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1948-05-07 第2回国会 参議院 議院運営委員会 34号 公式Web版

  1. 昭和二十三年五月七日(金曜日) ――――――――――――――――   委員の異動 五月六日(木曜日)委員伊東隆治君辞 任につきその補欠として大隈信幸君を 議長において選定した。   ―――――――――――――   本日の会議に付した事件 ○國会の会期に関する件 ○裁判官の刑事事件不当処理等に関す  る調査承認要求に関する件   ―――――――――――――    午前十時三十一分開会
  2. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) これより委員会を開会いたします。先ず会期の問題についてお諮りいたします。
  3. 堀越儀郎

    ○堀越儀郎君 昨日左藤委員から御発声がありましたことでありまするが、衆議院が六月の二十日まで延長するということに対して、條件として、本予算が五月十五日までに提出されることを了承して、大体運営委員会で決められた。若しそれが変るならば、自由党としては態度を保留して申入れるとれるということを、左藤委員から御発言があつたのであります。その後の経過を聞いて頂きたいと思います。
  4. 左藤義詮

    ○左藤義詮君 その問題につきましては、今日午後衆議院の本会議の席上において、政府の意向を質して、その上で処置をしたいということになつております。
  5. 堀越儀郎

    ○堀越儀郎君 申入れられて変更されるというところにまでは進んでいないのですか。
  6. 左藤義詮

    ○左藤義詮君 政府の誠意を示すと申しますか、態度によつて出方が決まるのです。
  7. 堀越儀郎

    ○堀越儀郎君 昨日苫米地長官が見えて言明せられましたが、六月の暫定予算は五月十王日までに必ず出す、本予算は二、三日は遅れるけれども出す、その二、三日ということははつきりとした二、三日でありますか。我々少くも五月の二十日までには本予算が必ず出されるものと了承してよいのでありますか。委員長自身もどうお考えになりますか。
  8. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 私は官房長官はニ、三日は遅れるだろうと言われたけれども、その外に更に中旬までに出したいつもりでおると言つておりますが、現在のところにおきましては、特別な支障がなければその頃に出るものと、こう考えて、二十日頃までには出るものと思つております。
  9. 堀越儀郎

    ○堀越儀郎君 出るものと我々考えていいのですか。
  10. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 諸般の情勢の上から、只今のところはそう受取る以外仕方ないだろうと思います。
  11. 木下辰雄

    ○木下辰雄君 この前衆議院の運営委員会においても、六月二十日ということについては何らの條件もなかつたのですか。衆議院の運営委員会においては、ただ單に六月の二十日まで延長されるというわけですか。衆議院議長から会期延長について参議院議長に相談されたのですが、その相談では、衆議院の運営委員会においては無條件で六月二十日まで延期するというつもりか、或いは運営委員会において何らかの條件を附けたか。
  12. 小林次郎

    ○事務総長(小林次郎君) 議長から詳細のことは承つておりません。直接松岡議長からこちらの議長に電話で交渉があつたのであります。そのときには何か余り詳細なことはなく、まあ大体下相談として私が承つたのは、二十日ということを議長に申上げてありました。その後更に正式に松岡議長から大体こちらのものに同調して貰えないかという程度のお話だつたと聞いております。丁度議長がお見えになりましたから…。
  13. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) それは何も私聞いておりません。
  14. 木下辰雄

    ○木下辰雄君 この前の両院の運営委委員会の合同協議会では、政府は五月一ぱい延期を希望されたですね。その際に本予算が十五日に出るという前提の下に五月一ばいという話だつたのですが、それは到底駄目だというのでそこは決まらなかつたのです。それでただ無條件で六月二十日といいますと、二十日に予算が出るやら、或いは月末に出るやら分らない。そういう場合において更に又会期延長の必要がありはしないかという場合において、無條件でこれに同調していいか悪いかということについて、私は非常な疑問を持つているのですが、衆議院の運営委員会については何らかの條件を附けたいという話も聞きますので、ちよつとお伺いしたのであります。
  15. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) 私共には何にもそんなことは言つて來ておりません。
  16. 左藤義詮

    ○左藤義詮君 偶然かどうか、お呼びしたわけではありませんが、淺沼委員長がこの前の運営委員会に同席されてそのときの條件は、三つの條件が附いしおる。今お話がありました我々の態度も、その條件を含めてのことであります。その條件については尚政府の確約を得なければならんと思つております。その條件と申しますのは、十五日に本予算を出す、それから法律は六月十日までに出す、それ以後に出したものは、審議未了になつても、國会は責仕を負わない、会期は再延長をしない六月二十日で必ず打切る、この三つの條件が附いて衆議院は六月二十日ということに運営委員会において決まつたように、非公式ではありますが、淺沼委員長からここでお話がありましたがその点については議長から何にも衆議院議長に…。
  17. 松平恒雄

    ○議長(松平恒雄君) 衆議院議長からそういう一詳しいことは何にも言つて來ておりません。
  18. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 速記を止めて    午前十時三十八分速記中止    ―――――・―――――    午前十一時二十分速記開始
  19. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 速記を始めて下さい。いろいろ会期の問題について御意見がありましたが、大体お話合いの結果を結びまして如何でしようか今期議会会期を六月二十日まで延長することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  20. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 御異議ないと認めます。尚これに関連しまして…。
  21. 黒川武雄

    ○黒川武雄君 先日來我が党の左藤君か熱心に主張しておりますことはただ野党であるためという意味ばかりでなく、参議院の権威ということを非常に尊重した熱意の迸りであります。皆様におきましては必ずお氣持は左藤君と同じだと思います。又先程來会期の延長について二十日までにすべしとかいろいろなそれについての希望條件、或いは又條件ではなく議長からの申入れとかいうことがありますが、その申入れについてはしつかりした、ただ輕い申入れでなく、十分肝に應えるような申入れを政府にして頂きたい。と申しますのは、昨年の第一回の國会、内閣は違いますけれども、佐藤法制局長日は八月十日までに法案を出さなければ、あとは出さないという言明をしながらだらだらと法案を出されたり、又先ニ囘の会期延長の際には片山総理大臣出がこれ以上には延長しないというようなことを言つておられたそうでありますが、第三囘の延長に際しては、西尾官房長官が、内閣総理大臣は何と言つたか自分は知らないが、是非会期を延長して貰いたいと、こういうことになつてそういうことをまざまざと見せ付けられておりますから、特に左藤君も熱心に主張したことだと思うのであります。若しこのいろいろの熱心なる希望を議長から覚書として政府にお申入れになる際には十分その点をお考んになつて、愼重に厳格にやつて頂きたいと思います。こういう私は希望を持つております。
  22. 梅原眞隆

    ○梅原眞隆君 我々の方では大体憲法に則つてこの五月七日に打切ることが至当であるという主張を持つておるのであります。併し今日の段階におきまして、我々は今の六月二十日ということに同調したいと思います。但しそれに同調しましても、五月七日で打切りて行こうというこの考え方に向つては、やはり依然として残つておるのである。それを持つておることはもうちつと國会の運営に憲法精神をはつきり、確認を上、又そのやり方の上に忠実な企画性を持つて行くということが非常に必要であると我々は考えておるのであります。從いましてこれを議長が御諮問になりましたが、これを向うにいたされるような場合には、どうか二十日に延したということに対して、政府は十分の企画性を持つて議案を処理して貰いたい。從つて本予算は五月二十日までに御提出になるように、これは厳格に一つ警告をして頂きたい。その他の法案でありますが、大体においてこの期間に、あわただしくなくて十分に審議せられるだけの時日を存して御提出を願いたい。遅くとも六月十日までにお出しを願いたい。又六月十日にお出しになつても、あと十日間で審議されないような性質のものをお出しになることは我々は企画が甚だ不十分であると思う。どうか六月二十日までに今回の國会が目出度く終るような企画の下に、政府が十分な用意を以て法案の提出をなさるように厳格に一つ御警告を願いたいというような意図を持つておるのであります。
  23. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 会期を六月二十日までに延長することに当委員会として同意したにつきまして、只今梅原委員から言われましたような趣旨を議長から内閣の方に厳重に申入れて頂くということにいたしたら如何かと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  24. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 全会一致の御意見であると認めます。  それでは会期の問題についてはこの程度にいたしまして、尚この際ちよつと急を要する問題がありますので、一件お諮りいたしたいと思います。司法委員長から長さ承認要求書が出ております。
  25. 河野義克

    ○参事(河野義克君) 裁判官の刑事事件不当処理等に関する調査承認要求書  一、事件の名称 裁判官の刑事事件  不当処理等に関する調査  一、調査の目的 裁判官の刑事事件  不当処理の有無を調査し、不当処理の事実があるときは、國の最高機関としての國会の立場からこれを指摘し、司法部に対し勧告を行う等必要な措置をなすことを目的とする。  一、利益 刑事訴訟法その他の関係法令の完全な施行を促し、併せて裁判官の素質向上を図わ以て刑事事件処理を適正に導くことに寄與する。  一、方法 関係者を証人として喚問し併せて実地につき調査する。  一、期間 今廻国会開会中  右本委員会の決議を軽て参議院規則第三十四條第二項により要求する。   昭和二十三年五月七日        司法委員長 伊藤修    参議院議長   松平恒雄殿  昨日の司法委員会で本調査承認要求書のごときものを決議されて提出されました。なかなか重要でありますから司法委員長も來られていろいろ御説明なさるはずであります。
  26. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 速記を止めて。    午前十一時二十七分速記中止    ―――――・―――――    午前十一時五十分速記開始
  27. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 速記を始めて。司法委員長から提出されました裁判官の刑事事件不当処理等に関する調査承認要求に対して承認を與うることた御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  28. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 御異議ないと認めます。  尚ちよつと御報告したり御相談したいことがあるのですが、全國選挙管理委員会から選挙運動等の臨時特例に関する法律案要綱、それから同じく衆議院議員選挙法等の一部を改正する法律案要綱というものを衆議院の委員会の方に配付されたそうで、こちらの方におきましても本日皆さんのお手許へお配りいたしたのでありますが、衆議院の方におきましてもこれを参考にして選挙法の改正案等について協議、立案するということになつておるそうでありますが、如何でしようか。この二件は従来の議院運営委員会政党並びに選挙に関する腐敗防止法に関する小委員会の方において御審議願うということにいたしたら如何でございましようか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます。尚この際議院運営委員会政党並びに選挙に関する腐敗防止法に関する小委員会というのは、その後の状況から見まして、名前がちよつと適当でないと思いますので、何か政党並びに選挙に関する小委員会とかいうようなふうに名前を改めることにしたら如何かと思うのでありますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  30. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) それでは小委員長の方で委員会の名前を簡単な名前にするようにお願いいたします。ちよつと速記を止めて。    〔速記中止〕
  31. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 速記を始めて。それでは今後当分の間の本会議の日取につきましては議長に御一任するということで御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  32. 木内四郎

    ○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます。それでは特にその外に議題がありませんければ、この程度で散会することにいたします。    午前十一時五十五分散会  出席者は左の通り。    委員長     木内 四郎君    理事            藤井 新一君            河井 彌八君            竹下 豐次君    委員            天田 勝正君            塚本 重藏君            松本治一郎君            黒川 武雄君            左藤 義詮君            平沼彌太郎君            大隈 信幸君            門屋 盛一君            櫻内 辰郎君            梅原 眞隆君            木下 辰雄君            徳川 宗敬君            堀越 儀郎君            板野 勝次君            岩間 正男君            佐々木良作君   委員外議員            千田  正君            廣瀬與兵衞君   事務局側    事 務 総 長 小林 次郎君    参     事    (委員部長)  河野 義克君