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79件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1988-05-24 第112回国会 衆議院 内閣委員会 第13号

一九七〇年代、いわゆるSALTIとかSALTII、欧州安全保障会議というような交渉が行われ、いわゆるデタントと言われた時代もございましたけれども、その間におきましてもソ連の軍事的な増強というのは継続いたしたわけでございます。一九七〇年代の最後にはアフガンに対する侵攻も行われたという次第でございます。

小野寺龍二

1988-05-24 第112回国会 衆議院 内閣委員会 第13号

例えば、SALTII戦略核戦力削減あるいは制限というものが成立したのは、ソ連が相当の戦略核戦力というものを持ってアメリカ戦略核戦力に対抗するようになってきた、そこで、お互いにこのような競争を続けていることは無意味でもあるし危険でもあるという認識が生まれて、初めてSALTIIというものが実行された。

西廣整輝

1988-05-16 第112回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号

例えば戦略核戦力SALTIIが実現したというのは、ソ連アメリカに追いつこうとする戦略核戦力増強というものがなされて両者間である意味バランスというものが出て、そこで初めて、残念なことながらそこにいって初めて軍縮にいこうじゃないかという機運が起きてきたということは御理解いただけると思います。  

西廣整輝

1988-05-12 第112回国会 参議院 外務委員会 第8号

この根底には、カーター政権のときのSALTII首席代表であったポール・ウォーンケというアメリカの核軍縮専門家ですが、この人の案が非常に有力な根拠になっている、こういうふうに聞いているわけで、ここにPGAの提案の文書もありますけれども、これはやはり私も新しいものをつくるというよりも、米ソが核になってつくった部分核停条約を発展させる形ということをとれば、今アメリカ包括的核実験禁止条約というものに消極的

田英夫

1988-04-22 第112回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号

このはしりはSALTIIでありまして、その段階でいわゆる戦略核戦力というものについては、東西が、米ソの間がパリティになった。つまり、戦略核戦力については両方の力というものが中和されてしまった。残るのは中距離核なりあるいは戦域核あるいは通常戦力がどういうバランスにあるかという問題になってきたわけであります。そして御承知のように、一九七五年、ヘルシンキ会議というものが行われました。

西廣整輝

1988-04-22 第112回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号

それから、日本に対する危険性、そういったものの蓋然性がどうなったかということは、それはなかなか数値的には言いにくい話でありますが、正直申し上げて戦後アメリカが核を独占をし、さらに六〇年代、七〇年代の前半にかけて大変戦略核戦力で優位であった、いわゆる核の傘の持つ抑止力といいますか、そういったものがSALTIIあるいはINF全廃交渉というものを通じてその信頼性というものが相対的には落ちてきているということは

西廣整輝

1988-04-13 第112回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第3号

一九七〇年代にいわゆるデタントの時期というのがございまして、SALTI協定ができたりSALTIIの署名ができるという事態もございましたけれども、その中にあってもソ連軍備増強というのは継続されてきたわけでございます。たまたま大綱が策定されたのはその時期に相当するわけでございます。  

小野寺龍二

1988-02-16 第112回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

さらに、一九七八年SALTII、戦略兵器制限条約米ソSALTIIにおきまして、巡航ミサイル合意と呼ばれる合意米ソの間で成立しております。その第一合意声明によりますと、「一つ巡航ミサイルが六百キロを超える射程を有する場合、同型式のすべての巡航ミサイルは、六百キロを超える射程を有する巡航ミサイルとみなされる。」このように書いてあります。

前田哲夫

1986-12-10 第107回国会 参議院 本会議 第12号

レイキャビク後の情勢は、アメリカSALTIIを無視した百三十一機目のB5戦略爆撃機新規配備に端的にあらわれているように、核軍拡のエスカレート、米ソの対立と緊張が再び激化する方向に向かいつつあります。  このような情勢の中で、アメリカ世界戦略に深くコミットした日本の自衛隊が、その規模と役割を拡大することに私たちは強く反対するものであります。  

野田哲

1986-12-04 第107回国会 参議院 内閣委員会 第4号

久保田真苗君 これは実際にこのSALTIIの問題については、ことしになってから確かにいろんな情勢で怪しくなってきておりましたですね。それについていわゆる同盟国と言われる国にはこのことは協議なり通報なりがあったんでしょうか。そのことについて、協議あるいは通報があったかお答えください。

久保田真苗

1986-12-04 第107回国会 衆議院 内閣委員会 第9号

○渡辺(允)政府委員 私どもたびたび御答弁申し上げておりますとおり、核持ち込みの問題については、現在の事前協議制度のもとで米国安保条約及び関連取り決め上の義務を誠実に遵守するということを何回も言っておるわけでありますし、それから、SALTII廃棄というか非遵守の問題と我が国への核持ち込みの問題というのは、そういう意味では別の問題ではないかと思います。

渡辺允

1986-12-04 第107回国会 衆議院 内閣委員会 第9号

上原委員 短時間ではちょっと議論できませんが、いずれにしてもSALTIIがそういう結果に終わったというのは重大問題と見なければいかぬですね。  そこで問題は、このB5戦略爆撃機空中発射巡航ミサイルが搭載をされている。これは言うまでもなくアメリカ核戦略一つの柱ですね、B52というのは。B52G型というのはどういう性能を持っているのですか。

上原康助

1983-04-27 第98回国会 参議院 本会議 第12号

この動きSALTII合意を破棄し、限りないミサイル拡張競争を引き起こしかねないと思われます。INF制限交渉核軍拡競争がなぜ共存するのか、このまま推移すれば一体どのようなことになるとお考えか、総理の見解を承りたいと思います。  この核軍拡の不気味な進行の原動力は、核戦力の均衡のもとでその削減を図ろうとするところにあると思います。

和田静夫

1983-03-24 第98回国会 参議院 内閣委員会 第5号

それで、これは御承知と思いますけれども、SALTIIが一九七九年米ソ間でサインされましたときに、ブレジネフがカーターに書簡で年間三十機を超えないというふうに約束しております。ただし、果たしてソ連がこの三十機という生産ペースを守っているのかどうかということについては若干の疑念がございます。しかし、いずれにしろ、この点についてはさらに今後の展開を注視していく必要が、あるのではなかろうか。  

新井弘一

1982-06-24 第96回国会 衆議院 予算委員会 第21号

それは外務大臣が何と言おうと、これはアメリカの第二次戦略兵器制限交渉、いわゆるSALTII首席代表を務めたウォーンキ元国防次官補がことしの四月に言っておる。「レーガン米大統領ソ連米国に対する核の優位を主張して米国世論を誤った方向に導いている」「ソ連が核で優位にあるとの発言は無責任であり、START」、これは今度新しく発足する核兵器、今度は削減交渉の方ですね。

金子満広

1982-05-11 第96回国会 参議院 外務委員会 第10号

○国務大臣(宮澤喜一君) この時期にという第一のお尋ねでございますが、もともとカーター政権時代にある程度話が進んでおりましたSALTIIというものについて、御承知のようにいろいろな批評、批判がアメリカ側にございました。したがって、今回決して遅きに過ぎたとは申しませんけれども、実はアメリカ側としてはやはりそれならばどう考えるのかということを言うべき段階にあったと私考えます。

宮澤喜一

1982-04-26 第96回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号

最近の動きの中でも、ヨーロッパ諸国を席巻している反核の運動とか、アメリカSALTIIの拒否、あるいは中ソ関係の再修復の動き、そういうことが、日本を中心とした極東情勢にも大変大きな影響を与えると考えているわけでございますけれども、現状をどのように把握されておられるか、外務大臣の御見解をお示しいただきたいと思います。

臼井日出男

1982-04-21 第96回国会 衆議院 外務委員会 第10号

前には進んでいるけれども氷河の流れのようだというふうに言っておられまして、この記事は読む人によっては、もう大使は投げておるのかというような感じでございますが、現在までの軍縮がどのような形で——ここで結論だけ読んでみますと、「国際関係の悪化、米ソ信頼関係の欠如などの結果、第二次米ソ戦略兵器制限交渉SALTIIが棚上げとなり、いろんな米ソ間交渉が全部ストップしている。

林保夫