2016-04-21 第190回国会 参議院 環境委員会 第7号
PCB製造者及びPCB使用製品の製造者等から基金に拠出された四億八千万円についてはPCB廃棄物処理の研究等に係る費用に充てられておりまして、今、平成二十七年三月末時点の残高がおよそ一億二千万円となっております。
PCB製造者及びPCB使用製品の製造者等から基金に拠出された四億八千万円についてはPCB廃棄物処理の研究等に係る費用に充てられておりまして、今、平成二十七年三月末時点の残高がおよそ一億二千万円となっております。
○政府参考人(鎌形浩史君) 基金への拠出に関してでございますが、まず、財団法人電気絶縁物処理協会の基本財産に出捐、過去でございますが出捐いたしましたPCB製造者及びPCB使用製品の製造者など、つまり今御紹介ございましたPCBそのものを製造した事業者以外も含めた数字になってしまいますが、こうした事業者の拠出といたしまして、PCB廃棄物処理基金への拠出は約四億八千万円の資金が拠出されているというところでございます
○水野賢一君 私は、この処理基金に、つまりPCB製造業者の出す額は全体の五百何十億のうち一%にも満たないというのは少ないと思っているんですが、ちょっとそもそも論なんですが、ちょっとこれ大臣に通告していなくて申し訳ないですが、PCBというのは自然界にそもそも存在しているものなんでしょうか。
何でかかるかというと、やはり毒性がある物質の処理のために経費がかかっているわけで、そういったときにしかるべく責任を果たしてもらうという点で、PCB製造事業者等に負担を求めるという立場で臨むということが必要じゃないか。その点、もう一回。
では、ちょっと事実関係をもう少し続きで聞きますけれども、過去、特措法の規定に基づいて、PCB製造業者、PCB使用機器製造業者に資金の出捐を求めたということはないんですか。
○塩川委員 PCB特措法においては、第四条に、PCB製造者等は、PCB廃棄物の確実かつ適切な処理が円滑に推進されるよう、国及び地方公共団体が実施する施策に協力しなければならないとあります。
○政府参考人(伊藤哲夫君) PCB製造業者等からの出捐につきましては、財団法人電気絶縁物処理協会から四億八千万円の拠出がされたということでございまして、この拠出された分につきましては、PCB廃棄物の処理に係る安全性の確保のための研究などに活用しているという状況でございます。
そして、今後、具体的な出捐につきましては、全国のPCB廃棄物処理事業がこれから展開をしていくということでございますので、その展開を見通しつつ、事業に要する費用を精査した上で所要額を確定して、そしてPCB製造者等に対して協力を求めていくということが一つの流れであると思います。 これらを踏まえまして、出捐の状況を見て、必要があれば、私自身要請することも検討はさせていただきたいと思っています。
その審議の際に、PCBが適切に処理されるまでの間に新たな不明、紛失の発生を防止をするために、PCB製造業者やPCB使用機器の製造業者にPCB廃棄物の引取り、保管を行わせるべきと指摘をいたしました。当時、環境庁は、大変コストが掛かり、製造事業者の責任を問うのは困難であり、まず実態の把握が重要だという姿勢でありました。
○国務大臣(鈴木俊一君) PCB製造者等からのこの基金への出捐につきましては、今、先生からお話がございましたとおりに、その廃棄物の処理に際しての周辺環境の状況の把握のための監視及び測定や安全性確保のための研修及び研究に係る費用の一部として充当するということにしているわけであります。
○政府参考人(飯島孝君) ただいま御指摘ございました四億八千万円でございますが、これは正確に申しますと、財団法人電気絶縁物処理協会が解散するときの基本財産、これがそのまま拠出されたということでございまして、この出捐自体につきましては特別措置法に定められているPCB製造者責任に即した協力であると言えると思います。
旧通産省におきましては、PCB製造業者が昭和四十八年に設立いたしましたピーシービー処理協会、いわゆる財団法人電機ピーシービー処理協会と言っておるわけですが、PCB使用機器の保有状況調査を実施した際に、ビルとか工場のオーナー等の自家用電気工作物設置者に対して同調査への協力を要請する、あるいはPCB使用機械の適切な取り扱いの手引書を作成して配付するなど、ピーシービー処理協会の事業を全面的に協力してきたところでございます
廃棄物の確実な処理に必要な費用を確保するため、PCB廃棄物処理基金の着実な造成に向けて、PCB製造業者等に対する出えん要請を引き続き行っていくこと。 六 健康被害予防事業については、地方公共団体の要望を踏まえ、適切かつ効果的に実施すること。 七 独立行政法人の長の選任においては、当該分野に造詣の深い適切な人材を広く内外から起用するよう充分配慮すること。
どうして我が国は、どうも立地が難しかったと言えばすぐそれで済むような話に聞こえるんですけれども、そのときに、PCB製造業者がいろいろ民間スキームを考えてやっていった、だけれども、では、その立地に至らなかったのは主にどういうことが理由だったと考えられますか。
○望月大臣政務官 PCB製造者とは、PCBそのものを製造した企業でございますけれども、この「等」というのは、PCBが使用されている製品を製造した企業を指しておりまして、大変たくさんの企業がございます。これにつきましては、非常に多岐に及んでおりますので、後ほどまた資料を提出させていただきたいと思います。
二、「PCB廃棄物処理基金」の設置・運営に当たっては、国及び都道府県が積極的に関与するよう図るとともに、PCB製造事業者及びPCB使用製品製造事業者の基金に対する出えんなどについても積極的な協力が得られるよう努めること。 三、環境事業団の行う事業について、国が行うことが適切な事業に限定するよう事業範囲の見直しを行うとともに、事業運営について透明性を確保するよう努めること。
第一に、環境事業団のPCB廃棄物処理事業は、PCB製造・使用事業者みずからの処理責任をあいまいにするからです。国の果たすべき役割は、事業者にきちんと責任をとらせ、安全性についての規制、監視をすることであって、事業者にかわって処理施設整備に税金を使うことではないはずです。 第二に、環境事業団にはPCB廃棄物の化学処理の実績もノウハウもなく、安全性の確保に疑念があります。
それから、PCB製造業者の数でございますが、製造業者は二社、それからPCB使用電気機器製造業者は約二十社程度でございます。これらの企業を中心にPCB処理基金に対する出捐につきまして経団連を通じて要請をいたしております。現在のところ、金額につきまして明確な回答をいただいているわけではございませんけれども、何らかの協力をしていただけるものと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、社会的な責任を果たしていただくという観点で、産業界につきましては、PCB製造業者それからPCB使用製品の製造業者を中心にいたしましてPCB処理基金に対する出捐を経団連を通じてお願いを申し上げているということでございます。
また、今回の法案におきましては、今後のPCB廃棄物の確実かつ適正な処理を円滑に推進するために、先ほどから環境大臣からも御答弁ありましたように、PCB製造者等は国及び地方公共団体が実施する施策に協力しなければならないということ、それから環境大臣はPCB製造者等に対して資金の出捐その他必要な協力を求めるよう努めることということが規定をされているところでございます。
○政府参考人(小平信因君) ただいま御審議をいただいております特別措置法案におきましては、今後のPCB廃棄物の確実かつ適正な処理を円滑に推進するために、PCB製造者等は国及び地方公共団体が実施する施策に協力しなければならないこと、環境大臣はPCB製造者等に対して資金の出捐その他必要な協力を求めるよう努めることということが規定されております。
三 PCB廃棄物の確実かつ適正な処理を促進するため、その処理費用について助成を行うための「PCB廃棄物処理基金」の設置・運営に対しては、国及び都道府県が積極的に関与するとともに、PCB製造者及びPCB使用製品製造者に対しても、これらに見合った協力が得られるよう努めること。
まず、鐘化なんですけれども、こちらはPCB製造者として十分な責任を果たしているのかという問題であります。 これは、八六年から八九年まで五千五百トンの高温熱分解処理をしてまいりましたけれども、この処理による残渣などを大量に保管しております。
ですから、PCB製造者、PCB製品使用事業者、PCB入り製品製造者に対して、PCB処理の責任を厳しく負わせるべきだということを私は申し上げたいと思います。 本法案の第十五条、これは大臣に伺いたいのですけれども、第十五条にございます事業者の協力や出捐金、その程度ではとても十分とは言えないのではないでしょうか。
結果的にはPCB製造工程がライスオイル製造工程の最終過程であるということはわかったわけでございますが、当時は当然製造工程の初期の段階から出る副産物を調査したわけでございますから、そういう意味で、結果的に見ますとそこの段階までの情報は何らなかったということであろうかと思います。
PCB製造等の禁止について、いまこういった抜け穴の事実が明らかになったわけでありますが、さらに、こういったものについて環境庁としても厳しくチェックをしていくというお考え方がありますか。
中には、人体に害を与えるPCB製造の会社もある。それらの企業の使用した排水を、私たち漁民の職場であり、天賦の資源である瀬戸内海の美しい海に、さも自然を装いまして、たくさん毎日排出してくれました。青い海には国民の幸がある。魚が遊んでいることも知らずにか、岡山市、高松市も、これら企業群と一緒になりまして、小豆島東沖合いに生屎尿をたくさん投棄してくれました。美しい海を汚物の捨て場と考えたのでしょう。
特に、一、PCB製造または使用工場の労働者を含む環境全般の汚染の全面的な実態調査を直ちに始めていただきたい。二、工場からのPCBの排出等を禁じて、すでに行なわれている汚染を企業の責任で除去させること。三、PCB使用企業・工場名、製品名及び使用地域、使用量等を直ちに公表して、その回収、管理について企業に義務づけていただきたい。
その結果、事業場のPCB製造関係装置は整備されております。それから当時は油症患者といいますか、PCBによると思われる患者は見当たりません。それから、それ以後になりまして、コンデンサーというようなものを取り扱っている工場を中心に調査をいたしてまいりました。そこで数名の皮膚炎の方が見つかった……。
われわれのほうもその点指導をしてまいりたいと思いますが、従来もうすでに回収が若干始まっておりますけれども、これは電気機器メーカーで申し上げますと、電気機器メーカーのところからPCB製造メーカーのところに実費でもってPCBを持ち込みまして、これは非常に、千三、四百度の高熱で処理いたしますので、その処理費用は電気機器メーカーが実費を負担しておる。