1986-11-12 第107回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号
要するに一九七〇年代いっぱいかけてSALT体制、戦略兵器制限協定というものは一九七九年にできたのですが、その体制を崩すような形、あるいはそれとまた別のレジームをつくるというような形でアメリカがその対応に苦慮したということのあらわれだろうというふうに思うわけであります。
要するに一九七〇年代いっぱいかけてSALT体制、戦略兵器制限協定というものは一九七九年にできたのですが、その体制を崩すような形、あるいはそれとまた別のレジームをつくるというような形でアメリカがその対応に苦慮したということのあらわれだろうというふうに思うわけであります。
新しいテクノロジーの刷新についての軍縮や軍備管理が今まで、SALT体制もそうですが、成功してこなかった。SDIは非常にそれのテストケースだと思うのです。そういう意味からしますと、軍事安全保障的な意味で日本がコミットをするというのは私は得策じゃないというふうに実は感じております。