1971-12-22 第67回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
大体、Uターンものばかり一ぱいある今日の流通機構です。いなかから出てきて、またそっちのほうまで逆戻りする、これはUターンものと言うのだそうでありますけれども、こんなものがいま、ざらにある。そういう問題、具体的な提案をしてほんとうに下げる。もう一つは管理価格の問題であります。
大体、Uターンものばかり一ぱいある今日の流通機構です。いなかから出てきて、またそっちのほうまで逆戻りする、これはUターンものと言うのだそうでありますけれども、こんなものがいま、ざらにある。そういう問題、具体的な提案をしてほんとうに下げる。もう一つは管理価格の問題であります。
もっとひどいのは、Uターンものというのを皆さんも御承知でしょう。北海道から東京へ来て、東京からまた青森へ運ぶみたいな、Uターンものというようなものが——いまのようなやり方で流通機構をやっておったのでは、これは都会の人たちは野菜が高い、産地では安くて採算が合わない。そうすれば、私はいつまでも価格支持政策が永久にとられるべきだとは思わない。
新聞などでもこのUターンものの野菜が最近ふえてきたことを言っておりますが、これは明らかに消費者の立場からみて、むだな経費をつぎ込んでおるというわけでございますから、この面についての規制が強められる必要があると思います。
産地から一ぺん東京へ集めて、東京の市場で相場がついて、それからまた仙台や向こうのほうに出ていくというような、いわゆるUターンものが相当あるわけですね。そういうような流通機構の問題をもう少し真剣に取り組む必要があると思うのですが、そういう点は何か具体的にお考えになっておられるのですか。