2014-06-11 第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
スーパーに行ってアメリカ産のグレープフルーツの売り場に行ったところ、イマザリル、OPP・Na、TBZと小さく表示してあったり、輸入バナナ、日本でも一部バナナはとれるところもあるんでしょうけれども、ほとんど海外からの輸入ものだと思うんです。売り場には何の表示もしていないんですね、同じ輸入品にもかかわらず。
スーパーに行ってアメリカ産のグレープフルーツの売り場に行ったところ、イマザリル、OPP・Na、TBZと小さく表示してあったり、輸入バナナ、日本でも一部バナナはとれるところもあるんでしょうけれども、ほとんど海外からの輸入ものだと思うんです。売り場には何の表示もしていないんですね、同じ輸入品にもかかわらず。
これは、現在は添加物に指定されておりますカビ防止剤のイマザリルというものですけれども、その当時はOPPとTBZというものが指定されておりまして、イマザリルは使ってはいけないということになっておりましたが、カリフォルニア州のそのレモン処理工場では使っておりました。
例えばかんきつ類に対しまして、OPPですとかTBZとかイマザリル、こういうものを添加物として認めているわけですね。こうしたことというのは、これは、要するに収穫後の処理というのは添加物だ、こういう考え方だと思うのです。
私は、だからこそポストなんて認めなければよかったし、認めるべきじゃない、あるいは今までOPP、TBZみたいにそういう扱いをすればよかったのにと思うわけです。 いずれにしても、この問題について各参考人の皆さんのお考えを伺えれば幸いだというふうに思っております。伊藤参考人、村上参考人、日和佐参考人、石黒参考人から、この点についてお考えを伺いたいと思います。
それでもう一つ、これは園芸局の方に伺うんでしょうか、商品名でトモテクト、TBZを混合剤として使っているトモテクトという商品名の防腐剤がある。それは今木材の防腐剤として日本で相当使われているんです、TBZは。今言ったトモテクトはリンゴの栽培にも使っていいということになっています。今の厚生省の説明どおりなんです。
TBZは、プレ農業ないしはポストハーベスト農業ないしは我が国で申します食品添加物として利用されておりますが、米国産のリンゴ、これのうちでTBZが検出されたというものは一ブランドのみでございまして、そのほかのものからは検出されておりません。と申しますのは、そのほかのものには使われてなくて、商品価値のある形で入ってきたということでございます。
TBZでございますが、委員御承知のとおり、これは米国ではプレ農業としては禁止、ポスト使用のみ認められておるものでございまして、米国における残留基準は一〇ppm、我が国におきましてはプレ農業としてのみ認められておりまして、登録保留基準は三ppm、そういうことになっております。
○日出政府委員 先般、東京都衛生局及び横浜市の衛生局の検査で、アメリカ産のリンゴからいわゆるTBZが検出されている事実は私ども承知をしております。 先生お話しのとおり、このTBZでございますが、我が国におきましては、農薬取締法に基づきまして登録されている農薬でございます。
○栗原(博)委員 今大臣がお越しになられませんので、最近、新聞紙上をにぎわしております件から先に質問させていただきたいと思うのですが、米国産リンゴのチアベンダゾール、TBZの件でございます。
○栗原(博)委員 では、お聞きしますが、今回のTBZの問題につきまして、国民はこのアメリカの輸入リンゴについて、健康の面についていささかも危惧はないというふうに判断してよろしいんですか。
見た目は大変されいでありますけれども、それをしょっちゅう食べておったら、発がん物質の日本で使っていないOPPとかTBZとかいろんなものを使っておるわけですから、これは非常に危険な話であります。 これについての対策というのをどのような基準で、そしてまた外圧によって基準を下げるというようなことがないように私は祈るわけでありますが、お考えを承りたいと思います。
実際に今までは政府、厚生省自体が、ポストハーベストは原則的に禁止だけれども、しかし許可する場合にはTBZとかOPPみたいに食品添加物で今まで許可している部分も一部ある。それを今度は食品添加物としての手続を一切とらないで許可してしまった。これを問題にしているのです。もう一度。
○柳沢(健)政府委員 ポストハーベストにも使われるし、それから食品添加物としても使われるというような物質につきましては、例えば先生御案内のとおりOPPとかTBZといったような物質につきましては、これは食品添加物としても指定しているというところでございます。
○竹村泰子君 よくわからないんですが、OPP、TBZなど以外のものは食品添加物として扱われないものもある、しかしポストハーベストとして認めるんですか。
厚生省は一九七五年、ポストハーベストとして使用されていて日本で使用が認められなかったOPPやTBZが残留していたグレープフルーツ、レモン、オレンジなどを食品衛生法違反として積み戻し、廃棄させていますが、とれは国民の健康を守るためには当然の措置であります。ましてや国内で未登録農薬を使用し、農産物に残留した場合は食品衛生法違反でしょう。
TBZにつきましても、催奇形性について指摘があったわけでございます。これにつきましても食品衛生調査会で審議されたわけでございます。この性状につきましては、閾値の存在は、催奇形性が一定のレベルから出てくる、こういうことなのでございますが、現在の使用実態あるいは摂取量から見て、これも極めて微量なもので直ちに問題になるものではない。
○井上(和)委員 OPPとかあるいはTBZ、こういうものは都立の衛生研究所の研究で発がん性があるというふうに確認をされておるわけであります。我が国では昭和五十二年までこのOPPは使用されなくて、五十二年から使用禁止が解けたというか使用を認めた、あるいはTBZは五十三年から認められたというふうになっておると思います。
あるいは輸入かんきつ類に食品添加物として指定されているOPP、TBZが東京都立衛生研究所の研究では発がん性及び催奇形性があることが確認されている。これらについてどういうふうな対応をなさいましたか。
現実に私などもグレープフルーツの自由化、オレンジの自由化の問題から、この国会でもOPPやTBZの問題などについて、向こうで禁止しておるのに何でこっちで認めるのかというようなことで大分やり合いをやってきた長い論戦というか取り扱いの経過がありますね、この問題は。
私の記憶しておる限りで申しますと、OPP、TBZにつきましては、五十年代の最初だったと思いますけれども、それまでいろいろ安全性に問題があるということで使用を認めておりませんでしたものにつきましていろいろな実験結果を積み重ねました結果、衛生上問題がないということで段階的に認めてきたという経過があるわけでございます。
そして、消費者の立場では、なぜか輸入かんきつ類の問題を考えるとき必ず安全性の問題がのってくるわけでございますけれども、ジフェニールとかOPPあるいはTBZのような問題は今ないのでございましょうか、お伺いします。
それから、もう一つのTBZでございますが、指定に際しましてラット、犬等で長期慢性毒性試験を行われたわけでございますが、TBZにつきましては、いずれについても発がん性は認められないという報告を受けております。
○神田委員 さらにこの薬品問題では、OPPナトリウム、TBZ等々これらの毒性問題、発がん性問題で厚生省は追試をしているというふうに聞いておりますが、この結果はどういうふうになっておりますか。
先生御存じのように、こうした物質の組み合わせといいますものは無限大に存在するわけでございますので、私どもがやっております実験もアトランダムな組み合わせではなくて、赤色二号と赤色三号であるとか、あるいはソルビン酸とデヒドロ酢酸であるとか、こういった保存料と保存料の配合が実在する、あるいはOPPとビフェニルあるいはTBZといったような、ミカンに三者混合で使われる、こういうケースを選んで実験をやっている次第
そしてまた、レモンのOPP、TBZの安全性の問題が非常に問題になってまいりました。われわれは切歯扼腕をいたしました。当時、何とか国内産のそのような防腐剤のかかってないもの、太平洋を越えるということは防腐剤がある程度要ると思うわけなんでございますが、そうでないものを供給したいということで奔走したわけでございますけれども、当時、すでにレモン園はない。
「昭和53年7月3日、厚生省はレモン、グレープフルーツなど柑きつ類のカビ防止剤としてTBZ(チア・ベンダソール)を食品添加物として許可しようというハラをきめ、大臣の諮問機関である食品衛生調査会に諮問しました。」。そこで、「厚生省が調査会に出した実験報告の資料を点検してみよう、ということになり市川房枝議員を通して取り寄せるよう要求してもらいました。
○土井分科員 四の五のおっしゃいますけれども、TBZとOPPは要するに違うのでしょう。防カビ剤という意味においては同じでも、毒性検査の上では、私は専門家じゃありませんから詳しい事情はよくわかりませんけれども、学識経験者などに聞きますと、OPPとTBZというのは違う。どのように違うかというふうな説明をよくなさいますよ。
○土井分科員 OPPと同じような指導をなすっているということであるなら、いま店頭で売られているたとえばバナナについてまでもTBZは使用されているというかっこうだろうと思います、柑橘類は言うまでもなく。TBZ使用という表示はどこに行っても見たことないです。OPPの場合は、これは不十分ながら表示をする必要があるという、これは業者の方の御認識でありましょう。
○山中政府委員 OPPとTBZの使い方でございますが、OPPはいわゆる白カビに効くものでございまして、一般にはOPPを使用するわけでございます。それから、軸腐れ病の流行があると思われるときにTBZがOPPにかわって使われるわけでございます。したがいまして、TBZは使われない年もございますし、使われても非常に短期間でございます。と言いますのは、TBZはOPPに比べまして非常に高価なものでございます。
すでにアメリカは、いま私が一つだけお伺いいたしました農林関係のほかに、製品輸入であるとか、あるいはカラーフィルム、コンピューターの関税引き下げであるとか、あるいは小さな問題かもしれませんが、厚生省関係の柑橘類防腐剤のTBZの解禁の問題であるとか、いろいろなことをもう具体的に提案してきている。そして恐らくいまの状態でまいりますと、早晩この問題を交渉するためにストラウスSTR大使も見えるんじゃないか。