1987-08-26 第109回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
○南戸説明員 環境庁は昨年十一月、社団法人日本自動車工業会に対しまして、LPG乗用車について排出ガス対策上適切な配慮を要する車種のあることが明らかになりましたことから、大気汚染防止を最大に配意した排出ガス低減対策の実施を要請いたしました。
○南戸説明員 環境庁は昨年十一月、社団法人日本自動車工業会に対しまして、LPG乗用車について排出ガス対策上適切な配慮を要する車種のあることが明らかになりましたことから、大気汚染防止を最大に配意した排出ガス低減対策の実施を要請いたしました。
○政府委員(長谷川慧重君) 先般東京におきまして、LPG乗用車につきましての排ガスの程度の調査をして、高速領域においてかなりの排ガス量が出ておるという調査がございました。環境庁の方にもそれについての適切な措置の要請が参ったわけでございます。
御指摘のLPG乗用車につきましては、この規制を満足しております。先生のお尋ねは、車速の高い領域でNOxの排出が増大するものがあるということでございますけれども、そのような事実はございます。 それからモードの問題でございますけれども、排出ガスの規制に当たりましては、今申し上げましたように、都市内の一般道路の走行を基礎としましたテンモード等の試験方法によりまして実施をしてきているところでございます。
それでは次に、最近問題になりましたタクシーの、タクシーといってもLPGタクシーでございますけれども、新聞報道によりますと、タクシー用LPG乗用車のNOx、窒素酸化物排出量が都内の実走行で基準をかなリオーバーしている、これが東京都の環境保全局の調査結果で明らかになった。国の判定法であるテンモード、これは確かにこの中ではおさまるけれども、実走行ではオーバーしますということが新聞報道されております。
○林部政府委員 私の申し上げた意味は、三十年と比べてとおっしゃったものですから、現実に自動車に対する規制が、四十八年以降ガソリン・LPG乗用車に対する五十三年度規制を含め強化されてきていますので、その意味では改善の傾向も認められるけれども、その環境基準を達成できていないという点ではよくない状況だ、そういう意味で申し上げたつもりでございます。