1999-05-14 第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号
○国務大臣(小渕恵三君) 中国の問題につきましては、クリントン大統領から、江沢民国家主席に引き続いて朱鎔基総理が訪米されまして、中国の改革路線を日米とも支援していくことが重要である、また中国のWTO早期加盟も実現すべきであるというお考えを示されました。
○国務大臣(小渕恵三君) 中国の問題につきましては、クリントン大統領から、江沢民国家主席に引き続いて朱鎔基総理が訪米されまして、中国の改革路線を日米とも支援していくことが重要である、また中国のWTO早期加盟も実現すべきであるというお考えを示されました。
こうした観点から、先般の日米首脳会談におきましても、中国のWTO早期加盟を含め、種々の分野で日米両国がそれぞれ中国との協力関係を促進していくことが重要であるとの意見で一致を見たところでございます。
中国のWTO加盟問題につきましてでありますが、我が国は多角的貿易体制強化の観点からも、中国のWTO早期加盟を支持しており、さきの日米首脳会談でも、中国の本年中の加盟実現に向けて両国が協力することで意見が一致いたしました。我が国は、さらなる自由化約束を働きかけ、残るサービス分野の日中協議を早期に妥結すべく努力いたしてまいりたいと存じます。
そして中国のWTO早期加盟の支持や経済協力等を通じて改革・開放政策を引き続き支援し、また、遺棄化学兵器処理問題等の日中間に存在する諸懸案の解決に努力いたします。 ロシアとの間では、クラスノヤルスクでの日ロ首脳会談において、東京宣言に基づき二〇〇〇年までに平和条約を締結するよう全力を尽くすことに合意いたしました。
そして、中国のWTO早期加盟の支持や経済協力等を通じて改革・開放政策を引き続き支援し、また、遺棄化学兵器処理問題等の日中間に存在する諸懸案の解決に努力いたします。 ロシアとの間では、クラスノヤルスクでの日ロ首脳会談において、東京宣言に基づき二〇〇〇年までに平和条約を締結するよう全力を尽くすことに合意いたしました。
また、中国の改革・開放路線を引き続き支援し、WTO早期加盟への支持等によりまして、中国と国際社会との一層の協調を促していきたいと思います。 いずれにいたしましても、両国間、両国民の間に若干のわだかまりも現存しているということを否定し得ません。
また、中国の改革・開放政策を引き続き支援する、WTO早期加盟への支持などによりまして、中国と国際社会の一層の協調を促していきたいと考えております。 また、今後の日ロ関係につきましては、十一月初めに首脳会談を予定いたしておりますが、まずエリツィン大統領との間に友人関係としての一層の強化を図りたいと考えております。
米中関係が改善の方向に向かい始めたことを歓迎し、我が国と中国の両国民が国交正常化二十五周年を心から祝福できるよう、相互信頼に基づく両国関係の発展に努めるとともに、中国のWTO早期加盟の支援などにより、中国と国際社会との一層の協調を促します。
また、中国が国際社会において建設的な役割を果たしていくことの重要性にかんがみ、中国の改革・開放政策を引き続き支援し、WTO早期加盟を支持していくと同時に、国際社会のさまざまな課題への取り組みにおいで日中間の協力を強化いたします。さらに、旧日本軍が中国に遺棄した化学兵器の問題を含め、日中間の諸懸案の解決に努めでまいります。
米中関係が改善の方向に向かい始めたことを歓迎し、我が国と中国の両国民が国交正常化二十五周年を心から祝福できるよう相互信頼に基づく両国関係の発展に努めるとともに、中国のWTO早期加盟の支援などにより、中国と国際社会との一層の協調を促します。
また、中国が国際社会において建設的な役割を果たしていくことの重要性にかんがみ、中国の改革・開放政策を引き続き支援し、WTO早期加盟を支持していくと同時に、国際社会のさまざまな課題への取り組みにおいて日中間の協力を強化いたします。さらに、旧日本軍が中国に遺棄した化学兵器の問題を含め、日中間の諸懸案の解決に努めてまいります。