2001-04-03 第151回国会 衆議院 環境委員会 第8号
これまでの経過を見ましても、一九七六年三月の「PCBを含む廃棄物の処理対策について」という旧厚生省環境整備課長通知でも、このPCB使用部品は産業廃棄物として取り扱うこととし、その処理は、財団法人電機ピーシービー処理協会が一元的に行うこと、また、PCB入り廃感圧複写紙の処理は、ピーシービー入り旧ノーカーボン紙処理協会が主体となって行うことを各都道府県に指示していたわけです。
これまでの経過を見ましても、一九七六年三月の「PCBを含む廃棄物の処理対策について」という旧厚生省環境整備課長通知でも、このPCB使用部品は産業廃棄物として取り扱うこととし、その処理は、財団法人電機ピーシービー処理協会が一元的に行うこと、また、PCB入り廃感圧複写紙の処理は、ピーシービー入り旧ノーカーボン紙処理協会が主体となって行うことを各都道府県に指示していたわけです。
私ども、平成四年度に調査を行ったわけでございますが、廃高圧トランス及びコンデンサーにつきましては二万八百二十七事業所におきまして十万六千九百九十八台、それから廃低圧コンデンサーにつきましては九十九事業所において約二十三万台、PCB入り廃感圧複写紙につきましては五百五十一事業所におきまして七百六十八トン、それから廃PCB等につきましては百五十二事業所において五千三百三十四トンが保管をされております。
二つ目に、PCB入り廃感圧複写紙の不明、紛失量が約三十四トンなどとなっているようであります。 保管が義務づけられている廃PCB及びPCBを含む廃油及びその他のPCB廃棄物の保管は、全国的にどうなっているのか。そして調査に回答しなかった事業者に対しての再調査はどのようになっているのか。不明または紛失の回答をした事業者にどういう手だてをとっておられるのか。