2014-02-25 第186回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
TFRというのは出生率です。 左側の、人口流出がないとした場合でも、合計特殊出生率が一・四だと、自然に三、四十年後には女性の人口が七割まで減ります。したがって、人口規模を維持するためには、出生率を二に直ちに回復しないといけない。こんなに急激に回復するのは大変難しくて、二〇三〇年に出生率が二に回復する、これは実際にはなかなかあり得ないと思います。
TFRというのは出生率です。 左側の、人口流出がないとした場合でも、合計特殊出生率が一・四だと、自然に三、四十年後には女性の人口が七割まで減ります。したがって、人口規模を維持するためには、出生率を二に直ちに回復しないといけない。こんなに急激に回復するのは大変難しくて、二〇三〇年に出生率が二に回復する、これは実際にはなかなかあり得ないと思います。
今はTFR三・〇というと笑われるかもしれませんけれども、しかし、そういったことを国として言い続けて、そして空気をつくっていく。そうすれば、いつかは子供が三人いる家庭がひょっとしたら当たり前になるかもしれません。今二・一の将来推計を御紹介いただきましたが、やはり、目指すところは二・一から三・〇、その辺に持っていきたい部分だというふうに強く感じたところでございます。
私たちのこの国は、一九七四年にTFR、合計特殊出生率が二・一を切りました。そして、九四年からは一・五を割り込んでいます。エンゼルプラン、新エンゼルプラン、そして少子化対策といろいろ取組はしてきていますけれども、これまでのところ芳しい成果がどうも上がっているとは言い難いと、こう思います。
もう一つは、TFR、合計特殊出生率が高い国で、つまり一人の女性が一生涯にたくさん子供を産むという傾向が多い国でやはり水不足の傾向があるというところが言えると思います。 というのは、開発途上地域の平均と、それから皆様、一番右側の合計特殊出生率のところの各国を比較していただければ非常に明らかだと思います。
ほかの地域と比べて、アフリカはこのTFR、合計特殊出生率が下がるのが約二十年ほど遅れています。 そして、何が特に問題になってくるかと申しますと、この六十七億人の世界人口の中で半分に当たる人口が二十五歳未満の人口である。つまり、若い人口が世界の人口の半分を占めているということになります。 これをアフリカと引き付けて考えてみますと幾つかの点が、ここに挙げましたけれども、申し上げられます。
コンピューターで、例えば我々の推計の中ではTFRというのは女の人の賃金、それから夫の所得、それから女の人の職場進出という、いわゆる昨年ノーベル賞を取りましたゲーリー・ベッカー流のシカゴ学派の流れをくんでいる推計方法をとっておりますけれども、これは例えば女の人の職場進出をゼロにしてしまうというか、きょうの水準でとめてしまうという、少し乱暴なシミュレーションをかけてみますと、皆さんのお手元の資料の図の四
この図の三に、点線でTFRというのが書かれています。これはトータル・ファーティリティー・レート、合計特殊出生率、つまり一人の女性が一生のうちに何人子供を産むかという、そういう数字でございますが、これが一九七五年から一九八〇年代を通じて趨勢的に低下してきたということでございます。
先ほどの表にもございましたように、女子労働力率とTFRとは逆相関にあるということもありますから、これが両立するような方策というものを考えないと、婦人の労働力をこれ以上活用すれば逆に今度は人口が減ってしまうということになりかねないと思うんですが、その辺の具体策がございましたらお話をお願いします。