こうしたものについては、一般的に粒径の小さなプラスチックを使用されておりまして、海洋に流出した場合にはマイクロプラスチックとなる可能性がございます。このため、ごみという形で市町村の定める方法で出していただき、排水に流さないことが大事だと考えております。
それから、資料を机上に配付させていただきましたけれども、寺田委員からもこれまで何度か御指摘がございました農業用のプラスチックを使用した被覆肥料についてお伺いいたしますが、使用後の被覆殻が圃場から流出することで川から海に流れ込みまして、マイクロプラスチックとなって海洋汚染等の要因となっているということでございます。
これも去年の十一月に、この関係の、オンラインでの国連海洋プラスチック、マイクロプラスチックの専門家会合が行われております。日本もようやく積極的にという話になっていまして、是非、小泉大臣には、この後、来年に向けて、国連環境総会等でこの国際協定発足をさせるために最大の貢献をしていただきたいと、こう思いますが、いかがでしょうか。
○山下芳生君 マイクロプラスチックについては、そこに含まれる添加剤の影響も解明されてきました。プラスチックは紫外線で分解されてしまうために、それを抑えるための紫外線吸収剤、あるいは燃えにくくするための難燃剤などが生成過程で混入されます。
要するに、マイクロプラスチックが非常に増えてきているのではないかという科学者からの研究に基づく提起があったわけですね。これをやっぱりしっかり受け止める必要があると思うんですが。 次に、資料三を御覧になっていただきたいんですけれども、これも番組で紹介された九州大学の大嶋雄治教授の研究結果なんですけれども、大きさの違うマイクロプラスチックをメダカに与えた後にきれいな水の中で飼育する実験を行われたと。
NHKの番組では、マイクロプラスチックを魚や貝が誤飲すると、本来の餌の摂取量が減って成長が阻害され、繁殖に影響すると、それがそうした魚介類を餌にするより大きな海洋生物の繁殖にも影響すると指摘しておりました。
国内の水道水にもマイクロプラスチックが検出されたことが報道されています。私はこれを聞いてびっくりしたんですけれども、二〇一八年には、非営利のジャーナリズム団体、Orbメディアが、九つの国からサンプルされた二百五十九個のペットボトルの水のうち九割からマイクロプラスチックが発見されたと発表しています。
琵琶湖の五地点において一立方メートル当たり最大一・九一個のマイクロプラスチックが検出されるなど、これまでの調査研究において、琵琶湖においてもマイクロプラスチックの検出が報告されているというふうに承知しています。
○長尾(秀)委員 次に、琵琶湖においてもマイクロプラスチックが検出されております。フォローアップ結果によれば、新たな課題としてマイクロプラスチックへの対応も挙げられております。そこで、琵琶湖におけるマイクロプラスチックに関する科学的な知見の収集等の状況、また今後の対応方針について、大臣の見解をお聞きしたいと思います。
○山本政府参考人 マイクロカプセル、マイクロプラスチックの中に含まれるということで、全体としてはマイクロプラスチック対策として考えていかなければいけないというところですが、まだまだこの部分は知見が十分ないということですので、しっかりと知見を収集しながら、業界ともその辺りを十分話し合いながら、良好な対策というのを考えていきたいと考えております。
海に流出してしまったマイクロプラスチックは、日本周辺海域では滞留濃度が特に高く、個数ベースで世界平均の二十七倍ものマイクロプラスチックが存在するとの研究もあって、マイクロプラスチックのホットスポットであるとも言えます。
○金子(恵)議員 まずは、マイクロプラスチックは、先ほど来お話がありますけれども、自然環境、そして私たち人間を含めた生態系全体に悪影響を及ぼす懸念があるということでございまして、また、一度環境中に流出するとほぼ回収が不可能であるという点も、マイクロプラスチック問題の特徴として挙げられているというふうに思います。
プラスチックコーティング肥料の被膜殻、港湾等で採取したマイクロプラスチックのうち、数では一・一%でございましたが、これを質量比にしますと一五%を占めると、こういった調査結果を民間団体が今年三月に公表したことは承知をしております。 農林水産省におきましては、令和二年度の委託事業におきまして、水田における被膜殻の流出実態を調査いたしました。
川だとか海に漂うマイクロプラスチック、これ、世界的にも環境問題として大きく注目されています。
マイクロプラスチックの海洋流出の要因について、これは、いずれにしても、摩耗、劣化、意図せずに流出するということの、非常に大きな範囲の中であるというふうに認識をいたしておりますので。 改めて、先ほど委員から御指摘があったとおり、マイクロプラスチックのビーズについて、二〇一九年に業界団体で使用中止の自主基準を設けました。
日本周辺海域では、個数ベースで世界平均の二十七倍ものマイクロプラスチックが存在するということですけれども、これらのマイクロプラスチックがどこから来ているものなのか、把握する必要もあるかと思います。
次に、マイクロプラスチックの海洋流出削減への取組について伺います。 五ミリ以下のマイクロプラスチックは、海洋に流れ出て、魚など様々な海の生物に蓄積され、それをまた人間が食べ、人体への悪影響も懸念をされております。 洗顔料に含まれるスクラブビーズなどについても、欧州などでは製造、販売の規制が行われている、日本でも使用中止の方向で進んでいるというお話も伺いました。
第三に、プラスチック廃棄物等の削減等の推進に関する基本的施策として、プラスチック廃棄物等の発生量の削減、プラスチック使用製品の使い捨ての抑制、製造事業者による回収等の義務等、プラスチック廃棄物等の回収、収集、再使用及び再生利用の促進、熱回収の最小化、国内におけるプラスチック廃棄物等の処理、プラスチック使用製品の使用量の削減、マイクロプラスチックの発生の抑制等、事業者への支援、啓発活動、調査研究等、国際協力
最後ですけれども、沖縄海洋博というのが一九七五年にありまして、海、望ましい未来というような感じで、すごい、これからの未来ということで、牧場を、海洋牧場というような形で、あの当時の、何というんですかね、サステナブルのような感じでやっていたんですが、今はやっぱり、この当時は、海洋プラスチックの問題ですね、マイクロプラスチックの問題が余り意識されていなかったと思うんですけれども。
まず、角南参考人からお聞きしたいんですけれども、レジュメの方開けて最初に、北極海の方もマイクロプラスチックが見付かっているということでしたけれども、先日はスエズ運河での座礁の話がありました。そのときにテレビのニュースでは、ロシアの方が北極海使ったらどうかというのを割かし推薦をしているということが映って出ました。
時間の関係で、ちょっと角南参考人に特にお伺いしていきたいというふうに思いますけれども、このマイクロプラスチックの影響なんですけれども、これ生物に対してどれだけのインパクトがあるのかということがなかなかよく分かっていないんだということも言われているわけですけれども、率直に、これが、じゃ、巡り巡って人体等々にどれくらいの影響があるのかというのは、どれほど今知見が重なっているのかということ、それから、これからの
マイクロプラスチックの一部に入るのかどうか分からないですけれども、まあ、マイクロプラスチックかな。歯科診療だけじゃないんですよね、いろんなところで研磨している、これが取り切れないですね。下水道でろ過できないでしょう。結果的に、川に流れ、海に流れる。だから、これはちょっと私、心配だなと思っているんです。
ちょっと残りが五分になってしまったので、途中までになってしまうかもしれませんが、前回も取り上げましたマイクロプラスチックのことについてお伺いをしたいと思っています。 今日、お手元にマイクロプラスチックの流出の実態調査という、これ株式会社また一般社団法人ピリカというところが作成をしたものですけれども、二点配らせていただきました。
人工芝は、今や競技スポーツや学校のグラウンドとして重要な製品であるわけでございますけれども、一方、マイクロプラスチックが意図せぬ形で流出するなど、喫緊に対策すべき課題と認識をしております。
それで、まず、環境省としては、こういった被覆殻からの流出等の実態を把握するために、昨年度、令和二年度から環境研究総合推進費の研究課題といたしまして、農耕地におけるマイクロプラスチックの発生と海域への移行に関する研究を実施してございます。こういった研究の成果も踏まえながら、関係者と連携して、どういった対策が有効なのかということをしっかり検討してまいりたいと考えております。
○政府参考人(森光敬子君) 環境省におきましては、マイクロカプセルを含むマイクロプラスチックに関する世界的な関心の高まりと、こういうものを受けまして、その存在の実態、先ほど言いましたように、効果的な対策の参考とするために、令和二年度に、御指摘の製品を製造する業界団体を含めて、複数の団体と意見交換を行っております。
○政府参考人(森光敬子君) まず、海岸漂着物処理推進法に基づきます基本方針におきまして、マイクロプラスチックにつきましては、微細なプラスチック類のことでございまして、一般に五ミリ以下のものをいうとの定義を用いております。御指摘いただきましたマイクロカプセル、これにつきましても含み得るというふうに認識をしております。
○政府参考人(森光敬子君) 福島先生御指摘のマイクロプラスチックの研究という意味では、先ほど御指摘ありましたように、海岸漂着物の関係で、海洋へのマイクロプラスチックの影響ということで、研究についてはありますけれども、そのほかに、加えまして、大気中の、大気中マイクロプラスチックの実態の解明といったような研究を令和三年度から進めるということにしております。
その実態把握調査の一環といたしまして、平成二十六年度からはマイクロプラスチックにつきましても実態把握調査を実施しているところであります。 瀬戸内海につきましては、平成二十六、二十七年度に漂流マイクロプラスチックの浮遊密度等の調査を行ったほか、令和元年度には瀬戸内海で採集したマイクロプラスチックの残留性有機汚染物質濃度の分析を行ったところでございます。
この五ミリ以下と言われるマイクロプラスチックですけれども、大きく二種類に大別できるというふうに聞いております。一つ目が、その大きなプラスチック製品が砕けた、小さく砕けていってできる二次プラスチックというものと、もう一つは、製品そのものに小さなプラスチックが含まれている一次プラスチックというもの、一次マイクロプラスチックというものがあるということでした。
○政府参考人(山本昌宏君) 環境省、まず、国連環境計画、UNEPが行ったマイクロプラスチックの流出量に関する推計によりますと、タイヤの摩耗によって生じたもの、あるいは都市のダスト、それから道路のマーキング、それから繊維の洗濯等からの流出が多いとされてございます。
最近も報道でもありましたが、我々、気付かないうちに、微小に、小さくなったマイクロプラスチックを、魚が食べたマイクロプラスチックを、我々が結局魚を食べて、体の中にもう既にプラスチックが入っているというふうにも言われています。それに対する健康影響がどのようなものなのかは今後しっかりとした検証が必要ですが、いずれにしても今のままではいけないということは明らかであります。
私たちの生活の中で、このプラスチックは本当にこの世の中でたくさんあふれていて、大変な恩恵も受けているわけですけれども、一方で、このマイクロプラスチックの人体への影響ですとか、海洋中には二〇五〇年にはもうプラスチックごみの重量が魚の重量を超えるんだと、こういった有名な話もございます。 そういった中で、昨年、レジ袋が有料化されました。
そして、私も先週から始めているのは、今回四本の法案を国会に提出している、この四本の法案を次の世代のZ世代に法案説明をさせてもらうオンラインの機会を今設けていて、先週末は、先週はプラスチック新法と瀬戸法、これをやりまして、何と、参加してくれた高校生か大学生かの質問の一つは、条文を読みましたと、条文の中にプラスチックは入っているけどマイクロプラスチックという言葉がありませんが、マイクロプラスチックは含みますかという
ただ、プラスチックごみ、特にマイクロプラスチックに関しては、把握されていないことがかなり多くあります。世界的にもこれはそうなので、知見をしっかりとみんなで共有をして、どういうふうに、把握と、そして流出をしていかないような、排出の、発生抑制をしていくかということも含めて、人工芝もそうですけれども、これから知見を深めなければいけない分野である、これは間違いないことだと思います。
人工芝が、みんな使えば上の方が飛んでいってマイクロプラスチックになる。あるNPOの調査によれば、河川から出るマイクロプラスチックのうちの一六%は人工芝由来のものだというような報告も出ております。 環境省に聞いたんですけれども、じゃ、日本で一体幾つの会社が人工芝を作っていて、その量はどれぐらいで、そのうちのどれぐらいが廃プラになっていくのかという調査がなされていないというんですよね。
小此木大臣、続いてなんですけれども、海洋政策も担当されているということで、海洋政策につきましては、私、地元の漁師さんから、プラスチックのごみが太平洋の真ん中に浮いている、たくさん浮いている中に日本語のパッケージのついたものがいっぱいあって恥ずかしい思いをしているというようなお話であるとか、あるいは、それがマイクロプラスチックになっていく。 若しくは、メタンハイドレート。日本は海洋国家であります。
また、御指摘のありましたマイクロプラスチックの問題、こちらはまだまだ分かっていないところが多いのですが、その環境影響など未解明の部分につきましては、最新の科学的知見や国際的な動向に関する情報収集、あるいは調査研究を進めているというところであります。
さらに、近年では、海外に流出する廃プラスチックや微細なマイクロプラスチックが生態系に与える影響についても国際的に取り組んでいかなければならない課題となっておりますが、美しく豊かな自然を保護するために政府としてどのような対策を講じていくのか、お伺いをさせていただきたいと思います。
海の中で時間を掛けて砕けたプラスチックのうち、大きさが一ミリ以下の顕微鏡サイズになったものをマイクロプラスチックと呼びますが、この細かいプラスチックが海洋生物の体内に入り、食物連鎖を通じて最終的に人間の体に取り込まれると懸念されています。
また、マイクロプラスチックについてはごみとして回収されることなく海に出ていっています。そこで、流出を減らすことと併せて、海に出ても汚染につながらない海洋生分解性プラスチックの普及を進めることも併せて必要となってきます。 昨年五月に策定されたプラスチック資源循環戦略において、海で分解される素材として海洋生分解性プラスチックの開発、利用を進める方針が示されております。