1998-04-24 第142回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
O157の菌体自身は検出されなかったわけでございますが、PCR法を用いました遺伝子レベルでの検査を行いました結果、O157菌体を合成するための特有の遺伝子、それからO157が出しますベロ毒素の遺伝子が検出されまして、さらにこれらの遺伝子を持つO157が増殖することが確認されましたために、O157による汚染を受けたことが判明したところでございます。
O157の菌体自身は検出されなかったわけでございますが、PCR法を用いました遺伝子レベルでの検査を行いました結果、O157菌体を合成するための特有の遺伝子、それからO157が出しますベロ毒素の遺伝子が検出されまして、さらにこれらの遺伝子を持つO157が増殖することが確認されましたために、O157による汚染を受けたことが判明したところでございます。
したがいまして、症状も溶血性尿毒症性というのは大きくクローズアップされましたけれども、そうでない症状、つまりO157菌によるものでないというものも間違いなくあるようであります。例えば潰瘍性大腸炎と見られるもの、コリチスウルセローザというふうなものがあると。