1952-06-13 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第67号
更にその他の国際稀少物資で、各国の輸出統制等が極めて厳重でありまするもの、その代表的なものは、アメリカにおきまする外国貿易局の所管物資、一口に ○IT物資と申しておりますが、OIT物資の取得でございます。例えば、石綿のごときものにつきましては極めて強い政治的交渉を以て当る。
更にその他の国際稀少物資で、各国の輸出統制等が極めて厳重でありまするもの、その代表的なものは、アメリカにおきまする外国貿易局の所管物資、一口に ○IT物資と申しておりますが、OIT物資の取得でございます。例えば、石綿のごときものにつきましては極めて強い政治的交渉を以て当る。
モリブデンといつたような、わが国といたしましては、どこを探してもなかなか出し得ないというような物資につきましての買付を確保いたしておきますること、これは必要ではないかと考えまして、今回の法案改正に及んだ次第でございまして、計画といたしましては、昨日申し上げました通り約ニッケル八百トン、コバルト二百四十トン、タングステン三百トン、モリブデン三百五十トンこの価格約二十億、ほかに特需の原材料その他、これはOIT物資
これは現在アメリカのOIT物資に入つておると思いますが、この取得につきましては特に困難というふうな状況でもございませんのと、現在の輸入状況からいたしまして、そう需給関係が逼迫しても参つておりませんので、これは統制撤廃ということにいたしたいと考えております。それからその次は燐鉱石でございますが、これも特に統制を続ける必要がございませんので、これも撤廃いたします。
これは俗に向うの所管官庁の名前で言つておりまして、我々の仲間では OIT物資と言つておるのでありますが、これは現在アメリカの商務省で輸出許可をやつておる物資でございまして、この品目は随分たくさんございまして、我々の承知しております範囲でも五百三十三にも及んでおりますが、この中で私どもが特にアメリカから輸入する必要があつて輸入要請をいたしております物資が十九ございます。
これが国際原料会議の方できめられました割当でございまして、なおいわゆるOIT物資、輸出統制物資につきまして日本から輸入を要請いたしました品物は、現在約二十品物にわたつておるのでございますが、その中で需給関係が相当きゆうくつでありまして、どうしても日本がこれを輸入しなければならない、しかも国内におきましてもなおかつ相当な、いわゆる消費統制を行わなければならぬという品目は、いずれもIMC物資の方で申し上
そこで大体の統制の対象物資としては、IMC、OIT物資と、それからもう一つは国内的に特殊な場合に少なくて、それが何とか使用制限なり統制をしなければ、公益上有害となるというようなものだけは、国内品目についても考える、こういうことに法律がしてあります。第二條の第三項がそれであります。
或いは少し時間を経たせまして、更に交渉その他了解を得ますれば可能かと存じますが、現状のところではやはりOIT物資でありますとか、稀少物資を或る程度使つているということで、そういう意味合いからだと推測いたしますが、直ちに許可を排除すると言いますか、よすということは目下のところその通りにはなつていない次第であります。
いわゆるOIT物資と申しておりますが、こういうものが順序としては一番先になろうかと考えるのであります。それからアメリカ以外の国から輸入をする稀少物資いわゆるIMC物資と申しておりますが、これがその次に順序としては大体来るのではなかろうか。品物が非常に多いわけですから、その間に前後の差は品物によつて例外的に生じますが、全般的に申しますと大体そういうような順序であります。かように考えます。
○中川以良君 新聞で見ますると、大体統制をすべき品目等を挙げておるのでありますが、大体こういうものは統制をすると、今方針とされまして米国のOIT物資とか、その他のIMC物資、その他日本におけるいわゆる輸出可能の主要物資等を挙げておられますが、その内容はもう御決定になつたのでありましようかどうですか。
ほんとうにOIT物資のうちで重要なものというものが、もう少し計画的に統制されなければ、日本の講和後の経済再建に必要なドル不足の解消もできないじやないか、援助物資は、ガリオア資金はなくなる、そうすると勢い東南アジア開発と日米経済協力の方法以外にない。これをはばんでおるのが今言つたこのテンポに合わない一つの経済政策にあるのだ、そういう問題を考えなければならない、こういうことを言つておるのであります。
アメリカにおきましては、今月の初めでしたか、燐鉱石をいわゆるOIT物資に、統制物資の中に入れました。併しながら只今のところ燐鉱がアメリカで不足しておるという何もありませんし、更にだんだん南方の、昔の燐鉱の産地及びエジプトの産地もどんどん出ておりますので、戦争でも始まつて船腹が非常に窮窟になるということがない限り心配はないと思います。