それでは、このMMPIについて、今度は教員採用試験のことについてお聞きしたいと思うのですが、二〇一三年、私、参議院議員のときに、質問主意書で、教員採用試験におけるMMPIの使用の実態とその改善についてということで質問をさせていただいております。
それでは、今度は、ほかの採用試験でも同じようにMMPIは使われていないのかということでお伺いをしていきたいと思うんですけれども、一つは国家公務員について。これは、きのう人事院からヒアリングをしたときに、MMPIは使用していないという返事をいただきました。
今まではLGBTの差別についてずっと申し上げてまいりましたが、実はこのMMPI、MINI—124には、性的指向に関する質問以外にも、差別や人権侵害などの要素を含む質問が散見され、問題がございます。 お手元の資料一をごらんください。
一部の教育委員会が実施をしております公立学校教員の採用選考におきまして適性検査としてMMPIが使用されていることにつきまして、私どもも承知をしております。また、御指摘のような質問項目がMMPIに含まれているということについても承知をいたしているところでございます。
○西根委員 先ほど申しましたように、MMPIは本来臨床診断で用いられるものですので、教員採用試験に使用するのは明らかな目的外使用です。MMPIを出版している会社のホームページには、注意事項として、全ての心理テストは特定の目的に沿って考案されているので、その目的以外の使用はできませんと書かれております。
MMPIという試験なんですけれども、二〇一〇年、ある県の職員採用上級試験の二次試験で、質問項目に、同性に強く引かれる、異性といちゃいちゃすることは楽しい、性のことで家庭内で問題を起こしたことがある、女性に対しましては、女に生まれてよかったと思っている、男性に対しては、女に生まれたかった、性のことで悩んでいないなどの項目に、イエス、ノー、どちらでもない、この三択で答えるという質問があったということです
ということは、今までのように反応動作がおそいとか早いとかいう問題ではなくて、事故自身が相当社会心理学的な性格論、性格がどうだとか、そういったような分析からも、非常に事故を起こしやすい性格が明瞭に出てきておるようでもございますし、われわれ採用のときにも、そういったことを中心に、たとえばMMPIとかいろいろな方法がございますが、そういうような試験方法も利用しておるわけでございまして、その点も、こういうような