1995-02-21 第132回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
先生御承知のとおり、今までYXプロジェクト、ボーイング767、さらに現在開発中のボーイング777、これは九六年には就航することになると思いますけれども、それらに全力投球を行っておるわけでございますし、あわせてV2500、これにつきましても、一度開発を終わってA320等には積んでおりますけれども、さらにそれの派生型の開発を今続けておる、こういうことをやっておるわけでございます。
先生御承知のとおり、今までYXプロジェクト、ボーイング767、さらに現在開発中のボーイング777、これは九六年には就航することになると思いますけれども、それらに全力投球を行っておるわけでございますし、あわせてV2500、これにつきましても、一度開発を終わってA320等には積んでおりますけれども、さらにそれの派生型の開発を今続けておる、こういうことをやっておるわけでございます。
B767を開発したYXプロジェクトで我が国企業として相当の成果があったのかどうか。例えば分担したところでパテントはどのくらいあるのですか。あるいはまたアメリカとイタリアが担当した部分のノーハウ、パテントなどを全部成果を入手しているのかどうか、この点を伺います。
これは約百八十機生産いたしまして、日本の国内はもちろん、諸外国にも売れたわけでございますが、その後、昭和五十三年からYXプロジェクトというプロジェクト、約二百人乗りのジェット旅客機でございますが、アメリカのボーイング社、イタリアのアエリタリア社、それと日本の航空機産業、この三国の共同開発ということで開発をいたしました。これは五十七年に完成いたしまして、現在世界の空を飛んでおります。
もう一つは、先生御承知のYXプロジェクトという、これは民間航空機でございますが、ボーイングとそれから日本のメーカーとイタリアとが昭和五十三年から開発いたしました飛行機でございますが、ボーイング767という形になっておりますが、これが完成いたしまして、日本は胴体部分を中心に製造することになったわけでございますが、これの生産が五十七年から数量的に入ってきておるという要素がございます。
○説明員(渡辺修君) 防衛需要のトータル生産高に占める比率というのは、大体八割ぐらいで従来推移してきておったわけでございますが、五十七年、それから現在もそうだと思いますが、民間航空機のYXプロジェクトが立ち上がってきたという要素もございまして、現在その比率が少し落ちまして、七七、八%といったようなところが防衛需要の依存度であると、こういう数字になっております。
こういった部品メーカーでございますが、私先ほど冒頭にも御説明申し上げましたように、輸入について免税化されると同時に我が国からの共同開発、共回生産に伴う輸出についてもこれは相手国で無税化されるわけでございまして、一例で申し上げますと、YXプロジェクト、ボーイング767でございますが、これのプロジェクトには日本から約十七、八の会社が部品として納入することに成功いたした例がございます。
○渡辺説明員 YXプロジェクトにつきましては、我が国YS11に次ぎます非常に重要な航空機産業開発のための一つのステップであるということで国として助成しよう、こういうことになりまして、トータルで約百五十億円の国の補助を行っております。それで約半分ぐらいの助成になっておると思いますので、日本全体が担当いたしましたトータルの事業費ということでいきますと、その倍の約三百億円ぐらいを日本が担当した。
○渡辺説明員 先ほど例に挙げましたYXプロジェクト、これは昭和五十三年からアメリカ、イタリー、日本、三カ国で共同開発をいたしまして、ボーイング767という名前で現在約二百四十数機の受注をとって、日本でも九機ほど導入して、全日空で今飛んでおる飛行機でございます。
航空宇宙技術研究所の研究成果及び共同施設の状況でございますが、先ほど通産省の方から説明がございましたYS11の開発とか現在進行中でございます国際共同開発のYXプロジェクト等に、実はこの施設が大いに貢献をいたしているわけでございまして、この施設がありましたために、おくればせながら今日わが国の航空機産業が世界に伍していけるという基礎的な面の貢献をいたしてまいりました。
ただ、業界としましては、このYXプロジェクトにつきまして、かなりボーイングは需要の採算点について厳しい作業検討が進められているということは感じていると思います。