1985-02-14 第102回国会 衆議院 予算委員会 第9号
それで、あなたがおっしゃるようなワルシャワ条約体系とNATO体系におけるヨーロッパ正面の防衛問題が出てくる。そういうものが出てきた場合に、じゃNATO体系の国々がどういう反応を示すか。そこで、米ソの話し合いあるいはヨーロッパ、NATOとソ連との話し合いという問題が出てくる。
それで、あなたがおっしゃるようなワルシャワ条約体系とNATO体系におけるヨーロッパ正面の防衛問題が出てくる。そういうものが出てきた場合に、じゃNATO体系の国々がどういう反応を示すか。そこで、米ソの話し合いあるいはヨーロッパ、NATOとソ連との話し合いという問題が出てくる。
したがって、ドイツの再軍備というものは、これはNATO体系の中で許されておるということであります。日本の場合は日米安保条約という形で、アメリカがそばにいるということでASEANや関係各国が安心しているという面もございます。そういうこともよく考えて行う必要があると思っております。
ワルシャワ条約体系とNATO体系というもが。NATO体系においては連合総司令部をつくって、そうして戦術核兵器までもが演習の想定に入っている、ワルシャワ条約体系も同様です。なぜなれば陸地で接しているから、入ってくれば直ちに侵略されるという危険性がございます。ドイツのような場合を見ますと、五十キロ入ってこられるというと、人口の約三〇%、工業生産力の二五%が占領されてしまう。