2005-12-19 第163回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
前置きとして、私は以前に当委員会のODA審議の中でも触れてきたんですが、日本のODAは、有償、つまり円借款で日本のメーカーの品物を買わせるという形が非常に多かった。そのため、相手国は返済に苦しんだり、またアフターケアがないために、使い方の指導が足りなかったり部品や修理ができずに高価な機械設備が宝の持ち腐れになったりしてしまった、こういうケースが多々報告されてまいりました。
前置きとして、私は以前に当委員会のODA審議の中でも触れてきたんですが、日本のODAは、有償、つまり円借款で日本のメーカーの品物を買わせるという形が非常に多かった。そのため、相手国は返済に苦しんだり、またアフターケアがないために、使い方の指導が足りなかったり部品や修理ができずに高価な機械設備が宝の持ち腐れになったりしてしまった、こういうケースが多々報告されてまいりました。
それから、もう一つ山崎先輩の方から、あなた方はちゃんとODAの質問をできるのにしていないじゃないかという状況をODA基本法でつくるべきだというお話があったんですが、私の感覚からいくと、本当に委員会でODAの議論ができる状況になれば、例えば本当に国会提出がされたりという話になれば、かなり各パーラメンタリアンの議論というものをODA審議の中に私は持ち込めるというふうに思います。