2015-04-20 第189回国会 参議院 決算委員会 第6号
政府は、PCI事件を受けて、日越ODA腐敗防止合同委員会を立ち上げております。日越合同で取りまとめた再発防止策の具体的内容、フォローアップの実施状況等について、特に相手国のガバナンス強化等についてどのような成果をもたらしたと言えるのか、まず外務大臣にお尋ねいたします。
政府は、PCI事件を受けて、日越ODA腐敗防止合同委員会を立ち上げております。日越合同で取りまとめた再発防止策の具体的内容、フォローアップの実施状況等について、特に相手国のガバナンス強化等についてどのような成果をもたらしたと言えるのか、まず外務大臣にお尋ねいたします。
○国務大臣(岸田文雄君) 御指摘のPCI事件を受けて、二〇〇九年二月に日本、ベトナム両国政府が取りまとめた日越ODA腐敗防止合同委員会報告の中には、調達手続の透明性の向上及び厳正化、そして腐敗防止の制度、体制強化の観点から、講ずべき具体的な再発防止策を規定しておりますが、その中で、日本側におきましては、コンサルタントの選定に関する合意手続の強化、そして事後監査の拡充、随意契約適用範囲の厳格化、さらには
一方、御指摘のように、二〇〇九年の日越ODA腐敗防止合同委員会報告書の中においては日本政府と規定をされております。 このように、この点につきましては、関連法令を踏まえて、日本政府の中での情報共有の在り方についていま一度これ検討する必要がある点ではないかと認識をしております。御指摘も踏まえて是非検討したいと考えます。
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、委員からも御指摘ありましたけれども、この円借款の新規供与というものは今年の二月まで見合わせていたわけでありますが、昨年来、日本とベトナムのODA腐敗防止合同委員会を立ち上げて再発防止策とか取りまとめ案を集中的に行ってまいりました。
このPCI事件の発生を受けまして、ベトナムとの間につきましては先ほど申し上げましたけれども、日本とベトナムのODA腐敗防止合同委員会立ち上げてやったわけでございまして、そして改善策をまとめ報告書も出したわけでございます。
我が国政府は、これを日本のODAへの信頼を揺るがす大変重大な事件と、そのように認識をしておりまして、委員がお話ありましたけれども、ベトナムに対します円借款の新規供与を見合わせるとともに、昨年来、日本とベトナムの日越ODA腐敗防止合同委員会におきまして再発防止策の検討、取りまとめなどを集中的に行ってきたところでございます。
事件の発生を受けまして、先生御指摘のように、二月に日越ODA腐敗防止合同委員会を立ち上げまして、ODA事業に関する不正腐敗防止改善策をまとめ報告書を発表いたしました。 具体的には、ベトナム側におきます措置といたしまして、調達や契約手続の公平性、透明性を向上させる、それから個別腐敗事案の早期探知と厳正対処、それから腐敗防止の制度・体制強化といった取組がございます。
この税金を私どもやはり有効に生かすということが一番大事なことでありまして、まさに、残念ながらベトナムにおいても起こったPCIの贈収賄事件でございますが、これに対して本年二月に日本・ベトナムODA腐敗防止合同委員会から報告が出ているかと思いますが、先ほど来の質問の中でも御指摘でありますが、いかに大変大切な国民の血税を生かしていくか、ODAというのは日本外交にとって大変大きなことでございますので、いかにこの
その結果、日・ベトナム両国政府は、本件を深刻に受け止めた上で、ベトナム側がODAに係る腐敗に対し、本件を含め、不正が行われた場合には厳正な処置をとるという方針を改めて確認するとともに、日越ODA腐敗防止合同委員会を立ち上げて、十一月七日に第一回会合をしたところであります。
○政府参考人(渡邉正人君) 日越ODA腐敗防止合同委員会による報告書につきましては、年内をめどにベトナム側と取りまとめる方向で今作業をする予定でございます。取りまとめた後は公表する予定でございまして、報告書につきましては、この委員会で御要望があれば、しかるべく御説明させていただきたく考えております。
○政府参考人(渡邉正人君) PCI事件と同種の事件の再発を防止し、ベトナムに対しますODA事業への日本国民の信頼を回復するために、ベトナム政府との間で日・ベトナムODA腐敗防止合同委員会を立ち上げまして、去る十一月七日、ベトナムにおきまして第一回会合を開催したところでございます。