2020-02-07 第201回国会 衆議院 予算委員会 第9号
現在、岡山理科大学獣医学部では、人獣共通感染症に関し、二〇一二年に西日本を中心に患者が報告された、主としてマダニを媒介とする感染症であるSFTSに関する研究を行っているとお聞きしております。
現在、岡山理科大学獣医学部では、人獣共通感染症に関し、二〇一二年に西日本を中心に患者が報告された、主としてマダニを媒介とする感染症であるSFTSに関する研究を行っているとお聞きしております。
マダニがもたらす重症熱性血小板減少症候群、略してSFTSと言うらしいんですけれども、一昨年に初めて国内での感染が確認されました。発症すると、発熱、嘔吐、下痢という症状が現れます。有効な薬やワクチンは今のところありません。致死率は約三割と言われています。
○政府参考人(新村和哉君) 今お話がございましたように、マダニが媒介するSFTS、重症熱性血小板減少症候群ですが、西日本を中心とした十八の府県におきまして、平成十七年から二十六年までの十年間に百十三名の患者が確認され、三十六名の方が亡くなっております。今年に入りましてからも、六月二十八日までに二十八名の患者が確認され、六名の方が亡くなっております。
それから、検体を集めるということですけれども、検体ができて病原体が見付かるわけですけれども、それをきちっとライブラリーのような形で保存しておかないと、例えばエボラもそうですけれども、新型インフルエンザが発生して、それは一体十年前に我が国にあったかなかったのか、SFTSという新しい病気が中国で見付かったときに、それがあるかないかというのは、やはり常日頃からそういったような病原体の収集であるとか、あるいは
先ほどから、基礎的財政収支への影響ですとか、こういったそもそもの会計処理のあり方がどうなのかということを、やや細かいところも含めて申し上げておりますけれども、これは、きょうの朝になって追加で厚生労働省に対して通知したものですけれども、SFTS、感染症ですね、マダニが媒介するというものについて、もともと中国で死亡者が出たりしておったんですけれども、ことしに入って国内でも、山口県、愛媛県、宮崎県、広島県
○田村国務大臣 このSFTSでありますけれども、隠すというか、出していい情報を意図して隠すというような、そんな意味合いは何ら厚生労働省にはないわけでありまして、そんなことをしても何の得もないわけでございますから。 なぜ出さないかというと、まさに個人情報の問題でありまして、御遺族が、やはりこれを出していただきたくない、そのように我々の方に言っているわけです。