2003-05-08 第156回国会 参議院 環境委員会 第10号
二〇〇一年四月三日の衆議院の環境委員会の附帯決議では、この部分について、PCB廃棄物の処理を促進するため、その処理費用について助成を行うためのPCB廃棄物処理基金の設置、運営に関しては、PCB製造者及びPCB使用製品製造者に対してもこれらに見合った協力が得られるように努めることと明記をしています。この参議院の委員会でもほぼ同様の決議をしています。
二〇〇一年四月三日の衆議院の環境委員会の附帯決議では、この部分について、PCB廃棄物の処理を促進するため、その処理費用について助成を行うためのPCB廃棄物処理基金の設置、運営に関しては、PCB製造者及びPCB使用製品製造者に対してもこれらに見合った協力が得られるように努めることと明記をしています。この参議院の委員会でもほぼ同様の決議をしています。
PCB使用事業者の処理責任の下で、PCB製造者、PCB使用製品製造者の協力を求めながら、国が関与した処理主体でございます環境事業団、それからその後継組織であります日本環境安全事業株式会社によります処理、これを円滑に進めることが適切であると、そのように考えております。
二、「PCB廃棄物処理基金」の設置・運営に当たっては、国及び都道府県が積極的に関与するよう図るとともに、PCB製造事業者及びPCB使用製品製造事業者の基金に対する出えんなどについても積極的な協力が得られるよう努めること。 三、環境事業団の行う事業について、国が行うことが適切な事業に限定するよう事業範囲の見直しを行うとともに、事業運営について透明性を確保するよう努めること。
次に、PCB廃棄物処理基金を創設するわけですけれども、十三年度、今年度の予算では国が二十億円、同額を都道府県が予算を組むわけですけれども、最終的にこの基金の全体額といいますか、総額をどのように考えて、公費の支出分をどんなふうに考えているのかお聞きしたいと思いますし、PCB使用製品製造・販売事業者がどれぐらいあってどの程度の基金出捐金になるのか、あるいは二社の製造会社もどの程度の負担をお願いできるのか
三 PCB廃棄物の確実かつ適正な処理を促進するため、その処理費用について助成を行うための「PCB廃棄物処理基金」の設置・運営に対しては、国及び都道府県が積極的に関与するとともに、PCB製造者及びPCB使用製品製造者に対しても、これらに見合った協力が得られるよう努めること。