1999-12-14 第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第9号
アメリカを象徴的に話しますと、アメリカのNASDAQ市場というのがあります。NASDAQ市場にこの五年間に千六百社が公開されました。ところが、消えた数も二千社あるわけです。二千社NASDAQから消えているんです。だから、千六百社生まれて二千社消えて、差っ引き純減です。それがアメリカの活性化というのか、生まれるのもたくさん生まれるけれども、つぶれるのもたくさんいると。
アメリカを象徴的に話しますと、アメリカのNASDAQ市場というのがあります。NASDAQ市場にこの五年間に千六百社が公開されました。ところが、消えた数も二千社あるわけです。二千社NASDAQから消えているんです。だから、千六百社生まれて二千社消えて、差っ引き純減です。それがアメリカの活性化というのか、生まれるのもたくさん生まれるけれども、つぶれるのもたくさんいると。
最近、石原都知事が債券市場の創設を提唱したり、米国のNASDAQ市場を我が国にも開設しようとする動きがあります。また、中小企業の発行する私募債に対して信用保証協会が信用保証を付与することができるよう、中小企業信用保険法と信用保証協会法の改正が今国会に予定され、ハイテク企業やベンチャー企業等に対し直接金融へ新たな道が開け、大いに期待されるところであります。
今回のこの法案に絡んでの企業の育成の中に、株式による市場からの資金調達の拡充ということで、未公開株式市場の実現、店頭市場の活性化といったことが挙げられているんですけれども、実はこのIIJという企業は、いきなり海を越えて向こうで上場を果たして、しかも、このところNASDAQ市場においては公開したときよりも現在の株価が下がっているというような企業が多い中で、この会社は大変初値が高く生まれたということで、
アメリカのNASDAQ市場の銘柄数はニューヨーク株式市場の実に二倍で、出来高も一・二倍、一年間で五百社が新規登録を行い、二百社が登録廃止になるなど、活発な取引が行われておるところであります。マイクロソフトなどというハイテクベンチャー企業もこの市場から出てまいりました。 日本も、将来性を秘めたベンチャー企業の資金調達の場となる店頭特則市場が九六年十二月十七日から動き出しました。
ところが、アメリカなんかは非常に、店頭登録市場に相当するのはNASDAQでありますけれども、このNASDAQ市場というのは、補完的な役割ではなくて、一般取引所とは競合的な関係、上下じゃなくて競争関係、こういうような位置づけで育成が図られている。
しかし、この店頭特則市場の登録基準は、アメリカのNASDAQ市場の基準と比較いたしましても遜色のないものであり、店頭登録市場すべてに利益要件を外すことは、店頭市場に対する一般投資者の信頼確保の観点から問題があり、私は慎重に対処する必要があるように思います。 次に、新規事業法におけるストックオプション制度の見直しについてお尋ねがございました。
折しも日本経済新聞に、おととい、さきおとといとたしか二日連続で出ていたような気がいたしますけれども、いわゆるアメリカ式のNASDAQ市場のようなものをイメージしてつくられております店頭登録市場、そしてこの七月に特則市場、第二市場というのをつくろうということで、まだ登録はされていないようでございますけれども、こういうものができました。
我が国の店頭登録基準と申しますと、これは投資家保護上、新規公開企業の経営の健全性等の面でいわば最低限の充足すべき基準を定めておるわけでございますが、この水準と申しますのは、いわば店頭市場の先進国でございますアメリカのNASDAQ市場、これはアメリカの店頭市場でございますが、これとほぼ同水準のものとなってございます。