1976-05-21 第77回国会 参議院 大蔵委員会 第11号
○近藤忠孝君 最初にOECD金融支援基金協定についてお伺いしますが、大臣、この構想には最初わが国は必ずしも賛成してなかったんじゃないか、こうも聞いておるんですが、この点いかがですか。
○近藤忠孝君 最初にOECD金融支援基金協定についてお伺いしますが、大臣、この構想には最初わが国は必ずしも賛成してなかったんじゃないか、こうも聞いておるんですが、この点いかがですか。
○塩出啓典君 それから次に、OECD金融支援基金協定でございますが、アメリカは一番シェアが高いわけですけれども、アメリカはまだ現在は批准をしていない、五月末までには批准をするであろう、このように大蔵省からいただいた資料にあるわけですが、アメリカの批准の見通しはどうなのですか。
○藤岡政府委員 石油問題一般、それから石油の価格の大幅引き上げに基づいて発生いたしました国際収支の大きなアンバランスの問題を処理する際には、一部には確かに、産油国に対し消費国が団結して当たろうという考え方がなかったわけではございませんが、今回のOECD金融支援基金協定をまとめます際におきましては、そういうことでは問題の円満な解決にならないということで、OECDの加盟国はそれぞれ経済力もございまして、