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2010-06-01 第174回国会 参議院 外交防衛委員会 19号 公式Web版

  1. 平成二十二年六月一日(火曜日)    午前十時一分開会     ─────────────   出席者は左のとおり。     委員長         田中 直紀君     理 事                 喜納 昌吉君                 佐藤 公治君                 山根 隆治君                 佐藤 正久君                 山本 一太君     委 員                 犬塚 直史君                 大石 尚子君                 北澤 俊美君                 榛葉賀津也君                 徳永 久志君                 福山 哲郎君                 島尻安伊子君                 西田 昌司君                 浜田 昌良君                 山口那津男君                 井上 哲士君                 山内 徳信君    国務大臣        外務大臣     岡田 克也君        防衛大臣     北澤 俊美君        国務大臣        (内閣官房長官) 平野 博文君    内閣官房副長官        内閣官房副長官  松野 頼久君    副大臣        外務副大臣    福山 哲郎君        防衛副大臣    榛葉賀津也君    大臣政務官        防衛大臣政務官  楠田 大蔵君    事務局側        常任委員会専門        員        堀田 光明君    政府参考人        外務省北米局長  梅本 和義君     ─────────────   本日の会議に付した案件 ○防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法  律案(内閣提出、衆議院送付) ○政府参考人の出席要求に関する件 ○外交、防衛等に関する調査  (テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動  の実施に関する特別措置法に基づく補給支援活  動の結果に関する件)     ─────────────
  2. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。  防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対する質疑は既に終局しておりますので、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
  3. 井上哲士

    井上哲士君 私は、日本共産党代表して、防衛省設置法自衛隊法の一部を改正する案に反対の討論を行います。  法案は、自衛隊情報保全隊の増員を盛り込んでいます。情報保全隊は、自衛隊が保有する秘密の保護を口実にして、自衛隊員を対象とするのみならず、自衛隊の活動に係る事柄を始めとして、政府の施策に批判的な示威行動を行う広範囲に及ぶ市民や団体政党の活動を日常的に監視、記録するという憲法違反の国民監視活動を行っています。新政権が自公政権時代の方針を引き継ぎ、この部隊の増員を容認したことは重大であります。自衛隊秘密保護体制を強化することによって日米間の軍事一体化を推し進めようとするものであり、容認できるものではありません。  第一師団及び第五旅団の改編は、陸上自衛隊の基幹部隊を常備自衛官のみの編成とし、海外活動への応招義務がなく、練度の低い即応予備自衛官は、新編する方面混成団で一元的に管理運用する体制に変更するものであります。海外活動の本来任務化に対応した陸上自衛隊の態勢づくりを進めるものであり、断じて認められません。  以上申し上げ、反対の討論を終わります。
  4. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
  5. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
  7. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として外務省北米局長梅本和義君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
  9. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 外交、防衛等に関する調査のうち、テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法に基づく補給支援活動の結果に関する件を議題といたします。  まず、政府から報告を聴取いたします。松野内閣官房副長官
  10. 松野頼久

    内閣官房副長官松野頼久君) 補給支援特措法に基づく補給支援活動の結果について御報告申し上げます。  政府は、本年一月十五日をもってテロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法補給支援特措法)が失効したことに伴い、インド洋におきまして海上自衛隊が実施してきた補給支援活動が終了したことから、同法第七条の規定に基づき、四月二日の安全保障会議及び閣議におきまして、補給支援特措法に基づく補給支援活動の結果に関する国会報告を決定しました。  まず、同報告の概要について御説明させていただく前に、私より、改めて、我が国から遠く離れた過酷な勤務環境の中で、高い士気と規律を保ちながら任務を遂行してきた自衛隊員の諸君に対して心から敬意と感謝を表するとともに、隊員を支えていただいた家族の皆様に謝意を表します。  次に、補給支援特措法に基づく活動の結果に関する国会報告の概要について御説明いたします。  補給支援特措法に基づき、平成二十年一月十七日から平成二十二年一月十五日までの間、海上自衛隊の艦艇延べ十四隻、人員延べ約二千四百名がインド洋に派遣をされ、テロ対策海上阻止活動に係る任務に従事する諸外国の軍隊等の艦船に対し、艦船用燃料、艦艇搭載ヘリコプター燃料及び水を補給する補給支援活動を実施いたしました。  この間、補給実績といたしましては、艦船用燃料を計百四十五回、約二万七千五キロリットル、艦艇搭載ヘリコプター燃料を計十八回、約二百十キロリットル、水を計六十七回、約四千百九十五トン補給いたしました。また、補給支援活動に要した経費の総額は約百五億円となりました。  補給を実施した海域は、実施計画及び実施要項に定められたインド洋等の実施区域の範囲内で、主にオマーン湾と北アラビア海でありました。  今回の活動を通じ、海上自衛隊補給技術は極めて信頼性の高いものであることが確認されました。また、各種業務についてのノウハウ、知見の蓄積、共有が進み、長期間継続して洋上補給を実施する能力を向上させることができました。  その上で、今回の活動から得られた経験を、今後の自衛隊による国際平和協力活動の在り方の検討やその実施に生かせるよう、次のような点について留意する必要があります。  まず、今後の国際平和協力活動の実施に当たっては、自衛隊能力技術を生かしつつ、我が国にふさわしい国際協力の在り方について不断の検討と的確な対応が必要であります。  次に、現地情勢等に関する情報収集能力の強化や、基礎となる教育訓練、装備品の充実に加えて、派遣要員や留守家族の福利厚生やメンタルヘルスのための施策についても配慮が必要であります。  以上が補給支援特措法に基づく補給支援活動の結果に関する国会報告の概要であります。国際社会の平和と安定に尽力することは、我が国自身の国益にもかなうものであり、政府としては、民生支援を中心として、引き続き国際社会によるテロ対策の取組に積極的、主体的に貢献してまいります。  以上であります。ありがとうございました。
  11. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 以上で報告の聴取は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
  12. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 よろしくお願いいたします。  私は、沖縄民族を代表する国会議員の一人として今日は質問したいと思っております。  まず、岡田外務大臣に質問します。  普天間基地問題で政府が出した結論に対して、沖縄県民は大変ショックを受けております。このことについてどのようにお考えなのか。そして、今回の閣議決定に反対する署名が与党内で百八十名以上集まっており、当然、私を含め県選出出身議員も反対しております。そういう声に耳を傾ける考えはなかったのか。岡田大臣。
  13. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 今回の閣議決定は、文字どおり閣議決定でございます。鳩山総理の下、内閣として決定をしたものでございます。  もちろん、その基になった日米合意につきまして、これは日米両国政府間で合意したものでありまして、沖縄県民の皆さんの理解を得たものということには至っていないということは、何度も私が説明しているとおりでございます。  しかし、五月末までに一定の方向性を出すという中で、日米両国政府間で真摯な努力を重ね、そして合意に至ったものでございます。  沖縄の県民の皆さんには、これから御理解をいただく努力を政府を挙げて行わなければならないということでございます。
  14. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 アメリカ側としては、アメリカと日本との合意、地元の合意という、交渉枠はかなり広げていたと思うんですけれども、なぜ地元の合意を無視して走ったのか、お答えください。
  15. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 総理は二度にわたり沖縄に行かれました。何とか御理解を得たいという、政府を挙げてそういう努力もしてまいりました。しかし、残念ながらそういう状況には至っていないという中で、しかし、この普天間の問題について一定の方向性を出すということは内閣としてこれはどうしてもやらなければならないことでありますので、まず日米間で合意を行い、そして、それを基に沖縄県民あるいは国民の理解を得ると、こういうことにしたところでございます。
  16. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 そういうアリバイづくりみたいな形で押し込まれたら大変だと私は思っています。  昨年十月二十七日にうるの会で外務大臣に要請に行った際、岡田大臣は、来日したキャンベル国務次官補と検証委員会を立ち上げることに合意し、米国でもクリントン国務長官と会談し、普天間問題について日米で検証することに合意したと言っていましたが、キャンベル国務次官補と約束した検証委員会は実施されたのか、されたのならその内容を教えてください。
  17. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 検証作業は政権スタート直後に合意がなされ、これはキャンベル次官補と行ったということではなくて、私とクリントン長官との間で合意をし、検証作業は累次行ってきたわけでございます。この検証作業というのは、なぜ現在の、現在のというのは日米の合意案、自民党政権の下でありますが、それに至ったのかという経緯を検証するということでございます。その経緯の検証作業を行った上で、その上で内閣としてこの問題をどうするかということで、官房長官の下での検討委員会の設置ということになっていくわけでございます。
  18. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 どのように検証、本当に検証なさったかというのはちょっと疑問があるんですけれども。  昨年、政府はアフガニスタン復興に五十億ドルの拠出を決定していますが、岡田大臣は、普天間基地移設問題とアフガン支援はパッケージで解決して、一時はパッケージということをおっしゃっていたと思いますが、その後、ゲーツ国防長官が、パッケージではなく現行案以外は認めないという発言をしたことが記憶にあります。その後、岡田大臣は嘉手納統合論に向かうんですけれども、その流れから現在の日米合意文書に、その辺野古明記へと流れてきているんですけれども、岡田外務大臣は、ゲーツ長官のその言葉によって心が変遷したということはありますか、心が変わったということは。
  19. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) ございません。
  20. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 それでは、その五十億の拠出金というのはどういう内容だったんでしょうか、最初は、アフガンの。
  21. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 私は、かなり初期の段階でパッケージという言葉を使いました。これはどういう意味かというのは、もう委員も御存じのとおりであります。アフガニスタンで日米間でお互いが了解できるような、そういう形ができずして普天間の問題がいい結果が出るはずがないと。ですから、アフガニスタンの問題でトータルとして日米間でお互い納得できるものをきちんとつくり出すことがこの普天間の問題にいい効果を及ぼす。逆に言うと、それができない限り普天間の解決にとってより厳しいことになる、だからアフガニスタンの問題をしっかりやらなきゃいけないと、こういう意味であります。
  22. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 岡田大臣は最初から沖縄の県内と思っていたんですか、ちょっと聞きたいんです。
  23. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 私個人の意見というよりも、それは鳩山総理の下で、我々は県外の可能性というものを官房長官の下で検討委員会をつくり、様々検討したわけでございます。
  24. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 私は、日本を代表する外務大臣ですから、ゲーツ国防長官のブラフに負けて譲ってしまったかというその風潮がありますから、是非今後の交渉の中でひっくり返すぐらいの力出してほしいなと思っておりますね。  岡田大臣は、五月二十九日に三重県で講演し、七月の参院選で民主党はかなり負ける可能性があると報道してるんですね。この発言の真意を聞かせてください。よろしくお願いします。
  25. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 今の世論調査などを見れば、非常に厳しい向かい風にあるということは事実だと思います。なぜ向かい風になったのかということは、様々理由がございます。私が一々言う必要はないというふうに思いますが、様々な要因が重なってこういうふうになっていると思います。それを何とか乗り越えていかなければいけないというふうに考えております。
  26. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 僕は、原因は確かに総理大臣の虚偽記載の問題であるとか小沢幹事長の政治資金規正法の問題もありますけど、それを守るべき内閣がちょっと少したるんでいるんではないかと思うときあるんです、どこかではね。だから、ほとんどこれ支持率落としたのは、私は幹事長や総理よりも内閣にあるんじゃないかと思っているんですね。  私は、やはりその原因はどこにあるかと思いますと、岡田大臣は政権交代直後、政策決定は閣内でやるのが基本だと言って、党の政策への関与を否定しているんですね。そこに、党としてその分離をつくった原因が私は岡田さんにあると思っているんですけど、どう思いますか。
  27. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 党と政府を分けるという考え方は、これは鳩山政権として、党と、つまりもっと言えば鳩山総理と小沢幹事長の間で決めた一つの仕切りでございます。それについていろいろ御議論はあると思いますけれども、それはそういうことで鳩山政権はスタートしたと、当時の幹事長として私はそう理解をしております。
  28. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 それを撤回してほしいですね、私は。そうできなければ、もう総理の代わり、だれかが、一つの何というんですか、閣僚が何名か辞任をして今の危機を乗り越える必要があると私は思っています。よろしくお願いします。  野中官房長官は、在任中に官房機密費をマスコミや政治評論家に配っていたことを暴露しました。そのことが事実であるならば、民主主義の根幹を担うべき言論の在り方に大きな危機を感じます。平野官房長官はどう思われますか。よろしくお願いします。
  29. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 今、喜納議員から御質問でございますが、それは自民党政権時代のことではありませんか。
  30. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 そうです。だから、危機を感じるんですね。私は、三月の予算委員会で鳩山総理に対し、官房機密費の使途について内容を明らかにすべきだと質問しました。総理は、適当な年月を経た後すべてが公開されるようにするべきだと答弁しております。ところが、平野官房長官は、その直後に記者会見で、使途は公表をできないと否定しました。総理の発言と官房長官の発言はそごがあります。  官房長官、官房機密費を公開する気はありますか。
  31. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 総理からそういう御発言、喜納先生の御質問に対して総理がそういう御答弁されたということは聞き及んでおります。私も、決してすべて隠ぺいすると、こういう考え方は持っておりません。官房報償費という性格に基づいて、しかし国民の皆様方の税金を使わせていただくわけですから、適切に処理をいたしているということであります。しかしながら、今年の四月から一年掛けて、本当に公開すべきものなのか不要なものなのか、このことを含めて検証させていただくということを再三再四会見でも申し上げているところでございます。
  32. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 確かに政府は、政権発足からの六か月間で国庫から支出された官房機密費三億六千万円のうち約一千六百二十万円を返納したと報道されているんですね。ということは、毎月六千万円の官房機密費が使われている計算になります。この辺を本当に信頼できるような数字にするためにも、やっぱりオープンにすべきだと私は思っているんですね。  沖縄では、名護市長選や石垣市長選で自民党支持候補の選挙対策官房機密費が使われたといううわさがあるんですね。普天間基地移設先の候補地として挙げられたうるま市や徳之島の議員官邸に呼ぶための経費として使われたとか、徳之島の議員銀座で飲食させるために使われたとか、様々なそういううわさが飛び交っているんですね。私はやっぱりそのようなうわさを信じたくないですから、そんなことを我が官房長官がやると思っていませんからね。是非私は官房機密費をオープンにしてほしいと思うんですけれども、この辺はどうですか。
  33. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 我が党の議員とは思われない質問でございますが、私は喜納さんから信頼されていないということであれば私自身反省しなきゃいけませんが、私は、やっぱり物事にはしっかりとした信念の下に、かつ国民の税金でございますから、その目的に合った趣旨で使用させていただく、これが法律上決められていることでございます。しかしながら、今、喜納さんから御指摘あるように、やっぱり透明性を確保する、こういうことは大事な指摘でありますから、先ほど御答弁申し上げましたように、一年掛けて、途中からこの政権が替わったものですから、四月の年初から一年掛けて本当に必要なものをと。  ただし、私は従前と違いまして必要でなかったものについては国庫に返納をいたしておりまして、今金額は少し違うと思います。三千数百万、私は国庫に返納をいたしたところであります。使い切りというこんな考え方は持ち得ておりません。
  34. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 私が言いたいのは、決して、今は民主党支持率も下がっていますし、近いうちに参議院選挙もありますし、今一番国民の信頼を得るためには、官房長官が勇気を持って官房機密費をオープンにしてみせるぐらいのパフォーマンスがあってもいいのではないかと私は思っているんです。これはどうですか。
  35. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 政治はパフォーマンスでやるものではありません。現実的な対応をしっかりしなきゃならないと思っております。
  36. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 真実に基づくパフォーマンスはすばらしいですよ。はい、よろしく。
  37. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 真実に基づくことに対して行動することは先生御指摘のとおりだと思います。
  38. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 ちょっとパフォーマンスという言葉を説明すると、パフォーマンスという、元々はパフォーマンスアートというのは内部解体から始まるんですね。内部解体ということはどういうことかといいますと、おかしいものは原点に戻って立て直して本物を立てるというのがパフォーマンスという意味です。だから、パフォーマンスという言葉は決して軽いものではないということですね。だから、そういう意味でもしっかり官房機密費を、かつての自公政権が不純な使い方をしているんだから、これを民主党が純に改めれば、いかに我々が反転できるか。どうですか、この辺は。
  39. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 何回も申し上げますが、官房機密費という概念ではなく官房報償費という概念で、やっぱり相手様があることでございます。しかしながら、国益にとって必要な支出というのは当然私は今日までもあったと思いますし、今現在も私はあると思います。しかし、全部それを隠ぺいをする、秘密にする、秘匿にする、こういうことがいいかどうかということを今検証しているところでございます。
  40. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 まあ沖縄でうわさなんですけれどもね、来るべき知事選にも官房機密費を使うといううわさが流されていて、私たちも選挙が戦いにくいですね。是非この辺は、そんなことはあり得ないですか、どうですか。
  41. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 来るべきというのは沖縄の知事選挙という意味ですか。
  42. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 はい。
  43. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) それは喜納議員の豊かな想像の下に言われていることだと私は思います。
  44. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 分かりました。  いや、沖縄もまあそこまで夢を見ていましたからね、県外、国外と夢を見ていたし。それをやっぱりこの場面に来て反転されてしまうと、これはひねくれることも当然ですがね、ここ当分は私のひねくれも許してくださいという感じがありますね。  それから、やはりいつの間にか総理の存在感がなくなってしまっているという、それはやはり総理が県外、国外と言ったんですから、それを閣僚が守ってそこに持っていくことがあるならいいんですけれども、なぜ途中であきらめたんですか。どうぞ。
  45. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) あきらめたということではなくて、今回の日米共同声明を受けて閣議を決定したときにも、その言葉の中にありますように、これは喜納議員からも御要望もありますように、総理自身は、今現実の対応としては、今回の閣議決定をいたしておるけれども、やっぱり沖縄に基地が偏在している、このことにはやっぱり憂えているわけでありますし、これからも国外、県外を含めて検討していく、進めていくということは閣議の中にあるわけでありますから、そこは是非喜納先生、御理解をいただきたいと思います。
  46. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 委員長の指名を受けてから御発言いただきたいとお願いします。
  47. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 外務大臣に聞きたいんですけれども、確かに私とうるの会で沖縄で懇親会を開いたときに、読谷で起きた交通事故の問題ですね、米軍の、そのときに、これは日米地位協定の問題がありますから、是非早く逮捕するようにやってくれませんかと私申し上げたときに、それは日米地位協定ではないということを岡田外務大臣はおっしゃったんですね。今でもそう思っておりますか。
  48. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 日本の刑事訴訟手続において、逮捕というのはそれは手続を踏まなければ逮捕できません。そのことを私は申し上げたわけであります。
  49. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 それは日米地位協定の問題であることは認めているんですね。日米地位協定が壁になっているということは認めているんですか、外務大臣。
  50. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 時間が過ぎておりますので質疑をおまとめください。  時間が過ぎておりますので簡単にお答えください。
  51. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 結局、警察、検察が逮捕、起訴に至るだけの証拠を集められるかどうかという問題で、最終的なそういった手続に時間が掛かったというふうに私は承知をしております。
  52. 喜納昌吉

    ○喜納昌吉君 私は、たまに総理大臣と外務大臣と平野官房長官と、大臣がどちらが偉いのか分からなくなってしまうときがあるんですね、たまに。だから、是非、今後も総理が輝くように持っていくためには、党と政府をしっかりまとめてコミュニケーションを一つにしてやっていけば、今のままでいくと、自公政権よりもていたらくのように見えて、これはどうしようもないです、これは。だから、是非、ひとつ自公政権に勝るような光を、輝きを出してほしいと思っていますので、よろしくお願いします。  終わります。失礼しました。
  53. 山本一太

    ○山本一太君 今日は、与党の喜納委員と同様に普天間基地移設問題を中心に質問させていただきたいと思います。  民主党を除く全会派で繰り返し出席を求めていた官房長官、今日ようやく御登場をいただきました。私のすべての質問は、今日、官房長官に御答弁いただきたいと、最初にそのことをお願いしておきたいと思います。  まず、鳩山内閣のかなめである平野官房長官に伺いたいと思います。  これ、世論調査のいろんな結果を持ってきたんですが、発足時には七割を超えていた鳩山内閣の支持率が急落しています。最新の世論調査はもう軒並み厳しい結果。例えば、朝日新聞は内閣支持率一七%、不支持率が七〇%。読売新聞や日経新聞の調査でも、五月末決着の約束を果たせなかった鳩山首相は辞任すべきだと、こういう人たちが六割に上っています。内閣のかなめである官房長官としてこの結果をどう受け止めているのか、そして何が原因だというふうに分析しておられるか、簡潔に御答弁お願いします。
  54. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 要因はいろいろあるとは思います。  今、山本議員から御指摘の政権発足当時からの支持率、今現実において支持率が落ちてきている、このことについては真摯に受け止めなければならないと、このように考えております。
  55. 山本一太

    ○山本一太君 私は、なぜ支持率が急落されていると内閣のかなめである官房長官が思っておられるのかという質問したんです。もう一回御答弁お願いします。
  56. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 要因はいろいろあるとお答えをいたしました。
  57. 山本一太

    ○山本一太君 要因は何でしょうか、官房長官。要因は何だと思われますか。
  58. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) いろいろありますから、人によって考え方が違うと思いますが、また世論調査の設問等々によりましてもいろんな部分で出てくると思います。一律的に語れないと、このように思います。
  59. 山本一太

    ○山本一太君 質問時間が限られているので、これ以上はお聞きしませんけれども、もうこの官房長官の危機感も切迫感もない答弁には唖然としました。その要因さえ一つも挙げない。  これ、官房長官、国民が怒っている理由は山ほどあるんですよ。マニフェストの中身ちょっと持ってきたんですけれども、子ども手当も高速道路の無償化も、それから暫定税率の撤廃も、これも公約として挙げたのに果たせない。これ一種のマニフェスト詐欺だと思います。十二億円の子ども手当に気が付かなかった、こういう国民から乖離した総理の感覚もあると思います。総理と幹事長の五人の秘書が起訴されて三人逮捕された。それにもかかわらず、十分な説明もなくて、かつ責任も取らない体質、これに国民は怒っているんです。  特にひどいのが、今日取り上げさせていただこうと思っているこの普天間問題の迷走、この不支持率七割というのは、これは国民からノーを突き付けられたと、こんなふうに官房長官お感じになりませんか。
  60. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 議員御指摘の、議員の方からそういう、るる言われているわけですが、そういう要因も私はゼロではないと、こういうふうに思います。
  61. 山本一太

    ○山本一太君 国民からノーを突き付けられていると、そういう感覚はお持ちでしょうか。
  62. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 国民の皆さんの厳しいお声であるということは理解をいたします。
  63. 山本一太

    山本一太君 官房長官、これは普天間基地移設問題にも、あるいはテロ対策にも、民主党のあらゆる政策に直結する問題だと思いますので、内閣のかなめとして官房長官にお聞きをしたいと思うんですね。  報道によると、民主党内で鳩山総理の責任論が広がっていると言われています。昨晩、民主党役員会を開いて、対応を小沢幹事長、輿石議員会長に一任したと報道されています。その前の会談には平野官房長官も同席をされたと伺っていますけれども、何か、これも報道ベースですが、今日にも進退問題を含めて総理と小沢幹事長が協議をするという報道もあります。  鳩山総理、昨日のぶら下がりインタビューで、続投は当然だと、国民のために働きたい、初心に戻る思いで頑張るとおっしゃっています。  私は、この普天間基地移設問題、五月決着ができなかった政治責任は重いと思っていますから、鳩山総理は当然辞任をされるべきだというふうに思っていますが、官房長官は鳩山総理で選挙を戦うという意味の発言もされている。そのお考えに今も変わりはないんでしょうか。
  64. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 今議員からの御指摘のところで少し違いがございます。  党の役員会というのは昨日確かあったことは事実ですが、その前の会議には私は同席をいたしておりません。したがって、現鳩山総理が昨日御発言を、ぶら下がりか何かで御発言していることを指しておられるのかも分かりませんが、私は、総理として、今与えられている総理大臣としての使命を果たすということを発言されたことでありますから、私の立場では当然そのことだと私自身も思っております。
  65. 山本一太

    ○山本一太君 今官房長官から、当然鳩山総理は続投するべきだというふうに明言をいただきました。  官房長官、自民党は与党時代に、結果として三年間で総理が三人誕生しました、総理が三人替わりました、失礼しました。特に、一年でやはり総理が二人も三人も替わってしまったと。その間国民の審判を仰ぐこともなかったと。これはやはりたらい回しと言われても仕方がない、本当に反省しなきゃいけないと思っていますし、昨年の選挙で惨敗した大きな理由だと思っています。  しかしながら、私は官房長官に一つ御確認をさせていただきたいのは、このことを本当に厳しく批判した民主党が、まさか総選挙をせずに党首の顔だけすげ替えて選挙に臨む、こんなことはあり得ないと、そのことは今断言していただけますでしょうか。
  66. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 今先生から、私がすべてのことが言えるかという立場にありません。しかし、先生が今申されたように、三人の総理が誕生したんじゃなくて三人の総理が替わったという、こういうことを、前政権では、言われたわけであります。  したがって、大変厳しい状況にあるということは総理自身も御認識は持っておられますし、党内から、報道ベースというレベルでありますけれども、そういうお声もあると。しかし、国民に負託された総理として頑張るということを言うことについては、何ら私は不思議ではありませんし、頑張ってもらいたいと。私は、官房長官としてはそう考えております。
  67. 山本一太

    ○山本一太君 今の官房長官のお話は、まず、総理は続投するべきだと。私が官房長官に御質問をさせていただいた、よもや総理の顔だけすげ替えて、総理だけすげ替えて、国民に信を問わずに参議院選挙を戦うなどということはないと、こういうことをはっきりおっしゃったと、こういうことでよろしいでしょうか、こういうふうに解釈して。
  68. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 替えるとか替えないという、私はそういう権限も権能も持っておりません。あくまでも私は鳩山内閣の一閣僚でございます。官房長官という役割は担わせていただいておりますけれども、閣僚であります。私の進退を含めてこれはすべて、今外務大臣、防衛大臣おられますが、これは総理の持っている権能でございますから、我々としては総理の判断に従っていくということが本来の使命だと、このように思います。
  69. 山本一太

    ○山本一太君 官房長官はっきりおっしゃいませんでしたが、少なくともここで鳩山総理を替えて、しかも総選挙もやらずに顔だけすげ替えて参議院選挙に行くなどということは毛頭考えていないと、そんなふうに私は解釈をさせていただきました。  私は、官房長官といいますか総理大臣、鳩山総理は当然これは辞任をするべきだと思っていますし、併せて国民に信を問うのが国益だというふうに思っていると、このことは申し上げておきたいと思います。  さて、日米の合意文書、この2プラス2の共同声明について少し伺いたいと思いますが、この日米の合意文書、共同声明でも、政府の対処方針でも、ロードマップを補完するというふうに、二〇〇六年のロードマップを補完するという形で書かれています。  このロードマップで目標とされた二〇一四年の普天間移設に関して、地元対策の責任者である北澤防衛大臣がこの委員会でなかなか難しいと答弁されました。岡田外相も、たしか衆議院の外務委員会だと思いますが、現在の案に比べて五年とか十年遅れるということは想定していないというふうにおっしゃいました。  これ、鳩山総理の場当たり的な対応で急激に高まったこの地元沖縄の反発を考えると、普天間の固定化という最悪のシナリオがもう現実のものになろうとしていますが、官房長官、二〇一四年までの移設は可能だと考えておられますか。
  70. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 大変厳しい、厳しい環境にあるということは分かりますが、二〇一四年の目標を目掛けて頑張ると、こういうことであります。
  71. 山本一太

    ○山本一太君 二〇一四年のロードマップ、この目標は守れるかどうか、守れると思うかどうか、こういうことを聞いているんです。お答えください。
  72. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 今、守れないということを、現実にあるわけでありません。その守るべく最大限の努力をしていくと、こういうことだと思います。
  73. 山本一太

    ○山本一太君 本当にあいまいな答弁の繰り返しだと思いますが、官房長官、私はこの普天間問題のてんまつ、これは本当にあきれて物が言えません。さっき民主党の喜納議員からも、アリバイづくりみたいなことをやっては困ると、そういう怒りの質問もありました。  これ、谷垣総裁も記者会見で言っていましたけれども、鳩山総理は、辺野古に決めたらどんなに楽だったか、くい一本打てなかった、あるいは辺野古の埋立ては自然への冒涜だと、こういう言葉を乱発して、挙げ句の果てが、八か月迷走して、普天間は現行案への回帰です。これ、移設先の住民の合意は全く取れていない。これはもう普天間の固定化につながる、先ほど申し上げたとおり最悪のシナリオだと思います。  朝日の調査でも、これは約束を守らなかったという人が七八%。総理は謝ったわけですけれども、謝罪されたわけですが、この問題の責任者だった官房長官の責任、重大だと思うんですね。取りまとめ役として交渉に失敗したと、そういう責任を感じておられませんか。
  74. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) そういう御指摘に対しては、御指摘として受け止めておきたいと思います。  ただ、私は、今回の日米合意、さらには我が政府の閣議決定の中身は、少なくともこの八か月何をしておったんだという先生の指摘には当たらないと思います。私は、やっぱり結果として、前政権で合意されてきたこと以上に沖縄県民の皆さんの負担を更に軽減でき得るパッケージとして私は実現可能になろうと、このように思います。
  75. 山本一太

    ○山本一太君 官房長官、申し訳ありませんけれども、私、全く逆の見方を持っています。官房長官、外交を含めて、ずらっと官房長官の発言とか並べてみましたけれども、全体として余りにも幼稚な政権運営ですよ。もう鳩山幼稚園内閣ですよ。内閣というより幼稚園の教室ですよ、これでは。  そのクラスの委員が官房長官ですよね。内閣の司令塔としては全く機能していません。内閣官房の調整機能がないので、閣僚間の意見も、ずっとこう見ているとばらばらです。政府の政策も小沢幹事長の一言で百八十度変わると。その中でも官房長官の発言はカメレオンみたいにころころ変わる。平野カメレオン長官ですよね、本当に。しかも、名護市長選挙の後の会見で言った、基地移設の決定に地元の意向を軽視してもいいかのような発言をして撤回するとか、これ、もう枚挙にいとまがないです。  結果としてこれだけ沖縄県民を愚弄したと、日米同盟の信頼を揺るがしたと。私も一応自民党で外交・安全保障の問題携わってきましたけれども、同じ政治家として、長官の無責任さ、断じて許せないです。本当に申し訳ないんですけれども、今まで私が拝見した官房長官の中では最低の官房長官だと思います。内閣の調整できない、さっきの喜納議員の質問もありましたけれども、内閣官房機密費の話でも、総理との見解も全然すり合わせていない。  鳩山政権の迷走を止めるためにも、総理と一緒に責任を持って辞めていただくべきだと思いますが、ここで辞めると言っていただけませんか。
  76. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 議員、随分失礼な発言があると思います。随分違いのところもあります。前後の関係を端折って、その言葉だけをとらまえて物事を言っておられるところもございます。  したがって、私は今ここで辞任をするとか云々ということを議員から言われる筋はございません。私としては、任命権者であります総理にすべて進退を預けている立場でありますから、今自分の職務を全うする、こういう立場でございます。(発言する者あり)
  77. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 御静粛に願います。(発言する者あり)
  78. 山本一太

    ○山本一太君 ちょっと止めてください、止めてください、ちょっと。
  79. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 引き続き、山本君。
  80. 山本一太

    ○山本一太君 今、官房長官、そんなこと言われる筋合いはないというふうにおっしゃいましたけれども、私たちは、官房長官がこの普天間移設問題も含めて官房長官としての機能を果たしていないと思っていますから、それは日本の国益にとって非常にマイナスだと思っているから是非お辞めいただきたいというふうに申し上げたんです。  そこで、もう一度この普天間をめぐる日米の共同文書、声明の方に戻りたいと思いますが、普天間に関する日米の共同文書と政府案の両方に辺野古と明記されました。これは私は、もちろん両方に辺野古が明記されたことは良かったと思いますが、これ、福島大臣が閣内に残れるなら、社民党との連立維持ができるんならば、政府の対処方針に辺野古を明記しないとか、あるいは閣僚の署名を必要としない首相発言にするとか、そういった検討がなされたというふうに報道されています。これ、本当だとしたらもう言語道断だと思いますよ。こんな日本の安全保障に重要な問題についてこんな二枚舌を使うと。  この経緯、事実関係を教えていただけますでしょうか、官房長官。
  81. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 議員は何をもってそのことを、声高々に物を申すんですか。──もう一度言いましょうか。
  82. 山本一太

    ○山本一太君 ちゃんと答弁してください。何言っているんですか。(発言する者あり)  止めてくださいよ、委員長。三十分しかないんですよ。(発言する者あり)
  83. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) じゃ、平野内閣官房長官、答えてください。
  84. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 今、山本議員が何をベースにそういう指摘をされているのかということを聞いたわけであります。(発言する者あり)
  85. 山本一太

    ○山本一太君 ちゃんと答弁してもらってください。全然答弁になっていません。
  86. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 答弁をしてください。官房長官、答弁してください。(発言する者あり)答弁。官房長官、答弁。
  87. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 私は、いろんな物事の折衝の中でいろんな議論はありますが、先生から御指摘されるような、言語道断であると言われるようなベースで私は議論したことはございません。(発言する者あり)
  88. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 経過を説明してください、具体的経過を。(発言する者あり)
  89. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 経過は申し上げます。私は、これは三党の中で日米共同声明を受けまして、そのことを前提としてどういうふうに政府としての方針を出すべきかということでの議論がございます。そういう中で、当然連立政権でございますから、社民党さんとの中の協議をしなきゃならない。その協議の中に当たったのは私でございます。したがって、そういう議論の経過というのは、いろいろなケースを想定した議論があったということでございます。
  90. 山本一太

    ○山本一太君 それは、ですから、この辺野古の明記を政府の対処文書の方から削ろうとしたと、こういうことは事実なんですね。
  91. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 削るか削らないかということではなくて、プロセスの中で、いろんな議論の中の過程です。(発言する者あり)
  92. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 山本君、もう一回。
  93. 山本一太

    山本一太君 官房長官福島大臣記者会見官邸とのやり取りを話しているんですよ。二十八日に首相官邸福島氏に示した閣議決定の文案には、これは辺野古の地名はなかったということも報道されていますし、これは福島氏の説得が難しいと分かると辺野古を復活させたんじゃないですか。  罷免された後に記者会見した福島党首の言葉の中に、閣議決定に賛成してもらえないかという話があったと、以前に社民党に示された閣議決定より悪くなっていると話しているんです。これは、じゃ、福島党首がうそをついたということなんでしょうか。事実関係をもう一度お願いします。何でこんなことを隠すんですか。
  94. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 隠しているわけではありません。私のあくまでも私案的な考え方で申し上げたわけで、閣議決定を更に変えたとかそういうことではありません。あくまでも交渉していく中、あるいは協議をしていく中での考え方を述べているわけでありまして、福島党首がもし最初の閣議決定文書云々ということであるならば、福島党首の誤解であります。
  95. 山本一太

    山本一太君 ちょっと、もう一度お聞かせください。その福島党首の誤解というのはどういう意味でしょうか。大事な、今発言ですから。
  96. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 最初の閣議決定文書を出して、福島党首がこれは署名できないと言うから別の部分に変えたと、こういうふうに今、山本議員が言われましたけれども……
  97. 山本一太

    山本一太君 私、そんなこと言っていません。最初に提示されたものと違うということですよ。
  98. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 最初に提示されたものというのは、公式なものを云々含めてではありません。
  99. 山本一太

    山本一太君 じゃ、その最初に福島大臣に提示をした紙の方では辺野古が抜けていたということなんですね。その事実関係を官房長官に確認したいんですよ。
  100. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) まず事実関係からいきますと、福島党首に提示したことはございません。
  101. 山本一太

    山本一太君 今の官房長官の発言は重大ですよね。福島党首は、以前に示された政府の対処案より悪くなっていると言ったんですから。ということは、それはないということは、福島大臣はうそをついていると、うそをついているということになりますけれども、いいんですね、官房長官
  102. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 私は、窓口になっておられたのは幹事長でございますから、幹事長といろいろ議論をいたしました。
  103. 山本一太

    山本一太君 官房長官、ちゃんと答えてくださいよ。事実関係まで何で隠すんですか、こんな大事なことを。もう一回ちょっと答えてください。
  104. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) はっきりしておきますけれども、私は社民党さんとの協議ということで、先方からそういうお話がございました。御要望もありました。それを受けて、じゃ政府として決める、こういうことでなくて、私の立場でこういう考え方、こういう文書であれば御理解がいただけるか、そういうことは当然詰めていくことは至極当たり前のことだと思いますよ。その中で、それがあたかも政府の決定した文書をまた別の文書に変えたがごとく言われる指摘は私はないと、このように思います。
  105. 山本一太

    山本一太君 いや、もう官房長官の答弁は本当にすり替えですよね。ここで普天間基地移設問題についてずっと関係の閣僚の方々にお聞きをすると、最後はもう官房長官じゃなきゃ分からないみたいになったから、だからようやくお呼びしたんですけれども、ちっともまともに答弁をしていただいていないということに非常に怒りを感じます。  そこで、もう一度共同声明の話、お聞きしたいと思いますけれども、これ、共同声明の中身について、代替施設の位置、配置及び工法に関する専門家による検討を、いかなる場合でも本年八月末日までに速やかに完了させるとあります。いかなる場合、こういう表現がなぜ入ったのか、これ官房長官にお聞きしたいと思います。──いや、官房長官にお聞きしたい。官房長官にお聞きしたいんです。
  106. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) まず、平野内閣官房長官
  107. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) これは、交渉当事者であります外務大臣にお聞きください。そういう言葉の云々も当該外務大臣が、私が直接やっているわけではありません、外務大臣がやられていますから、外務大臣に聞いていただく方が正確だと思います。
  108. 山本一太

    山本一太君 官房長官は普天間基地移設問題の責任者じゃないですか。それで、社民党との政府対処文書の協議にも全然かかわっていない、あれは幹事長がやったことだと。こんな基本的な日米の合意文書の中身についても、外務大臣に聞いてくれと。これで、これで辞めろと言われる筋合いはないとよく言えるなと今答弁を聞いて改めて思います。もう今日、外務大臣の答弁は結構です。(発言する者あり)いや、もう結構です。  私、今日はちょっと時間がありませんが、やはり官房長官のこれまでのお仕事について非常に私が怒りを感じるのは、もちろん調整機能も果たしていない、党と政府の間も全然つないでいないというほかに、やっぱり徳之島に対する非常に乱暴なアプローチがあります。側近の議員を送って、あるいは内閣官房の役人を送って何か中立派とか賛成派の議員に働きかけると、こういうやり方がもう逆に徳之島の方々の反発を強めたと、この交渉も非常に失敗しているというふうに、そうお感じになりませんか。
  109. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 今のはいわれなき誹謗ですよ。私の側近を送ったとかそういう話は全くしておりません。
  110. 山本一太

    ○山本一太君 平野官房長官と近い国会議員の方が行かれているじゃないですか。現地で島民の方々に官房長官と会ってくれと言っているじゃないですか。  今回、ようやく官房長官をここにお呼びして、内閣のかなめですから、この質疑を通じてもう改めて分かりました。今の官房長官のお話を聞いても、これまでずっと、隠さなくてもいいことまでずっと官僚答弁で隠してこられたわけですが、鳩山内閣にはやはり普天間基地移設問題を解決する戦略とか実行力ありません。  ましてや、この間、毎日新聞と、たしか沖縄の琉球新報ですか、が合同で調査した中でも、鳩山内閣の支持率は八%というふうになっています。もうこのままでは普天間の基地固定化は避けられない。これ、内閣の調整機能も果たせない、発言も猫の目のように変わると。沖縄からも徳之島からも全く信頼がない。私が見る限り史上最低の官房長官だと思います。この下で普天間問題は決して私は解決しないと思いますが、官房長官、これから沖縄とか徳之島とか、そういうところと官房長官が交渉されてこの問題をきちっと解決するというそういう自信がありますか。
  111. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 先生に是非誤解を解いておきたいと思いますが、私が指示をして徳之島に私の近い議員を送ったと、こういうことを報道ベースで言われる、極めて遺憾であります。  そういう証拠があるならば出してください。これだけははっきり言っておきます。私はそうではありません。そういうことを指示した覚えは全くございません。神明に誓って言いますよ。もし先生、違っていたらどうするんですか。
  112. 山本一太

    ○山本一太君 それはまた引き続き官房長官の御答弁を、この問題は、詳細にまた改めて調べて官房長官に御答弁をいただきたいと思いますけれども、これは例えば徳之島についてのアプローチでも、中立派とか賛成派の経済人と会っているじゃないですか、例えば。そこで、例えば借金を免除するとかそういう文書を受け取って、のみ込んで、しかもドクターヘリの話までしていくと。まるで島民の命までバーターに掛けるような、そういう官房長官の乱暴なやり方が良くないと言っているんです。  これは、今はもう官房長官の御答弁を聞いていて分かりました。これは、もう一刻も早く総理と一緒に官房長官も辞めていただきたいと思います。それが国益であり、普天間問題の解決の唯一の方法だと、このことだけ申し上げて、時間になりましたので私の質問を終わらせていただきたいと思います。
  113. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 議員、一方的に言われて、私も少し物を申しておきますが、私も徳之島の関係を含めていろんな方と会いましたよ。会いましたけど、私は、すべてこうしますとか云々しますと、こういうことはやっぱり徳之島の島民の皆さんの尊厳にかかわることですから、そういうことは一切申し上げておりません。反対派の町長さんが来られましたから、民意の許す限り御理解をいただきたいと、こういうことを申し上げていろんな方とお会いしていると、こういうことが事実でございます。  ただ、離島、そういう概念からいきますと、特にお話があったのは、急患を運ぶときには今は自衛隊のヘリで運んでいるんですよ、こういうことがあって、本土の中でいえばドクターヘリとかそういうものはありますなと、こういうものも含めていろいろ考えなきゃなりませんなということは確かに申し上げました。しかし、向こうから、借金棒引きするとかそういう話は、ペーパーでファクス私のところへいっぱい来ていますけれども、そのことを条件に物事を言った覚えは全くありません。
  114. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。  私も普天間問題を中心として官房長官にお伺いいたします。外務大臣、防衛大臣にはお伺いいたしませんので、ゆったりして構えていただければいいと思います。  官房長官、鳩山政権はうそつきだ、ペテンだ、沖縄差別だ、裏切りと、怒りの声が沖縄県で蔓延しているというような情報を耳にいたします。官房長官、普天間移設の、この普天間基地の辺野古移設の現状、今の現状、昨年の八月の状態と比べて、元に戻った、振出しに戻ったという認識でしょうか。それとも、鳩山首相が言われるように、小さな一歩かもしれないけれども、一歩あるいは半歩前進していると、去年の八月に比べ前進しているという認識でしょうか。
  115. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 私はこの八か月間、そういう思いの下にやってまいりました。議員からもいろんな委員会を通じて御指摘ありましたけれども、結果的には私はこの結論は、総理が発言しておりますように、やっぱり一歩前進していると、こういうふうに私は理解をいたします。
  116. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 もう現状認識も甚だしいですよ。今回、私が聞いたのは、普天間基地の辺野古移設ですよ。負担の軽減とごっちゃにしないでください。普天間基地の辺野古移設、全然進展していないじゃないですか。私は、逆だと思いますよ。これで、官房長官がそういう、前進しているという認識だったら、間に立つ防衛省の沖縄防衛局の方々、本当苦労しますよ。全然現状が分かっていない。  じゃ、何をもって普天間基地の辺野古移設部分について前進しているんですか。負担の軽減じゃなくて、移設に関して何が前進なんですか。言ってください。
  117. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 私は、ずっと一貫して言っていますのは、沖縄県民の皆さんの負担の軽減をベースにする。結果的には、残念でありますが、辺野古周辺ということになりました。しかし、前政権が考えておられた方法よりも更にいい方法を考えるということをベースにしているわけでありますから、そういう意味では一歩前進だと、こういうふうに思います。(発言する者あり)
  118. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 官房長官、本当そこの現状認識をしっかりしないと沖縄と交渉なんかできませんよ。だれが考えても、振出しどころかマイナスですよ、今。(発言する者あり)
  119. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 御静粛に。
  120. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 八月と比べて、振出しどころかマイナスですよ。最低でも県外、何度も首相は言われました。結局、県内、辺野古。二十三日の沖縄訪問の際も、今度は言葉を換えて、最低でも県外ではなく、できるだけ県外と。これまたごまかし。  いいですか。最低でも県外ということは、県外は下限なんですよ。ところが、できるだけ県外。県外が上限になってしまう。ごまかしじゃないですか。沖縄が怒るのは当たり前ですよ。  だから、この前の二十九日の沖縄タイムス朝刊、これですよ。怒りの五連発。沖縄タイムスの一面の見出しですよ。こんなことがありますか。それが本当に去年の八月と比べて一歩、半歩前進。よく言えたものだと思いますよ。私は、官房長官がそういう認識だったら、絶対この問題、解決しないと思いますよ。  官房長官、地元調整で、基地対策で絶対やってはいけない、一番やってはいけないことは何だと思いますか。地元調整とか、基地対策で地元と調整するときに一番やってはいけないこと、これは何だと思いますか。
  121. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) もう一つ先生の言われているところについてよく理解が、のみ込めないんですが。
  122. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 これは、本人分かっていて答えていないと思うんですけれども、うそをつくことなんですよ、地元調整で。信頼関係というのが地元調整の基本であって、これだけうそをつかれた。で、沖縄の人は怒っているんですよ。鳩山政権がどう思おうが、沖縄の方々は、うそをつかれた、裏切られたと思っているんですよ。それは、鳩山首相も現地行かれて確認、体感されていると思いますよ。鳩山内閣はうそつき内閣というふうに沖縄の方は思っているんですよ。  鳩山政権は今、信頼関係がゼロどころかマイナス。昨年の八月のときは辺野古移設容認だったのが、今は容認ではない。だれが考えたってこれはマイナスですよ。辺野古移設に限って、それを半歩前進、一歩前進。それは沖縄の方々、ふざけるんじゃないというふうに思うと思いますよ。全然そこが間違っている。それは、全然反省が足らないと思いますよ。鳩山首相はあれだけ謝りました。官房長官は全然謝っていない。認識が、地元調整の主務なのに。(発言する者あり)
  123. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 静かに。
  124. 佐藤正久

    佐藤正久君 それで、もう一個言わせていただきますと、これはマニフェスト違反でもあると私は思っています。多分、多くの沖縄県民も思っていますよ。あのマニフェスト、負担の軽減の観点から基地の在り方を見直すと言っているのに、結果的に見直しでなく、ほとんど現行案じゃないですか。何が見直しているんですか。これは、だれが考えたって、沖縄の方が見ると、マニフェスト違反であり、マニフェスト詐欺ですよ。このマニフェストを掲げて戦った昨年の総選挙、これで当選された衆議院議員の方々、私は全員辞職すべきだと思いますよ。官房長官、そう思われませんか。うそついているんですよ、これ。
  125. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 議員から指摘の、私は決してマニフェスト違反だと思っておりません。(発言する者あり)
  126. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 不規則発言につきましては厳に慎んでいただくようお願いします。
  127. 佐藤正久

    佐藤正久君 どこが、じゃマニフェスト違反じゃないんですか。全然見直しになっていないじゃないですか。現行案と同じじゃないですか。
  128. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 私どもの掲げました政権政策マニフェストマニフェスト政策集、あるいは三党連立政権合意書、これを見ても、私はこの中で解釈できると、こういうことでございます。  逆に、違反と先生が御指摘されるなら、ここが違反だということを言っていただきたいと思います。
  129. 佐藤正久

    佐藤正久君 どこが見直しになっているんですか、移設が。国外、最低でも県外と選挙で党首が公約をして、そのマニフェストに、見直しの方向で臨む。だれが見たって、だれが見たってそれは公約違反でありマニフェスト違反じゃないですか。沖縄の方々が、だれが民主党や社民党の候補の方、国民新党の方が辺野古に戻るということを想定して戦っていますか。だれが投票していますか。それは、官房長官、そんないいかげんな発言をしたら、沖縄の方々は本当に、官房長官、もう顔を見るのも嫌だと。それは余りにも反省が足らないと思いますよ。マニフェスト違反じゃない。よく言うと思いますよ。  じゃ、また聞きます。それでは……(発言する者あり)質問できません、何で理事質問中にやじを言うんですか。
  130. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 委員会進行を妨げるような不規則発言につきましては厳に慎んでください。  続けてください。
  131. 佐藤正久

    佐藤正久君 それでは、官房長官、お伺いします。  一月の名護市の選挙で、なぜ与党は移設反対派を掲げていた稲嶺候補を応援したんでしょうか。
  132. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) これは、党本部として推薦をしているというふうには私は理解をしておりませんでした。
  133. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 そんなこと、だれも思っていませんよ。  実際、社民党の方も国民新党の連立与党の方も応援しているじゃないですか。実際、沖縄の民主党県連も応援しているじゃないですか。結果として、マニフェストにのっとった方向でみんな応援しているんですよ。国外、最低でも県外、基地の在り方を見直す、辺野古反対、そういう方を応援している。結果として稲嶺候補が勝った、これは非常に大きな話なのに。  要は、稲嶺候補が勝って、今までの容認と、名護の方が容認していた容認を封印したんですよ、自ら、与党が。与党が容認を封印をして、ところが、それから検討して結果が変わったのかどうか分かりませんけれども、今度はやっぱり辺野古だと。片方では封印しておいて、容認を、片方ではまた辺野古お願いしますと。訳分からないですよ。こんなのは絶対沖縄の人、特に前の島袋市長とかあるいは当選された稲嶺市長、ふざけるなというふうに思いますよ。何で片方では火を付けて当選させておいて、今度、いきなりアメリカとの合意だからお願いします。ふざけるなと多分名護の市民も沖縄の方も、前市長も現市長も思う。  官房長官、これで本当に理屈が通ると思いますか。官房長官です。
  134. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 事実関係ですから申し上げますが、名護の市長選挙について党本部は推薦をしておりません。政令指定都市の首長については党本部のマターでありますけれども、それ以下の首長選は、これは県連で決めるということになっております。県連の判断であります。党本部として決めたものではございません。  県連と党本部で考え方が異なるということは、それは自民党も今まさしくこの基地の問題でそういう状況になっておられるのではないでしょうか。
  135. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 官房長官に聞いているんです、私は。官房長官です。同じ質問ですよ。時間がもったいない。官房長官に聞いたんですよ、今。(発言する者あり)
  136. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 不規則発言は厳に慎んでもらいます。
  137. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 今、外務大臣がお答えしたとおりだと思いますし、確かにそういう事実関係は、現実に沖縄の名護市での市長選挙については我が党の地域組織が応援したという事実はあると思います。
  138. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 だから、理屈が通らないんですよ。実際、沖縄県連だけではなく、民主党の国会議員も応援に行っているじゃないですか。連立与党の社民党も応援に行っていますよ、国民新党も。それで容認派を抑えておいて、それで今度はまた辺野古。だれが考えたって理屈通りませんよ。これが不信なんですよ。うそつきだというふうに沖縄の人が思っても仕方がない。  こういうことに関して、一番、地元調整担当は官房長官らしいんですよ。私は、防衛省設置法を見ても、北澤防衛大臣が地元調整の主務だというふうに思っていろいろやり取りをさせていただきました。それは前回の委員会でも、防衛大臣からは、補佐はしますけれども、これは官房長官なんだ、自分の責任を回避するというわけではないけれども、地元調整の主務は官房長官だ、だからそれは官房長官に聞いてくれと何回も言われていますよ。そういう部分。何でそれなのに今みたいなことを、党本部は知りませんとか、そんな無責任なこと絶対通らないですよ。だから、もう官房長官、今まで話を聞いていても全然、うそをついたりあるいは裏切った形になっても責任を取らない、謝れば済む、そういうことをやればやるほど鳩山政権に対する信頼というのはなくなるんですよ。だれも責任取らない。  それでは、官房長官、これからも地元調整、多分主務でやるんでしょうけれども、確認します。官房長官、辺野古の代替の滑走路の位置と配置と工法を八月までに完了すると、いかなる場合においても八月末に完了すると言っています。これはなぜ八月末で、その際また地元との調整、これはどういうふうに考えているか、この二点をお聞きしたいと思います。官房長官、お願いします。
  139. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) これは私が今指名ですからお答えいたしますが、これは日米交渉の中で、位置、場所、工法等については技術的な観点から具体的に詰めていきます。  詰めていく中において、当然……
  140. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 何で八月なんですか。
  141. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) これは交渉の中で決められたことであると思います。そこは具体的には交渉当事者である両大臣にお聞きください。  加えて、そのことを含めながらしかるべき時期までに、次の2プラス2までに地元との皆さんの合意を、合意というよりも理解を得ていくと、こういうことだと思います。
  142. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 ということは、官房長官、地元調整担当の官房長官、じゃ八月末までには地元の調整はそれは想定していないというふうに、今の発言、取っていいですか。──官房長官に聞いているんだ、地元調整の話聞いているんですから。官房長官に、地元調整の話ですから。
  143. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 当然、そういう流れの中で地元の理解を得る、こういうことはしていかなければならないと思います。誠心誠意私どもは努めていかなきゃいけないと思います。
  144. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 じゃ、今の、八月末までに日米の当事者、専門家同士でいろんな工法とか配置を決める、その過程においても地元と調整すると、今明確な答弁をいただきました。絶対やってくださいよ。  じゃ、次に訓練移転について伺います。  沖縄の米軍の訓練移転について、なぜ、官房長官、徳之島だけ特出しをして記載されているんでしょうか。地元調整担当の官房長官、お答えください。
  145. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 先ほどの佐藤議員の答弁ですが、八月までにという区切った御発言で締めくくられましたが、私はそういう発言をしておりませんよ。そういうことも含めてやっていきますと、調整は進めていきますと。ただし、次の2プラス2を目標に地元対策をしていくと、こういうことで理解をいただきたいと。今だと何か八月末が締切りのような物言いの中にありますが、そういうことも含めてやっていくと、こういうことでございます。  加えて、今の御質問でございますが、一つは、海兵隊のオペレーション、運用を含めて今沖縄にあるわけでありますから、そういう流れの中で一番運用的に可能なところ、全部を沖縄から出せるならばそうではありませんが、そういう全体の海兵隊の運用を含めて考えたときに、一つは地理的要因、地理的要因という立場で見たときに徳之島というのが一つ挙がったと、こういうことでございます。
  146. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) これは共同声明、共同発表の解釈の問題ですから私から申し上げますが、これは八月末日までにと書いてあるのは、ここに書いてありますように、代替施設の位置、配置及び工法に関する専門家による検討であります。それ以上でもそれ以外でもございません。
  147. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 だから、それは分かっていますよ、そんな。邪魔しないでください、何回も。何回も邪魔するんですよ、岡田外務大臣は、聞いてもいないのに。
  148. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 質問を続けてください。
  149. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 だから、これは、聞いたのは、そんなのは読めば分かりますよ。だから、私聞いたのは、専門家同士でやると、併せて地元調整もやると言われたから、やるんですねと。地元調整完了するなんか一言も言っていませんよ、私。併せて地元調整もやると、やると言ったから、やるんですねと言っただけです。完了なんか言っていませんよ。完了はSCCまでと言われていましたから、それは分かりますよ。ただ、調整を全然やらずに専門家同士で決めるというのではないということが確認されたということを言っただけですよ。  訓練移転の方ですけれども、これは外務省の官僚の方によりますと、徳之島の訓練移転というのは米側から出されたものではなくて日本側の方からお願いをして共同声明に検討事項として入れてもらったというふうに、昨日、自民党の部会の方でもありました。これは米軍の要望ではなくて日本側の要望だと。  何かおかしいですよ。民意考えた場合、徳之島の民意、反対なんですよ、大方が。三町長も反対という状況において、なぜ日本から徳之島を持ち出したのか。もう一度、官房長官、明確にお答えください。
  150. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 私は、徳之島ということを申し上げたのは、沖縄に一番近いところで、二千メートルの民間の滑走路が、空港があると、これを当然今のままでは使うことは不可能でございますから、十分に環境を整えて、少しでも沖縄の訓練移転等を含めて移せば沖縄県民の負担が軽減されると、こういう思いから、一つの、徳之島だけではありません、徳之島を含めて本土という、こういうことを申し上げておりますから、そういうことで申し上げているところでございます。
  151. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 官房長官、だから不思議なんですよ。全国知事会において鳩山首相は頭を下げたんですよ、どこでもいいから受け入れてくださいと。個別具体的に、どういう訓練をやるから、どこでお願いしますと言ったわけでもなく、どこでもいいからお願いしますと、手を挙げてくださいということを言われたんですよ。そういうことを言っておきながら、何で徳之島だけぽこっと出るんですか。しかも、民意は反対している。何で種子島じゃ駄目なんですか、そうしたら。何で奄美大島じゃ駄目なんですか。同じような滑走路あるじゃないですか。  片方では、全国の知事会にどこでもいいからお願いしますと言っておいて、何で徳之島だけそこぽこっと固有名詞が出てくる。何で近くの奄美大島、滑走路、立派なのがありますよ。何でそこだけ特出しで徳之島と。だれが考えても、これ、やっていることが訳分からない。もう一度説明してください。
  152. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 議員にお答えしますが、知事会でどこでもいいから手を挙げてくれなんて、こんな失礼な要請をした知事会での総理の発言ではございません。これは訂正をいたしておきます。  知事会で申し上げましたことは、日本の安全保障の問題を含めて、今の現状についてやっぱり全国民が全体で共有すべきである、こういう理解をしていただきたいと同時に、今米軍を負担をしていただいている知事にも感謝を申し上げながら、今の現況の沖縄の置かれている状態を是非御理解をいただきたいと、こういうことを申し上げた知事会での発言でございました。  いま一つは、なぜ徳之島なのかと、こういうことでありますが、海兵隊のヘリの運用、運航を現行の状態で考えたときに、移せるオペレーションの範囲というのはどこまでなのか、こういう運用面から見たときには百七十キロと、大体百キロ以内というふうにお聞きしましたけれども、それは百七十キロでは駄目なのかどうか含めて是非検討の俎上に上げていただきたいということを、私が交渉の中に上げてもらいたいということを申し上げたところであります。
  153. 佐藤正久

    佐藤正久君 官房長官、自分で言って、論理矛盾しているの分からないんですか。基地の機能を移転するんではなくて、訓練移転なんですよ。  じゃ、今の言うことが正しければ、徳之島より北には行けないじゃないですか、そうしたら。基地の機能移転じゃなくて、訓練移転が今の課題では徳之島でその距離には限界があると。何でそうしたら九州本土行けちゃうんですか、訓練移転で。知事会の方で訓練お願いしますということは、知事会の方にお願いしたのは、普天間の訓練ではなくて、ほかの訓練をお願いしますということになってしまうんですよ。言っていること分かりますか、官房長官
  154. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 徳之島の概念で申し上げますと、一つは、日米の共同声明の中には、環境整備が進むことを前提にその検討に徳之島を加えると、こういう中にありまして、一つには、トレーニングという概念とアクティブという概念を入れております。米軍活動と、こういうことですから、訓練移転のみというふうに私は理解をいたしておりません。
  155. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 今のこの合意文書、これは訓練移転で入っているんですよ、項目が。  じゃ、今のは、基地機能も移転する、運用も考えているという今発言ですよ。言っていることが全然違います。これは訓練移転で徳之島がここに出てきているんです、徳之島が。──まだ、質問中ですよ。岡田外務大臣、邪魔しないでください、いつも言いますけれども。邪魔しないでくださいよ、手を挙げて勝手に、質問中に。(発言する者あり)
  156. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 不規則発言につきましては厳に慎んでいただくようお願いします。
  157. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 官房長官、本当、言っていることが訳分からないですよ。訓練で徳之島、百七十キロ、自分で言っておいて、そうしたら、これ北に離すと、全然おかしいじゃないですか。じゃ、徳之島はよくて、ほかが駄目になりますよ。しかも、それも訓練以外のやつ、基地機能。本当ですか、それ。書いてないじゃないですか、そんなこと、官房長官。もう岡田外務大臣、いい。官房長官とやり取りやっている。官房長官、お願いします。(発言する者あり)
  158. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) まず、平野官房長官。
  159. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 私は交渉当事者ではありませんけれども、私の概念で申し上げたのは、訓練等という私は概念で徳之島を対象に土俵に上げていただきたい、それでもって交渉いただきたいということは両大臣に申し上げたところでございます。そういう考え方の下にどういうふうになっているかというのは、外務大臣なり防衛大臣にお聞きください。一番正確に伝わると思います。
  160. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) この共同発表の文章をお読みいただければ分かることでありますが、この訓練移転の中の文章ですね、両政府は、二国間及び単独の訓練を含め、米軍の活動の沖縄県外への移転を拡充することを決意したと。ですから、訓練、二国間及び単独の訓練は含まれておりますが、それ以外も含めて活動ということを言っているわけであります。
  161. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 ということは、基地機能移転もまだ入っているということですね。ということは、この徳之島以外の地域についてもトレーニングリロケーションで入っていますから、ということは、徳之島以外のものについてもそういう機能移転ということも考えていると。  何か特に全然分からないんです、言っていることが。訓練移転と機能移転がごっちゃになっていますよ、官房長官の頭の中で。それでよく地元調整できるなと思いますよ。何か、でもだれが考えても徳之島だけぽっと入っているのが不思議で仕方ない、だれが考えても。  官房長官、官房長官は大阪の選挙区ですよね。前回、徳之島の賛成派の島民との面談の中で大阪の建設業者の代表とも会っているという話があるんですけれども、これは本当ですか。
  162. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 代表者のみで会ったことはございません。たまたまお会いした中におられたというふうに記憶しております。
  163. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 聞いたのは、大阪の建設業者の会社の経営者という人が、この前、徳之島の賛成派の島民と官房長官会われた中に入っていたということは、じゃ事実ということでいいですね。
  164. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 賛成派という概念ではありません。私は徳之島の方々どなたでもお会いをいたしますということですから、会った中にはかなり反対の人も随分いました。推進という考え方の人もおりましたが、私は、是非どういう状況か聞きたいということでございますし、是非我々としても徳之島の皆様方に御説明をしたいという思いがありまして、徳之島御出身の方々、東京にもおられます。特に大阪が多いんです。そういう方々から是非聞きたいと、こういうことを含めてお会いしたことは事実でございます。
  165. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 要は、大阪の建設業者の代表者、建設業の会社の経営者という方が大阪におられて、それがわざわざ鹿児島の方まで行って官房長官と会われたということですか。
  166. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) わざわざかどうかは知りません。鹿児島で会ったことは事実ですが、多くの方がおりましたから、その中におられたことは事実でございます。  ただ、建設業界の方ということよりも、私は、奄美会、闘牛という、こういうことで、そういう最初のお話でお会いをいたしました。
  167. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 じゃ、官房長官はなぜその方が大阪の建設業者って分かったんですか。
  168. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 結果的に名刺を交換して分かりました。
  169. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 何かまだよく分かりませんけれども、徳之島がここにぽこって出てくるのが非常に違和感があるんですよ。徳之島の島民も反対、町長も反対、そういう中で訓練移転で徳之島だけ入ってきている。しかも、片や全国の知事の方にはお願いします。  この合意文書の中身がもっと問題点はいっぱいありますけれども、今日は時間がないからこれで終わりますけれども、やっぱりおかしいですよ。しかも機能移転まで入れている。これは徳之島の人はぎゃあって言いますよ。多分、そういう説明を防衛省はしていないと思いますよ。
  170. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 時間が過ぎておりますので、質問をまとめてください。
  171. 佐藤正久

    ○佐藤正久君 しっかりその辺また追及していきたいと思います。地元に説明、基地機能移転まで入っている、説明していないと思いますよ。しっかりやっていただきたい、本当に責任問題だということを最後に指摘させていただきまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
  172. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 今、機能移転というふうに言われましたが、ここで使っておりますのは活動ということで、その活動ということに何が含まれるかということについては特に語っておりません。念のために。
  173. 浜田昌良

    ○浜田昌良君 私からもこの徳之島の問題を質問しようと思ったんですが、今のちょっと答弁で分からないことがありますので引き続き質問したいと思うんですが、この日米共同声明の訓練移転のところで、今官房長官は、訓練移転にとどまらず、いわゆる活動というのが含まれているんだと、その活動があるがゆえに距離的概念が出てきて、例示に挙げるのは徳之島しか挙げられなかったと、こういう答弁されましたが、そういう理解でよろしいんですね、官房長官。
  174. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) そういう意味ではなくて、県外移転を含めていろいろ四十数か所、多面的にやってまいりました。そういう中で、一体的運用をしていく中においてどういうことが可能なのか。特に私の考え方は、訓練の移転という考え方もありましょうし、あるいは基地の一部を移設するという考え方もありましょうし、もっと違う概念で、米軍の活動という考え方をとらまえて移設することが可能なのか、こういうことも含めて考えたときにそういう言葉を使わせていただいたと、こういうことであります。
  175. 浜田昌良

    ○浜田昌良君 ただいま訓練移転とそれ以外の活動という、活動には基地機能というのが入っているはずなんですけれども、今、距離概念が出てくるのは、訓練移転だけだと距離概念がないわけですよね、別にいろんなところで訓練移転しているわけですから、北海道から、静岡もやっていまして。  ただ、なぜこれ徳之島を特掲されたんですかと佐藤委員が質問されて、それは距離という概念があるんですよと言われましたから、それは訓練移転以外の部分が念頭にあるから徳之島を特掲したという、こういうことでよろしいんですねという確認なんです。
  176. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 少し私は説明不足かも分かりません。  訓練移転というのは、例えば三週間ぐらい掛けて本土のある自衛隊基地に移動して訓練をする、これも訓練移転であります。常態的にやっぱりトレーニング、訓練を一体的にしていく概念から見たときの一体的オペレーションでやれる訓練も日常的にあるわけですから、そういう概念で見たときに距離的なものがおのずと制約があると、こういうことでございます。
  177. 浜田昌良

    ○浜田昌良君 答弁が少し変質しているんですけど、そうしますと、今の答弁だと、訓練移転の中でも距離概念がやっぱりあるから徳之島を特掲したということでよろしいんですね。
  178. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) そういう概念で徳之島という地理的要因、いわゆる距離的要因も含めてございます。  しかし、今の現状のままでやれるというふうには理解をいたしておりませんでして、今の県管理空港を十分に使え得る状態に整備をし直さなきゃならない。その整備の状況によって徳之島というものをどういうふうに今回の問題に対処して使えるかということを米国は考えるというのが今回の文書だというふうに理解をいたしております。
  179. 浜田昌良

    ○浜田昌良君 日米合意では、今の答弁ではっきりしたのは、徳之島には訓練移転以外の基地機能移転も含めて念頭に置いているという考え方なんですが、その後段にあるグアム等の日本国外へについては訓練移転しか書いていないんですよ。グアム等の国外については、今言ったアクション、だれか、外務大臣だか言われましたけれども、そういうものは念頭に置いていない、あくまで訓練移転だけだと、こういうことなんですね。
  180. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) ここに書かれているとおりでございます。委員の御指摘のとおりです。
  181. 浜田昌良

    ○浜田昌良君 それはもう二重に今までの鳩山総理が言っていたことと違うわけですね、最低は県外、できれば国外というね。グアムについては、訓練しか移転せずに基地機能は全然あきらめていると、一部でも。徳之島には訓練だけじゃなくて基地機能移転までも考えているというのが本当に徳之島の住民の方が理解できるのかと、そういう思いを強くしました。  特に、今回、私の配付資料の三枚目にありますように、平野官房長官は徳之島の方々と何回も会われています。例えば、三枚目に今までの経緯が書いてありますが、三月二十五日に徳之島三町長、鹿児島県知事らと会われていまして、そのときには反対という要請書をもらわれているはずなんですよ。そのときには全く何も一言も言われなくて、新聞報道によりますと、徳之島のトの字も言ったことがないというぐらい全くすげない返事をされておきながら、そしてその後、鳩山総理自身が五月四日に沖縄訪問で急に徳之島ということを言及された。それから非常に住民が不信感を持っていると。不信感を持っていて、その後の交渉も、いろいろ会われていますけれども、その中でなぜ特掲をする必要があるのかと。特掲をしなくても、日本国内なんだから別に入っているのは分かるんだから、それを特掲すること自体が今後の交渉にとって余計複雑にさせると、そういう思いは、官房長官、なかったでしょうか。
  182. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 今、議員、三月二十五日に一言も具体的言及ないと、こういうことでございました。  私は、議員の皆さん方、委員会、予算委員会等々でもゼロベースということをずっと言い続けておりまして、この時期にも私はあらゆる角度でと、こういうことを申し上げておりましたので具体的に言及をいたさなかったと、こういうことでございますので、それが不快感ということにもしなるならばおわびをしたいと思いますし、委員会でもそのように申し上げてきたところでございます。  そういう中で、徳之島の皆さん方の思いも、反対派の方が多い、三町長来られて反対と言われましたけれども、その会談、会合の場面では、私は民意の許せる限り御理解をいただきたい、その範囲でも御協力をいただきたいということは私自身もこの立場でお願いをしたところでございます。
  183. 浜田昌良

    浜田昌良君 さらに、徳之島の方々、また三町長を含め不信感をあおりましたのは、その後の官房長官のいろんな徳之島関係の方々の会い方なんですよね。  ここにありますように、まず、五月四日に総理が言及されて以降、五月七日に三町長が来られました。総理とともに官房長官は同席されたはずでありますけれども、そのときには完全にもう我々は反対だということを意思表示されて来られた。これは聞いておられるんですよ。それでありながらも、十二日、十五日、十六日と更に現地鹿児島に行かれて関係者に会われている。その会い方自身が非常に何か切り崩しと、そういう印象を与えているわけですね。  特に今回の資料で問題に挙げたいのは、一枚目の資料見ていただきたいんですが、この奄美マニフェストというものが今回もそのやり取りでも出てくるんですけれども、この前の衆議院選挙で、民主党さんの、県連の責任と言っておられますけれども、岡田外務大臣が、これは党本部としては全く知らなかったと、遺憾だと言われていますけれども、住民の方々はそんなの分かりませんよね、これ見たときには。この中に、本当に奄美振興を実行しますということで、民主党政権は奄美振興予算を絶対に減らしませんと言っておきながら、実際は二九%も減らしたんですよね、御存じのように。  その上に、このマニフェストには、奄美群島消費税を軽くしますまで書いておいて、そういうことを配っておいて、そして今回、新聞報道によりますと、この今の年表、クロニクルを見ていただきますと、この五月十二日のところ、池山町議は、今年度予算で三割減額された奄美群島振興開発予算について元に戻す方向で検討するとの示唆があったという、こういうふうに実名入りで報道されていますが、こういう減らしておいてまた増やすということは民主党政権としてやられるんですか、こういうやり方、非常に不信を覚えているんですけれども。
  184. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) この奄美のローカルマニフェストについては、これは党本部がきちっと了解をされて出されているものとは私は承知いたしておりません。よくあるわけですが、それぞれの県連とか、それぞれの議員責任において出される場合もあると思いますが、それは、その議員並びに県連がやっぱり期間中にその政策を実現すべく努力すると、こういうことの私は理解と認識をいたしております。  いま一つは、議員からお配りをいただきましたが、だれでしたですかね、議員さんでいったら徳之島の町議でしたか、こういうことをほのめかしたと。私は、すべからくあらゆる方々に申し上げましたのは、こういう振興策をするからこの問題を受け入れてくれということの前提で物を申したことは一度もありません。これだけははっきり言明をしておきます。
  185. 浜田昌良

    浜田昌良君 まず、前段について再度聞きますけれども、こんなことは、こんな県連が勝手に出すマニフェストはよくあるんだ。そんな認識でいいんでしょうか。しかも、県連がこの責任の下で実現する。どうやって奄美群島消費税を県連の責任で実現できるんですか。できるわけないじゃないですか、そんなこと。できないことが書いてあるんですよ、こんなの。しかも、県連の責任でなぜ鳩山総理のサインが入っているんですか。そんなことがよくあっていいんですか。もう一遍、答弁、取り消してくださいよ、そんなのは。
  186. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 総理の、その当時民主党代表鳩山由紀夫代表の名前が入っているということですが、これはどういう状態で入れられたのかはよく分かりませんが、少なくとも民主党の号外版で出ていることは事実でございます。したがって、発行する県連あるいは候補者がそういうことを発言したわけですから、その候補者が責任を持って党の中でこの政策を具現化するために発言をし、実現に向けて頑張ることだと私は思います。
  187. 浜田昌良

    浜田昌良君 県連の人間がなぜ消費税を軽くするように、どうやって実現できるんですか。これは国の政策でしょう。そんなことを書いたことがそもそもけしからぬという話じゃないの。それをそういう、官房長官としてそんな答弁していいんですか。ちょっと認識を新たにした方がいいよ、そんなの、無責任な答弁して。
  188. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 私の官房長官という立場で物を申し上げますと、これは政党のローカルマニフェストだと、こういうふうに思っております。
  189. 浜田昌良

    浜田昌良君 もう開き直りも甚だしいですね。開いた口がふさがりません。そういう政党だと、民主党は。分かりました。  じゃ、次に、五月十六日のこのクロニクルにあるんですが、平野氏は移設賛成派から移設受入れに向けた七項目の要望書を、紙を受け取ったと。受け取ったのは事実ですね。
  190. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) たまたま封筒の中にはそういう文字はございました。それ以前に私の方にファクスとか何回もそのことは来ておりますから、それは推進派の立場の人が送ってこられたことは承知しておりますし、手紙にもありましたし、何回もその情報は私の手元に届いております。
  191. 浜田昌良

    浜田昌良君 それに対して、この報道では、徳之島三町の借金、公債、これ大体全体で見ましたら二百五十億円があるんですね。これについて棒引きをするということについて、応じる意向を示したという報道が、一紙だけでなく複数紙にあるんですが、その点について真偽を確認したいと思いますが。
  192. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 全く私は、二百五十億だったと思います、たしか、三町の負債がですね。これを借金棒引きにするなんということは私が言える立場でもないし、そういう発言はした事実はございません。
  193. 浜田昌良

    浜田昌良君 そういう、ここで言葉を翻すかもしれませんけれども、すべての主要紙で前向きに検討する、検討して答える、その表現が躍っているんですよ、新聞に。そのことに対してなぜ否定の会見をしないんですか。こういう思惑というか、何か風評を流しておいて、さも言ったような印象を与えておいて、自分は言っていない、こんな無責任なやり方あるんですか。住民をなめているじゃないか。それだったら完全に否定するような会見をすればいいじゃないか。なぜしないんですか。
  194. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 記者会見でそういう部分は質問されたところはございます。これについては全く否定をいたしました。
  195. 浜田昌良

    浜田昌良君 そういう木で鼻をくくったような対応だけだと、これからの徳之島の住民の方々との信頼関係というものを考えた方がいいですよ、相手が納得しなければできないんだから。それを勝手に流したマスコミが悪いんだ、私は言っていないんだと、そういう交渉では絶対私はできないと思っていますよ。  もう一度、今回のこの普天間の基地問題、何でこんなに迷走しているのか。一つはやはり、住民の意思というのを最大限尊重してこなかったという思いがあるわけですよ。それを何となく選挙であおってしまって、そしてそれがシングルイシューじゃなかったのに、これが民意、民意と言いながら、結局戻ってしまう。戻ったときに元の自公の案じゃ何となくメンツが立たないみたいな思いは捨てられた方がいいですよ。それがどんどん住民の方々の気持ちを逆なでします。別に間違ってたら間違ってたでいいじゃないですか。もう一遍その案に戻って、一番住民が望むのは何なのかと。そういうことを最大限に考えずに、何となくメンツ論で、元の案だけはしたくない。結局は、埋立てよりもくい打ちと言いながらもできなかった。そんなこそくなことはやめられて、あくまで住民の意思を最大限に尊重して、これから徳之島の、訓練、機能なども入ってきましたが、その移転、また辺野古のいろんな工法の検討、再度それを根本にやることを決意をお聞きしたいと思いますね。いかがですか。
  196. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 物事を決めていく上においては、当然、住民の皆さんあるいは自治体の皆さんに御理解をいただくということは当然だと思います。その中に誠実に対応していくということが大事なことであることは先生御指摘のとおりでございますし、私どもも、一番ベストな状態でもって現実対応をするということが私どもの政府の考え方でございます。  ただ、辺野古というところに戻ったということでありますが、確かに地名的に言ったら戻ったわけですが、前政権のプランニングに戻っているというふうには私は理解をいたしておりません。
  197. 浜田昌良

    浜田昌良君 また訳の分からぬ答弁だったので再度聞きますけど、じゃ、辺野古の施設ですね、これだけに限定して、訓練移転は別に除いて、辺野古の施設に限定した、だから普天間が代替で移ってくる辺野古の施設、これに限定した上で、今までの政府案と今回のこの日米共同声明で何が違うんですか、何も変わってないじゃない。官房長官に聞いているんですよ。今官房長官が言ったんだから、違うと言ったんだから。
  198. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) これからその部分については検討していきますが、少なくとも環境、さらにはその地域の方々に負担が軽減できるようにどう技術的に、工法的に知恵が絞れるかということであります。
  199. 浜田昌良

    浜田昌良君 今、少なくとも環境とおっしゃいましたね。じゃ、なぜ、その環境を従来以上に重視をするなんという表現は2プラス2で全然載っていませんよ。何でもっと表現しなかったんですか。それを、また2プラス2で入っていないのを勝手な言葉で補う、その同じミスを繰り返してはいけないと思います。  じゃ、環境重視をされて、環境影響評価は今までのをもう一遍やり直すぐらいのことをやられるんですか。その結果によっては、二〇一四年の元々の日米のロードマップの合意までも延ばすということもされるんですか。──これは官房長官に聞いているんだから外務大臣は要らない。官房長官に聞いているんだから。官房長官官房長官の答弁を、延長なんだから。
  200. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) まずは官房長官
  201. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 今の御指摘で、この共同発表の中に、一番最後のところにございますが、両政府は、普天間飛行場の移設計画が、安全性、運用上の所要、騒音及び環境面での配慮、地元への影響等の要素を適切に考慮するもの、こういうことを明記しているので、私、そういう発言をいたしました。
  202. 浜田昌良

    浜田昌良君 要りません、要りません。  それは別に並べてあるだけであって、これを特に重視しているなんて書いてないんですよ。今、平野官房長官、特にこれを重視するなんて表現にはなっていないということを言っておきたいと思います。  最後に、時間がないので一点だけですが、配付資料に、二枚目に今までの総理の答弁また施政方針演説のことを書きました。今までは、五月までに三つの合意という中でできたのはアメリカ合意だけと。地元の合意もできない、三党合意もできない。そして、それが二月四日の決算委員会の総理の答弁だと、五月末までに決めなければ、これはやはり政治家として決断ができないということになると本人は明確におっしゃっている。  しかも、この担当大臣官房長官ですよね、基地検討委員会の。しかも、基地検討委員会というのは、実はこの日米共同声明を作る前の基本政策閣僚委員会、結局開かれなかったじゃないですか。自分たちは何もしなかったでしょう。この基本政策閣僚委員会では本来、沖縄基地問題検討委員会が案を作って上げるはずが結局上げられずにこの2プラス2の合意が作られた、その責任を感じてあなたはお辞めする意向はないですか。
  203. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 全く先生、端折られて言われておりますが、少なくとも基地問題検討委員会でそれぞれ、その当時は連立ですから社民党、国民新党から担当者を出していただきまして、いろんな御議論をいたしました。八回議論をいたしました。そういう中で、グアムへの視察も行かれました。  そういうことを受けて、どういうまとめをいたしましょうかということですから、いろんなお声がありましたので、その当時、私は委員長でございますが、委員長に提案をいただきましょうと、こういうことでありました。協議の中では、もう委員長に一任するから案だけを提出をする、こういうことで私は皆さん方の思いを含めて受け止めたわけでございまして、どういうふうに取り扱うかは委員長の一任と、こういうことでその検討委員会をいたしたところであります。  それを受けまして、政府の中でどういうことが可能なのかということを含めて、外務、防衛の実務の人間をその検討のチェックの中にチームとして入れまして、四十数件のいろんな案を最終検討チェックに掛けたわけであります。そういう中で今日まで来たのが共同声明にある部分となったと、こういうことであります。
  204. 浜田昌良

    浜田昌良君 もう時間がありませんので、質問しますが、基地の検討委員会というのは大失敗と思っていますよ。つまり、基本政策閣僚委員会の直前には開いてこうやったと報道も全くない。それどころか、第一回目の開催のときには、いろんな新聞に載った表現があるんですよ。平野官房長官は、辺野古沖という現行案以外で検討と官房長官は発言というのが各紙に載った。それが結局こういう具合に戻った。そのことを責任をしっかり痛感されて、本来辞表を提出すべきと、そのことを追加させていただいて、私の質問を終わりたいと思います。
  205. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 時間が過ぎております。お答えは簡潔に願います。
  206. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 私は、普天間の代替基地について、あるいは施設について、ゼロベースで検討すると、こういうことを申し上げたところであります。
  207. 井上哲士

    ○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  辺野古沖への新基地建設を決めた日米共同声明とその後の閣議決定に対して、国外、最低でも県外との公約を破り、あの四月二十五日の集会に示された県民の総意を踏み付けにしたものだと怒りの声が上がっております。沖縄県民はもとより、全国から裏切りだと、暴挙は許さないという声が広がっております。  あの日に名護の稲嶺市長が市民集会であいさつされていますが、こう言っていますね。今日、私たちは屈辱の日を迎えた、怒りは頂点に達している、沖縄はまたしても切り捨てられた、地元への説明もなく、市民、県民の民意をないがしろにしているのは地方自治に対する侵害だ、この国に民主主義はあるのかと、ここまで市長は言われております。  総理は、名護市の皆さんが受け入れられないことは重々分かるが、それでもお願いしないといけないと、あくまでこの頭越し合意を押し付ける姿勢を示しておりますが、この県民の理解を求めるという役割を内閣で責任を持って担うのは官房長官ということでよろしいでしょうか。
  208. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) これから具体的に進めていく、こういう過程にありましては、私なのか、あるいは防衛省なのか、防衛大臣なのか。僕は、一義的には、地域での関係を含めて、専門的な観点から防衛省だろうとは思っています。しかし、私も官房長官という役割の下に補完をしながら、トータルとして進めていかなきゃならないと思っております。
  209. 井上哲士

    ○井上哲士君 補完するというふうに言われました。  しかし、二十八日の閣議後の記者会見で前原沖縄北方担当大臣はこう言っているんです。県民に理解を求める役割に関して、鳩山総理から指示がないとした上で、その役割は引き続き鳩山首相、平野博文官房長官が行うとの認識を示したと、沖縄北方担当大臣もこう言っているんですよ。  一体、じゃ、こういうことを決めたけど、そして理解を得ると言っているけれども、その責任は閣内では全然議論していないんですか、だれがやるかということを。
  210. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 当然、これは総理も沖縄に二回も訪問されて、できなかったことに対して、あるいは迷惑を掛けたことに対してはおわびを申し上げておるわけであります。しかし、これから具体的に技術的な視点でもって、あるいは工法を含めて詰めていく、こういう専門家の部分、あるいは知事始めその当該の自治体、議員さん、また町民の、市民の方々に対するアプローチ、これについては私なり全閣僚が本来すべきことだと思います。主には、当然私もその一人としておることは間違いのない事実だと思っております。
  211. 井上哲士

    ○井上哲士君 関係閣僚会議のメンバーの一人である前原大臣が、これは平野官房長官だと言っているんですよ。  じゃ、更に聞きますけれども、地元の稲嶺名護市長にはこれまで何度面談をされて、今後はどのように市長と理解を求めていくお考えでしょうか。
  212. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 正確には覚えておりませんが、三回お会いをしたと、こういうふうに思います。  もちろん、そのときには御要望がありました。反対だということもありましたから、そういうことで到底理解ができないと、こういう御要望含めてございました。そのときには私はまだ、ゼロベースでやっておるので、もし、どういう状態になるか分からないけれども、今はゼロベースだと、こういうことで言いました。その後、改めて来られたときには、県民のあれだけの反対運動が起こっているということに対しては重く受け止めさせていただくと、こういうことは申し上げたところでございます。
  213. 井上哲士

    井上哲士君 今後はどのようにお考えですか。
  214. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 今後は、総理を含めて関係閣僚と十分相談をして対処していきたいと思っております。
  215. 井上哲士

    井上哲士君 具体的なことが何も出てこないわけでありますが、名護市長選挙で新基地建設反対で市長が当選した直後に、官房長官は、この結果についてしんしゃくする必要がないと、こういう発言をされました。そして、このシュワブの陸上案が持ち上がって名護の市議会で反対の意見書を可決しました。このときもあなたは、それぞれの地域の自治体決議があってもそれを乗り越えてやっていただかなければならないケースもあると、こういう発言もされたわけですね。  先ほど来、徳之島においても、地方自治体を無視をするような行動だという批判も出されておりますけれども、そもそもあなた、一貫してこうやって地方自治体意思、住民の声を軽んじてきたんじゃないですか。そういう立場で地元や県民の理解を得るということが可能だとお考えなんでしょうか。
  216. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) 今議員、残念ながら、しんしゃくしないという言葉だけを取り出されましたけれども、そのときは検討委員会でどういうところが一番いいのかということを検討している、技術的な、あるいは地域的なところを検討しておりますから、そのときには、民意ということの概念はこの検討の土俵には入れないと、こういうことを申し上げたわけでありまして、選挙結果の民意については当然これは尊重しなきゃならないと、こういう考え方に立っております。
  217. 井上哲士

    井上哲士君 それはすり替えでありますし、そもそも検討委員会の中に住民の声をしんしゃくをしない、そのこと自体が問題なんですよ。選挙の結果はもちろんでありますけれども、そこには住民の声も示されているんです、これは絶対許せないという声が示されている。それをまともに取り上げない、そのことが住民の、県民の怒りを呼んでいるし、そのことが一層怒りに火を広げているんですよ。そのことの自覚はありますか。
  218. 平野博文

    国務大臣(平野博文君) ですから、予算委員会でも申し上げましたが、私は、ゼロベースで検討している概念であって、その検討土俵に上がって絞り込まれたら、当然そのときにその地域の方々の御理解をいただく、民意を尊重していく、これは当然じゃないですか。そのことを、そこの部分を端折られて、しんしゃくしないという言葉だけを特出しにされて言われるというのは、私にとっては心外であります。
  219. 井上哲士

    井上哲士君 要するに、決めた後で住民に押し付けるということじゃないですか、それだったら。そういうことがまさに住民の反発を広げて、怒りを広げてきたんです。  岡田外務大臣にお聞きしますけれども、私、こういう県民頭越しに日米で合意をし、結論を沖縄に押し付けるというやり方は一層怒りの火に油を注ぐやり方だとこの間の委員会でも申し上げました。実際、その後、この共同声明の発表は県民の怒りと団結に一層火を付けております。  沖縄世論調査、先ほども紹介ありましたけれども、この辺野古への建設反対というのは八四%です。そして、鳩山内閣支持率沖縄県内では八%。これは、本当に一つになった民意ですよ。絶対後戻りできない状況であり、私はこの方針は実行不可能だと思います。  あの共同声明と閣議決定は撤回をして無条件撤去を求めると、こういう姿勢に変えるべきじゃありませんか。いかがですか。
  220. 岡田克也

    国務大臣岡田克也君) ですから、今の普天間基地を無条件で撤去するという、共産党のお考えに立てばそういうお話も出てくるんだと思いますが、この辺野古への移転というものが円滑に進まないということになりますと現在の状況が固定化されかねないということですから、それは絶対避けなければいけない。そういう思いの中で、何とか沖縄の県民の皆様の御理解を得て、そして今回の日米合意、その中身はまだ幅のあるものでありますけれども、それを是非実現していかなければならないと、そういうふうに考えているところであります。
  221. 井上哲士

    井上哲士君 共産党のお考えと、そういうふうな言い方をされるわけでありますが、沖縄県民の世論調査を見ても、例えば安保条約、日米安保を平和友好条約に改めるべきだ、この世論調査では五五%。破棄、一四%。こういう声が今広がっているわけですね。沖縄へのアメリカ海兵隊の駐留をどう思うか、必要ない、七一%。これが先日の沖縄県内の世論調査なんです。  民主党のホームページを見ますと、二〇〇五年に、岡田さんがまだ代表だったころに普天間基地包囲行動集会というところの記事が出ております。ここで、代表だった岡田さんはどうあいさつをされているかと。日米両政府が普天間基地の返還を決めて何年がたったのかと、今こそ、安全保障に対する考え方には違いがあるが、その違いを乗り越えて、気持ちを一つにして普天間基地の沖縄県外移転を実現していこうと力強く訴えたと、こう書いてありますよ。  まさに今沖縄の皆さんは、安保に対する考え方の違いを乗り越えて、心一つにやっている。当時の岡田さんの呼びかけにこたえているんですよ。この立場に立ち戻るべきじゃありませんか。
  222. 岡田克也

    国務大臣岡田克也君) 国会でも以前にも答弁いたしましたが、あのときかなり私はやじと怒号に包まれたわけであります。つまり、集会のメーンテーマが普天間の廃止ということであったわけです。そういう中で、私は、それは行き過ぎであると、せめて県外ということでまとまろうというふうに言った。それに対してかなりのやじが飛ばされたというのが現実であります。
  223. 井上哲士

    井上哲士君 私は、まさに民意を重んじてこの方針は撤回しかないし、実際に実行は不可能だということを繰り返し申し上げておきたいと思います。  一点、内容について聞いておきますけれども、この共同声明の中に、緑の同盟という名の下に、日本国内及びグアムにおいて整備中の米国の基地に再生可能エネルギー技術を導入する方法を、在日米軍駐留経費負担の一構成要素とすることも含め検討するという項目が盛り込まれておりますが、なぜアメリカのやる環境保全対策の経費を日本が負担する必要があるんでしょうか。
  224. 岡田克也

    国務大臣岡田克也君) まずここで書いてあることは、在日米軍駐留経費負担の一構成要素とすることを含め検討するということでございます。そして、そもそもこのホスト・ネーション・サポートの中で、実は国内の基地の光熱水費というのは日本が全部持つということになっております。その一部を再生可能エネルギーに置き換えることで、長期的に見るとその負担はむしろ減るということも想定できるわけでございます。  国外については、それはそう簡単にホスト・ネーション・サポートでということにはならないと思いますが、しかし今グアムへの基地の移転について日本政府も一定の負担をして行っているところでございます。それを、地球環境全体という観点から、そのうちの一部について日本は既にもう負担をすることに、住宅について負担することになっているわけでありますから、その中身を再生可能エネルギーを含むものにするということは、それは今の枠組みの中で別にそれが特段おかしいことではないというふうに考えております。
  225. 井上哲士

    井上哲士君 いや、驚くべき答弁ですよね。これは特段おかしいことですよ。  今、光熱水費の負担のことを言われましたけれども、今の協定では日本の負担の上限は決まっているわけですね。超えた分はアメリカが払っているわけですよ。ですから、今、エネルギーに換えたら水光熱費が下がって日本の負担が下がるだろうなんて言われましたけど、今そういう仕組みになってないじゃないですか、関係ないんですよ。  そして、グアムというのはアメリカの国土ですよ。アメリカの国土にあるアメリカの基地が環境対策するのを、何で日本の税金を使うんですか。我々はそもそも、基地建設、移転のお金払うのも、これは前代未聞でおかしいと言いましたけれども、そこの環境対策日本が負担する、日本国民の税金を使う、これは明らかに目的外使用になるんじゃないですか、いかがですか。
  226. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) そこはこれから具体的に議論して詰めていく話でありますが、例えば住宅をグアムに造る際に、それがより環境に優しいものに造るということは、私はおかしなことではないというふうに思います。  その負担というものを、国民の税金をどれだけお願いするかということについては、それはこれから議論すべき話でございます。
  227. 井上哲士

    ○井上哲士君 環境対策をするのは結構ですよ。しかし、それはアメリカの責任でやってもらったらいいんであって、国民の税金を使うということは全く間違いでありますし、許されることではありません。  結局、辺野古への新基地建設それ自体、沖縄の皆さん、許しません。そして、いろいろ負担軽減になるんだという話もありましたけれども、今のこの新たな日本の経費負担の可能性も含めて、私は一層負担を重くするし、そして訓練自身も全国に拡大をする、被害を拡大するわけでありますから、これは全くこの共同声明に盛られた方向というのは許し難いと、断じて中止をすべきだということを申し上げまして、質問を終わります。
  228. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) これは委員の御質問だけではないわけですけれども、もちろん負担の軽減ということは、これは真剣に考えていかなければいけない問題であります。しかし一方で、やはり日本の安全というものをどうやって確保していくかという議論が欠落して、一方的な議論だけするわけには私はいかないと思うわけであります。    〔委員長退席、理事山根隆治君着席〕  現在の朝鮮半島の状況を見ても、あるいは周辺環境を見ても、やっぱり日本国民あるいはこの地域の平和と安定をどうやって確保していくかと、そういう視点の議論を抜きにして一方的に一面だけで議論するというのは、私はそれはいかがなものかというふうに考えております。
  229. 山根隆治

    ○理事(山根隆治君) 時間が過ぎておりますので、簡潔に願います。
  230. 井上哲士

    ○井上哲士君 一言。  そういう議論はもう沖縄では通用しないということを申し上げておきますし、負担軽減ができたから前のよりもいいんだということを言われておりますから、実際には一層負担を増やすものだと、こういうことを私は指摘しておるわけであります。  終わります。
  231. 山内徳信

    ○山内徳信君 今日から野党の立場できっちり質問をいたします。日本の政治のために厳しい質問を展開いたします。  官房長官は、現在の政治の混乱と政治不信は想定内であったのか、想定外であったのか、一言でお答えいただきたいと思います。
  232. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) もちろん、議員が今そういう御質問ですが、想定をしているなんということはありません。
  233. 山内徳信

    ○山内徳信君 私は、外務大臣と防衛大臣には厳しい質問を展開してきたのは、こういうことが想定されていたからであります、やはり。  これは、日米共同声明があって、そして閣議決定に社民党の党首がサインしなかった、そこに罷免が生まれた、そういう一連の流れの中で今の混乱があるわけです。したがいまして、言葉に責任を持たない政治が今日の政治混乱を引き起こしておりますし、同時に、全国民から政治不信を招いてしまっておるわけでございます。  このようなことは、市町村、いわゆる自治体とか、あるいは企業ならば社長は辞任、あるいは専務も辞任、そういうふうな状態であります。市町村長だって辞任に追い込まれていくわけですが。私はそういうふうに考えてみたときに、今回の政治の混乱を引き起こしたその責任を官房長官は感じておるかどうか、お伺いいたします。
  234. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) どういう政治の混乱かというところになるわけですが、連立政権の社民党の離脱ということについては私の責任の一端はあると、こういうふうに思います。
  235. 山内徳信

    ○山内徳信君 罷免をめぐるということも含めて、政治全体の混乱、そして次の参議院議員選挙がどうなるかというふうな、そういう混乱も全国に起こっておるわけですよ。官房長官がここに出ていらっしゃるのをずっと野党からも要求があったわけですが、今日出てこられたことを私は可とはしないんです。少なくとも防衛大臣がアメリカに出かけていく一週間ぐらい前に、日米共同声明を発表する前に官房長官が出てこられて、これはこういう混乱状態になりますよ。行きはよいよい帰りは怖いという気持ちで北澤大臣はお帰りになったと思いますよ。待っていたのはこの混乱じゃないですか。その責任をきちっと感じてもらわぬといかぬのです。    〔理事山根隆治君退席、委員長着席〕  さて、質問は次に移りますが、沖縄の必死の訴えさえ救えない鳩山内閣、四十七分の一の小さい命たちの血の叫びさえ救えない鳩山内閣、幾度となく国策の犠牲を強いられてきた沖縄、その痛みも悲しみも苦しみにも耳を傾けることもせず、言葉をもてあそび、尊い命を救う真剣な努力をしない鳩山内閣に国民、国家の安全を語る資格はない。ありますか。百三十八万の命さえ、危険だ危険だという言葉はこの場で何度も外務大臣、防衛大臣おっしゃっておるが、本気にあの普天間の海兵隊の基地を真剣に解決しようという、国内に、真剣に解決しようという汗を流しておる姿は一度も見たことはありません。皆さんがやっているのは、あれは真剣なうちには入りません。  そういう意味で、鳩山総理は責任を取って辞任すべきであります。政治の結果、あるいは企業や自治体でも、結果責任を果たし切れなかったときにはやはり自ら責任を取って辞任をすべきであります。  総理の国外、県外への思いは確かにございました。そういうふうなことを支え切れなかったのは官房長官であり、とりわけ外務大臣であり防衛大臣だったと、私はそばで見て気付いております。終始一貫、外務大臣は県内に押し込むための嘉手納統合とか、そういう動きをしてきたじゃないですか。そして、キャンプ・シュワブの海にできぬか陸上案にできぬかを模索を北澤さんもなさったわけですよ。そういう意味で、これは総理だけの責任ではございません。支え切れなかった官房長官、外務、防衛大臣は同罪でございます。したがいまして、政治の信頼性を取り戻すためにも、責任ある辞任を沖縄県民に代わって、あるいは日本国民に代わって要求をいたします。  一言ずつお答えください。
  236. 岡田克也

    ○国務大臣(岡田克也君) 鳩山総理の沖縄の負担を何とか軽くしたいという思い、あるいは連立のパートナーである社民党の理解を得たいという思い、そのために数か月間を要し、そして支持率もかなり下げました。そういった犠牲を払いながら社民党さんにもお願いをしたわけですけれども、結局国外ということで御理解いただけないということでありますから、残念ながら連立がこういう形で解消せざるを得なかったということでございます。  私は、鳩山総理は、沖縄のために負担を軽減したいという思いの中で本当に頑張られたというふうに思っております。
  237. 北澤俊美

    ○国務大臣(北澤俊美君) 今のお話は、私はよく分かるんです。福島党首の言われていること、それからまた、総理が選挙中に言われた県外と。  これは、今ある政治の責任を負っておる者からすれば、普天間の基地を一刻も早く返還するということとこれがない交ぜになりますと議論がかみ合わない。したがって、我々責任を持つ者は、まず普天間の基地を返還する、その後にまた、福島党首の言われる県外、総理が表明した県外、国外、そういう順序を追わなければ、ただ議論がかみ合わないまま時間を過ごして普天間の現状維持が続くと、こういう認識を持っております。
  238. 平野博文

    ○国務大臣(平野博文君) 総理を支える立場で言えば、いろんな先生からカメレオンという名前まで付けていただきまして、結構でございますが、私はやっぱり基本は、沖縄県民の皆さんの思いをはせ、やっぱりあそこにあれだけ偏在をしている基地をいかに負担を軽減するために考えるか、その第一優先が、プライオリティーとしてあるのは、普天間の基地を全面返還を早期にさせるための手順としていろんな考え方でもって対応してきたということであります。  結果的には沖縄県民の皆さんに不信を招いたということでありますが、私は、これから一歩二歩確実に前進をしていくものと、していかなければならないと、このように考えています。
  239. 山内徳信

    ○山内徳信君 御三名の答弁は極めて不満であります。そして、ここだから、これからも努力をすると言っておれば質問時間終わりますから、そういう気持ちかもしれませんが。  沖縄県民は、県民大会で一本にまとまったんです。そして、県議会は、総理が来られたときに、議会棟の前にみんな座り込んで県議会議長への要請を拒否しておるんです。まだまだ甘過ぎますよ、甘過ぎる。  そして、沖縄県民は、琉球新報と毎日新聞社は二十八日から三十日にかけて緊急世論調査を実施しておりますが、その世論調査の結果は、辺野古移設について反対が八四%、八四%。それから、賛成が六%です、六%。こういう状態で、なお大臣はこれからも誠意を尽くして、あるいは一歩一歩県民を説得するとおっしゃるならば、これはどういうことになるか、私はここではっきり申し上げておきます。  一つは、不満があるのは、なぜ、ここにも民主党の出身の議員もいらっしゃる、あるいは衆議院にもおる、私もおる。少なくとも基地問題については、私たちは、あなた方よりは基地の島に住んでおるから問題点は知っておるつもりですよ。一言も皆さん方から打診を受けたことはありません。したがいまして、今回のこの問題は、鳩山内閣は責任を取ってもらわぬといかぬと思っております。  そして、具体的には八月までに決めるということをおっしゃっておりますが、それを私はこういうふうに解釈するんです。十月の名古屋におけるCOP10が開催される前に、COP10というのは御承知のとおり生物多様性の国際会議です。その主催国は日本です。COP10が開催される前に決定をして逃げ込む官僚の悪知恵であろうと私はかなり厳しいことを申し上げておきます。  したがって、こういう不可能な計画作りは即刻中止をすべき、日米共同声明で発表してあっても、これをずっと引きずっていくと、アメリカをも巻き込んでアメリカにも迷惑を掛けることになるわけでございます。そういう意味で、日米共同声明、これは即刻白紙に戻すということをルース大使を通して申入れをしてほしいし、そうしませんと、民主党は、今の混乱した状態が更に輪を掛けて自滅の道に進んでいくということを私は既に前から申し上げておるとおりでございます。  したがいまして、私は、血税の無駄遣いはやめてほしい。流血の惨事を見なければ、外務大臣も、防衛大臣も、官房長官も、総理大臣も辺野古のこの計画をやめないというのか。何名沖縄で米軍関係の事故、事件に遭い、多くの人が命を失っていっても、日米地位協定云々でちっとも沖縄の命を大事にしない、国民の命を大事にしない現実があるじゃないですか。だから、アメリカに向かって胸を張って堂々と交渉をやってほしいと日ごろから申し上げておるのはそのことであります。  したがいまして、沖縄の人々は──答弁要りません、あなたの答弁要らない。
  240. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 時間を過ぎておりますので、質疑をおまとめください。
  241. 山内徳信

    ○山内徳信君 そういう意味で、こういう不可能な流血の惨事を見るような計画は即刻中止を求めます。  以上です。
  242. 田中直紀

    ○委員長(田中直紀君) 本件に対する質疑はこの程度にとどめ、本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十二分散会