2021-03-22 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
三月九日に、米上院軍事委員会でデービッドソン・インド太平洋軍司令官は、グアムは現在、高高度ミサイルシステム、THAADで守られているが、中国のミサイルの脅威に対処するために三百六十度の防御網を築けていないとし、米領グアムは今や標的になっている、防衛の必要があると証言しました。
三月九日に、米上院軍事委員会でデービッドソン・インド太平洋軍司令官は、グアムは現在、高高度ミサイルシステム、THAADで守られているが、中国のミサイルの脅威に対処するために三百六十度の防御網を築けていないとし、米領グアムは今や標的になっている、防衛の必要があると証言しました。
○篠原(豪)委員 東欧に配備されたイージス・アショアも、韓国に配備されたTHAADも、全て米軍が自前で配備したものですよね。なぜ日本が莫大な費用をこのときに負担をして、日本だけが自前にこだわったのか、多くの人々がやはりこれを疑問に感じている。これはやはり、今のようなことがあるんじゃないのかということですね。
当時、イージス艦から発射する迎撃ミサイルであるSM3、そして地対空誘導弾のPAC3、この二段構えの弾道ミサイル防衛、これはBMDです、にもう一枚追加するために、米軍の地上配備型のイージスシステム、これはイージス・アショアですね、これと在韓米軍に配備されようとしていた高高度迎撃ミサイルシステムのTHAADが当時有力視をされていたんだと思います。
御指摘のTHAADについては、弾道ミサイルから一定の地域を保護するということを目的としています。全国を防護するために必要な、今お話がありましたけれども、必要なアセット数がイージス・アショアより必然的に多くなる、THAADを運用する隊員の人的基盤を新たに整備する必要がある、こういったことでございます。
で、考えたときに、THAAD、ペトリオット、これ、SM3、指向性エネルギー、いろいろありますけれども、二段、三段の構えをやるためには、要は防衛省の方も今はPAC3とか中SAMの方でやっていると言いますけれども、それはあくまでもフットプリントが小さいんですよ。射程が短いですから、PAC3もあるいは中SAMも。だから、前の方で落とすというものが必要なんです。
例えば、THAAD、ターミナル段階にある弾道ミサイルを地上から迎撃する弾道ミサイル防衛システム、検討しているかではなく、これについて過去の検討の結果みたいなものをもしも紹介できましたら御答弁いただきたいと思います。
○秋野公造君 これは仮定の話ですけど、もしもTHAADの導入があったならば、イージス艦の柔軟な運用にはつながっていましたでしょうか。もしも結論がございましたら御答弁いただきたいと思います。
○政府参考人(鈴木敦夫君) THAADにつきましては、過去の検討というか、を申し上げますと、THAADにつきましては、イージス・アショアの導入の検討の中で、性能や費用対効果、可及的速やかな導入の可否等の観点から精査、比較した結果、全国を常時継続的に防護するために必要なアセットの数がイージス・アショアよりもより多くなるほか、これらを常時展開をしておくための場所を確保するとともに、THAADを運用する隊員
また、これに加えて、THAAD部隊が二〇一三年からグアムに、そして二〇一七年には韓国に配備をされ、監視が強化されています。 このIAMD構想には、敵の航空、ミサイル攻撃を未然に防止するための策源地攻撃作戦が含まれています。
例えば、アメリカがTHAADミサイルを韓国に配置した際、中国は韓国向けの団体旅行、これを全部キャンセル、そしてまた、そのTHAADの配置場所がロッテのゴルフ場ということから、中国の中のロッテマート全ての営業を中止させました。
日本は、THAADかイージス・アショア、あるいは両方の導入を決断すべきだ、日本がこれらを購入すれば、我々が配備しなくて済むと。 アメリカの議会でアメリカの司令官がはっきりと言っているじゃないですか。 しかも、このアメリカのためのイージス・アショアに一体幾ら税金を投入していくことになるのか。これも大問題なんですよね。
他方、御指摘の将来的にグアムのTHAAD部隊も指揮下に置くということでございますけれども、米側はその可能性は排除されないとはしておりますけれども、現時点で何ら決まったものではないというふうに考えております。
PAC3を配備する嘉手納基地、弾道ミサイルを探知するXバンドレーダーがある青森の車力と京都の経ケ岬の部隊を指揮する司令部でありますが、ハワイが拠点の第九四陸軍防空ミサイル防衛コマンド機能の一部を移転したものだとされておりますが、将来はTHAADを配備するグアムの部隊も指揮下に置く方針ということも公表されております。 なぜ米軍はこのハワイから指揮、司令部機能の一部をこの相模補給廠に移したのか。
そして、韓国にはちなみにTHAADを配備している。これは全部アメリカが費用を負担しているわけであります。このポーランド、ルーマニアという、ヨーロッパにこのイージス・アショアが配備されるというのは、イランのミサイル攻撃から結局はアメリカ本土を防衛するための早期警戒、追跡レーダーという役割を担うというふうに言われています。
THAADを配備するよりはイージス・アショアを二基の方が安いんだという話も聞いていますので、とにかく予算削減には努めていただくということだけお願いしておきます。 以上で岩屋大臣への質問は終わりなので、委員長、よろしければ。
何でだといったら、ちょうど韓国がTHAAD配備で、アメリカとの関係でTHAAD配備を決めたことによる、ある意味制裁的な措置として中国が韓国への観光客渡航をとめた、そういうこともあるんですね。 ですから、申し上げたいことは、カジノが本当に経済成長になるのか、本当によく考えていただきたいと思いますよ、プラマイを。
また、中国と韓国の間においても、ミサイル防衛システム、THAADの配備をめぐりまして大変深刻な対立が生じたとされています。 こういったこともあって、外相会談が行われてから後、ずっとサミットの開催がずれ込んできた、こういったことでありましたが、それがようやくこのたび開催されたということ、これは歓迎すべきことであると思っています。
このため、必要となる新規装備品に関して、イージス・アショアとTHAADの双方について、性能面や費用対効果の観点を含め、精査、比較してきたところでございます。 これらの装備品のうち、イージス・アショアにつきましては、広域の防衛を目的としたアセットであり、二基で我が国の全土を常時、持続的に防護することが可能となります。
ですから、弾道ミサイルの探知に必要なレーダーもその一部として搭載をされるということ、これは当然我が国防衛に必要なものでありますから、これは問題がない装備だと思っておりますし、また、今、THAADのことについて言及がありましたが、THAADはミサイル部分とXバンドレーダーというものがセットで運用されます。
○浅田均君 そこで、河野外務大臣のお出番でありますが、THAADというシステムを韓国が配備して、レーダーとセットなんですね。だから、THAADを配備することによって同時に配備されるレーダーが中国の動きを把握してしまうと、それによって中国と韓国の関係が非常に悪くなったと伝えられたことがあります。
ですので、冒頭申し上げましたが、私は、ミサイル防衛に関しては肯定的ですし、イージス・アショアを使うのかTHAADを使うのか、さまざまありますけれども、そこの検討というものを阻害するつもりもありません。 ただ、先ほど、設置されるのは五年後ということでした。もちろん、可及的速やかに、一日でも早くという努力はしながらも、どんなに頑張ってもやはり五年後です。
そしてまた、では、それの一つのツールとして、今回のイージス・アショアがいいのか、イージス艦がいいのか、THAADがいいのか、その手段論があると思います。その上で、どこに配置するか、自治体との関係ということはあると思います。 全てに幅を広げてやると時間がありませんので、今回は、自治体との関係というところに重点を置いて議論をしたいと思います。
さらに、米軍のより優れた防衛ミサイル、いわゆるTHAADの韓国配備に対する経済的圧力、尖閣諸島の接続水域への潜水艦の航行などを見れば、我が国を含む周辺各国との緊張感が高まりかねないという懸念は否定できません。 しかし、我が国と中国は、歴史的に見て長い友好往来の期間があります。また、北朝鮮問題などへの対応でも、中国との良好な関係の構築、発展が欠かせません。
他方、中韓関係、中国と韓国の関係が、率直に申し上げて、THAAD問題をめぐって本年の春から冷却をして、それが、日中韓サミットが事実上開催がおくれる原因の一つになったという印象を持っております。 この日中韓サミットの議長国は現在も日本でありまして、今後のこの北朝鮮危機、これへの対処の喫緊性などを考慮いたしますと、この日中韓サミットを早期に開催することが極めて大事だと思っております。
また、この体制をさらに深めるという意味におきまして、今御指摘ございましたイージス・アショアまたはTHAADなど、ある意味、この体制をより一層万全なものにするためのことをやっておりまして、平成三十年度の概算要求におきましても、イージス・アショアを中心に新規BMDアセットの導入、これを事項要求させていただいているところでございます。
あわせて、ミサイル防衛体制の充実強化について、これは渡辺理事の方からも質問があったわけでございますけれども、ブロック2Aの早期の配備、さらに、イージス・アショアの件、さらにはTHAADについても検討されていると思いますけれども、こういったことを踏まえて、ミサイル防衛に対する決意というものをお伺いしたいと思います。
私は、国際社会の中で、厳しくこういったことをマレーシア政府とともに訴えて、やはり、この原油のところをとめないと、幾らTHAADだ何だと守りを固めてみても、もうこれは固体燃料ですからね、固体燃料で動くわけですよ。
これら新たな迎撃ミサイル等の導入によって、ロフテッド軌道による攻撃への対処や同時対処能力も含め、弾道ミサイル迎撃能力はより一層向上するものと考えておりますが、しかしながら、今御指摘になったような我が国全域を常時防護し得る能力を強化するためにも、地上配備型のイージスシステム、イージス・アショアやTHAADといった新規装備品も含めた将来の弾道ミサイルの迎撃体制の調査研究を行うなど種々の検討を行っておりますが