○笠井委員 JDAMといえば、アフガニスタン戦争で米軍のF18が国際赤十字病院に投下をして二十五人を殺りくしたとされる爆弾であります。 もう一つ伺いたいと思いますが、同じく空対地爆弾としてSDB1という兵器がありますけれども、これは何ですか。
○若宮副大臣 今委員が御指摘になりましたJDAMでございますけれども、これは、五百ポンドまたは二千ポンドの通常爆弾にGPSの誘導装置を装着することによりまして精密誘導を可能といたします空対地の爆弾となります。 ただ、このJDAMは推進力は有しておりませんので、戦闘機から投下をされますと自由落下によって目標に到達をするものとなります。ですから、射程は短いということが言えるかと思います。
次に、攻撃能力の種類ですが、私はやはり戦闘機プラス空中給油機というのが一番スタンダードだと思っておりまして、これはもう実際既に持っていますし、それからF35も導入することになっていますし、空中給油機はありますので、既存の能力、それからいろいろな、JDAMとか、限定的ではありますけれども爆撃能力もあるわけですから、それを活用して発展させる。 それから、やはり巡航ミサイル。
アメリカ、イギリスなどの同盟国による統合打撃戦闘機計画の資料を見ますと、例えば、空対地兵器としてJDAMというものがあります。これはどんな兵器ですか。
○穀田委員 JDAMというものがそういう兵器だ、精密誘導が可能な誘導爆弾だと。 これは、アフガニスタン、イラク戦争で多く使用された精密誘導爆弾ですね。自衛隊では、非人道的兵器のクラスター爆弾の代替武器として装備を計画していると言われています。 同じく、空対地兵器でJASSMというのがありますが、これは何ですか。
○中谷国務大臣 JDAMというとGBU31でございますが、これは、二千ポンド爆弾にGPS誘導装置を装着した、精密誘導が可能な空対地爆弾でございます。 航空自衛隊におきましては、我が国防衛に当たり、攻撃目標周辺の民間施設、民間人や味方の陸上部隊への被害の防止等の観点から、平成十六年度より、航空自衛隊が保有する通常爆弾に装着するための精密誘導装置の調達を進めてきたところでございます。
そこで、航空機からの対地攻撃能力につきましては、平成十六年度からでございますが、航空自衛隊が保有する通常爆弾に精密誘導性能を付加する装置というものを調達することによりまして、いわゆるJDAM、精密誘導装置つきの爆弾の整備を順次進めてきております。それから、平成十八年度以前に納入されたF2につきましては、このJDAMを搭載できるように改修を順次実施しておるところでございます。
そういうところも非常に私は問題視しているんですけれども、今の対地攻撃能力という意味では、誘導爆弾であるJDAMというものがちゃんとあるんですけれども、これは今のところ、恐らく搭載する予定になっていないとは思うんですけれども、もしお答えできればお答えいただいてよろしいですか。
下の方から地対空ミサイルで攻撃を受けた場合に、どこから来るのかということについての表示装置を持っているということもありますけれども、先生が先ほど御指摘のようなJDAM、いわゆる精密誘導爆弾というものを使う、そうした能力というものを持っているということで、そのような対地攻撃能力も含めまして我が国の総合的な防空能力の向上に資する、こういう観点からこれを選定したものでございます。
実は、今のレーザーJDAMという対地攻撃に関して言えば、これは終末誘導が問題なんですね。地上からのレーザーデジネーターで誘導する必要があるんです、着弾させるために。しかし、現在、空自にも陸自にも、統合航空管制官の部隊がないんです。終末誘導自体は今技本では研究されているようですけれども、そういった統合航空管制官の部隊というのは現在存在していませんよね。
この精密誘導爆弾は、JDAMというのをアメリカも使っていますが、日本も保有しています。我が国が保有している中距離ミサイルでこのF35に積めるミサイルはあるんですか。
クラスター弾に関するこの条約が発効いたしますと、自衛隊が保有するすべてのクラスター弾の使用が直ちに禁止されることから、我が省としては、このクラスター弾の機能を喫緊に一部補完するため、先ほど来お話もございますとおり、レーザーJDAM及びM31ロケット弾の二種類を精密誘導型装備品として導入します。
今回、多目的りゅう弾が廃棄、七十ミリロケット弾が廃棄、M26ロケット弾に対してはM31の導入、CBU87Bは廃棄をしてレーザーJDAMを導入すると、こういうことになっているわけですけれども、この準備というのはいつごろから始めたんですか。
御指摘のとおり、平成二十年度の補正予算におきましては、精密誘導能力を有する装備品ということで、M31ロケット弾あるいはレーザーJDAMというものを導入し、それを二十一年度予算でもお願いしているところでございます。
防衛省としましては、クラスター弾の機能を近々に一部補完するための精密誘導型の装備品としまして二つ装備することを考えておりまして、一つは、戦闘機搭載のレーザー型の、レーザーJDAMというものでございます。
具体的には、戦闘機搭載のクラスター爆弾にかわるレーザーJDAM及び多連装ロケットシステム、MLRS用のM26ロケット弾にかわるM31ロケット弾を整備するための経費など、約七十五億円を計上したところでございます。