2018-04-18 第196回国会 衆議院 外務委員会 第9号
○河野国務大臣 シリアのアサド政権が化学兵器をこれまでたびたび使ってきたということは、国連、それとOPCWの共同調査メカニズムの中で断定がされているわけでございます。また、シリアのアサド政権が化学兵器の研究開発能力を有しているということも事実であるわけでございます。そういう中で、この化学兵器の使用、拡散をこれ以上許さないという三カ国の決意を支持し、措置を理解をしたということでございます。
○河野国務大臣 シリアのアサド政権が化学兵器をこれまでたびたび使ってきたということは、国連、それとOPCWの共同調査メカニズムの中で断定がされているわけでございます。また、シリアのアサド政権が化学兵器の研究開発能力を有しているということも事実であるわけでございます。そういう中で、この化学兵器の使用、拡散をこれ以上許さないという三カ国の決意を支持し、措置を理解をしたということでございます。
今般のシリアにおける化学兵器の使用についても、OPCWの場を通じて、我が国の立場をロシアに伝えてきているところでございます。 我が国として、今後とも、国際社会と連携しながら、ロシアに対して建設的な働きかけをしてまいりたいと思っております。
シリアのアサド政権は、これまで、化学兵器を使用したことを国連とOPCWの共同調査メカニズムの中でも確認をされておりますし、研究施設あるいは貯蔵施設というのを持っているということが確認をされているわけでございますから、そうした施設の能力を低下させる措置というのは日本として理解をしたいというふうに思っております。
○国務大臣(河野太郎君) これまでシリアの中における化学兵器の使用の確認をしたのは、OPCWと国連の共同調査メカニズム、JIMでございますが、残念ながら、JIMのマンデートの延長を日本は安保理で提案をいたしましたが、安保理で否決をされております。OPCWの調査は、使用された兵器の種類の特定はできるかもしれませんが、そこまでというのが認識でございます。
逆に言うと、OPCWの調査の事実関係を確認して、先ほどまさに大臣が私にこのやり取りの中で御紹介いただいた、何回もアサド政権が化学兵器を使用しているということの事実があると、まさに事実関係をもって、OPCWの調査の事実関係をもって我が国は軍事行動への支持をし、逆に言うと表明してもよかったということではないんですか。
○福山哲郎君 さらに、前回の質疑の中で外務大臣は、OPCWの調査が行われ、事実解明に向けてそうした調査等が行われておりますので、早急な真相究明を期待したいという御答弁をいただいています。私も早急な真相究明を期待したいと思っておりますが、残念ながら、OPCW調査団は、本来なら調査が始まるべきところを、アサド政権とロシア側のいろんな理由によって調査チームの立入りは認められない状況だと。
このシリアの状況につきましては、今OPCWの調査が行われ、事実解明に向けてそうした調査等が行われておりますので、まず、この事案の早急な真相究明を期待をしたいと思っております。 また、国際社会の中でこの化学兵器の使用に関する議論というのが動きつつございますので、我が国政府としても積極的にそれに関与してまいりたいと思っております。
○アントニオ猪木君 イギリスは化学兵器禁止機関、OPCWの調査を要求し、ロシアは調査を妨害してはならないとコメントしていますが、イギリスを始めヨーロッパ諸国の反応や今後の動きなどについてお聞かせをください。
化学兵器禁止機関、OPCWによりますと、シリア政府は二〇一六年の一月までにOPCWに申告をしました化学兵器の廃棄を完了しているということでございますが、他方、その後もOPCWはシリア政府の申告の不完全性を指摘しつつ、シリア政府の申告の評価を実施しているものと承知してございます。
我が国としては、本件に関するイギリス政府の立場を注視しており、現在行われている英国警察による捜査及び化学兵器禁止機関、OPCW、専門家による調査を通じ、早期に事実関係が解明されることを期待し、関係国との間でもこれまでと同様に緊密に連携をして進めてまいりたいと思っております。
イギリスの事件がありまして、御指摘のように、国際社会と多少ぎくしゃくというところはあろうかと思いますが、総理からプーチン大統領に、大統領選挙の後、電話をされて、化学兵器の使用は許されないし、化学兵器を使った者は処罰されなければいかぬ、日本として、イギリスの警察並びにOPCWの捜査をしっかりと見て、情報の共有をしていきたいというような話をプーチン大統領にされまして、私もラブロフ外務大臣と同じ話をいたしました
我が国としては、本件に関するイギリス政府の立場を注視しており、現在行われているイギリス警察による捜査及びOPCW、化学兵器禁止機関の専門家による調査を通じ、早期に事実関係が解明されることを期待をし、関係国との間で連携をして物事に当たってまいりたいというふうに思っております。
イギリスのメイ首相は、警察による捜査は続いていると述べており、また十九日には、化学兵器禁止機関、OPCWの調査官が英国入りしたと伺っております。 日本政府としては、なるべく早期に事実関係が解明されることを期待するとともに、引き続きこの動向を注視してまいりたいと思っております。
CWCの普遍化が進められているわけですが、このCWCの下で設立された化学兵器禁止機関、OPCWは、締約国に対する技術支援あるいは研修参加の機会等の利点を強調しつつ、CWCの普遍化の更なる促進に向け非締約国への働きかけを行っています。また、先般のG7外相会合の共同コミュニケ、そして不拡散及び軍縮に関するG7外相声明、こうした文書においてもCWCの普遍化の重要性、うたわれております。
また、OPCWも北朝鮮に対しCWC加入を求める書簡を発出しているほか、締約国会合においてその加入を呼びかけるなど、北朝鮮のCWC早期加入、働きかけております。 北朝鮮問題への対処に当たりましては、中国の役割、極めて重要であります。我が国としては、こうした認識の下、二月の日中外相会談を始め様々なレベルで、中国に対して北朝鮮問題に関し責任ある、そして建設的な役割を求めてきております。
○国務大臣(岸田文雄君) アサド政権が化学兵器を使用したということについては、OPCW及び国連が委任した共同調査メカニズム、JIMによりまして、二〇一四年以降三件、アサド政権、シリア政府軍による化学兵器の使用、これが結論付けられております。
○岸田国務大臣 今回の化学兵器の使用については、今申し上げたように、国際機関の調査を待たなければならないと思っていますが、先ほど申し上げました化学兵器禁止機関、OPCW及び国連によって委託された共同調査メカニズムの調査によりますと、二〇一四年、すなわち、シリアが化学兵器禁止条約を締結してから後だけでも、シリア軍による化学兵器の使用が三件、これは明らかに結論づけられています。
化学兵器禁止機関、OPCW及び国連により委託された共同調査メカニズム、このメカニズム等による調査の結果を待ちたいと考えています。
なお、化学兵器禁止機関、OPCW及び国連により委任された共同調査メカニズムにより、二〇一四年以降、シリア軍による化学兵器の使用が三件結論づけられており、この点は先般のG7外相会合の共同コミュニケにも言及されているところでありまして、今回の事案についてもこの調査の結果を待ちたいと考えております。
化学兵器禁止機関、OPCWは、六日、調査に着手したと発表し、国際的な真相究明の努力が始まったところでした。にもかかわらず、米国が、アサド政権が使用したと断定した上、安保理決議もないままに空爆を行ったことは国連憲章と国際法に違反するものであり、真相解明とシリアの内戦問題の解決に逆行するものであります。
○井上哲士君 アサド政権が使用したという断定を政府としてはできないということでありまして、今もありました、OPCW自身が六日に調査に着手したというふうに発表して、既に情報収集や分析を開始をしている、シリア当局とも連絡を取っていると、そういう国際的な真相究明の努力が始まったそのやさきにこの空爆が行われた。まさしく私は国際的努力にも逆行するものだと思います。
そして、先ほど総理の方から答弁もありましたが、このOPCWそれから国連共同調査メカニズムによりまして、二〇一四年以降、すなわちシリアが化学兵器禁止条約を締結してから後、このシリア軍による化学兵器の使用、これは三件結論付けられているということも確認されています。
なお、化学兵器禁止機関、OPCW及び国連により委任された共同調査メカニズムにより、二〇一四年以降、シリア軍による化学兵器の使用が三件結論付けられています。このことは御承知でしょうか。この点は先般のG7外相会合の行動コミュニケにも言及されているわけであります。
これは期限との関係で問題ではないかという指摘がありますが、これは、日中間の覚書においては、この廃棄計画というものを定めて、二〇一二年四月二十九日時点において中国の保管庫に保管され、既にOPCWに申告されていた遺棄化学兵器については、二〇一六年の破棄完了の目標を達成することを目指して最善の努力を払う、このように定められています。
OPCW、オランダの化学兵器禁止機関、日本はこの二〇一六年末までに廃棄を完了する、これを目標として掲げているんですよね。現状はどうなんでしょうか。
特に北朝鮮は、今般、十二月十日にはノーベル平和賞を受賞したOPCWにシリアは加盟しましたけれども、北朝鮮はまだ加盟していないということもございます。 そういう国が化学兵器あるいは核兵器、そういうものを保持しているんだろうというふうに巷間言われているわけですけれども、例えば米国にしろあるいは欧州にしろ、いろいろな国が意図を持って新しい化学剤を開発をしているという、そのような報道もございます。
今はもう緊迫していないと言うつもりは全くありませんけれども、今ではOPCWに対して保有化学兵器プログラムの詳細とその廃棄に関する当初計画案なども出している状況ですから、もう今現在であれば、当時の機微に触れる情報というのを国民に示すことはできないのでしょうか。
シリアの化学兵器全廃を義務付ける国連の安保理決議を受け、化学兵器禁止機関、OPCWによる査察が始まりましたが、いまだ戦乱状態は続き、死者や難民の数は増え続け、受入れ国の経済的、社会的負担も増大しています。
化学兵器は二度と使用されてはならず、OPCWによる化学兵器の廃棄が重要なのは言うまでもありません。しかし、御指摘のとおり、根本的な情勢の改善には戦闘状況の終結が必要であり、シリアにおける暴力の停止と政治対話の開始、劣悪な人道状況の改善が喫緊の課題となっております。
○櫻井充君 そのOPCWに行かれた際に、OPCWからどういう指摘があったのかというと、中国を考えた場合に、日本国内のみきめ細かい方式で処理するとOPCWの場で中国に指摘されて日本の立場が悪くなるおそれがあると、中国での処理方式との整合性が重要ではないかという指摘をされております。
○櫻井充君 事務局長をやっている立場で行かれているわけですから、そこで中国のことについてOPCWからコメントがあったわけですから、そして、そこのところについての見解を出されています、OPCWに関して。つまり、中国のことについて知らないということにはならないんじゃないですか。
今の国連関係機関の話はもうおっしゃるとおりになっておると思いますけれども、ただ、いわゆる原子力に関係するものというのはIAEAとかCTBTとかありますが、これがたしかウィーンにあって、もう一つの、化学兵器の方のOPCWでしたか、化学兵器禁止機関、これはたしかオランダのハーグにあるんだと思います。設立以来それぞれの所在地にありますので、これをちょっとこっちによこせというのもなかなか難しい。
あわせて、これは冒頭の答弁にもありましたように、化学兵器禁止条約、CWCに基づく老朽化した化学兵器ということで、化学兵器禁止機関、OPCWへの報告が既に行われたと思うんですが、その後、その報告の実施の状況と、それからこれに基づくOPCWの査察があると思うんですが、これの見通しは今後どうなるか、お聞きしたいと思います。
国連の化学兵器禁止機関、OPCWに初代査察局長として派遣されたことのある秋山一郎同校校長、理学博士の話を聞いたり、実際に化学兵器という名の大量殺人液のサンプルを見まして、戦慄に近いものを覚えました。 要するに、隠す気であれば到底捜し出すことなどでき得ないということを悟ったのであります。つまり、圧倒的に小さい、少量で大量破壊、大量殺人ということが簡単に果たせるからであります。
けさの新聞報道では、そのたらい回しの批判を受けまして、国の方で担当の窓口を設置する話も政府内で出ているということのようでありますけれども、今、その瓶が発見をされて、いわゆる国際機関の査察が入るという話になっているようでありますけれども、いわゆる化学兵器禁止機関、OPCWというところのようであります。