1999-08-02 第145回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
九、ODAの不正防止について 政府は、インドネシアのリベート疑惑に関する本委員会の指摘により、OECF調達ガイドライン改訂による制裁措置の追加等の改善措置を講ずることとしたが、ODAをめぐる不正を防止し、国民の不信感を払拭するため、今後もODAに関する不正防止のための法令、調達ガイドライン等の整備及び監視に努めるとともに、あらゆる機会を通じて援助実施機関や関係民間業者などに対し、その趣旨の徹底
九、ODAの不正防止について 政府は、インドネシアのリベート疑惑に関する本委員会の指摘により、OECF調達ガイドライン改訂による制裁措置の追加等の改善措置を講ずることとしたが、ODAをめぐる不正を防止し、国民の不信感を払拭するため、今後もODAに関する不正防止のための法令、調達ガイドライン等の整備及び監視に努めるとともに、あらゆる機会を通じて援助実施機関や関係民間業者などに対し、その趣旨の徹底
ここで不正防止にかかわる政府の取り組み一般、それからOECDの国際商取引における外国公務員に対する贈賄防止条約、それからその条約に基づきます不正競争防止法、それからOECF調達ガイドライン、こういった事項につきまして改めましてきちんと説明をいたし注意喚起をいたしまして、ODA事業の厳正な実施につき理解と協力を求めました。
そして、現実の資機材、役務の調達段階では、私ども、先ほどお話がございましたOECF調達ガイドラインに沿って調達が適正に実施されているかチェックを繰り返しておるところでございます。 円借款の調達は、国際一般競争入札、これを原則としておりますから、競争の結果として実際の調達においては必ずや合理的な価格が形成されるものというふうに考えてまいりましたし、今後ともその方針を続けてまいりたいと思います。
○政府委員(阿南惟茂君) 今御質問の報道が確かにあったわけでございますが、本件入札につきましては、OECF調達ガイドラインにのっとりましてベトナム政府において厳正かつ慎重に行われたと、こう承知をしております。