1992-05-26 第123回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
また、今先生から御指摘ございました石油以外のエネルギー源、いずれも増加することになっているというお話でございますが、この点につきまして、今後予想されます環境変化の第一は、エネルギー需要、特に発展途上国におきます需要は大きく伸びると見込まれているのに対しまして、供給は、先進国、旧ソ連の産油量が減少に向かい、OPEC国への依存度が高まるということで、中長期的にはエネルギー需給の逼迫が予想されます。
また、今先生から御指摘ございました石油以外のエネルギー源、いずれも増加することになっているというお話でございますが、この点につきまして、今後予想されます環境変化の第一は、エネルギー需要、特に発展途上国におきます需要は大きく伸びると見込まれているのに対しまして、供給は、先進国、旧ソ連の産油量が減少に向かい、OPEC国への依存度が高まるということで、中長期的にはエネルギー需給の逼迫が予想されます。
第一次オイルショックの後、非OPEC国が生産をふやしてまいった、あるいは第二次オイルショックが起こってから途端にOPECの生産量はぐっと減って、そして現在では非OPECの産油量というものがふえておるのであります。そしてことしになりますというと、九三年にOPECの生産量というものが非OPECの生産量を上回ってくることに数字的に相なっておるのであります。
OPEC国の動向ももちろん問題でありますが、御存じのとおり、OPEC生産量が全世界の生産量に占めるシェアが落ちてきておるものですから、非OPEC国の動きもかなり影響を与えますので慎重に見守っていきたい、こう思っておるところでございます。 なお、賃金の問題につきましては、ことしの春闘も五・一一%ぐらいのアップ率かと理解いたしております。
ですから、一つはエネルギー源の多様化、一つは、同じ石油にしても非OPEC国の生産もふえておるわけですね。ですから輸入先を分散していく、そういうことをやれば備蓄の量を減らすことができる。そして、今国家備蓄と民間備蓄で百二十日分の備蓄があるわけです。
これは大変関心の深いところでございますし、私どもは、一カ月ちょっと前に当委員会から六名中南米に参りまして、OPECの加盟国であるベネズエラ、非OPEC国のメキシコへ参りました。いろいろ石油の事情を調査をしたり会談も持ったりしてきたわけですが、その中で、特にメキシコ、メキシコはOPECに入っておりませんが、価格の形成には相当な影響力を持っておる。
ある程度はOPEC国の輸入の増ということになりまして、先進国のほうにはね返ってくると思われますが、その他のものにつきましては、いろんな形で資本市場に出て運用されるのじゃないかというふうに考えられております。