会派が、それから野党と共同して出した、十四時五十九分に山本幸三問責決議案、十五時二十六分に出しました金田法務大臣問責決議案の処理までを、合意の上、決定をして、本日の議事は決定いたしました。  また、議院運営委員会理事会の場で、与党の筆頭理事からこのような発言がありました。本会議散会後に会期末であるので議運理事会を再開したい。会期末であることは与党であれ野党であれ同じ立場ですから、当然のことですから、本散後再開でよろしいですねということで合意をして、今日決まった議事で本会議に入りました。休憩のタイミングは、もちろん合意の上で山本幸三君の問責決議案の処理が終わった後で、十三時まで休憩をするということも、これも申合せをしておりました。  ところが、十二時から十三時までの間に、十三時に開会ができないのでよろしく願うと、その後、残念ながら音沙汰なく、次に連絡があったときは、現在、法務委員会で、昨日も参考人質疑を行いました組織犯罪処罰法改正案の、あろうことか法務委員長による中間報告の動議を本会議で出したいので今日の議事日程に追加をしたい、このような提案がなされたわけでございます。  中間報告につきましては、国会法第五十六条の三に規定はございますが、そもそもこの五十六条の三と言われるゆえんでありますが、五十六条は国会法制定のときからありました。「の三」というふうに付け加えられたのは、国会法制定後、改正によって付け加えられたものでございますが、これはどうしても会期末で議案の処理を急がなければいけないとき、また、直近の例で申し上げますと、平成二十一年七月十日、七月十三日、臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案、これは政党間の対立よりも、各議員の間の意見の対立が激しく、ほとんどの党においては党議拘束を掛けることもなく、したがって、委員会において一方の案を可決し本会議に報告したとしても、それは議員全体の意向と果たして合致するかが懸念されましたので、委員会において採決を見送り、本会議中間報告し、その後の判断を議院本会議に任せたということでございます。それが直近の例の中間報告でございます。これは政党間の対立によるものではありません。  その前の例は、平成十九年六月三十日、国家公務員法等の一部を改正する法律案、その前は平成十六年六月十四日、金融機能の強化のための特別措置に関する法律案及び預金保険法の一部を改正する法律案、その前は平成十一年八月十二日、住民基本台帳法の一部を改正する法律案、これら中間報告を求めさせられた、動議を出して中間報告を泣く泣くしたのは野党の委員長でございました。  参議院は、今の憲法になってから誕生しました。五月二十日に七十周年記念行事を行ったばかりです。立法府たる参議院として、委員会中心主義を取って、委員会でしっかり審議して、それを本会議に上げて採決をするのが委員会中心主義を取っているゆえんです。それを与党自ら放棄するようなことがあっては、国会運営に今後、禍根を残すことに相違ないと言っても間違いないと思っております。  私は、今日、朝の理事会で与野党合意の下で確定をした議事日程を覆すのみならず、このような議事を追加し、さらには、この後、起こり得ることに関しては、動議を出してまで私たちの意見を封殺するような、そういう議事運営については反対をせざるを得ません。もちろん、合意の下で審議を進めていきたい。  与党野党野党の中でもそれぞれ立場があるのは私も重々承知をしております。それでも審議を尽くし、審議を尽くした上で、もうここまで審議をしたんだから、衆議院よりももっと議論をして、もうここまで議論をして、そろそろ結論を出さなければいけないのだからということであるならば、もちろん最後に衝突はあるかもしれません、でも、委員会で一定の結論を導き出した上で、最後は本会議で決する、これが議会の王道だと思いますし、それがルールです。それを逸脱するような中間報告の動議を出すことは断じて認めることはできません。  私は、この後、委員長の御判断でこの議事の追加が撤回をされるのであれば、私も委員長と同じ四国の出身でございます、議院運営委員長の解任決議案を出すような事態にまでなってしまい、本当に残念な思いです。でも、もしこの議事を追加をする、こういう御決断をなさるのであれば、本会議で、誠に残念ではございますが、山本議院運営委員長の解任決議案の趣旨説明並びに討論をさせていただくほかはありません。  昭和三十八年七月五日、このような申合せが行われたのを皆さん御存じでしょうか。私は昭和五十一年の生まれですから知りませんが、昭和三十八年七月五日、参議院野党各派の申合せ。   参議院の各会派は、議院の正常な運営を図るため、少数意見の尊重と議員の審議権確保に留意するとともに、議院の品位と秩序の保持に互に協力することとし、次のとおり申し合わせる。   一、議案の中間報告は、審査につき委員会中心主義を採用している国会法の趣旨にかんがみ、みだりに行なわないものとすること。   二、中間報告に関連し、本会議の運営が混乱した実情にかんがみ、今回のような中間報告は行なわないよう努力すること。  これらは、昭和三十八年に議会の先人が様々な混乱を乗り越え、申し合わせた事項でございます。だからこそ、平成に入ってからは、臓器移植は意味が違いますので例外です、三例しかありません。その前は、昭和五十年七月三日まで中間報告というのは行われていなかった。それを、今回このような形で議事の日程に追加をするということは断じて認めることができないと強く申し上げまして、この場での、会派代表して私からの意見表明といたします。
  18. 仁比聡平

    仁比聡平君 私は、日本共産党代表して、ただいまこのような議場騒然という中で、まず、この議運委員会の開会を強行し、これから本会議を強行しようとしている安倍政権の自民、公明与党、そして職権をもって、自ら、問責決議を提出されておりながらその席に座ってこの委員会の主宰をしておられる山本委員長に、断固、満腔の怒りをもって抗議をし、ただいま提出された動議、すなわちその中心は、憲法違反の共謀罪法案法務委員会における徹底した審議を、この議運理事会、委員会、そして本会議が数の力で取り上げ、審議をさせずに強行していこうというこの動議。  しかも、かかる国会を壊す暴挙を行うに際して、本会議場内で起こる出来事に対しては、本来、議運理事会、そしてこの議運委員会で徹底して議論を尽くして物事を決するのが当然であるにもかかわらず、院内交渉会派理事のみにおいて場内で協議で事を決していく、その乱暴な、まさに国会破壊しようというこの動議に断固反対の意見を表明をしたいと思います。  あなた方は、今何をやろうとしているのかお分かりになっているのか。それは、この会期末が迫る中、総合的な判断だなどといいながら、結局、国民世論に徹底して追い詰められている安倍政権。とりわけ、政治行政を私物化し、それが発覚したら、その真実の証言をする人間もおとしめ、けなし、封殺をして隠蔽を図ろうとする加計疑惑あるいは森友疑惑、この国民の怒りに問答無用で蓋をして、何が何でも十八日の会期でこの国会を終える、ところが、共謀罪法案だけは何が何でも押し通す、その安倍政権の勝手な意思をここで数の力で強行しようとしているだけではありませんか。一体そんなことを国民が許すとでも思っているというのか。  我々も、そして今、国会を包囲している国民の皆さんも、日本中でこの今の参議院の有様を注視している日本中の国民の皆さん、そしてケナタッチ国連特別報告者やパッサス教授など、国際社会の目が、耳が、自民、公明与党が今からやろうとしていることを絶対に忘れることはない。  共謀罪法案の強行をあなた方がしたときに、我々が指摘してきたこの法案危険性が現実になったとき、濫用が行われたとき、国民に、後世の人々に、あなた方は絶対に言い訳をすることはできない。この歴史に対する暴挙を今から行うことは絶対にあってはならない。  委員長が職権でこの委員会を開会し、与党が動議を提出しているけれども、議運委員の皆さん、政治家としての一人一人の良心に懸けてこの動議を否決するべきであります。朝合意した問責決議案の処理をもって本会議を終わろう、共謀罪法案法務委員会でしっかり議論しよう、その結論を出すのが我々議運委員会の任務ではありませんか。  一体、今日、ここに至る再開理事会において何が行われてきたか。先ほど吉川理事よりお話があったように、朝の合意は問責二案、そして上がり法案の採決を終えれば、これは今日の議事は終わる。ところが、その本会議散会後に理事会を再開したいと与党からの発言がありました。  私は、あえて本散後に理事会を開催するのは一体なぜか、何が議題かと問うと、次回の本会議立てについてであると答えたのが自民党筆頭であります。  次回の本会議の日程、皆さん、今日の合意した議事日程は、昼に休憩に入っただけで、終わっていないじゃありませんか。なぜ今更議事を追加するというのか。自民党は、状況が変化をした、状況の変化である、再開後、だから議事日程に共謀罪法案中間報告を求める動議、これを議題に追加してもらいたい、そう発言をしたんですね。状況の変化って、一体何の状況が変化しているというんですか。  法務委員会は、昨日、金田大臣問責決議案が提出をされたことによって休憩に入り、理事会を行いました。その際、私はもちろんのことです、民進党沖縄の風はもちろんのことですが、自民党も公明党も、そして無所属の会派の皆さんも、隣にいらっしゃる維新の東議員も、皆、この問責決議案がこの今日の本会議で処理された後、法務委員会理事会ないし理事懇談会を開いて次の日程を協議するということを約束をして別れたわけです。  当たり前じゃないですか。なぜならば、この法案は、審議をすればするほどその危険性が次々と明らかになる。それを取り繕おうとする政府、なかんずく金田大臣の答弁は二転三転し、やればやるほど分からなくなる。国民の皆さんは内容を知れば知るほど反対の声、批判の声がどんどん大きくなる、そのことを現場の議員は党派を超えて感じているから、分かっているからこそ、審議は尽くされていない、今の段階での採決などあり得ないということで認識は一致しているんです。  自民党の西田筆頭理事は、採決を提案することは全く考えていないという発言を続けていました。次席理事も同じ、公明党の佐々木理事だって同じ。公明党の秋野委員長は、そうした議論の中で、例えば松宮立命館大学教授の名前も挙げ、専門家参考人の指摘なども踏まえて慎重な議論が必要、時間がどれだけなんということではない、そうずっと委員会の場では発言をし続けてこられ、昨日も、今日の大臣問責決議案の処理の後に、理事会ないし理事懇談会、これを開催しようと御発言をなさっているではありませんか。その状況、これは一切、今の時点に至るまで、何にも変わっていない。  にもかかわらず、自民党と公明党は、この現場が、国会中心、委員会中心主義に基づいて、国民の批判、不安に応えて徹底して議論しよう、慎重に議論しよう、立場を超えてもやろうとしているのに、なぜ取り上げるのか。自民党筆頭理事の発言、公明党委員長の発言、これはうそだったというのですか。国民をごまかすためのそのときの便法にすぎなかったのですか。その問いに、理事会でまともなお答えもありません。  そうした委員会の状況を伝えながら、この動議は撤回をすべきだと求める私に対して、自民党が説明をしたのは以下の三点です。  第一に、この動議は自民党会派として提出をするものであり、自民党として決断をしたものであるということです。公明党は一体どうなったのか。公明党議運理事は、この動議の提出という動きについて、今日になって初めて知ったと。この重大法案の審議、現場の公明党所属の法務委員長が、なお審議が必要だと述べているにもかかわらず、どうして中間報告委員会から取り上げるなんというこの動議に賛成できるのか。これほどの議会憲法そして国民に対する裏切りはない。  それは、自民党はこの数を振るって与党である公明党をも屈服させる、ここに屈服している。そうでなければ、はなから、公明党所属の委員長が充実した審議をと言っていたのは、国民をごまかすための便法だったということを自白しているに等しいではありませんか。  もう一つの理由は、私が伝えるこうした法務委員会の現場の状況の中には、聞いていないこともある、審議が尽くされていないという共産党理事の主張は、それはそうかもしれない、仁比が言うのは、それはそういう判断もあるかもしれないという発言です。この動議を自民党会派として提出する、皆さん、そうなんでしょう。  議運委員の皆さん、私が今申し上げている法務委員会の現場の状況について御存じですか。国対委員長が何か野党最大会派の国対委員長に発言をした、どこか皆さんの知らないところでこの動議を出すことが決まったらしい、こうやって議運委員会に呼ばれた、だからといって、あなた方それに賛成して、国民歴史に対する責任を取ることができるのか。現場の実際の審議の状況を見るならば、中間報告で審議を強行的に打ち切って本案の採決に進んでいこうなどという状況には全くないのです。  それは、この共謀罪法案憲法違反の内心に深く踏み込んで捜査し、処罰しようとするとんでもない治安立法にほかならないからであり、政府大臣の答弁が二転三転するのも、審議をやればやるほど国民の怒りと不安、疑問がどんどん広がっていくのも、その法案の中身そのものに根本の問題がある、だから委員会の徹底審議が必要なんじゃないですか。  最後の三つ目に、自民党は、会期末であり、総合的に判断してと言いました。総合的に判断してで国民に説明ができるはずがない。私の追及に、参議院では、最初の質疑で総理に一時間半おいでいただき、合わせて二十二時間五十分の質疑を行ったということのみを挙げられましたが、一体それが何の理由になるというのか。そもそも、法案の申し上げた危険性、だからこその政府大臣の言い繕い、これの矛盾を指摘されれば二転三転する。その衆議院の審議とは言えない状況を数の力で強行採決して打ち切ったのは、自民、公明与党ではありませんか。  三十時間ほどなんという衆議院の時間が何の目安にもならない、そのことははっきりしている。参議院に送られてきて、審議は僅か二週間ですよ。我が党の会派でいえば、対政府質疑は二時間五十三分にすぎません。維新始め一人会派の対政府質疑の時間は二時間三分。  こうした中で、皆さん方は、この法案についての説明を尽くした、議論を尽くした。国連特別報告者からは、刑罰法規として不明確であり、我が国の警察を中心とした法執行機関のこれまでの人権侵害性、ここに何も反省がない、このことと結び合わせて考えるならば、プライバシー表現の自由、これを深く侵害する危険がある。  三月二十一日に法案を出して、僅か三か月、九十日で、こうやって強行しようとすることがはなから決まっているなんというのは世界の民主主義の国として恥ずかしいことだと指摘をされている、そのとおりのことをあなた方はやろうとしている。それを、会期末だから総合的に判断したなどと、誰がそんな説明で納得すると思っているんですか。とんでもないと言わなければなりません。  こんなことでいいんですか、本当に。あなた方は本当にこんなことに賛成するんですか。しっかりと議論して、今、私が自民党、公明党に指摘したその事実、あるいは仁比が言うことは違って、法務の現場というのはもう審議は尽くされているんだ、公明党の委員長だってそう言っているんだというんだったら、この委員会を、今から採決するんじゃなくて休憩にして、各会派ちゃんと聞いてくださいよ、国民の声を聞いてくださいよ。それもせずに、国対方針だからその指示だといって、言いなりに賛成の手を挙げるなんというようなことは、私は断じて許されないと思います。  最後に、こうした共謀罪強行の言わば最高の責任者である安倍総理は、二週間前のラジオ番組で、野党の議論はまさに攻撃をするために不安をあおっているにすぎない、不安を広げるための議論を延々としているんだろうと思いますねなどと、口を極めて国会議員質問国会審議の意義を否定する重大発言を行いました。  僅か二週間の審議、僅か十七時間五十分の審議をしたことを、総合的に判断をして、もうこれで採決していいんだなんという判断は、安倍総理の、何が何でも共謀罪、自らの進退に関わる加計や森友の疑惑は問答無用で蓋をする、この独裁へと進んでいると言うべき暴挙にあなた方が議員として手を貸すということにほかなりません。大体、不安を広げるための議論と言いますが、不安を広げるばかりの答弁を繰り返してきたのは政府の方ではありませんか。  本動議は断固として否決すべきである。徹底して法案審議、これを法務委員会においてできる環境をつくるべきである、委員長はそのために責任を果たすべきである、そのことを強く訴えて、私の、動議に反対の意見表明といたします。
  19. 東徹

    東徹君 日本維新の会東徹です。  先ほど動議が出ました、法務委員会において審査中の組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案について速やかに法務委員長の中間報告を求めることの動議について反対の意見表明をさせていただきます。  まず、昨日の法務委員会、これは、民進党の筆頭理事は、昨日は採決すべきではないということを条件に主張をされておりました。そのことは、当然、私も、昨日の時点において採決すべきではないから、自民党の筆頭理事に対しても、確約すべきだということを申させていただきました。そして、もう一つ、民進党の筆頭理事からは、充実した審議をやるべきだと、そういうことも何度も何度も言われておりましたし、委員会での質疑の中でもそういったことを申しておりました。当然だと思います。審議はやるべき。  ところが、私の番になって、これから質疑をしようといった途端に、金田法務大臣の解任決議が出たということで、質疑がそこで打ち切られました。私が質問し出したときに質疑が打ち切られる、これは、質問権を奪うどころか、質疑させない、審議拒否のやり方そのものであります。こういった民進党のやり方に対して、横暴だというふうに私は抗議をさせていただいております。  そんな中で、今日は、先ほどから他の理事からも話がありましたように、本会議が十三時から再開です。今何時ですか。もう十八時過ぎています。こんな状況になっていること自体がおかしいわけでありまして、本来なら、十三時から本会議が再開されて金田法務大臣問責決議案がきちんとそこで審議される、そして採決される。もうとっくに終わっていないといけないわけです。それを今回いきなり唐突に中間報告を求めるというようなことを言うから、国会はもめてこういう状況になっているわけです。  与党の皆さんは過半数あるわけですから、こんな強引なやり方をやらなくてもこの採決はできるんです。もう少しまともな運営のやり方をやっていただきたいです。このやり方は本当に横暴以外の何物でもありません。  報道では、一、二週間の延長とか、小幅な延長とか出ていました。だから、少し延長すればいいんです。私は、決して延々と議論をして採決を先延ばしするような、そういったやり方は駄目だと思います。ただ、審議しようということで決まったことぐらいはきちんと最後までやって、その上で判断ということであれば、それはそういう在り方は仕方がない、そう考えていますが、今日の中間報告を求めることについては、これはもう許すことができませんし、断固反対であります。  今日の中間報告を求めることについて反対の意見表明とさせていただきます。ありがとうございました。
  20. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) 他に御発言ございませんか。──他に御発言がなければ……(議場騒然、聴取不能)    〔賛成者挙手〕
  21. 山本順三

    ○委員長(山本順三君) ……(議場騒然、聴取不能)  なお、予鈴は午後六時十五分、本鈴は午後六時二十分でございます。  暫時休憩いたします。    午後六時六分休憩    〔休憩後開会に至らなかった〕