2014-06-18 第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第24号
○笠委員 提言の中で、今回の一つの問題となった組織、CDB、発生・再生科学総合研究センターの解体、あるいはSTAP現象の有無を明らかにするための再現実験をもっとしっかりとやれ、あるいは、外部調査委員会による論文の検証の徹底、さらには、理事長直轄の、これは研究公正推進本部というんでしょうか、新たな組織の新設、そして、外部有識者による理化学研究所調査・改革監視委員会の設置など、具体的な、幾つかの柱になる
○笠委員 提言の中で、今回の一つの問題となった組織、CDB、発生・再生科学総合研究センターの解体、あるいはSTAP現象の有無を明らかにするための再現実験をもっとしっかりとやれ、あるいは、外部調査委員会による論文の検証の徹底、さらには、理事長直轄の、これは研究公正推進本部というんでしょうか、新たな組織の新設、そして、外部有識者による理化学研究所調査・改革監視委員会の設置など、具体的な、幾つかの柱になる
STAP現象につきましては、今後、予断なく理研の研究者で検証するとともに、第三者による追試によって最終的には証明されていくものと考えております。四月一日から一年程度掛けて検証を行っておりまして、四か月をめどに中間報告をする予定でございます。
さらに、笹井副センター長も先日の会見で、STAP現象は現在最も有力な仮説で観察データに基づくと合理性は高いと、このことをはっきり断言をされました。 そこでお尋ねいたしますが、理化学研究所としてはSTAP細胞はあるのかないのか、どんな御認識なんでしょう。
STAP現象の科学的検証は、最終的には第三者による追試によって証明されていくものでございます。したがいまして、まずは理化学研究所の研究者がその厳密な検証を試みますとともに、外部機関の研究者による検証実験に積極的に協力していけるよう、必要な情報を提供していくこととしているところでございます。
○参考人(坪井裕君) このSTAP現象の厳密な科学的検証のためには、本実験に用いる特殊なマウス、いわゆる生き物の作製から始めまして、実験方法の選定を行いながら確実に実験を進める必要があると思っております。したがいまして、先ほどの計画では、全体としては一年掛かるというふうに考えております。
論文の捏造の話だとか流用の話に関しては、しっかりチェックしなければいけないし、反省すべきところはしなければいけませんが、ぜひ、STAP現象に関しましては、御本人は存在すると強くおっしゃっているので、そういうことを証明できるようにしっかり頑張っていただきたいのは、私としても、同世代の人間の一人として強く思うところなんです。
○野依参考人 STAP現象の科学的な検証というものは、第三者によって追試されて初めて証明されていくものでございます。まずはそこで、昨日公表いたしましたように、理研の研究者がその厳密な検証を試みるとともに、外部機関の研究者による再現実験に積極的に協力し、また必要な情報を提供するための体制の整備を進めてまいりたいと思います。
なお、委員御存じだと思いますが、四月一日からSTAP現象の検証についても取り組みを始めたということでありますので、科学的にきちっと検証がなされるということを期待しております。
しかしながら、最終的には、外部と申しますか第三者の検証をもって、STAP現象があったかどうかということが初めて検証されるものとなる、こういうふうに思っております。