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2002-11-19 第155回国会 参議院 農林水産委員会 3号 公式Web版

  1. 平成十四年十一月十九日(火曜日)    午前九時三十一分開会     ─────────────    委員の異動  十一月八日     辞任         補欠選任      八田ひろ子君     市田 忠義君     ─────────────   出席者は左のとおり。     委員長         三浦 一水君     理 事                 国井 正幸君                 田中 直紀君                 常田 享詳君                 和田ひろ子君                 紙  智子君     委 員                 岩永 浩美君                 太田 豊秋君                 加治屋義人君                 小斉平敏文君                 福島啓史郎君                 松山 政司君                 郡司  彰君                 信田 邦雄君                 羽田雄一郎君                 本田 良一君                 日笠 勝之君                 渡辺 孝男君                 市田 忠義君                 岩本 荘太君                 中村 敦夫君    衆議院議員        発議者      金田 英行君        発議者      江田 康幸君        発議者      今村 雅弘君        発議者      宮腰 光寛君        修正案提出者   金田 英行君        修正案提出者   江田 康幸君    事務局側        常任委員会専門        員        山田 榮司君     ─────────────   本日の会議に付した案件 ○有明海及び八代海を再生するための特別措置に  関する法律案(衆議院提出) ○参考人の出席要求に関する件     ─────────────
  2. 三浦一水

    ○委員長(三浦一水君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る八日、八田ひろ子君が委員を辞任され、その補欠として市田忠義君が選任されました。     ─────────────
  3. 三浦一水

    ○委員長(三浦一水君) 有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律案を議題といたします。  衆議院議員金田英行君から順次趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明を聴取いたします。金田英行君。
  4. 金田英行

    ○衆議院議員(金田英行君) ただいま議題となりました有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  有明海は、広大な干潟を有し、海域固有の生物が多数生息する生産性の高い海域であり、我が国にとって極めて貴重な海域であります。  特に、有明海地域におけるノリ養殖業は、全国のノリ生産の四割を占め、国民の食生活において、また九州北部の産業経済活動においても極めて重要な役割を果たしております。  しかしながら、経済社会の進展の中で、有明海の環境は変化し、特に、近年、富栄養化に伴う赤潮の多発等、漁場環境の悪化が懸念されております。  平成十二年十二月、有明海のノリ養殖業はかつてない不作に見舞われ、アサリやタイラギなどの魚介類も約三十年間にわたり漁獲量の減少が続くなど資源水準は極めて低くなっていることから、漁家経営は厳しい状況にあります。  こうした中、農林水産省では、ノリ不作原因究明等のため、外部の有識者による調査検討委員会を設置し、有明海の海洋環境や生物についての調査研究を進める一方、覆砂・耕うんなどの漁場環境改善に取り組んできておりますが、こうした取組を一層強化する必要があります。  また、有明海に隣接する八代海では、クルマエビ、アサリ、マダイ、タチウオなど多種の魚介類が生息し、多様な漁業、特に魚類や真珠等の養殖漁業が盛んに行われておりますが、魚類養殖業に甚大な被害をもたらす大規模な赤潮の頻発等、環境の悪化が危惧されております。  自由民主党、公明党及び保守党におきましては、こうした状況に対処し、ノリを始めとした水産物に甚大な被害をもたらした原因を早急に解明し、関係者が将来に希望を持てるよう海域環境の保全・改善並びに水産資源の回復による漁業の振興について万全な対策を講じ、有明海及び八代海を豊かな海として取り戻すための特別立法の制定について、鋭意検討を進めてまいりました。  以上のような経緯を経て、今般、有明海及び八代海が、国民にとって貴重な自然環境及び水産資源の宝庫として、その恵沢を国民がひとしく享受し、後代の国民に継承すべきものであるとの認識の下、国民的資産である有明海及び八代海を豊かな海として再生するため、本案を取りまとめ、提案することとした次第であります。  次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。  第一に、主務大臣は、有明海及び八代海の海域の環境の保全及び改善並びに当該海域における水産資源の回復等による漁業の振興に関する施策を推進するため、有明海及び八代海の再生に関する基本方針を定めなければならないこととし、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県及び鹿児島県の関係県は、基本方針に基づき実施すべき施策に関する県計画を定めることとしております。  第二に、主務大臣、関係行政機関の長及び関係県の知事は、それぞれの県計画の調和を図りつつ、その実施を促進するために必要な協議を行うため、促進協議会を組織することができることとしております。  第三に、県計画に基づいて平成十四年度から平成二十三年度までの各年度において関係県が行う一定の漁港漁場整備事業について、補助率の特例措置を設けることとしております。  第四に、県計画に基づく事業に関連して地方債についての配慮、資金の確保、下水道の整備、漂流物の除去、河川の流況の調整、森林の保全及び整備、水産動物の種苗の放流について規定を設けるとともに、国及び関係県による総合的な調査研究体制の整備を定め、あわせて酸処理剤の適正な使用、自然災害の発生の防止、赤潮等による漁業被害等に係る支援及び漁業被害者の救済、知識の普及等についての規定を設けております。  以上が、この法律案の提案の理由及び主要な内容であります。  次に、有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律案に対する衆議院における修正につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  以下その内容を申し上げます。  第一点は、国及び関係県は、有明海及び八代海の海域の環境の保全及び改善並びに当該海域における水産資源の回復等による漁業の振興を図るため、干潟、潮流、潮汐等と当該海域の環境との関係に関する調査等の総合的な調査を行い、その結果を公表すること、また、総合的な調査研究体制の整備等の措置のほか、当該海域に流入する水の汚濁負荷量の総量の削減に資する措置を講ずることとすることであります。  第二点は、環境省に、有明海・八代海総合調査評価委員会を設置し、同委員会は、この法律の見直しに関し、総合的な調査の結果に基づいて有明海及び八代海の再生に係る評価を行い、主務大臣等に意見を述べることとすることであります。  以上であります。  何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。  ありがとうございました。
  5. 三浦一水

    ○委員長(三浦一水君) 以上で本案の趣旨説明及び衆議院における修正部分についての説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。     ─────────────
  6. 三浦一水

    ○委員長(三浦一水君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律案の審査のため、来る二十一日午前九時に、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 三浦一水

    ○委員長(三浦一水君) 御異議ないと認めます。  なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 三浦一水

    ○委員長(三浦一水君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前九時三十八分散会