2021-05-28 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
これは、尾身会長、先日私と議論をしたときに、X週間前には最終的にやるやらないも含めて判断をせねばという趣旨のことをおっしゃっておられましたけれども、私が申し上げたいのは、オリンピック、開催前提でこのまま突き進んで、尾身会長、いいんですか。私は、これは歴史的な大惨事になるリスクをはらんでいると思います。
これは、尾身会長、先日私と議論をしたときに、X週間前には最終的にやるやらないも含めて判断をせねばという趣旨のことをおっしゃっておられましたけれども、私が申し上げたいのは、オリンピック、開催前提でこのまま突き進んで、尾身会長、いいんですか。私は、これは歴史的な大惨事になるリスクをはらんでいると思います。
前回の私との質疑の中で、X週間前にはそのことを議論せねばと尾身会長もおっしゃいましたが、このパウンド委員の発言がありますが、今おっしゃった、リバウンドしたときに医療の負荷がどうなってと。
これは非常に重要なイベントだし、医療への負荷というのがどうかかるかというのは、Xデー、X週間になればある程度は想像がつくので、それを基に評価をして、やる、やらないも含めて、これは当然の私は責任だ、オーガナイザーの責任だと思う。私どもはそのことを申し上げているので、その評価が分からないということであればまた別ですけれども、評価はそういうことだ、私はすべきだと思います。
直前じゃなくて、Xデー、X週間前に決めなくちゃいけないですよね。そのときには、当然、そのときの感染状況、医療の負荷というのが必ずあるわけですよね。いろいろなことがあり得るわけですよね。そのそれぞれのシナリオというか、カテゴリーによって、どんなような医療の負荷がかかるかというのを評価するということが重要だということを申し上げて、それは私は、やろうと思ったらできることだと思います。
ということは、今X週間とおっしゃいましたが、七月末のオリンピックの数週間前に最終的に評価をして、オリンピックを本当に開催するのか、しないのか、どういう形で、形態で開催するのかということを判断すべきというお考えですか。
恐らく、国は遅かれ早かれ、直前ではなくて、X週間前に判断をされると思いますが、その日、判断をする日の、当然、感染状況、医療の状況というのはあるわけですよね。そのときにどんな状況、ステージのいろいろな状況がありますから、それを踏まえて、その後のX週間後にどういう負荷が医療にかかるのか、かからないのか。
X週間後にどうなるかというのは、決める日のX週間後に、このX週間というのがどのくらいにもよりますよね、その後がどうなっているかというのは、これは分からないので。ただし、X週間が、そのまま並行する場合もあるし、X週間よりも改善する場合もあるわけですよね。ただし、普通は、これは感染症のプロとしての常識ですけれども、最悪のことも考慮してやるというのは当たり前だと思います。