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1949-04-14 第5回国会 参議院 議院運営委員会 15号 公式Web版

  1. 昭和二十四年四月十四日(木曜日)   ―――――――――――――   本日の会議に付した事件 ○食糧の増産確保に関する決議案の委  員会審査省略要求の件 ○連絡調整の事務運営並びに地方自治  体の占領軍との渉外状況実地調査の  ための議員派遣要求の件 ○職員任用の件 ○議員の米國議会視察の件 ○証人の取扱いに関する件   ―――――――――――――    午前十時二十一分開会
  2. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) これから委員会を開きます。第一の委員会審査省略要求に関する件について事務総長から御説明を願います。
  3. 小林次郎

    ○事務総長(小林次郎君) 今度農林関係の議員諸君から食糧増産確保に関する決議案というものが御提出になりました。楠見義男君外二十名の発議でございます。それにつきまして委員会審査省略の要求の件が出ております。明日議題に上せて頂きたいという御要求であります。若し必要がございますれば、この食糧の増産確保に関する決議案の内容を申上げますが、皆樣御承知でございますれば省略いたします。
  4. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) 如何いたしましようか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) それではこれは異議ないと認めます。
  6. 下條恭兵

    ○下條恭兵君 この決議案の上程の際各派から賛成演説があるかどうか知りませんが、社会党は是非一つやらせて頂きたい。
  7. 板野勝次

    ○板野勝次君 それは各派から賛成演説をやることになつているのだと思いますが……。
  8. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) 今下條さんのお話もあり板野さんのお話もありましたが、これは小委員会に廻して御相談願いたいと思いますが如何でしよう。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) さようにいたします。   ―――――――――――――
  10. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) 次に議員派遣要求に関する件についてお諮りいたしますが、根本さんから御説明を願います。
  11. 根本驥

    ○参事(根本驥君) 朗読いたします。    議員派遣要求書  一、派遣の目的 連絡調整の事務運営並びに地方自治体の占領軍との渉外状況を視察する。  一、派遣議員   第一班 佐藤尚武、野田俊作、伊達源一郎、團伊能、徳川頼貞、伊東隆治、淺井一郎、金子洋文、岡田宗司   第二班 徳川頼貞、伊東隆治、團伊能、淺井一郎、岡田宗司、伊達源一郎  一、派遣期間    第一班 今期國会開会中二日間    第二班 今期國会開会中三日間  一、派遣地    第一班 神奈川縣    第二班 愛知縣  一、費 用 概算 四三、二〇〇円       内 訳   議員派遣旅費    第一班 一名一日に付     一、二〇〇円(九名二日分)    第二班 一名一日に付     一、二〇〇円(六名三日分)  右参議院規則第百八十條により要求する。   昭和二十四年四月十三日      外務委員長 佐藤 尚武   参議院議長松平恒雄殿
  12. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) 次長から一つ御説明申上げますが、お聽き取りを願います。
  13. 近藤英明

    ○参事(近藤英明君) 只今の議員派遣に関しまして旅費の件についてちよつと申上げたいと思います。議員派遣は先般在外同胞引揚の委員会において派遣のことを御決議になつておりますが、現在御承知の通り二十四年度の本予算は未だ御審議中でございますので、旅費は暫定予算にございますだけで、これでは到底全部の支拂はできないのでございます。現在は從つてこの派遣の時期がすでに本予算の成立後になりますならば、無論差支ございませんが、その前であります場合は、旅費は現実にはその御出発のときに支拂うという方法はとれませんで、後で支拂うということに相成るかと存じます。それから在外同胞引揚の方にもその点をよく申上げまして、場合によつてはあの方が少し早く御出発になるかも知れませんが、本予算がそのときに成立しなければ半分拂つて、後は立替拂いをして置こう、こういうような話が在外同胞の方にはあつたようでございます。この外務委員会の方におきましても、旅費の方はすぐはお支拂いできないということだけはお含み置き願いたいと思います。
  14. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) 如何取計らいましようか。よろしうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) この議員派遣のことに関しては御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  16. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) 異議がないと認めます。   ―――――――――――――
  17. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) 次に職員任用承認に関する件についてお諮りいたします。次長から御説明があります。
  18. 近藤英明

    ○参事(近藤英明君) 本日お諮りいたしますのは常任委員会の調査員につきまして二件ございます。一件は吉田隆君、これは文部委員会調査員に委員長から御推薦になつております。履歴につきましてはここに略歴を刷つたものを出してございます。そうしてこれは公職適否審査の方も四月八日、人事委員会の審査の方も四月九日に終了いたしております。  次の相原桂次君、これは地方行政委員会の調査員として同委員会委員長から御推薦になつております。略歴はお手許に差上げたものに載つておりますが、これも人事委員会の承認をすでに経ております。尚資格審査につきましても、現在経済調査官でございますので、この方面も問題ございません。
  19. 板野勝次

    ○板野勝次君 今日ちよつと出して貰つて、何も分らずに承認するということでは実は困るので、これは予め何日か前にお分りになつておるだろうと思うので、予めこれを委員に配付して貰つて、異議があるかないかを諮つて貰つた方が実はよいのじやないかと思います。このようなやり方だとこれは極めて形式的になりますから……。
  20. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) それではそういうふうに今後氣を付けるようにいたします。御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) 御異議ないと認めます。
  22. 小林次郎

    ○事務総長(小林次郎君) 皆さんのお手許に法律案に関する調というのを差上げておきましたが、これは政府から昨日來ましたもので、この間差上げましたものを各省分けにしたものであります。特別に私の方から御説明することもございません。
  23. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) こちらの方でお諮りすることはこれだけであります。別にお話もありませねば、本日はこれで散会……。
  24. 中村正雄

    ○中村正雄君 ちよつと、御報告申上げておきますが、この前の運営委員会で第一回、第二回の報告は申上げておりますが、実は議員をアメリカ國会視察のために派遣する件につきまして、一昨日第三回の打合せをウイリアムス氏とやつたことにつきまして、一應御報告申上げておきます。前に報告いたしましたように、派遣の人員その他については衆議院の福利厚生委員会におきましていろいろ協議を重ねました結果、一應具体策として派遣議員十五名、事務職員五名計二十名というように決定いたしまして打合せに参つたわけであります。打合せの要点は何としましても費用の点で一應滯在日数を二十日として、向うの滯在費用一人一千ドル、それに旅費といたしまして、日本からアメリカ沿岸までの往復の飛行機旅費が大体千三百ドル掛る。合計一人二千三百ドルの費用の問題についていろいろお諮りしたのであります。それで一應各議員が個人で負担して行くという希望者のある場合はどうするかという問題も話合いしたわけでありますが、そのときに議員負担で行くということになれば、極端な例をいえば、金持の議員は行けるけれども、國会としてこういう人を遣りたいと思う人が負担能力がなければ行けないという不公平が生ずるので、ともかくも派遣するとすれば國家の費用でやる、私費でやることはやらない方がいいのじやないかというふうにウイリアムス氏の意見があつて、それから一人二千三百ドルの費用につきましてどうするかという点については、一應只今のところは國家の費用で行く。而もその財源は御承知の見返勘定に入つております向うの援助資金の中から出して貰うように交渉しようじやないか、その交渉の仕方をどうするかという点につきまして、一應二、三日ウイリアムス氏が内部交渉をやつて、それからどういうようにやるかにつきまして指示しようということで別れたのでありますが、そのときにもう一つ問題になつた点は、然らば行けるとなつた場合の派遣議員の選考をどうするかということを言われたわけなんですが、そのときに私参議院から小委員長として参りましたし、衆議院では福利厚生委員会の今村君が行つたわけですが、行くと決定すれば然る後選考するわけであつて、どの会派から誰、或いはどの議員をやるということも考えておらない、これは今後の問題だと、こういうふうに話したわけですが、そのときにウイリアムス氏の話で実は努力して派遣できるようにやりたい、その趣旨というものは今後日本の國会を運用して行く前途ある議員をやらなければいけないという関係で、まあ極端な場合を言えば六十七十の議員を選考されたのでは困る。こういうような話がありましたので、その点について一應今後は行けるとなつたら選考するわけであるけれども、渡航の許可というものはやはり司令部が持つているのだから、選考の場合も我々も考えるが、司令部の方でも許可する場合に考えて貰つたらいいのじやないか、この点はどこまでも今後の問題で残して置きましようというふうに話したわけです。  それからもう一つ職員五名を連れて行くというのはどういう意味かという話がありましたので、その点につきまして丁度今後の日本の國会を運用するための参考になるために議員を派遣するのである関係上、それと同じ意味合においてアメリカ國会の事務関係をやはり日本の國会の職員に視察さす必要があるという関係で、通訳を含めて五名を選考するのだと申上げましたら、その点非常に了承されまして、そういうことも必要であるというふうに話されておりました。ただその場合の選考につきましても議員と同じような氣持で決まればやりたいと、こういうふうに話したわけです。一應今後四回五回と会見しなければ具体的に進まないわけでありますが、第三回の会見の内容は以上申上げた通りであります。
  25. 板野勝次

    ○板野勝次君 ちよつとお尋ねしたいのですが、今の対日援助資金から出して貰つても行こうという話なんですがね。こういうふうに重税で國民は苦しんでるとき、二十日ぐらいのことで実際は、何と言うか、その実態が掴めるわけでもないので、國民の今の現状から見ても大した効果がないことで、そうして相当金を使つて、そうして而もそれは見返勘定から出すのだというふうなのじや聞えがよくないのですが、そういうことについて何かお話合になりましたか。
  26. 中村正雄

    ○中村正雄君 経費の面についてどういう勘定で行くかということについては、一應見返勘定は日本政府の自由に使い得ないわけで、向うの予算が通らなければ分りませんけれども、向うの指示によつて使うということになつておるので、そのうちから出して貰うように懇請したらどうか。これは内輪の話で一應決つているわけじやないのですが、費用の目標をそこに置いているわけです。今言つたように國家の費用で派遣するということについて現在非常に國費が困つておるときに、國費全体ら見れば微々たるものでありましようが、やはり一人二千三百ドル、日本の金に換算すれば軍用レートといたしましても七十万円近い金で、從つて個人的にも相当厖大な金だという点も考えて、これは衆議院の福利厚生委員会でもいろいろ檢討されたらしいのですが、併しやはり日本の今の國会の制度が、常任委員会制度にしましても或は國会図書館の運用にしましても、一應アメリカ類似の制度が相当採用されておる。そういう関係で実際の運用につきまして國内だけでいろいろ考えてやつておるけれども、海外の実態を見て來てそれを所期の目的のように運用し発展さすという面から行けば、やはり向うに派遣して向うの運用方を視察するということは、いろいろの経費の面と利益の面と比べて出す必要があるのじやないかというのが多くの委員の意見らしいと思うのですがね。
  27. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) 外に御質問ありませんか。
  28. 板野勝次

    ○板野勝次君 これはここでお話していい問題が、庶務の小委員会の問題かも知れませんけれども、今度例の曉に祈るという問題の中心人物を証人として呼んだ場合に、非常に特別な計らいがされたために、いろいろな噂が飛んでおるわけなんです。ああいうセンセーショナルな問題の中心人物を例えば横浜まで迎えに行くという方法について、若しくは議員宿舍に泊めるか泊めないかということについては、正式に運営委員会若しくは他の適当なる機関で相談すべき重大な問題だつたと思う。ああいうことは將來やはり運営委員会なり庶務の小委員会等で檢討された上で適切な処置がとらるべきじやないかと思うのです。
  29. 小林次郎

    ○事務総長(小林次郎君) 從來証人の喚問につきましては議長が許しておつたのであります。今度の問題は引揚同胞委員会の方から御熱心な御要求がありまして証人を呼ばれることはいたし方ないのでございますが、あそこに泊めるということについては、事務次長、委員部長が相談いたしまして、会館の委員長である中村氏が承諾されれば泊めてもいいだろう、そうでなければいかんということを事務局としてはお話した、ところが中村さんは丁度御旅行中だつたものですから、外の理事の方に相談いたしまして、そうしてお二人の委員が熱心な御主張であつたためにその室に泊めさせて頂く、こういうことになつたらしいのであります。只今の板野さんのお話のように、確かにセンセーショナルなことを取扱う場合などは、何かの方法で一應御協議になる方が穏当じやないかと私共も考えます。將來どうするかということは、今ここではつきりお約束はできませんけれども、もう少しお考え願うことは適当だろうと思います。
  30. 板野勝次

    ○板野勝次君 將來できれば運営委員会なりにかけるということにお決め願つて置く方がいいと思います。
  31. 中村正雄

    ○中村正雄君 板野さんの意見に同意見なんですが、私会館の委員長をしております関係上一言申上げて置きたいのは、私泊めました明くる日やつて参りまして、事務長から聞きまして、それは困る、会館の性質上そういう人を泊るものでないから直ぐ出て貰うように話をしなくちやいけないと言つたのですが、そのときの事務長の話では、それは事務局の責任で泊めたのである、事務局の責任で泊めるのであれば事務局の方に一應話をして、会館に事務局の責任をおいて泊めることが適当かどうか話をしなくちやいけない、それで事務局に話を聞くと、そうじやない、泊められるのであれば警備その他については止むを得ないから事務局が責任を持つということであつたというので、外の委員の方に二三相談して泊められたといつたわけなんですが、私は証人を池田一人を呼ぶのでなくて、十何名呼んでおつて、そのうちの一人だけを國会が責任をもつて泊め或は保護するということになれば、証人を不平等に扱うことになるからいけない。もう一つは、会館の性質が、各人に割当てられておるわけではありますが、自分の割当てられた部屋に自分の紹介した人或は面会人或いは家族の者を、随時泊めるということは委員会の規約でも認められておりまして、委員長が承認したら泊められる。その範囲というものはその人の責任の範囲内で泊められる人ということにリミットを置いておるわけです。從つてこのたびのように岡元君或いは矢野君の部屋に泊められてはおりますけれども、お二人さんの話合では、泊められないと、いわゆる警視廳から巡査を呼んで警備しなくてはいけないし、又は衞視を呼んで警備しなくてはならない。こういうことでなければ本人の責任の範囲外、能力の範囲外でありますから規約の制限に反する。これが一つと、それからもう一つは警視廳に、麹町署に相談したところが、いろいろな問題になつておるので警察としては非常に保護に困るから、國会が責任を持つて泊めてくれた方がよいという話で泊めたという話だつたのですが、これは全然問題は反対じやないか。警視廳でさえ保護しかねるものを、國会が保護しなければならないということは僕は反対だ。少くとも保護という点は、これは警察がやるべき問題でありまして、証人としての証言を聞くだけの責任は、これは國会が持たなくちやいかないが、本人の身体保護ということは警察行政に属するものであつて、國会の範囲外のものでありますから、そういう意味で泊めるのは以ての外、從つて十日の日でしたか、今日から直ちに出して貰いたいという要求をしたが、そのときいろいろ委員部と相談して、一旦入れたものを今出すということになれば又問題が起き易いので、從つてこの度のものは私の留守のため非常に不行届でありましたが、一旦泊めた以上は、これは一應証人としての資格のある間はこれは一應面倒を見なくちやならん。証人としての資格がなくなつたら直ちに出して貰うということにして、この度は一應そのままにしようという結論になつたのです。御了承を願いたいと思います。
  32. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) それでは今後こういう問題に関しては運営委員会なり小委員会で相談をして、処理をするというようなことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  33. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) それではそういうことにいたします。外に御提案もございませんければ今日はこれで散会したいと思いますが……。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  34. 梅原眞隆

    ○理事(梅原眞隆君) それではこれにて散会いたします。    午前十時四十三分散会  出席者は左の通り。    理事            川村 松助君            大隈 信幸君            梅原 眞隆君    委員            下條 恭兵君            中村 正雄君            石坂 豊一君            中川 幸平君            鈴木 順一君            岡部  常君            宇都宮 登君            板野 勝次君            藥田 芳雄君            小川 久義君   事務局側    事 務 総 長 小林 次郎君    参     事    (事務次長)  近藤 英明君    参     事    (議事部長)  寺光  忠君    参     事    (委員部第一課    長)      根本  驥君