2017-04-05 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
それは、WTO協定締結以降の日本農業のあり方を端的にあらわしていると言えるのではないかというふうに思うわけですけれども、農林水産省としては、このWTO協定締結以降になぜ日本の農業所得がここまで半減したのか、その要因は何だというふうにお考えになっているのか。大臣、いかがでしょうか。
それは、WTO協定締結以降の日本農業のあり方を端的にあらわしていると言えるのではないかというふうに思うわけですけれども、農林水産省としては、このWTO協定締結以降になぜ日本の農業所得がここまで半減したのか、その要因は何だというふうにお考えになっているのか。大臣、いかがでしょうか。
したがって、我が国のWTO協定締結の条件整備としてのウルグアイ・ラウンド農業合意受け入れの緊急農業農村対策事業費が、既定予算といわゆる既決長期計画事業等の別枠、上積みであることを繰り返し繰り返し大蔵大臣や農林水産大臣に明確な答弁を求めてきたのでありますが、先ほども申し上げたように、答弁の食い違いあるいはあいまいもこな答弁を繰り返してきておるのであります。
総理、今回WTO協定締結関連法案として提案されている新食糧法についてでありますが、委員会審議を通じて浮き彫りにされたことは、この法案が十分検討もされずに、駆け込み的に、生煮えのまま法案提出がなされ、生産者の側から見ても、消費者の側から見ても、それぞれの対策がすべてあいまいな状態であるということであります。
もちろん、これは我が国農業分野に及ぼす不利益と被害を是正するための国内農業振興対策の実施を前提条件としたものでありましたが、そのことが今回のWTO協定締結案件となったのであります。
そこで、私はこのWTO協定締結の意義について、私なりの意見を交えながら御質問をさせていただきたいと思います。 今回の世界貿易機関設立に至るまでの経緯、経過は、七年余のガット・ウルグアイ・ラウンド交渉の結果として生まれてきたものであります。
つまり、私がお尋ねしたいことは、このWTO協定締結に関することは河野外務大臣として積極的姿勢の継続か、あるいは消極的気持ちでの継続がということであります。河野外務大臣は、この法案の提案者として、この世界貿易機関設立協定をどのように評価するか。私は、まず河野外務大臣の外交姿勢をお尋ねいたしたいと思います。
河野外務大臣、このWTO協定締結の提案理由に書かれているとおり、また今お述べになりましたとおり、WTO協定を我が国が締結することが我が国の国益に合致すると断言できますか。いま一度、その承認案件提出の担当大臣として、WTO協定締結の意義と我が国にもたらす評価について御所見をお願いいたしたいと思います。
○仲村委員 武村大蔵大臣は、昨年十二月、細川内閣で官房長官としてガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意案受け入れを行い、さらに十二月十七日のガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意関連の緊急農業農村対策本部設置に際しては副本部長に就任された立場ですが、今回のWTO協定締結をどのように評価されますか。
総理は、十一月十四日のジャカルタでの非公式首脳会議で世界経済全体の自由化の進め方に言及され、WTO協定締結の国内プロセスに種々の困難を抱えている現実を考慮し議論を深めていく必要があると述べ、自由化をどのように進めるかについては人口・食糧問題等への配慮と調和のとれた形で進めていくことが必要であると発言されたと伝えられております。
次に、WTO協定締結に向けた今後の手順についてのお尋ねでありますが、政府といたしましては、協定及び関連法案をぜひとも本国会において成立をいただき、締結の手続をとってまいりたいと考えているところでございます。 次に、関税化の特例措置の七年目以降の取り扱いについてお尋ねがございました。 関税化の特例措置の七年目以降の取り扱いにつきましては、六年目の交渉で決められることとなっております。