PTAの活動のあり方としまして、どういった団体に属しながらその役割を果たしていくべきかということにつきましても、PTA自体が任意団体でございますから、PTA自身が自主的に判断すべき事柄だと考えておるものでございます。
私はよく娘に言うのでありますが、PTA自身に見識がなさ過ぎるということをよく言うのでありますが、そうは言っても、子供がかわいそうだといって、もうすぐ子供に持ってまいりますけれども、私はPTAにはPTA自身が持つべき誇りがあり、持つべき見識がなければならぬ、こう考えておるわけであります。あるいはお気にさわるかもしれませんが、私はそういう考え方でおります。
一方また、PTA自身のあり方につきまして、現在社会教育局におきまして審議会に諮問をして結論を急いでおります。そういうものとあわせまして、まず、その教材費の基準というようなものが近くできます。そういうものを知らせる際に、あわせまして、PTAの会費の名をかりて、公費で持つべきものを転嫁するということを抑制するような行政指導をさらに強めてまいりたい、こういうふうに考えるわけであります。
○三巻参考人 今、ここに例と申しましてもすぐに思い当たりませんけれども、大体、PTAの運営といいますか、会費というものに対して、PTA自身が関心がなさすぎるといいますか、学校から言われたままに動くというのが、今までのPTAのあり方だ。
教育委員会それ自体、都道府県それ自体の努力ももちろんですけれども、市町村におきましてももちろんのこと、自治体を通じてその趣旨が徹底されねばならないかと思いますと同時に、PTA自身も、子供かわいさではございましょうが、ただやいやい言って必要以上の経費、負担すべからざる経費を進んで負担したいような気持もわからぬではございませんが、PTA自体も私は考えていただかなければならぬ点もあろうかと思いますから、そういうことも
それからPTAと消防でありますが、この二つの税外給付金、税外負担金の中身をいろいろ洗いますと、たとえばPTAの負担金のようなものはPTA自身の会費めいたものもありますし、その団体が必要をこえて、つまり学校経費ではありますけれども、通常の水準をこえてやっておる、任意にやっておるもの、こういう経費をふるい落しまして大体百億ちょっとのものがかかります。消防の給付金、これは全然わかりません。
そしてこの八五%を学校の経営に廻すために、PTA自身が通信その他の活動をするために残り一五%が使われておるのであつて、從つてPTAの財政面における全活動が、そうあつてはならない学校経営費に全部廻わされておるという結果になつております。