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1970-03-10 第63回国会 参議院 外務委員会 3号 公式Web版

  1. 昭和四十五年三月十日(火曜日)    午前十時五十三分開会     ―――――――――――――   出席者は左のとおり。     委員長         長谷川 仁君     理 事                 木内 四郎君                 増原 恵吉君                 森 元治郎君     委 員                 梶原 茂嘉君                 杉原 荒太君                 高橋  衛君                 廣瀬 久忠君                 三木與吉郎君                 山本 利壽君                 小野  明君                 加藤シヅエ君                 西村 関一君                 羽生 三七君                 白木義一郎君                 野坂 参三君    国務大臣        外 務 大 臣  愛知 揆一君    政府委員        外務政務次官   竹内 黎一君        外務大臣官房長  佐藤 正二君        外務省アジア局        長        須之部量三君        外務省欧亜局長  有田 圭輔君        外務省条約局長  井川 克一君        外務省国際連合        局長       西堀 正弘君    事務局側        常任委員会専門        員        瓜生 復男君    説明員        外務大臣官房審        議官       高島 益郎君     ―――――――――――――   本日の会議に付した案件 ○今期国会提出予定法律案及び条約に関する件 ○国際情勢等に関する調査  (国際情勢に関する件)     ―――――――――――――
  2. 長谷川仁

    ○委員長(長谷川仁君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  愛知外務大臣から発言を求められております。これを許します。  愛知外務大臣。
  3. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) 一言、ごあいさつ申し上げます。  このほど、第三次佐藤内閣成立に際しまして、まことに、浅学非才、微力でございますが、再び外務大臣の席を汚すことに相なりました。参議院外務委員会の皆さま方には、特に従来に倍する御指導、御協力を賜わりたいことを、ごあいさつを兼ねまして、お願い申し上げる次第でございます。  どうぞ、よろしくお願いいたします。
  4. 長谷川仁

    ○委員長(長谷川仁君) 次に、竹内外務政務次官から発言を求められております。これを許します。  竹内外務政務次官。
  5. 竹内黎一

    ○政府委員(竹内黎一君) 外務政務次官に就任いたしました竹内でございます。  外交に関しましては、至って経験も知識も乏しい者でございますけれども、私なりの最善を尽くす覚悟でございますので、練達たんのうの諸先生方の御指導、御叱正のほど、よろしくお願い申し上げます。     ―――――――――――――
  6. 長谷川仁

    ○委員長(長谷川仁君) 次に、今期国会提出予定の法律案及び条約に関する件を議題といたします。  まず、本件の説明を聴取いたします。  高島審議官。
  7. 高島益郎

    ○説明員(高島益郎君) 本国会に提出を予定しております法律案及び条約の内容を御説明いたします。  法律案は一件でございまして、今回再提出の旅券法案だけでございます。  条約は、全部で二十一件ございます。そのうち、租税条約は八件ございまして、うち四件は再提出の租税条約でございます。  それから、通商航海条約は二件ございます。ルーマニア及びブルガリアとの通商航海条約でございます。  それからアフガニスタンとの文化協定、フィリピンとの航空協定、アジア統計研修所の設置及び運営に関します日本との国連との協定、それから毒ガス等の戦事における使用の禁止に関する議定書、それから、教育的、科学的、文化的資材の輸入に関する協定。  それから、漁業条約といたしまして三件ございまして、北西大西洋の漁業に関する条約、全米熱帯まぐろに関する条約、南東大西洋の生物資源に関する条約。  それから最後に、三件ほど民事訴訟手続に関します条約がございます。民事訴訟手続に関する条約というのは、これは裁判上の文書の送達及び告知に関する条約。最後に、外国公文書の認証に関する条約。  以上二十一件が本国会に提出を予定しております条約でございます。
  8. 長谷川仁

    ○委員長(長谷川仁君) 以上をもって説明は終了いたしました。     ―――――――――――――
  9. 長谷川仁

    ○委員長(長谷川仁君) 次に、国際情勢等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
  10. 森元治郎

    ○森元治郎君 いすが低くて声が出ないので立ちます。  小さいもの二つばかり伺いたいのですが、一つは、核防条約、もう一つは国連関係です。  核防条約で伺いたい点は山ほどありますが、一つは、調印をしました、日本政府が。いかにも何か足元から鳥が飛び立つようにあわてたような調印ぶりに感ぜられるのです。おそらく外務省としては、同じような立場にある西ドイツの動きを見ながら、同じ時期――タイミングを合わせてくらいのことを考えておられたのじゃないかと思うのですが、少しくあわてふためいた感があるので、その間の事情を伺いたいと思います。
  11. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) 核防条約につきましては、ただいまお話しのとおり、政府としては署名をいたしましたわけでございますが、これは実は、詳しく申し上げますと切りがないわけでございますけれども、この条約が国際的な場で登場いたしましてからは、日本としても非常に大きな関心を持ったわけでございます。そうして、条約が最終的に成立するまでの間、御案内のように、ある程度と申しますか、相当程度日本の意見というものが取り入れられたと私は考えておるわけでございます。たとえば核兵器保有国の軍縮義務というものが最初の草案ではあまりはっきりしておりませんでしたけれども、いろいろの経過をたどって条約の本文に入ることになりました。あるいはまた、五年ごとにレビューをするという規定もこの草案の中に入ったわけであります。これは一、二の例でございますけれども、これらについてはだいぶ日本の意見というものが取り入れられたほうではないかと考えておるわけでございますが、そういう結果、一九六八年の春の総会でこの条約が国連総会で議題になりましたときに、この条約を勧奨する決議に対しては日本がこれに賛成投票をいたした。これも御承知のとおりでございます。そういう経過から申しましても、あるいはこの条約の精神から申しましても、いろいろまだ望みたいところはあるにいたしましても、特に核兵器というものに対して特殊の立場を持ち、また、いろいろの面からも国際的に主張し続けてきた日本といたしましては、精神においては少なくとも賛成であるというふうに考えまして、自来問題になる点についていろいろと検討もしてまいったわけでございますが、あとでいろいろまたお話が出ると思いますけれども、いろいろの点について日本としてはまだこれからも考えていかなければならない点がございます。  そこで、この条約に対してどういう態度をとるべきかということについては、ずいぶん長い間真剣に検討してまいりました。ところが、これは率直に申しますのでございますけれども、この条約が効力を発生するために必要な手続と申しますか、四十三カ国以上の国が批准をしてこれを寄託することによって効力を発生する、その時期がかなり早まったわけでございまして、もう現にその手続は今月になってから終了いたしたわけでございますけれども、ことしの二月に入りまして、実質上もう四十三カ国の批准は完了するというような情勢になってまいりました。そこで、何どきでもこの条約の効力が発生するということになりますと、日本としては、この条約に、その以後になれば加入するかしないかという選択が残るだけになりました。国会の御承認を得て批准をして加入をするか、しからざれば、このままこの条約の中からは、少なくとも当分の間、はずれた立場になる。この状況に当面いたしまして、いかがいたすべきかということについて決断を迫られたというわけでございます。追い込まれたとごらんになる見方も私は是認できると思いますけれども、そこで利害得失をいろいろ勘考いたしまして、実質的には批准を保留して、そして条約に署名をして、同時に署名に際して日本政府としての考え方を内外に対して明らかにする。これがまあ今日のとるべき態度、選択としては適切ではなかろうかということで決意をして、署名をいたしましたわけでございます。もちろん、その間には、各国の動向、あるいは各国の態度、あるいはいろいろの論議というようなものも非常に参考になったわけでございますけれども、そういうことで署名をいたしたわけでございますが、これから、一つは大きな安全保障についての問題、それから平和利用についての日本の立場の堅持というような点を中心にして、むしろある意味では新たにスタートして、そして批准をするかどうかということを今後にかけてひとつこの上とも慎重に取り扱ってまいりたい、こういう態度になったわけでございます。  一言つけ加えて申し上げますならば、こういう種類の問題については、国会の御論議を十分していただいて、そしてそれから署名だけにいたしましても態度を決すべきであるという考え方も私は持ったわけでございますけれども、いま申しましたように、国会の日程とそれから国際的な批准、発効というような進み方とが、後者のほうが、これは、まあほんとうに申し上げますと、予想よりも少し早かったような関係もございますので、国会の御審議が始まる前に署名に踏み切らざるを得なかったということについては、私も何とも心残りがするわけでございますけれども、同時に、批准ということは実質的に保留しているわけでございますから、これから十分国会でも御論議をいただいて、そうして政府のとるべき措置に間違いのないような方向をいろいろと御検討をいただきたい、こういうふうな立場に立っているわけでございます。
  12. 森元治郎

    ○森元治郎君 事前に、国会なりあるいは御自分の与党の中の意見の調整、野党との話し合い、国民的な一致した背景づくりということにもっと熱心でなければならなかったと思うのです。  そこで、一つ西ドイツの動きなどを見てしっかりしておるなと思うことは、この調印以前に、アメリカやソ連に三十数項目くらいの質問状を出して文書で回答を求めておる。ですから、正式な米ソの考えというものをしっかり理解した上で調印をしたようであります。日本の場合は、ただアメリカだけの話を聞いてこの問題に取り組んでいるということは、すべての問題でそうだと思うのです。一番われわれとして大事なことは、地理的にも思想的にも米ソの谷間にある日本としては、ことに核兵器の不拡散に関連する問題であるだけに、ソビエトにも同じような質問をして、彼らの意図を的確につかむ、日本の立場も伝える、こういうことがやるべき手続であったと思うのです。すべてに世界情勢をアメリカ人の青いめがねを通して黒い目のわれわれがのぞいていたのでは、すべての国際情勢の認識をともすれば誤りがち、片寄りがちになるから、根本の態度としては、東西の両方を見比べつつ外交を進めるのが根本。そしてこの核防条約に関するならば、やはりソ連の意向も打診し、的確に取ることが大事だと思うのですが、そういう措置は、努力はされたのかどうか。
  13. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) まことにごもっともな御質疑だと思いますが、実はこの問題については、アメリカだけではございませんで、ソ連とも、たとえば私自身訪ソいたしましたときにも、これを一つの話題といいますか、議題にいたしまして、十分日本側の考え方も明らかにしたつもりでありますし、また、ソ連側の態度というものも、いい悪い、あるいは判断は別といたしまして、こういうところが問題であるなという心証は私なりに得たつもりでございます。またイギリスとの間でも、日英定期協議等の際におきましても、やはり核防条約の問題については意見の交換をいたしました。それらから、日本としてとるべき措置、あるいは日本としてはこういう点をだめを押し、念を押し、今後の折衝に布石を置かなければならないと考えましたので、一つの考え方を整理をし、固めまして、これら政府はもちろんでございますが、日本と国交関係のある各国には一斉にこれを外交文書として送りつけまして、国内に対して発表すると同時に、日本の態度を内外に明らかにして、その上で署名をいたした、こういう結果になっておるわけでございます。いまお話がございましたように、一つ一つの関係国との間に意見についての回答を取るというようなことはいたしませんでしたけれども、私どもとしては、この与えられた条件下においては最善と思うことをやったつもりでございますが、そういう点は御了承いただきたいと思います。
  14. 森元治郎

    ○森元治郎君 西ドイツのような三十数項目にわたった文書での回答は求めておられないのかどうかが一つ。もう一つは、西ドイツの要求した内容は新聞雑誌に断片的には出ていたのですが、外務省で当然資料はお持ちだと思うので、その資料を出してもらいたいと思う。
  15. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) ただいま申しましたように、日本政府のとった態度は、この際一つ一つに文書の回答ということは求めませんで、日本の態度や意見を明らかにするということを文書においていたしただけでございます。  それから、西ドイツの関係は国連局長のほうから御説明いたします。
  16. 西堀正弘

    ○政府委員(西堀正弘君) 先生お尋ねの点でございますが、御承知のように、西独は国連加盟国でもございませんし、それから、わが国の場合と違いまして、軍縮委員会にも入っておりませんので、このNPTにサインするに際しましては、非常に慎重な態度をとりまして、米ソその他に照会をいたしたわけでございますけれども、いま大臣が御説明になりましたように、日本の場合にはこの程度以上のことをすでに各国ともやっておりまして、したがいまして、特に文書をもって照会しその回答を求めるというようなことはいたさなかったわけでございます。したがいまして、その署名に際しまして西独政府がいたしました声明におきましても、その主たる部分は、国連加盟国でないために西独がほかの国と比較いたしまして不利な立場に立つことがあるんではないかという点の、非常な、何と申しますか、心配というものを排除するための項目が一番その声明に多かったわけでございます。それから、先生のただいまお尋ねの、西独の照会の文書及びそれに対する回答でございますが、これはわれわれの手元では入手しておりませんので、これがはたして入手できるかどうか調査いたしまして、かりに入手できたといたしましても、西独のほうでこれはひとつコンフィデンシャルということに願いたいということでありますると、あるいは御提出できないことになるかもしれません。その点は御了承いただきたいと思います。
  17. 森元治郎

    ○森元治郎君 西ドイツ政府の代弁までしてもらわなくてもいいんで、そういうことはやはり照会して、知らせてくれと言っても決して非友誼的な行為ではないと思うのです。これは非常に大事だと思うのです。同じような立場にある日本、どっちも前科者ですから、戦争では。ですから、どういうことをドイツが聞いたのかということをわれわれも知りたいと思うので御処置を願いたいと思うんです、外務省として。  そこで、ずばり伺いますが、大臣、これは政府としては批准すべきものと判断をしておるのかどうか。自分では意見なし、みんなの意見を聞いて、だめというのならしない、あるいはもう少し時間をかける、調印した政府としてはこれでいくんだと、その点をはっきり伺いたいと思います。
  18. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) 実は、私として考えておりますのは、大きく分けると問題が二つあると思います。まあ、国際政治の大きな問題としての安全保障の問題。それからもう一つは、平和利用の日本の国益を守り得るような問題。で、特に第二の問題は非常に具体的でもございますし、平和日本として一番大きな問題でございますから、この点については、条約発効後終局的には二カ年以内でございますが、できるべきはずの査察保障協定のでき方いかんで――これについてはすでに努力を始めておるわけでございますけれども――一口に申せば、自主的にユーラトム並みの平等な立場が保持できて、そして査察が、これも一口に言えば、簡素化されるということが確保されないと、これは私は相当問題だと思いますから、この努力を大いにこれから精力的に国際的にいたしまして、これで成算ができましたら批准ということをお願いするのが妥当ではないか、かように考えております。同時に、この点は政府としては非常に考えた一つの点でございますけれども、一般的に条約を調印すれば批准は当然なことでありますが、これは今度の核防条約のような万国的と申しますか、非常にマルティの、非常に範囲の広いもので、しかも、保障協定などについては守るべき義務はすでに条約に明記されてありますけれども、肝心の守るべき基準というものがまだできておりませんわけですから、こういうものについては署名あるいは調印と批准とを切り離して考えてもやむを得ない、そういう条約の性格じゃないかと思います。また、二国間の条約と違いまして、この種の条約については各国もそうでありますし、そういう同じような態度をとっているところが多うございますし、また、日本としても前例的にもこういう事例が相当ございますので、この点は分けて考える。しかも、その分けて考えることが必ずしも不当ではない、こういう立場に立っているわけでございます。  いろいろあちこち申し上げましたけれども、特に平和利用について日本の成算のあるようなところまで行きましたら批准を考えてもよろしいのではないか、かように考えております。
  19. 森元治郎

    ○森元治郎君 そうしますと、政府の腹としては、調印というのは、もちろん、これはこの条約に趣旨において賛成だからサインしてきたわけですから、そこでいまのお話によると、あと二年くらいの間は批准をしないでその査察協定のできるのを待つ、それくらいの時間は待っていてもいいんだと、こんなお考えですか、その二年間は。二年間は批准しないままでいく、そうして国際原子力機関と日本との査察協定が満足すべきものであるならば、その時点で、その二年後ぐらいまでの間にそういうことができれば批准をしたい、こういいふうに理解してよろしいのかどうか。  そうして、これは想像でありますが、国際原子力機関との査察の話し合いというのは、日本と国際原子力機関と米英、また原子力機関とユーラトム、それから日本はそれに入らないその他のカテゴリーでいこう、三本立てぐらいの交渉になると思う。そうすると、日本は仲間はありませんから、なかなか窮地に――協定をつくる面で不利な立場になると思うんですが、その点、二つお伺いします。
  20. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) まず第一の点でございますけれども、二年というのは、具体的なお話がございましたが、すでに御案内のようにモデル協定というようなものもかなり具体的な討議の対象にもなっておりますから、これはこれからの、いまもお話しのように、相手が多いし、複雑な環境でございますから、簡単に見通しを申し上げるわけにはまいりませんけれども、非常に楽観的に言えば、案外早くそういう見通しがつく場合も私はあり得るかと思います。したがって、年限的に一つの基準を置いて、いつまではやらない、いつから先ごろやると、そういうことよりも、むしろ内容的に考えていくべきことではないかと考えるわけでございます。  それから第二の点は、これは地理的な問題などはいろいろそこへまた複雑な要素も入ってくるかもしれませんけれども、たとえば北欧諸国などは必ずしもこの問題については日本と立場が異なっておるわけではない。むしろ同志的な立場とも言える面もあろうかと思いますから、日本が孤立しないように、なるべく同志国を糾合して、そうして日本の意見というものが全般的に通るようにする。この努力の範囲というものはそんなに悲観的には考えなくてもいいのではないか。――これも感想が入りますから、確たる見通しとお受け取りになりますというとちょっと困るのでありますが、こういうところもあることも一つの要素ではないかと思っております。
  21. 森元治郎

    ○森元治郎君 その前の点の査察協定は、批准後、効力発効後二年以内につくれというのですから、私の伺いたいのは、二年ぐらい待っていても世間の非難は受けないでも済むでしょうかということを伺っております。
  22. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) それは非難を受けないということも言えると思いますが、同時に、私はできるだけ早くこの査察協定の話がまとまることをこれは期待していくべきではないだろうか。すでに効力が発生して――日本は正式に加盟したわけではございませんけれども――批准の寄託をして正式に加盟国になった間では、かなり熱心なる話が進んでおるし、それから一方、原子力平和機関のほうは、日本は完全な加盟国といいますかメンバーであって、そうして原子力平和機関の中で、先ほどもおあげになりましたような相手は多角的であるにしても、相当これは大きな権威を持った力になっておるわけでございます。ことに、現に日本は原子力平和機関の査察を受けておるわけでございます。同時に、日本の相当の権威者がこの機関の中の部長級にも入っておる。こういう組織の中でございますから、大いにこういう場を活用して日本の言い分というものを通すように最善の努力を、たとえばこの年内が一つの私は山ではないかと思うのですけれども、ことしじゅうにおきましても最大の努力をして、そうして早く見通しをつけるべきではないかと、こういうふうに考えております。
  23. 森元治郎

    ○森元治郎君 そういうふうな方向に行くためにどういう手段をとられるか。私の伺いたいのは、自民党の中にもハト派、タカ派もあるし、産業界の意向もたいへん別な意味で強い面もあるし、野党の間にもいろいろな意見もある。大臣はかねがね、国民皆さんの気持ちをこの問題に関する限りは一致したものに持っていきたいという、これは前々の三木大臣もそういうお考えを国会でお話ししていましたが、どんなふうな形式で国民的な、はやりことばの合意といいますか、大多数の気持ちを一致する方向に持っていこうとするのか。そういう形式、討議する場というものはどんなものにお考えであるか。
  24. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) これは非常に大切な問題でありますと同時に、かなり――かなりというより、非常に専門的な問題でございますから、一方におきましては、科学技術庁が政府としては中心になりまして、原子力産業におよそ関心を深く持っておられるような学識経験豊かな、あるいは企業的にもいろいろな立場で懸念と心配を持っておられる方々をできるだけ広くオーガナイズし糾合して、科学的、技術的に日本の立場というものが確保されるように努力するということが一つであろうと思います。  それから同時に、やはりいま申し述べましたような気持ちで政府もおるわけでございますから、一人でも多くの国民の合意が得られますように、これから、国会はもちろんでございます、いろいろの方面において論議が活発になるようにひとつ努力を新たにいたしたいと考えておるわけでございます。
  25. 森元治郎

    ○森元治郎君 中の論議はやめます。  続いてちょっと西村君も国連のお話を伺いたいということでありますから、私も口あけをしたいと思う。  この創立二十五周年記念が十月中旬ですかある。世界首脳の集まりもある。これは日本の代表の方というのですか、総理大臣が来てもらいたいという招待状が国連から来るものですか、その形式はどうなんですか。
  26. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) これは現在二十五周年の記念式典をどういうふうにやるかということについて、たしか二十五カ国の委員からできている準備委員会が国連の中にございまして、そこでいろいろの案を検討している。もうやがて結論が出るのではないかと思います。日本は残念ながらこの二十五カ国の委員の中に入っておりませんので、的確なことを申し上げられませんけれども、そこで、おおよそ見当をつけていることは、十月二十四日を中心の日にして、各国の元首あるいは総理大臣を招請して、それらの人たちから演説をしてもらうということをメーンイベントに考えているようでございます。しかし、方式としては、そこできめて、それから国連が事務的にもそれを執行することになって、それから各国に招待をする。あるいは招待の際に、こうこうこういう運営の方式をするという説明をつけて招請があるものと思っておりますけれども、まだその招待状も、それから運営委員会とでも申しましょうか、そこの結論もまだ来ておりませんものですから、あまり早計に日本政府として態度をきめるわけにはまだまいらないというのが現状でございます。いずれにいたしましても、九月の十五日には年次総会は行なわれるわけでございます。
  27. 森元治郎

    ○森元治郎君 時間もないから端的に伺いますが、国連も二十五年――四分の一世紀もたったわけです。この記念すべき年にあたって日本が国連に向かって大いに意見を述べる絶好のチャンスだと思うんですね。大きな点は、どういうことを一体述べられるつもりか。私はもう二十五年前にできたころから考えてみると、世界の平和を維持するという機関としての働きは、米ソ二大国の話し合いのほうに持っていかれてしまって、ニューヨークの国連は留守の場のような感じがするんですね。大きく内容も変わってきました。  一つ私は提案があるんですが、二十五年を機会に、過去いろいろな決議がありますね、あいつは侵略者であるとかいろいろな決議がある。そんなものは特赦、恩赦みたいなものの考え方で、過去は問わぬ、白くしちまうということも一つの手ではないかと思うんです。どれを削るかとなれば、いろいろ問題がありましょうが、これは私は中国を頭に置いてお話をしているんですが、何といっても肝心な安保理事会のうちの中国の蒋介石が、当時は五億、六億の民を支配した名実ともに中国の代表であったが、今日は台湾に閉じ込められた、名前だけを持った一つの政府になり下がったような形になっておる。実体は変わっておる。そこで過去のことを問わない。平和愛好国であるとかどうとか悪口は一切抜いて、すなおにどの国もこれに入れるのだというような前向きの姿勢を打ち出されてはいかがかと思うのです。拒否権がどうしたとか敵国条項がどうとかいうこまかいことは触れません。どういう態度でこの絶好の機会に日本が世界に訴えようとするのか、項目でもけっこうですから、大きいところをひとつ伺いたいと思います。
  28. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) 国連もやはり二十五年になりますと、いろいろマンネリズムにおちいったとかあるいは手続を登録するだけの場所になってしまったとか、あるいは本来の意欲的な目的達成にはほど遠い存在になったとか、消極的な面を取り上げればいろいろな批評が出てきていることは私はいなめないと思いますが、しかし、日本としては、国連ができたときの歴史的な背景や経過から見ましても、その後の四半世紀において日本が定着してきたと私は考えますが、国際的にも平和国家としてのイメージがほんとうに定着してきた。そして平和憲法のもとで相当の国づくりには成功している。こういう立場になってきたからには、ひとつ国連というものを新しく世界の緊張の緩和のために平和への戦いがほんとうにできるような場にするということ、そうして同時に、日本もその中に一つの責任を持ち得るような態勢で臨みたい。これは抽象的でございますけれども、そういうふうな考え方で、国連のあり方等についていろいろと研究、検討をいたしておるつもりでございます。ただいまのような御意見に対しましても私は非常に傾聴いたすわけで、ここでそれがよろしいとかなんとかいうことは別にいたしましても、大いにやはり日本といたしましても、一口に国連外交ということはよくいわれますけれども、ほんとうにそれに値する実績があったかどうかということについては謙虚に反省して、しかし、これだけのりっぱな機構でありますから、これを生かしていくという方向に持っていくべきじゃないか、こんなふうに考えております。
  29. 羽生三七

    ○羽生三七君 ちょっといまの森委員の質問に関連して一言だけですが、国連憲章の敵国条項の件ですね、これは先日のあの予算委員会で総理が、もはや終止符を打つべき時期ではないかということを言っておられたのですが、それは日本政府としてそういう意思を国連へ持ち出すという意味で総理が言われたんでしょうか。あるいは国連のほうかどっかからそういうことが起こるのか。その辺はどういうことなんでしょうか。
  30. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) これは昨年二十四回の総会のときにも、来年は二十五回になるおめでたいときだから、この機会に国連憲章あるいは運営等についてもひとつ改善策を相当意欲的に考えるべきではないか、ひとつそういう取り上げ方をまずすることが望ましいということを日本政府として総会で意見を開陳したわけでございまして、その中にはもちろん敵国条項の廃止ということを含めての日本の提案でございました。その具体的な提案というところまでは行っておりませんから、敵国条項というふうなことはその演説では触れておりませんけれども、それを含めた気持ちを表明いたしております。最近の佐藤総理の発言もそういうことの上に立っての発言でございますから、たとえば憲章改正のしかるべき委員会ができるというようなことにでもなれば、日本としては具体的な提案を持ってそこに臨んで、各国の意見を盛り上げ、かつ賛成してもらいたい、こういうふうな気持ちでおるわけでございます。
  31. 西村関一

    ○西村関一君 ただいま同僚森委員から国連に対する質疑があって大臣の御答弁を伺ったのでございますが、いまお話がございましたように二十五周年を迎える国連におきまして、憲章改正の議が出るのではないかと、こういうふうにいわれております。また、日本国政府といたしましても、二十五年間を経ておりまする国連の憲章を改正するということについては寄り寄り協議をしておられるやにうかがうのでございますが、その点につきまして、まだそういうことについての発表の段階でないかもしれませんけれども、どういうふうにお考えになっておられるか、お伺いをいたしたいと思います。
  32. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) 憲章の問題につきましては、敵国条項の廃止ということを例にとりますと、これはむしろ、何と申しますか、考え方やあるいは感じの問題であって、実益はあまりないかもしれませんが、しかし、このかまえ方の問題としては、非常に私は日本の場合なんかにはこれを廃止するということは意味が大きいと思います。それから、その他の面におきましても、国連の運営ということを、全体を考えてみた場合に、こういうところをこういうふうに改正したらいいというようなことも寄り寄り外務省内でも相当研究いたしております。まだ世間に発表するまでの段階には至っておりませんけれども、やはりこういう問題は大きく国民世論の背景がまず必要でございますから、適当な機会に、ほんとうにたたき台という意味においても、こういうことが考えられるというくらいのことは、この機会にひとつ素案としてでもごらんをいただいて大いに御論議を願えればいいかなというふうに私は、個人的ではございますが、ただいま考えております。
  33. 西村関一

    ○西村関一君 いま大臣から、国連憲章の改正について、たたき台になるような試案を出して世論の批判を求めたい、また協力を求めたい、そういう意味のお話でございますが、大体、いつごろまでにそういう試案をお出しになるお考えでございますか。また、大臣が考えておられます改正の中身につきましても、重要な柱はどういう点に置いておられるか。その点をお伺いできればお話しを願いたいと思います。
  34. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) これは形としても何かこう外務省発表とかなんとかというようなかた苦しいことではなくて、たたき台になるようなものがいろいろの方面から出てくることが望ましいのではないかと思いまして、いま、それに従ってまた内容的にもいろいろ考えたほうがいいかと思っておりますけれども、たとえば来月のいつごろとかというふうな意味での時期まではまだ考えておりません。気持ちとしてはなるべく急いで取り上げてみたい、こういうふうに思っております。
  35. 西村関一

    ○西村関一君 中身につきましては、大臣のお考えは、そうすると主としてどういう点を取り上げていきたいというふうにお考えでございますか。
  36. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) それをいま申し上げますと、それがまた一つのあれになりそうでございますので、もうしばらくその点は時間的な御猶予をいま与えていただきたいと思っております。
  37. 西村関一

    ○西村関一君 国連を大切にしていこう、国連をより強化していこうということは、これは世論の一致するところだと思うのでございます。ただに日本の世論だけではなくして、世界の世論が一致するところだと思うのでございます。それだけに、特に平和憲法を持っておるわが国といたしまして、国連を世界の平和の外交の母体として憲章を改正しこれを活用していくということにつきましては、非常に重大な意義があると思うのでございます。特に今日の熱核兵器が非常な発達をいたしておりまする現代におきまして、国連の外交がどれだけ大きな影響を持ってきたかということは、二十五年前と比べますと、これは隔世の感があると思うのです。ただ、現代のような状態でなしに、各国の主権の一部を国連に預けて、国連をさらに法的な立場においても強化をし、また、法によるところの秩序によって世界の平和を保っていこうというような世界平和、世界国家的な平和への道を進めていこうということに対する考え方も、もはやこれは夢物語ではない現実の問題となってきておると思うのでございます。またさらに、国連の平和維持機構の強化につきましても、平和憲法を持っておりまする日本国の立場からどのような形でこれに参加し協力ができるかということも大事な問題であると思うのでございます。そういう点につきましても、この際政府におかれましても、歴代の外務大臣の国連における演説の中にも若干それらの点について触れられておられますし、愛知外務大臣もそのことについてはよく御理解をいただいておると思うのでございます。そういう点に対しまして率直にひとつお考えを述べていただければ幸いだと思います。
  38. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) 国連については、一つはやはり憲章の改正ということも大きなテーマであると思いますし、それからまた、たとえば軍縮ということはいかにも日本らしい努力の焦点として世界的な関心を求める。先ほどの核防条約についてもこういう大きい問題が含まれておるわけでございますが、必ずしもこれはまた国連それ自体の場だけではなくて、軍縮委員会の活動、実質的な面もございますが、ただいまも軍縮委員会ももうすでに始まっておりますけれども、かなり広範に、あるいはまた新しい問題についての意見が相当出てきております。それに対して日本として相当リードしてしかるべき問題が多々あるような感じがいたしますが、それらの点については、専門家といいますか学者の方々にも十分意見を出していただき、それをまたまとめてこの中で大いに活躍の場を求めていく。これは文章とか憲章とかの問題ではなくて、実質的な活動の方針というようなことにもなろうかと思いますけれども、こういう点を総合的に進めていくことが非常に必要ではないか。先ほどもちょっと申しましたように、憲章の改正というのはある意味で非常に大きな政治的な、何といいましょうか、姿勢の展開でもありますが、同時に、実質的な問題が必ずしも憲章によっては打開できない。これはまた運営上の問題であり、また、そのほかもっと大きな各国の態度の展開ということを期待しなければならない問題もたくさんあるわけでございますから、そういう点を総合的にひとつ盛り上げていくようにすることが必要ではないか、こんなふうに、抽象論でございますけれども、考え、かつ、なるべくこれを具体的に盛り上げていくようにいたしたいと思います。
  39. 西村関一

    ○西村関一君 大臣のいまのお立場から、憲章改正につきまして具体的な内容等についてはお話しになるのはむずかしいということもわかりますけれども、また、いま御答弁の中にございました、ただ単に憲章の改正の問題でなくて、軍縮会議でありますとか、いまお話しになりませんでしたが、米ソにおいて行なわれておりますSALTの会議でありますとか、いろいろな重要な会議の成果を待たなければならぬし、特にわが国といたしましては重大な関心を持ってこれに臨んでいくということはよくわかるのでございますけれども、何といいましても、二十五周年を迎えますこの国連の会議に臨む日本の態度、特に平和憲法を持っておるところの日本国といたしまして、世界な恒久平和を求める、あるいは世界は一つであるという立場から世界の経済開発に望むという点から申しましても、国連をさらに強化していくということが非常に大事なポイントになると思うのでございます。そういう点につきまして、今後とも、よく政府も言われます、前向きな姿勢を十分にお取り上げをいただきたいと思うのでございます。  次に、国連の問題に関連をいたしまして、昨年の国連総会においてウ・タント事務総長が提案いたしました国連大学の問題につきまして、ユネスコ等において具体的な案を立てるということになっておりますが、わが国におきましても、このウ・タント総長の提案に対して、ぜひ日本に誘致したいという動きがありますることは大臣も御承知のところでございます。坂田文部大臣も、もろ手をあげて賛成をするということを言っておられました。平和の大学として、国連の大学としてそういうものが日本に誘致されまするならば、大いに貢献するところが大きいと思うのでございます。そういう点につきまして大臣はどういうふうにお考えになっておられますか。
  40. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) ウ・タント提案の、これは「国連大学」と彼は言っておりますが、これは昨年の総会で事務総長の年次報告の中にこのことに言及されたわけで、その言及をもとにして決議がなされておりますけれども、これを日本に誘致するということについては、総理大臣はじめ文部大臣はもちろん、私もそうですが、先般衆議院の予算委員会であったかと記憶いたしますが、大蔵大臣も全面的な協力をいたしたいという発言をいたしておるわけでございまして、政府といたしましては積極的に取り組む態度でおるわけでございます。まだウ・タント提案というものは、ただいまもお話がございましたように、これからユネスコが協力をしてというか、むしろユネスコが草案をつくるという段階で、たとえば各地に一つだけ、たとえば日本なら日本を選んで、そこに総合的な機構をつくるということになるのか、あるいは地域的に相当複数な機構をつくったほうがいいということになるのか、あるいはおおよそどのくらいの規模でということなのか、そういう点のまだ国連当局としての案というものもまとまっておりませんけれども、しかし、国連で言われておりますように、各国の教授、学生、研究者というものがあるところに集まって、相互に意思疎通をしながら、りっぱな学問の領域を発展させていくということについては、ほんとうにけっこうなことであって、これを日本に誘致することができればたいへんしあわせなことだと、そういう意味でわれわれは賛成してるわけでございます。同時に、実は日本におきましても早くも、私の耳に入ってるところだけでも、数カ所の地域から、ぜひ自分の地方に国際大学を誘致してほしいという声が、すでにかなり強力に上がってきておるようなわけでございまして、これらのところをどういうふうにあんばいするかということはなかなか、今度は具体的な問題になってまいりますと困難が予想されるのではなかろうか。まあ、ちょうど来月、ウ・タン事務総長自身が来日いたしますから、そのときにもおそらくこういう話もかなり活発に出るんではないかと思いますけれども、私もそういうことを頭に置きまして、何とかまず日本に誘致するという、こういう原則が何とか盛り上がっていくように努力をいたしたいと思っております。
  41. 西村関一

    ○西村関一君 それにつきまして、ただ何党がやるとか、何々団体がやるとか、また、どこそこの地域が中心になってやるとかいうことじゃなしに、日本政府として、いま御答弁の中にもございましたように、総理、外務、大蔵各大臣も、衆議院におきましては賛成であるという答弁をしておられる。これを具体化するために、政府におかれましては何らかの委員会を設けるとか、具体的な取りきめを進めていくことについて、具体的な構想をお持ちであるかどうか。ただウ・タント事務総長が来たとき、もう少し話を進めていきたいというだけでなしに、受け入れをする体制を政府においてはつくろうというお考えがあるのかないのか、そういう点もちょっと伺っておきたいと思うのです。
  42. 愛知揆一

    ○国務大臣(愛知揆一君) ただいま申しましたように、これは国連が発案者になっております。その発案者がほんとうにまだ概観といいますか、基幹的な構想を出していないくらいの段階でございますから、政府としてもどういうふうにこれに対処していくことが一番望ましいかということについては、いろいろ考えてはおりますけれども、まだ具体的に動き出すまでにはなっておりません。しかし、国連自体としても、これは結局ユネスコにいろいろ案をつくってもらわなければならないということになっておりますから、日本としてはユネスコ国内委員会がやはりこれに対応する機構として一応いまのところは適切ではなかろうかと思っておりますが、しかし、いよいよ大々的な誘致あるいはそれに伴う日本政府として具体的な案をつくり上げるということになると、はたしてそれだけで足りるかどうか、それらの点も十分考えていかなければならないと思いますけれども、それらの点については文部省ともこれからもよく緊密に連携をとって、前向きに取り上げるようにいたしたいと思っております。
  43. 長谷川仁

    ○委員長(長谷川仁君) 他に御発言もなければ、本件に対する質疑は、本日はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十四分散会      ―――――・―――――