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1955-07-30 第22回国会 参議院 議院運営委員会 49号 公式Web版

  1. 昭和三十年七月三十日(土曜日)    午前十一時十二分開会   ―――――――――――――    委員の異動 本日委員木村守江君辞任につき、その 補欠として雨森常夫君を議長において 指名した。   ―――――――――――――  出席者は左の通り。    委員長     郡  祐一君    理事            松岡 平市君            加賀山之雄君            矢嶋 三義君            天田 勝正君            三浦 義男君    委員            雨森 常夫君            伊能繁次郎君            剱木 亨弘君            榊原  亨君            高橋  衛君            横川 信夫君            横山 フク君            赤木 正雄君            上林 忠次君            小林 武治君            森田 義衞君            阿具根 登君            大倉 精一君            菊川 孝夫君            藤田  進君            戸叶  武君            山下 義信君            菊田 七平君            鈴木  一君   ―――――――――――――    議     長 河井 彌八君    副  議  長 重宗 雄三君   ―――――――――――――   事務局側    事 務 総 長 芥川  治君    参     事    (事務次長)  河野 義克君    参     事    (委員部長)  宮坂 完孝君    参     事    (記録部長)  丹羽 寒月君    参     事    (警務部長)  佐藤 忠雄君    参     事    (庶務部長)  渡邊  猛君    参     事    (議事課長)  海保 勇三君   法制局側    法 制 局 長 奧野 健一君   ―――――――――――――   本日の会議に付した案件 ○常任委員長の辞任及び補欠に関する  件 ○常任委員の辞任及び補欠に関する件 ○回付案の取り扱いに関する件 ○原子兵器に関する緊急質問に対す  る外務大臣の補足答弁に関する件 ○議院及び国立国会図書館の運営に関  する件の継続審査要求の件 ○原水爆及び一切の原子兵器が国内に  持ち込まれる場合に対処する態度に  ついて政府警告する決議案の委員  会審査省略要求の件 ○日本国との平和条約の効力の発生及  び日本国アメリカ合衆国との間の  安全保障条約第三条に基く行政協定  の実施等に伴い国家公務員法等の一  部を改正する等の法律の一部を改正  する法律案の継続審査要求の件 ○公共企業職員共済組合法案の  継続審査要求の件 ○国家公務員制度及び恩給に関する継  続調査要求の件 ○国家行政組織に関する継続調査要求  の件 ○国の防衛に関する継続調査要求の件 ○公職選挙法の一部を改正する法律案  の継続審査要求の件 ○地方財政再建促進特別措置法案の継  続審査要求の件 ○地方公務員法の一部を改正する法律  案の継続審査要求の件 ○地方行政の改革に関する継続調査要  求の件 ○幼児誘拐等処罰法案の継続審査要求  の件 ○接収不動産に関する借地借家臨時処  理法案の継続審査要求の件 ○検察及び裁判の運営等に関する継続  調査要求の件 ○国際情勢等に関する継続調査要求の  件 ○租税及び金融等に関する継続調査要  求の件 ○教育文化及び学術に関する継続  調査要求の件 ○戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部  を改正する法律案の継続審査要求の  件 ○社会福祉事業等の施設に関する措置  法案の継続、審査要求の件 ○調理改善法案の継続審査要求の件 ○社会保障制度に関する継続調査要求  の件 ○労働情勢に関する継続調査要求の件 ○中央卸売市場法の一部を改正する法  律案の継続審査要求の件 ○農林水産政策に関する継続調査要求  の件 ○砂利採取法案の継続審査要求の件 ○経済自立方策に関する継続調査要求  の件 ○運輸一般事情に関する継続調査要求  の件 ○日本電信電話公社法の一部を改正す  る法律案の継続審査要求の件 ○郵政事業の運営実情に関する継続調  査要求の件 ○電気通信並びに電波に関する継続調  査要求の件 ○国設住宅法案の継続審査要求の件 ○日本分譲住宅公社法案の継続審査要  求の件 ○日本分譲住宅公社法施行法案の継続  審査要求の件 ○建設業法の一部を改正する法律案の  継続審査要求の件 ○国土開発縦貫自動車建設法案の継  続審査要求の件 ○建設事業並びに建設諸計画に関する  継続調査要求の件 ○昭和三十年度予算の執行状況に関す  る継続調査要求の件 ○国家財政の経理及び国有財産の管理  に関する継続調査要求の件 ○本委員会の運営に関する件   ―――――――――――――
  2. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。  常任委員長の辞任及び補欠に関する件。
  3. 芥川治

    事務総長芥川治君) 運輸委員長の加藤シヅエ君が辞任されまして、その後任として片岡文重君を推薦されております。  なお決算委員長の山田節男君が辞任されまして、その後任として小松正雄君を推薦されておることを申し上げます。
  4. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいま報告の通り決することに御異議ございませんか。
  5. 天田勝正

    ○天田勝正君 今の報告、初めの方、ちょっと聞きそこねたのですが、加藤君、山田君もともに申されたのですか、今二人まで……。
  6. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいま、そのように報告いたしました。
  7. 天田勝正

    ○天田勝正君 決算委員長の方から、きょう委員長報告があるやに聞いておるのですが……。
  8. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいま私の理解いたしますところでは、ただいま議運で御決定を願いましても、本会議においておきめを願いますのは、従来の委員長の報告等の時期を適当に見合せまして、いたすことに取りはかろうことと存じております。
  9. 天田勝正

    ○天田勝正君 わかりました。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 御異議ございませんければ、報告の通り決します。   ―――――――――――――
  11. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 常任委員の辞任及び補欠に関する件。
  12. 海保勇三

    参事(海保勇三君) 自由党から、大蔵委員の白井勇君、文教委員の木村守江君が辞任せられまして、大蔵委員に木村守江君、文教委員に白井勇君を指名されたいという申出がございます。  社会党第四控室から、法務委員の藤原道子君、外務委員の岡田宗司君が辞任せられまして、法務委員に岡田宗司君、外務委員に藤原道子君を指名されたいという申出がございます。  民主党から、文教委員の松原一彦君、外務委員の井村徳二君、大蔵委員の鶴見祐輔君が辞任せられまして、文教委員に井村徳二君、外務委員に鶴見祐輔君、大蔵委員に井村徳二君を指名されたいという申出がございます。  社会党第二控室から、法務委員の赤松常子君、地方行政委員の小林亦治君、決算委員の山田節男君が辞任せられまして、後任として法務委員に小林亦治君、地方行政委員に赤松常子君、決算委員に小松正雄君を指名されたいという申出がございます。  ただいまの常任委員の変更のうち、常任委員長の辞任に伴う変更に伴います部分につきましては、本会議において常任委員長の辞任が許可されたときに、議長がその変更を認めるという先例があるということを申しそえておきます。
  13. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいま報告の通り決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認めて、さよう決します。   ―――――――――――――
  15. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 衆議院回付案の取り扱いに関する件。
  16. 河野義克

    参事(河野義克君) 昨日衆議院より本院が提出いたしました優生保護法の一部を改正する法律案及び女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律案について、修正して本院に回付して参りました。従って本院の本日の本会議において、衆議院の回付案について同意するかいなかを決するわけでありますが、回付案でありますから、当該委員会には付託をいたしませんで、先例によりまして、この委員会において御説明申し上げます。  第一の、優生保護法の一部を改正する法律案は、本院の提出案は、受胎調節指導員は受胎調節の実地指導を受けるものに対して、受胎調節のために必要な医薬品で、厚生大臣が指定するものに限って販売することができるようにしようとするものであります。と申しますのは、現在医薬品の販売については、薬事法第二十九条第一項の規定によって、都道府県知事の登録を受けなければ営業することができない。また同法第四十四条第八号の規定により店舗を有する販売業、または配置販売業以外の方法によって、医薬品の販売業を営むことが禁止されているからであります。本案はその関係の薬事法の特例を認めようとするものであります。なおこれに伴って、必要なる規制を加える規定を設けたのでありますが、その特例を認める期間につきましては、本院提出案は「当分の間」としていたものを、衆議院回付案においては、これを「昭和三十五年七月三十一日までを限り」と限定することに改められているものであります。本案につきましては、社会労働委員の方々の意向は、同意することに御異議がない模様であります。  次に女子教育職員の産前産後の休暇中における労使教育の正常な実施の確保に関する法律案は、本院提出案の第四条第二項にかかるものでありまして、本院提出案の四条の規定は、第一項において、女子教職員が産前、産後の休暇をとる場合に、任命権者は、その休暇の期間中、臨時的に教職員を任用すべきものとし、第二項において、都道府県給与の負担をする市町村学校の教職員の臨時的任用については、その任用の期間は、市町村教育委員会と、都道府県教育委員会とが協議して決定するものとしております。これに対する衆議院回付案の趣旨は、市町村教育委員会と、都道府県教育委員会とが協議して決定するのは、「任用の期間」についてのみであったものを、当該文言の削除することによりまして、「臨時的任用」、そのことについても、協議し、決定することとなる。つまり市町村教育委員会が、都道府県教育委員会に協議すべき事項の幅を広げたものであります。  本衆議院回付案につきましては、今朝の文教委員会理事のお集りでは、これに同意することに異議はないというふうに御相談があったようであることを付言いたします。
  17. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいすま説明いたしました通りでありまするが、本回付案に同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認めて、さように決定いたします。   ―――――――――――――
  19. 三浦義男

    三浦義男君 昨日の緊急質問に出ました原子兵器の問題について、その後の経過について、政府側から、本会議の冒頭に御説明申し上げたいということを言って参りましたが、委員長、これをお諮りお願いいたします。
  20. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいま三浦君が発言せられました政府の発言に関連いたしまして、理事会において協議いたしました結果、本日の本会議において政府の発言を聴取いたしましたのち、これに対し、各会派十分以内において質疑を行うことに異議がないと決定いたしました。
  21. 矢嶋三義

    ○矢嶋三義君 そこで伺いますが、その政府の所信を、一番先に発言をされたのはどなたですか。
  22. 三浦義男

    三浦義男君 外務大臣です。
  23. 矢嶋三義

    ○矢嶋三義君 委員長理事懇談会、打ち合せ会においてきまりましたように、その発言に対して質疑を展開することになりますというと、昨日の緊急質問とも、必然的に関連するわけでございまして、従って政府側の所信を発言するのは、直接当該の外務大臣としましても、その本会議場には、総理大臣、並びに防衛庁長官、さらに質疑を予定されるところの、委員の要求している大臣というものは、他の委員会の出席を中座しても、本会議優先の立場から、必ず本会議場に出席されるように特に議長を通じて善処していただきたいことを強く要望いたしておきますと同時に、議運の委員長としても本委員会において確認しておいていただきたい。
  24. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいま矢嶋君から政府の発言に対する質疑に関連いたしまして、お聞き及びの通りの御要望がございました。  理事会におきまして決定いたしました通り決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  25. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認めて、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  26. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) なおこの際に、継続審査要求に関する件をお諮りいたします。  本委員会として議院及び国立国会図書館の運営に関する件について、継続審査を要求することにいたすことに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  27. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  暫時休憩いたします。    午前十一時二十一分休憩    ――――・――――    午後六時二十五分開会
  28. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 委員会を再開いたします。  常任委員の辞任及び補欠に関する件。
  29. 海保勇三

    参事(海保勇三君) 自由党から、書院運営委員の木村守江君、予算委員の雨森常夫君が辞任されまして、議院運営委員に雨森常夫君、予算委員に木村守江君を後任として指名されたいという申し出がございます。  社会党第四控室から、逓信委員の永岡光治君、建設委員の大和與一君が辞任されまして、後任として逓信委員に大和與一君、建設委員に永岡光活君を指名されたいという申し出がございます。
  30. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいまの報告の通り決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  31. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認めて、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  32. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 決議案の委員会審査省略の取扱いに閲する件。
  33. 芥川治

    事務総長芥川治君) 菊川孝夫君外五名から、原水爆及び一切の原子兵器が国内に持ち込まれる場合に対処する態度について政府警告する決議案が発議されました。この決議案に対しまして委員会審査省略の御要求が出ております。
  34. 矢嶋三義

    ○矢嶋三義君 この原水爆及び原子兵器の問題については、昨日並びに本日引き続いて本会議で緊急質問が行われて、その質疑応答の内容については委員各位の御了承の通りでございます。で、国会を通じて現内閣の鳩山総理以干関係大臣は再三再四にわたって原水爆並びにこれに類するものはわが国内に持ち込まない、これを拒否するということを言明され、国民はそれを信じ、その点に関する限り安心しておったわけでありますが、昨日、本日の緊急質問でも明確なように、政府側のこの答弁の不統一な而もありますし、また先ほど申しましたかくのごとき兵器を持ち込むことを拒否するという政府態度に明確さを欠く点がありますので、この際鳩山総理が再三再四国会を通じて言明しているこれらの兵器を持ち込まないというその方針をしっかり堅持していくように、そういう立場から警告決議案を出すのは至当だと、こういう立場で発議者は出されたと聞いております。従って従来各委員が御存じの通りでありますので、これは委員会において審査するに及ばない。まあ早急に審査を省略して、でき得べくんば全会一致で決議いたしたいと、かように考えておる次第でございます。各会派の御意見を承わって、できるだけかように、発議者の趣旨に沿うようにお取り運び願いたいと思います。
  35. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいま矢嶋君から御発言がありました本件の取扱い、また御意見等について御発言を願います。
  36. 三浦義男

    三浦義男君 まあ、この原水爆を内地へ持ってくるということについては、持ってきてもらっては困るという観念には変りございません。ございませんが、さて今の国際情勢、あるいはいろいろなアメリカその他との条約を考えてみましたときに、もっともっと深くこの問題を練って参らなければ私はならないと思います。  ついては外務委員会でこの案を練られて、そうしてその上でこれは決議案を出すということが私はよいと思いますので、委員会審査省略の件につきましては、私どもは賛成をいたしかねます。
  37. 矢嶋三義

    ○矢嶋三義君 ちょっと三浦さん、今の発言はおかしいと思うのです。発議者は原水爆及び一切の原子兵器を国内に持ち込まない方がいい。そのために今までの鳩山内閣の方針通り、それが行われるようにしっかりしてもらいたい、こういう決議なんです。あなたも、またあなたの党も、今のあなたの発言の通り、原水爆及び一切の原子兵器を入れることは反対だ、こういうことなんですから、審査省略されて、一つも差しつかえないと思うのですがね。
  38. 三浦義男

    三浦義男君 審査省略をするということは私は困る。審査省略をしないで、外務委員会で、もう少し国際情勢なり、条約の関係を練って、それでお持ちを願ったらどうか、こういうことです。
  39. 矢嶋三義

    ○矢嶋三義君 私の申し上げたのは、あなたの今の発言の通りのことをお聞きしておるの、だから、御異存なかろうと思うわけであります。
  40. 天田勝正

    ○天田勝正君 私の方は、実はちょっと協議するという形にしても、協議する時間をいただきたい。こういうふうに非公式ですけれども申し上げたのは、先ほど理事会でも、各派の御意見もあり、指摘されたところもあって、必ずしも今出された決議案、それにはわが会派からも発議者が出ておるわけでありますけれども、不動のものであって、今イエスか、ノーかで、審査省略をするか、しないか、こういうふうに早急にきめてしまいますれば、すべてこれが原案になって、この委員会にかかってくる、そういうことになるのですけれども、しかしまだ別のものも、必ずしも考えられないでもない。そしてこの案を変えるならば、全会一致で御賛成願えるということも予想されるので、ここで速記等をとめて御相談申し上げてもよろしいし、また別な方法で、まあ理事会等をお開き願って、早急に意見をまとめる、こういう方法をとってもよろしいし、何かそれをいたしませんと、どうも工合が悪いのではないか。そういうふうに今のところ考えております。
  41. 鈴木一

    ○鈴木一君 矢嶋委員からの趣旨については、私たちも賛成です。ただしかし出された文章については、いろいろ改めたいというふうな気持もあり、私の方ではその文章を用意もしたわけでありますから、できたら理事会でも開いていただいて、そんなに時間はかからないと思いますから、そこでもう一問お諮り願いたいと思います。
  42. 矢嶋三義

    ○矢嶋三義君 先刻理事会でもちょっと申し上げましたように、その趣旨さえできれば、案文の変更等にも協議を申し上げるこちらには用意は十分あるのだということを申し上げた次第ですが、時間を急ぎました関係上、とりあえず御配付のような案文で社会党左右の、これらの案件を主として審議している当該委員会の委員諸君に、よって出されておりますけれども、あらゆる角度から考えましても、こういうものは全会一致にいくほどその価値は大きいわけでございますので、われわれの趣旨が生きさえすれば、そうして皆さんと全会一致で通すことができるならば、これらの文につきまして御協議申し上げる用意はあるわけですから、他会派の方の御意見も一応承わりたいと思います。
  43. 加賀山之雄

    加賀山之雄君 ただいま会派へ諮りましたところが、問題は案文がいかぬのではなくて、この秤の外交関係、国際関係の非常にデリケートな問題を含む問題は、特に外務委員会等において慎重に、綿密に審議をしてやるべきであって、突如として委員会審議省略でいくべきものではあるまい。これは三浦委員の意見と同様であります。委員会の審査省略には反対をいたします。
  44. 戸叶武

    ○戸叶武君 問題は、またさらに転じてむずかしくなって参りましたが、国会の最終段階にこういう問題が起きて、十分な審議がなされないということば残念でありますけれども、ただいまジュネーヴにおける四ヵ国の巨頭会談において、あれだけ平和共存の話し合いによって原水爆戦争を避けようという方向に強く動いてきたのにかかわらず、しかも鳩山さんの悲願であるところのソ連、中共との国交調整というものが本格的な軌道に乗り、アメリカ等の了解や協力を求めようとしておる段階に、もちろんアメリカ軍部の一つの意図というものが動いたのでありましょうけれども、こういうことが起ると、その方向に対する何か逆転したくさびが打ち込まれたという形で、私は日本のとっている立場というものが非常に困難な立場になるのではないか。原則的にわれわれは原水爆反対、戦争に利用すること、原子力反対という態度は確立しておりますが、この際、最大公約数で割れる程度のものでもいいけれども、日本アジア危機の中心に置かれるような、私は危殆に瀕するような状態にいかないための努力を払うべきで、国民もこれによって非常に不安をかもし出されると思うのです。われわれはそういうことに協力、することは、アメリカに対してもソ連に対しても反対です。そういう立場において、アメリカにだけ反対で、ソ連にはいいというような立場ではなくて、両方に対して断固たる立場をとり、また日本がその中に巻き込まれることを避けるような一つの努力を払わないと困るのではないかと思います。
  45. 天田勝正

    ○天田勝正君 扱いでございますが、先ほどお聞きの通り、鈴木さんの方でも一つの案を用意されておるということも言われておるし、私の方は案文を持っておりませんけれども、さっき申し上げたような二つの点を挿入したいという考え方を特っておって、実は全部意見はこれだけだというふうに固まっておらないような状態にあろうと私は思うのです。そこで何らか一応各派が共同にでき得るところの努力を、する必要がこの際あると思いますので、恐縮ですが、理事会に一度もう一ぺんかけていただいて、これらを調整してみて、いよいよできない場合は、またどう、あるいは多数の意見は、かようというふうにまとまれば、その案で審査省略をお願いする。こいう段取りをいたしたいと思うのでございますけれども、一つ、お諮り願いたいと思います。
  46. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 他に御発言ございませんか。自由党の方いかがですか。
  47. 松岡平市

    ○松岡平市君 私、ちょっと外出しておりまして、先ほど理事会で論議がかわされたらしいのですが、その経過を私はよく知らない。私、だからいろいろ申し上げることを差しひかえておったのですが、帰ってきて、自由党はこういう趣旨の決議案の審査省略には同意しかねる。審査省略といっても、これば今までの慣例からいたしまして、審査省略の場合は、各会派が相談をいたしまして、よかろうということで、ここであまり論議は、審査省略をするかしないかという論議はしておらないと私は考えております。ところが理事会でどういう話し合いであったか、帰って参りましたら、同意ができないということで、その結論についてのあらためて話し合いがなしに、すぐこの委員会が開かれております。ところが今委員会で天田君なり鈴木君から、こういう趣旨ではあるようですが、もう一ぺんこれについて各会派考慮してもらいたい、こういうせっかくの申し出がありますので、私の方は、この趣旨ではおそらくだめだと思うのですけれども、せっかく他会派から、そういう意見が申し出られているのに、そういう必要はないということは大へん欠礼になると思うので、私の方はこの問題に関しては、さらに御希望であれば理事会等で御相談に応ずる、結論がどうなるかは別といたしまして、私としては、理事会でもう一ペんお話をお開きすることについては差しつかえないと思います。そうして、私は他の案件について、決定しなければならないものがあると思いますから、それらのものをおまとめいただきまして、この問題はまた必要があれば議運をさらに開いて……。  ちょっと速記をとめて。
  48. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 速記をとめて下さい。   〔速記中止〕
  49. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 速記を始めて。
  50. 小林武治

    小林武治君 私の方は、加賀山委員からすでに発言がありましたように、この問題は外務委員会等で十分審査すべきである。従って委員会審査省略そのことに反対している。こういうことでありまするから、この上理事会等で案文の相談をするということは適当でない。こういうふうに考えております。  しこうして今松岡君からお話がありましたように、もう相当本会議に上程すべき議案も輻湊している、こういうことでありまして、その方の関係はどういうふうになさるか、その点を一つ伺っておきたい。
  51. 矢嶋三義

    ○矢嶋三義君 そういう意見も含めて、本会議の運営とも関連があって、この今の案件を、委員長、理事懇縦会に一ぺん移そうというのが天田委員の意見であり、それに同調するのが松岡君の意見であると、そう私は了承しているのですが……。
  52. 松岡平市

    ○松岡平市君 誤解のないように申し上げます。  これらからの本会議を開く開かぬというようなことは、今朝議運で議長に一任してあります。これはちゃんと今朝の小委員会におきてまして、一括して上程されるもよろしいし、適宜分けて出されてもよろしいし、本会議を開くことについては何も議運で新らしく相談する事態にはございません。たまたまもし討論等の申し出があれば、議長において必要だとお認めになれば、小委員会をお開きになって御相談申し上げればよろしい、こういうことであって、議運では、これから会議をどうするかということは、今朝一切議長に一任しておりますから、今さら議運においてかれこれやることは、私はないと思います。これは誤解のないように申し上げておきます。
  53. 小林武治

    小林武治君 かれこれ申し上げているのではありません。質問をしているだけでありまして、とにかくわれわれはこの問題に対して審査省略をすることについては反対である。従って、これをさらに理事会において論議することは無用である、不適当であると考えております。
  54. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ちょっと速記をとめて下さい。   〔速記中止〕
  55. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 速記を始めて下さい。
  56. 矢嶋三義

    ○矢嶋三義君 ただいまの問題に附随した意見がございますのでお諮り願いたいと思います。  実は、このことは委員長、理事懇談会を通じてお諮り願うのが例でございますが、ただいま突然のことでございますので、一応お諮りいただいて、そうして後刻委員長、理事懇談会が開かれましょうから、ただいま即決ができなければ、そのときに改めて御協議願ってもいいと思いますが、それはこの案件と関連があるわけですが、ただいま速記録をとって精密に調査中でありますが、実は本日の午前の参議院本会議において、亜光外務大臣並びに鳩山総理、それから杉原防衛庁長官等は、原子兵器日本への持ち込みについては、新聞に伝えられるように、アメリカ側から何ら日本政府に連絡はなかったということを言明されているわけでありますが、伝え聞くところによりますと、園田外務政務次官は、院において、連絡があったということを答弁されているそうでございます。従って、今速記録を取り寄せ中でございますが、もしこの園田外務政務次官の言明が、速記録に残っているとするならば、これはきわめて重大なものであり、ぜひとも本日中に糾明しなければならぬ問題だと思いますので、それが明確になった場合には、この案件についての、この案件に沿ったところの緊急質問を、やがて開かれる本会議で御許容願いたい。これをお諮りしていただきたいと思います。
  57. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 速記をやめて下さい。   〔速記中止〕
  58. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 速記を始めて。  各委員会提出の継続審査要求、継続調査要求の取り扱いに関する件。
  59. 宮坂完孝

    参事(宮坂完孝君) ただいまお手元にさし上げました継続調査要求事件十八件、それから継続審査要求案件十九件、以上各委員会から出て参りました。まだ各委員会によりましては、これからあとあるいは追加になる見込みがあるかと思いますが、(「どこの委員令か」と呼ぶ者あり)それは非常に政治的な意味もありますので、私からどうということは言えませんが、あるかも知れません。
  60. 松岡平市

    ○松岡平市君 これはけさの小委員会でも私は発言しておきましたが、なお書いてあります委員会が、いろいろなことで、最終段階において継続審等を決定して要求してくるかと思いますが、それはそれについてまたあらた以て議運を開いて御審査を願いたい。ただいま委員会が要求して参りましたこのすべての継続調査要求は、私の方の会派といたしましては異議ございません。このまま認めることにしていただきたいと思います。
  61. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 他に御発言はございませんか。
  62. 天田勝正

    ○天田勝正君 ちょっと松岡さんに伺いますが、調査要求とおっしゃるのは、継続審査要求も全部含めてでございますか。あなたの今おっしゃった意味は、調査のだけ御発言になったのですか。それとも全部含めてですか。
  63. 松岡平市

    ○松岡平市君 私が今申しましたのは、継続審査の要求については、今出たのはそのまま全部認めてよろしい、その後出てくるものは適宜また必要なときに、議運を開いて認めることにしていただきたい。今出ているものだけはこのまま認めたいというのです。
  64. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいま要求の通り認めることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  65. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認めて、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  66. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 閉会中における本委員会所管事項の取り扱いに関しましては、先例によりまして特に重要なものを除き、その処理を委員長または庶務関係小委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  67. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認めて、さよう決します。  暫時休憩いたします。    午後六時五十三分休憩    ――――・――――    午後十一時十八分開会
  68. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) ただいまから議院運営委員会を再開いたします。  継続審査要求の件を議題に……(「委員長、委員長」と呼ぶ者あり、その他発言する者多く、議場騒然)   〔「異議なし」「賛成」「休憩々々」と呼ぶ者あり〕
  69. 郡祐一

    ○委員長(郡祐一君) 休憩……    午後十一時二十二分休憩   〔休憩後開会に至らなかった〕