1982-03-23 第96回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
そして、その六月にSEATO会議というのがキャンベラで開かれておりますが、ここで初めて、いままでは単に地理的な概念としてのノースコリア、北朝鮮とアメリカは言っていましたが、初めて朝鮮民主主義人民共和国という国名を使いました。したがって、いつの間にか日本の外務省もこのパスポートで、括弧つきではありますけれども、正式国名を使うようになっています。
そして、その六月にSEATO会議というのがキャンベラで開かれておりますが、ここで初めて、いままでは単に地理的な概念としてのノースコリア、北朝鮮とアメリカは言っていましたが、初めて朝鮮民主主義人民共和国という国名を使いました。したがって、いつの間にか日本の外務省もこのパスポートで、括弧つきではありますけれども、正式国名を使うようになっています。
○小川政府委員 ちょうどジョンソン声明の出た前後にSEATOの会議があったようでございますが、これにつきましては、米国からジョンソン声明の意図が説明されたようでございまして、SEATO会議の後に出ました声明におきましても、この米国の平和意図を支持する、同時にまた、その平和の解決というものは公正なものでなくてはならぬというふうに言っておりまして、公正な恒久的な平和を確保するため、SEATO諸国は協力するというふうな
これはやはりフランスでも現状におけるSEATO会議でいろいろアメリカとの見解の違いがはっきりしました。前々からもそうでしょうけれども、現状における南ベトナムの軍事行動そのものに反対しているのではないらしい。将来の方法としては、軍事方式だけでやっちゃいけない。だれもが考えているように、北ベトナムに作戦を延長するなんというばかなことは、これは世界の袋だたきになることは事実です。
○国務大臣(大平正芳君) これはラスク長官がSEATO会議に出られて、それからベトナムを視察して帰られてからとられたアクションだと承知いたしております。
ああいうふうにSEATO会議で、もしソ連がアメリカの言うことを聞かなければ、次善の策として軍事措置をとるかもしらん。そういう態勢を整えたということは事実なんですが、この事態が極東の平和と日本の安全に影響すると判断されるかどうか。
○説明員(白幡友敬君) SEATO会議の中でどういう議論が行われましたか、直接に私どもはあらゆる情報筋を利用いたしましてもわかっておりません。ただ御承知のように、数日前に豪州の外務大臣がこの問題に対して、中立的な立場をとるんだ、インドネシア問題について中立的な立場をとるんだということを、新聞電報によりますと、言っております。
○森元治郎君 SEATO会議が最近三日ばかり開かれて終りましたが、インドネシアの政情についても当然議題になったと思う。秘密会議であったために公表されないが、何か政府に通報があったかどうか。
しかし、そういうことを言っても果てしがありませんから、この際重ねてお尋ねしておくのでありますが、先般アメリカの国務長官のダレスがフィリピンにSEATO会議でやってくるということが早くから明らかになっておった。しこうして、このダレスが台湾に立ち寄るということも、また大体想像がついておった。
○田中(稔)委員 今私が申しましたことと関連しますが、マニラで開かれておるSEATO会議で、SEATOをNATOやバグダット条約機構に連関させるという、ダレスの考え方、これについてと、もう一つは、よく言われておりますが、日本と台湾、韓国、それにフィリピンなどを加えた東北アジア条約機構、NEATOですか、そういうふうな構想について藤山外務大臣はどう考えておられるか。
○中田吉雄君 この問題は八日に終りましたSEATO会議でも、事の重大性で議題になっているようでございまするし、私も、岸総理が言われましたように、スカルノ大統領に対しまするインドネシア住民の強い支持のあることも知っています。また民族独立後における困難な中に政局を担当していることも理解するにやぶさかでないのです。
そういたしますと次に来たるべきものは、アジア方面の防備ということになって参りますが、三月――もうあしたから三月ですが、三月にはマニラでSEATO会議が開かれることになっているそうです。そういう会議でも話が出る可能性がございますし、行く行くは当然アメリカから日本にミサイル基地の協定という話し合いが出てこないとも限らない、そういうことが想像されるのでございます。
第二点につきましては、ダレスがSEATO会議の席上または帰り等において、西イリアン問題についての発言をしたということは承知いたしておりません。カシミール問題については発言いたしております。西イリアン問題についてアメリカがどう考えておるかという点につきましては、アメリカも日本と同じように、この紛争は当事国間の解決にまかして、どちらに味方するという見解を表明するのを避けておるようでございます。
鳩山首相はこれを見て興奮せられ、急迫な事態に対処されようとされておるのか、それともカラチで開催されるSEATO会議の帰途、ダレス国務長官が日本に立ち寄られるので、それに備えんとしているのか。
ことに今度のAA会議に参加する基本的な態度についてでありますが、アメリカ・グループとして参加するように一般には伝えられておりますけれども、これはSEATO会議におけるそういうものと日本の政府の考え方とがぴったり一致して、そういう態度でいくのであるかどうか、この点をはっきりしていただいて、かけ橋論議というものは、中ソの側とアメリカの側との間に立って、どういう立場でそのかけ橋をするという意味なのか、この
そこでお尋ねしますが、よく新聞などでは、日本はアメリカ・グループとしてこの会議に臨むのだ、こういうように伝えられておりますが、このアメリカ・グループというのは、いわゆるSEATO会議に集まる、そういう立場を意味するのであるかどうか、そしてまた、そういう立場で行けば、このSEATO会議は原子力、機構だとかあるいはそれの統一事務局の設定ということなどをきめておりますので、当然そういうものを是認するという
アジアにおいても、さきのSEATO会議が原子力協力機構について協議したことや、台湾問題に関してダレス氏が、いわゆる新型精密兵器の使用も辞せずと言い放ったことやにそれが現われております。さきに第一次鳩山内閣の大村防衛庁長官が原爆を保有して原爆には原爆で応戦する云々と言明を行い、また最近鳩山総理はみずから原爆の貯蔵に賛意を表したことは、先ほどの細迫議員の質問にもあった通りである。
○戸叶委員 ただいまの問題でございますが、フイリピンでSEATO会議が開かれましてから、そしてまた新聞やラジオでこのSEATOという言葉を聞くたびに、国民は日本がどういうふうな態度をとるのだろうかということに対して非常に心配した態度をもつて臨んでおります。
○緒方国務大臣 ダレス長官が先般マニラで開かれましたらSEATO会議の後に、アメリカへ帰国をする途中日本に立ち寄りまして、総理大臣以下と午餐をともにして懇談をしたことは事実でありますが、これは実はもし旅程の都合で日本に立ち寄れば日本としても歓迎するということを申し入れ、ダレス長官がその結果として立ち寄つたのでありまして、私の承知しておる限りにおきましては、そういう特別に日本と折衝しなければならぬ、あるいは
またパキスタンとしては、コロンボ諸国の中の唯一のSEATO会議参加国でありまして、いわば非常に独立独歩の外交を行つております。パキスタンは従来から日本のガツト加入につきましても、エカフェの加入につきましてもその他あらゆる機会に日本の国際機関進出について惜しみなき援助を与えております。また日本のコロンボ会議参加についても、非常な賛意を表しておられます。