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1949-04-18 第5回国会 参議院 本会議 15号 公式Web版

  1. 昭和二十四年四月十八日(月曜日)    午前十時二十分開議     ━━━━━━━━━━━━━  議事日程 第十四号   昭和二十四年四月十八日    午前十時開議  第一 製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告)  第二 印刷局特別会計の固有資本の増加に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)  第三 財産税等收入金特別会計法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告)(委員長報告)     ━━━━━━━━━━━━━
  2. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。      ―――――・―――――
  3. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) これより本日の会議を開きます。  この際、日程第一、製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案、日程第二、印刷局特別会計の固有資本の増加に充てるための一般会計がらする繰入金に関する法律案、日程第三、財産税等收入金特別会計法の一部を改正する法律案、いずれも内閣提出、衆議院送付、以上三案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます。大藏委員長櫻内辰郎君。     ―――――――――――――    〔櫻内辰郎君登壇、拍手〕
  5. 櫻内辰郎

    ○櫻内辰郎君 只今議題となりました製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案の大藏委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  去る四月十三日より四月十五日まで愼重に審議いたしまして、質疑應答の後、四月十五日討論に入り、採決の結果、全会一致を以て原案通り可決すべきものと決定いたした次第であります。先ず本案の提案理由並びに内容について申上げます。本案は昭和二十四年度一千二百億円を計上せられておる事賣益金を確保するため、現在発賣中の品種の外に、比較的大衆性のある新たな種類の製造煙草を新発賣することとし、その價格を決定しようとするものであります。即ち両切紙巻煙草において、この際細巻の「新生」を廃止して、新たに太巻のものを発賣し、これに「新生」の名称を襲用せしめることとし、その價格を十本当り三十円に、又戰前に大衆煙草として人氣のあつた細巻のゴールデンバツトの名称を復活して、「きんし」と同規格のものを発賣することとし、その價格を「きんし」と同價格、即ち十本当り十五円に定めると共に、最近パイプ煙草の発賣を強く要望せられておりますので、パイプ煙草「日光」を試驗的に製造し、計画外として少量発賣することとし、その價格を四十グラム当り百円に定めようとするものであります。  さて本案審議に当り各委員より熱心なる質疑があり、政府亦これに対し懇切なる答弁がありましたが、その詳細は速記録に讓りたいと存じます。かくて質疑を終局し、四月十五日討論に入りましたが、別に発言もなく採決の結果、全会一致を以て原案通り可決すべきものと決定いたした次第であります。右御報告いたします。  次に只今議題となりました印刷局特別会計の固有資本の増加に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案の大藏委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  去る四月十三日より四月十五日まで愼重に審議いたしまして、質疑應答の後、討論に入り、採決の結果、全会一致を以て原案通り可決すべきものと決定いたした次第であります。先ず本案の提案理由及び内容について申上げます。本案は印刷局特別会計における固有資本の増加に充てるため、昭和二十四年度において一般会計から八億円を限り同会計に繰入れ、その運轉資金を補充せんとするものであります。現在、印刷局特別会計の運轉資金は百万円を計上するのみで、昨年度は借入金によつて賄つておりましたが、健全財政の建前からこの借入金は今年度内に償還しなければならないので、本年度は一般会計より八億円を限りまして繰入れをなし、本会計の運営を円滑ならしめんとするものであります。  さて本案審議に当り各委員より熱心なる質疑があり、政府又これに対して懇切なる答弁がありましたが、その詳細は速記録により御承知を願いたいと思います。かくて質疑を終局し、四月十五日討論に入り、採決の結果、全会一致を以て原案通り可決すべきものと決定いたした次第であります。右御報告いたします。  次は只今議題となりました財産税等收入金特別会計法の一部を改正する法律案の大藏委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  去る四月十三日より四月十五日まで審議いたしまして、質疑應答の後、討論に入り、採決の結果、多数を以て原案通り可決すべきものと決定いたしたのであります。先ず本案の提案理由並びに内容について申上げます。財産税等收入金特別会計におきましては、物納財産等を見返りとして公債の発行又は借入金をなし、物納財産の処分による收入金を以てこれを償還することになつておるのであります。而してその後における物價の騰貴によりまして、実際の処分價格は予定した価格に対し平均二倍程度となつておるのでありますが、公債又は借入金の償還については、当該財産を見返りに発行した公債又は借入金の額に見合う額を償還することに止める等の処置を講じまして、この会計から一般会計への繰入額を調整せんとするものであります。さて本案の審議に当り各委員より熱心なる質疑があり、政府又これに対し懇切なる答弁がありましたが、その詳細は速記録により御承知を願いたいと存じます。かくて質疑を終局し、四月十五日討論に入り、採決の結果、多数を以て原案通り可決すべきものと決定いたした次第であります。右御報告申上げます。(拍手)
  6. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。先ず製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を請います。    〔起立者多数〕
  7. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) 過半数と認めます。よつて本案は可決せられました。      ―――――・―――――
  8. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) 次に印刷局特別会計の固有資本の増加に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案、財産税等收入金特別会計法の一部を改正する法律案、両案全部を問題に供します。両案に賛成の諸君の起立を請います。    〔総員起立〕
  9. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) 総員起立と認めます。よつて両案は全会一致を以て可決せられました。      ―――――・―――――
  10. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) 人事院総裁より過日の北條秀一君の質疑に対し答弁のための発言を求められました。この際許可いたします。浅井人事院総裁。    〔政府委員淺井清君登壇、拍手〕
  11. 淺井清

    政府委員(淺井清君) 先日北條さんから私へ御質疑がございましたが、差支のために御答弁が遅れ、誠に恐縮に存じます。御質疑といたしまして、政府職員の給與に関しまして、家族給を廃止すべきものではないかとのお尋ねがございました。誠に御尤もに存じます。人事院といたしましては、この家族給は將來廃止すべきものであつて、從つてこれを臨時的のものと認めておる次第でございます。即ち國家公務員法は、給與の原則といたしまして、給與は官職の職務と責任に應じてこれをなすと規定しておりますことは、これはいわゆる職務給の原則を打ち立てたものでございます。從つて家族給というようなものは成るべく速かにこれを廃止すべきものなりと考えておりまするし、又第二にこの家族給の世界各國における歴史に鑑みましても、これは臨時的なものであり、我が國におきましても昭和十五年初めてこれを認めるに至つたものでございます。ただここで御了承を願いたいと存じまするのは、現在の差し迫りました経済状態におきまして、今直ちにこれを廃止するというのはいろいろ困難があろうかと存じます。そこで國家公務員法におきましても、できるだけ速かにこの給與の原則が達成せられなければならないと規定いたしておりますることは、一にはできるだけ速かに職務給の給與制度を立てなければならないことを言いますと共に、第二には、現在において臨時的な措置といたしまして止むを得ない家族給のごときものを認める。こういう趣旨をも現わしておるかと存じますので、さよう御了承を願いたいと存じます。    〔北條秀一君「議事進行について」と述ぶ〕
  12. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) 北條君何ですか。
  13. 北條秀一

    ○北條秀一君 議事進行について……。只今の淺井人事院総裁の答弁は、私が質問した二つの質問の中の一つであります。第一の方は、人事院というものの存在が、人事の科学的管理の建前から言つて、これは合理的なものでない。從つて人事院という存在は現在のごとき高度な独立性を持つことは適切でない。そこで、その人事の科学的管理の專門家である淺井総裁人事院の存在についてどう考えられるか。この点を私は質問したのであります。只今答弁のありましたのは第三の方でありまして、第一の方については吉田総理大臣総理大臣としての立場から答弁されましたが、私は科学者としての立場から答弁を願いたい。こういう私の第一の質問でありますので、人事院総裁よりその点について御答弁を願いたいのであります。(「賛成」と呼ぶ者あり)    〔政府委員淺井清君登壇〕
  14. 淺井清

    政府委員(淺井清君) 重ねてのお尋ねを頂きまして誠に恐縮に存じます。この第一点につきましてはすでに吉田内閣総理大臣からお答を申上げたので、私も別に加えることはないと思つたからでございまするが、只今人事院総裁として答弁せよとの仰せでございますから、一言申上げたいと存じます。  お示しの点につきましては、すでに國家公務員法制定並びに改正の際に十分國会においても御論議になり、この人事院をお拵えになつたのでございまして、この人事院の持つておりまする独立性は、公正なる人事を行なつて参りまする上に最小限度の独立性であり、これによつて内閣を弱めるものというふうには考えておりません。私は政党基礎といたしまする内閣がそのように弱いものだとは存じておりませんし、又人事院の独立性が國会の御同意を以て任命されました人事官によりましてそのように非常識に運用せらるるものとも考えていない次第でございます。(拍手)
  15. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) これにて本日の議事日程は終了いたしました。次会の議事日程は決定次第公報を以て御通知いたします。本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十七分散会      ―――――・――――― ○本日の会議に付した事件  一、日程第一 製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案  一、日程第二 印刷局特別会計の固有資本の増加に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案  一、日程第三 財産税等收入金特別会計法の一部を改正する法律案  一、北條君の質疑に対する淺井政府委員の答弁