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1955-10-15 第22回国会 参議院 地方行政委員会 閉9号 公式Web版

  1. 昭和三十年十月十五日(土曜日)    午前十一時七分開会     ―――――――――――――   委員の異動 十月十四日委員森崎隆君辞任につき、 その補欠として若木勝藏君を議長にお いて指名した。     ―――――――――――――  出席者は左の通り。    委員長    小笠原二三男君    理事            伊能 芳雄君            伊能繁次郎君            小林 武治君            森下 政一君    委員            西郷吉之助君            高橋進太郎君            島村 軍次君            館  哲二君            秋山 長造君            若木 勝藏君            小柳 牧衞君   事務局側    常任委員会専門    員       福永与一郎君   説明員    自治庁行政部長 小林與三次君     ―――――――――――――   本日の会議に付した案件 ○地方行政の改革に関する調査の件  (町村合併促進に関する件)  (地方財政に関する件)     ―――――――――――――
  2. 小笠原二三男

    ○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  日程に従いまして、本日は町村合併に関する問題を取扱いたいと存じます。
  3. 小林武治

    ○小林武治君 きのう行政部長が、町村合併で熱海の泉区のことについての情勢のお話があったのでありますが、あれにつきまして、泉区の関係の紛争を調停委員に付したのが三月の末、それから今日までじんぜんとして調停案が出ない。これはどういう事情によるものか、一応一つ御説明を願いたいと思います。
  4. 小林與三次

    ○説明員(小林與三次君) 泉の問題が調停に付されましたのは、今お話しの通り三月二十何日かでございまして、それから調停委員会として動かれました概況と考え方だけを御報告申し上げたいと思います。  調停委員会は、すぐに一つ店を開かれたのでございますが、ちょうど地方選挙の前でもありましたので、選挙に影響があるような形で調停委員会はあの問題を取り上げてはいかぬという考え方で、直ちに関係府県市町村、それから合併の賛否の両者をみんな集めて、調停を待つように、平静にするようにという申し渡しをされると共に、選挙に関係のある問題は扱わないという方針を明らかにされたのであります。それから、その後それに支障のない範囲で関係者を逐次招致されまして事情を聞かれ、それから選挙後も新しい湯河原の町長なども出たので、そういう事情も聴取されたのでありますが、その間にできることなら地元で円満な話し合いをつける方法がないかというのが基本の考え方で、そういう意味で賛否の両者をそれぞれ個別的に、場合には一緒に呼んで、その協議の方法を講ぜられたのであります。ところがその間におきまして、地元の熱海並びに湯河原町の町長なり市長なり、あるいは議会当局者がやってきまして、それぞれ現地においては割と円満に話し合いが進む見通しもあり得るから、少し調停を待つようにと、こういう希望もありまして、それはその方が一番望ましいというので、その経過も見ようという考え方で進んでおられたのであります。しかしながら、なかなかその見通しも具体的には進みかねる状況にありましたので、八月の末に重ねて両県知事を呼びまして、この問題につきましては、われわれとしても遺憾でありますが、両県知事がほんとうに腹を割って懇談協議をしたということが実は問題が起るまでも、起ってからもかってなかったのでありまして、そこでその話し合いを調停委員会があっせんするという形で両知事を入れて、そうしていろいろな方策でどう始末をするかということをいろいろ具体的に話し合いを進めたのであります。その後実はまた現地の情勢が少し緊張してきたのでありまして、その際にできるものならすみやかに一つの方法を考えて、住民の総意というものを基礎にして問題を考えるよりしようがないじゃないか、客観的にだれがみても非常に緊密な関係にありますので、住民全体としてそういう希望のいかんによって問題を考えるのが一つの考え方ではないかという議論が一つあったのであります。またそういうことでどうしてそういう問題を考えるかということをさらに研究問題にしようということにしておったのであります。ところがその後、そういう情勢は漏れたのかどうか知りませんが、現地では、調停が近い、その場合にはそれぞれ賛否の立場を明らかにしておかなければいかぬというので、賛否両方ともそれぞれの運動を展開しまして、空気が緊張して参ったのであります。そこでその状況がだんだんひどくなって、世間で非難の的になるようないろいろなやり方でそういうことが行われるという状況にもなったので、そういう情勢のままで問題を処置してはいかぬ、それからしばしば現地からも大ぎょうな陳情その他運動がありましたので、調停委員としては現地の状況がもう少し平静に返って、調停案を十分に受け入れるような状況にならなければ調停を出すわけにいかぬと、こういう態度を明らかにせられまして、そこで現地を平静ならしめる工作をむしろ両県においてすみやかに講ずべきであるというので、両県の正副議長を呼ばれ、さらに引き続いて知事と正副議長をこの十月の初めに呼ばれて、とにかく平静なるべしということで話を進められたのであります。その間多少の経緯がありましたが、結局両県ともすみやかに平静に帰するから、すみやかに調停案を出してもらいたいという態勢にほぼ一致いたしましたので、この前の日曜日に調停委員が現地を視察せられまして、大体まあこれは表面だけか、裏までほんとうに平静かどうかということにつきましては、いろいろ問題がありましょうけれども、一応平静になった状況を見通して、何らか円満な、少くとも円満に問題が落ちつくような形で事を考えたいというので、今至急最後の案を考えておられる状況であります。まあ大体以上が経過でございます。
  5. 小林武治

    ○小林武治君 現地はお話のような調停案が出るためには平静に帰るべし、こういうお話で、さような情勢に今なっておる、こういうことでありまするが、従いまして調停は一日も早く出されるのが然るべきだ、こういうふうに思いまするが、これは行政部長に聞くのはどうかと思うが、これらが一体いつごろ出されるようなお見込みであるか、あるいはそういうことを調停委に要望されるか、その点を伺っておきたいと思います。
  6. 小林與三次

    ○説明員(小林與三次君) まあいつごろという具体的な日時まではちょっと私としても申しかねるのでありますが、調停委員とせられましては、今のような平静な状態が続く限りは、今月中にはどうしても始末をつけたいという気持でおられるように思います。ただまあこれにつきましては、静岡が非常に平静になったけれども、実際はそうでないという神奈川の申し入れも実はありまして、もう少しほんとうに形だけでなしに、実体的にも平静になるように、たとえば運動のために見張り所を作ったとか、仮設電話を作ったとかというものも撤去してもらわないと因るというような実は要望もあったりいたすのでありますが、まあ現地の模様を見て、今申しましたような期間内にぜひ片をつけたいというお考えで各委員は事を進めておられるように存じております。
  7. 小林武治

    ○小林武治君 今片をつける~、こういうことを言われましたが、片をつけるとはどういう意味か、調停案を出せば、公表すればいいということか、それの受諾、拒否の関係も考慮して円満に片づくことを目途としておられるのか、その点はいかがですか。
  8. 小林與三次

    ○説明員(小林與三次君) 今おっしゃいます通り、実は非常にむずかしいところがありまして、名古屋のような事件なら総理大臣の裁定で右、左ともかくもきまってしまうのでありますが、調停委員の方は、一種の調停でありまして、関係当事者がそれに全部乗っかってこなければ、ほんとうに問題が終局的には解決がつかないという、こういうことがありますので、そこでまあ従来苦心があったのでございます。それで調停委員とせられましては、ともかく両者が乗ってくる線を考えて、そうして調停案をお出しになる、こういう考え方で今問題を考えておられるのであります。それでありますから、その片がつくという意味が、ともかくも従来の緊張した事態というものを解消させることを基本問題として問題を考えておられるわけでございます。出しっぱなしにしてあとはどうなってもしようがないとこういう形ではなしに、またその結果問題がもとに戻ってまた緊迫した状態が起るようなことになっては、これは意味がないのでありますから、そういうことのないような形で静めたいというので、今知恵をしぼっておられるのでございます。
  9. 小林武治

    ○小林武治君 今のお話のようであると、片をつけるということは事態の状況から見ていつになるかわからない、あるいはお話のように今月中にも片がつくというようなことが期待できないような気もいたしますので、それではただいつまでもまた事態を引き延ばすと、こういうことになるのでありますが、もうとにかく三月から今日までこれが遷延してきておるのでありますから、そういうことからいたしましても、調停委員としては一体調停ができるかできないか、これのめどをもうつけてよいと思うのでありまして、できなければできないという規定がありますし、これをただこのまままたじんぜんと過ぎるということは、現地の事態をさらにまた険悪化させることであって、この点は私は調停委員としても自治庁としても相当考えなければならぬ問題であると思うのでありまするが、その点はどうですか。たとえば今の調停案が受諾ができない、あるいは拒否すると、こういうふうな見通しである限りは調停案は出さない、こういうことでありますか。
  10. 小林與三次

    ○説明員(小林與三次君) 今の調停委員のお方は、ともかくも何らかの形で調停案は出すお考えでおられます。それもまあできたら今月中に調停ということを申しておるわけであります。そこでその調停案の中身をどういう形で出すかという問題で苦労しておられるのでありまして、調停案を出してどっかがけっちまって、あと従来の法律上の手続によって署名でも始まって、署名騒ぎが起るということになれば、これはまたもとのもくあみの争いが起りまして、しかもそれに対する取締りというか、法律上の規定がないわけでありますから、片一方が署名をすれば、片方は妨害をする、それをめぐってあらゆる騒ぎが現在の空気から起ることが予想されるのであります。そこでその署名をめぐって大騒ぎがあるだけでなしに、署名の結果どっちにしろ、きまったとしてもそのあとのしこりというものはきっと残るには違いないのでありまして、そこで調停委員の方々といたしましては、そういう事態のないように問題をともかくも静めたい。そこで大体それそれの立場、県、市町村の立場を考えながら、一応のみ得るようにというと語弊がありますが、それは百パーセントそうであるかどうかということは、出してみなければわかりませんが、何らかの形で両方が納得し得るようなもので一応おさめるということだけは基本の問題としてお考えになっておられまして、これにつきましては調停委員も全然見込みがないというお考えでは私はないようにみておるのであります。何か収束はできるのじゃないかというお考えで案を練っておられるように存じております。
  11. 小林武治

    ○小林武治君 この問題は私は調停がたとえば受諾されなかった場合と、またこの調停が延び延びに容易に出なかったこの場合との結果は私はほとんど同じじゃないかというふうに考えまするので、その上は調停案を一日も早く出すのが然るべきだ、こういうふうに思いまするから、その点は強く一つ自治庁当局からも調停委員に要望してもらいたい、こういうふうに思っております。なおこの調停案が受諾せられる、拒否する、こういうことはそれぞれ関係議会の議決を要する、こういうことだと思いますが、どうですか。
  12. 小林與三次

    ○説明員(小林與三次君) 今の自治法ではその通りでございます。
  13. 小林武治

    ○小林武治君 それから先ほどの合併促進法の規定では、この署名には公職選挙法の適用がない、従って署名集めについては買収も供応も、その他の暴行脅迫にわたらざるあらゆる手段は差しつかえない、こういうふうにいわば手放しになっておるというふうに解釈されておるようでありますが、その通りですか。
  14. 小林與三次

    ○説明員(小林與三次君) 法律上はそういう通りでございます。取締り規定は現在ございません。
  15. 小林武治

    ○小林武治君 今の問題は、われわれもこの立法に関係したのでありまして、その点は大へんうかつであったと思いまするが、立法論としては非常に欠陥がある、こういうふうに思うのでありまして、この署名につきましても同様何らかの取締り、あるいは選挙法の適用、こういう必要があると思いますが、それはいかがですか。
  16. 小林與三次

    ○説明員(小林與三次君) これは私はこういうふうに両県にまたがってこんなにひどくなるというケースはそうはないと思いますけれども、もし県間にまたがってこういう問題があるとすれば、これは一つの先例、先例といっては語弊がありますが、先例になっておりますから、相当この形がまねをされるということを考えざるを得んのでありまして、やはり何かの規定があった方が然るべき問題じゃないかという考えをしておるのであります。ただ署名でございますから、公職選挙法の準用とかという形はできぬだろうと思うのでありまして、おそらくできるとすれば地方自治法でその署名そのものを、極端に妙なことをやる場合に取り締るという制裁規定が法律にはできるのじゃないだろうかと考えておりまして、この点はやはり考究に値いする一つの問題だろうと存じておるのでございます。
  17. 小林武治

    ○小林武治君 今のこの法律の欠陥として、署名運動そのものに何らの取締り規定がないということは、その結果の及ぼすところはあるいは公安を害する、あるいは秩序を乱す、こういうふうな事態まで考慮できると考えられる。従って私どもまあ一つの責任者ではありまするが、とにかく現行法としてはそういう事態になる。従って今のような事例が、両県の境にまたがる問題についてあのような非常に険悪なる事態を生ずるということは、今後も他の問題についてもないということはこれは保証できない。従ってこれは自治庁当局の考え、あるいは政府当局の考えを伺っておきたいのでありますが、この段階において、いわばその県境にまたがるような町村合併の問題をあの法律で規定しておるということ、あるいはこれを実施するということはこの際保留する必要があるかとも考えるのでありますが、その点について自治庁はどういうふうに考えますか。
  18. 小林與三次

    ○説明員(小林與三次君) これは今のように非常に紛糾しておる事態もありますが、円満に話のついておる事例も現にあるわけでございまして、今まで話し合いの結果片がつく、それからほかの県の事情を見ましても、大体両県の考え方のいかんによっては県境の問題はもう地元に任せる、地元の市町村あるいは住民に任して、県はそれに乗っていくという考え方をとっておられる県も実はありまして、ただ問題はその県内の一般の合併が十分に進まん先に、県境の問題だけが先走っちゃ困るという考え方がこれは各県とも基本的な考え方でありまして、県内の問題が全体として落ちつけば、あとは部分的に県間にまたがって調整すべきものがあれば、それはそのときには最終的に止むを得んじゃないかというお考えのようでございまして、われわれといたしましても運用法の問題としてはそういうふうに考えていけばいいのでありまして、今の促進法から直ちにどうこうということを私は考えるべきではあるまい、単に町村の合併という点から行き過ぎて、ほんとうに府県間の境界の変動になるような、たとえば数町村をこそっとこっちへやるとかやらぬとかいうような問題になれば、これは町村の合併の問題じゃないのでありまして、県の境界の問題でありまして、これは促進法の問題ではありませんので、ほんとうに純粋に考えてそれぞれの町村を適正化するために止むを得ん、たまたまそれに県がまたがっておるというような場合は、私はやはり最後の合併の段階において解決されるべきものじゃないだろうか、こういうふうに存じておるのでございます。
  19. 小林武治

    ○小林武治君 今のような従前話し合いのつくものは、町村合併法によらないでも自治法でこれはできる、こういう建前になっております。あるいは必ずしも両方の県当局の意見が合わんでも合併はできる、そのための特別の規定でありまするが、私は今のような署名等について何らの制限規定のない、これは立法上の欠陥だと思うが、このことが非常に公けの秩序にももとる結果を生ずる、こういう建前からいたせば、ああいうふうな非常な険悪な状況を呈するような事態はしばらく法規的にも保留した方がいいじゃないか、こういうふうに思うのでありますが、自治庁としてはどんなふうに考えますか。
  20. 小林與三次

    ○説明員(小林與三次君) これはお尋ねでございますが、私は大体今の促進法ももうことし一年という段階で、現在の合併が八割何分も進んでおる。もう最後の仕上げの段階に入っておる時期でございまして、それぞれの県によっては九十何%というように、ほとんど問題が片がついておる、こういう段階でありますから、この際にさらに立法的に県間の問題をチェックするとか制限するとかいうことを考えるのはどうであろうか、やはり制度としては今の段階にあるものは残しておいていただいて、そうして実際合併が終った場合に最終的にこれを考える。それからまた現に今の署名の問題が起る場合もありますが、全然起らぬ場合もあるのでありまして、要するに関係町村では話がついてしまう、しかし県じゃ話がつかぬ、こういう事態もあるのでありまして、これは促進法がなくちゃ動かぬ段階になっております。最近岐阜の一部が分村をして愛知の村へ入りましたが、これなども地元の町村は百パーセント話がついて、県の段階でちょっとなかなか話がつかなかったという事態でありましたが、促進法の趣旨もあって、最後のきめ手もあるというので、話し合いがついたという形にもなっておるのでございます。それでございますから、かりに立法的に問題があるとすれば、私はむしろ署名がやむを得ぬ方法になる、あるいは署名そのものの適否も検討に値いするかもしれませんが、そういう問題として御検討を願って、県間の場合でも道だけは私はきめられておいていただく方が適当じゃないだろうか、今のような事例は必ずしも全国全部の事例でもありませんので、道だけは開いておいていただいた方がいいのじゃないだろうか、こういうふうに考えます。
  21. 小林武治

    ○小林武治君 いずれにいたしましても非常な困難な問題であるわけでありますが、現在の段階においてはとにかく調停というものを一日も早くすることが必要である、そのことが私は事態を好転させる道である、こういうふうに考えまするので、自治庁の責任者としてはそれがそういうことについてわれわれが強い要望を持っておるということと同時に、その結果いかんによっては法律の改正、あるいは修正の問題もぜひわれわれとしては考慮しなければならぬ、こういうふうに考えておりまするからして、そういう心配が早急に起らないように一つ処理してもらいたいと、こういうふうに思います。それで重ねて一つわれわれはもう長い間の懸案であるから、大体もう十五日ころまでには出るのじゃないか、出してもらいたい、こういうことも要望しておるわけでありまするから、その趣旨をくんで一つ事態をおさめるための措置を、万全も必要であるが、しかし迅速が必要と、特に希望しておきます。
  22. 小笠原二三男

    ○委員長(小笠原二三男君) 速記をとめて。    午前十一時三十三分速記中止      ―――――・―――――    午後零時二十八分速記開始
  23. 小笠原二三男

    ○委員長(小笠原二三男君) 速記を起して下さい。  過般来の当委員会の地方財政窮状打開に関する各種の審議の結果、当委員会としては、政府の現状における措置について強い不満を覚えるということが当委員会一致の強い意見でありまして、懇談中に、政府に対してこれが打開の措置のために具体的な対策を速かに立て、臨時国会を召集すべきだという、強い要望をしなければならぬということで、一応の決議案文を作ったわけでございまするが、まだ修字あるいは一部直す点があるかもしれませんが、そういう点は、きまったあとで委員長に御一任願うことといたしまして、まず懇談中にできました決議案文を明説いたしまして、皆さんの審議に供したいと存じます。   地方財政はまさに破綻に瀕する窮状にあり、一日も速かにこれが打開の措置を総合的に講ずる必要を認め、委員会の審議を続けた結果、政府においては何ら具体的な対策がなく、じんぜん日を送っていることが明らかになった。   地方財政再建措置法案は、昭和三十年度の財源不足を充足し、地方財政の再建を目的とする明確な対策をあわせ講ずることでなければその総合的効果は上がらない。従って政府のかかる態度が続く限り本法案の審議を進めることはとうてい不可能である。よって政府においては昭和三十年度における適切な財源対策を樹立してすみやかに臨時国会を召集すべきである。   右決議する。  以上が決議案文でございますが、この案文について御要望あるいは御意見がありましたら、お述べ願いたいと存じます。もしも御意見がなければ、修字上の一部の点について先ほど申したように委員長におまかせいただいて、この決議案を本委員会の決議といたし、総理大臣及び関係国務大臣に送付いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼が者あり〕
  24. 小笠原二三男

    ○委員長(小笠原二三男君) 満場一致御異議がないと認めてさよう決定いたします。  次回の委員会は臨時国会召集が具体的にわかりました際に、委員長において適宜理事各位と御相談の上日時を決定して御通知申上げたいと存じますが、さような取扱いでよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  25. 小笠原二三男

    ○委員長(小笠原二三男君) ではさよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十三分散会