2019-12-05 第200回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
さらに、我が国は、IWCからの脱退後も国際的な海洋生物資源の管理に協力していくという考えを堅持しておりまして、IWCとの共同調査を実施し、その結果をIWC科学委員会に提出することとしております。 このような取組を含め、引き続き、国際機関と連携しながら、科学的知見に基づく鯨類の資源管理に貢献していくこととしております。
さらに、我が国は、IWCからの脱退後も国際的な海洋生物資源の管理に協力していくという考えを堅持しておりまして、IWCとの共同調査を実施し、その結果をIWC科学委員会に提出することとしております。 このような取組を含め、引き続き、国際機関と連携しながら、科学的知見に基づく鯨類の資源管理に貢献していくこととしております。
その上で、検討に当たりましては、本年五月のIWC科学委員会の意見を踏まえ、最終化する北西太平洋の新たな調査計画も含めた今後の調査計画に鑑みながら、船の大きさや性能あるいは資金計画、さらには造船会社など、多くの事項を詰めていく必要があると考えておるところでございます。難しい問題ではございますが、まずは私ども水産庁内でしっかりと研究を進めていきたいと、このように考えているところでございます。
これは、昨年三月、国際司法裁判所の判決で、我が国が南極海での調査捕鯨停止を命じられたところでありますけれども、それを受けまして我が国が新たに策定した新南極海鯨類科学調査計画案に対してIWC科学委員会が検討をした結果ということであります。
○政府参考人(本川一善君) 我が国は、これまでもIWC科学委員会とあらゆる場を捉えて、新しい計画案について相手国、関係国の理解を得るために丁寧に説明を行ってきたところであります。 御指摘のように、先般の科学委員会におきましては、追加的な作業が必要であるといったような指摘事項を受けまして、私どもとして、国際法及び科学の観点から必要な作業、検討を誠実に継続してまいりたいと思っております。
○政府参考人(本川一善君) 今年のIWC科学委員会の検討結果につきましては、科学委員会報告書として採択をされております。その内容及びこれを受けた我が国の対応につきましては、来年開催予定のIWC科学委員会及び本委員会において議論がされるということになっております。
○副大臣(小泉昭男君) 日本の食文化であります鯨の関係でございますが、今御指摘いただきましたとおり、IWC科学委員会の専門家のパネルの二十九の全ての勧告に対して、我が国は四月の十三日月曜日、日本側の対応を記した文書を科学委員会へ提出をいたしました。
これらの成果は、IWC科学委員会に毎年報告をされておりますし、鯨類資源管理の改善に用いられているほか、例えば漁業と鯨類との競合については、国連食糧農業機関、FAOにも報告をされて、更なる研究の推進が勧告されるなど、その他の国際機関でも反捕鯨国を含む多くの国から称賛を得ているところでございます。
この基本方針を堅持しつつ、二十七年度以降の南極海及び北西太平洋における鯨類捕獲調査については、IWCの科学委員会に計画を提出する、六か月前と、こういうルールがございますので、本年の秋頃までに、今回の判決で基準が示されておりますので、それを反映させた新たな調査計画をIWC科学委員会に提出したいと思っておりまして、関係府省連携の下で全力で検討を進めることとしております。
そして、平成二十年四月の衆議院及び参議院の農林水産委員会における南極海鯨類捕獲調査事業への妨害活動に対する非難及び調査事業の継続実施等に関する決議におきましては、我が国の南極海鯨類の捕獲調査はIWC科学委員会でも各国から高く評価されているということを踏まえまして、本調査事業については継続実施すべきである、こういうようなことになっているわけでございます。
三 我が国の南極海鯨類捕獲調査が鯨類の生態を明らかにする上で大きな役割を果たし、かつIWC科学委員会でも各国から高く評価されていることを踏まえ、南極海鯨類捕獲調査事業については、今後とも継続実施することとし、引き続き充実した鯨類捕獲調査が円滑に実施されるよう、国内外に対する的確な情報の提供を行うとともに、必要な財政措置を講じる等、その環境を整備すること。 右決議する。
三 我が国の南極海鯨類捕獲調査が鯨類の生態を明らかにする上で大きな役割を果たし、かつIWC科学委員会でも各国から高く評価されていることを踏まえ、南極海鯨類捕獲調査事業については、今後とも、不退転の決意で継続実施することとし、引き続き充実した鯨類捕獲調査が円滑に実施されるよう、国内外に対する的確な情報の提供を行うとともに、必要な財政措置を講じる等、その環境を整備すること。 右決議する。
○武部国務大臣 委員御指摘のとおり、IWC科学委員会では、第二期北西太平洋鯨類捕獲調査予備調査の結果が北太平洋の鯨類資源と漁業資源の相互作用の解明に寄与するというふうに評価されたところでございまして、本格調査計画案につきましては、調査の方法、資源への影響につきまして、これまでどおり両論併記ということになりはしましたものの、計画の目的はIWCの関心事項に合致しているわけである、かように思います。
○説明員(森本稔君) 今、委員御指摘のとおりでございまして、昨年の第四十六回IWC年次総会で、南氷洋鯨類サンクチュアリーが採択されましたけれども、この決定はIWC科学委員会の意見も聞かず強行採決されたものでございまして、我が国としては、科学的根拠が全くなく、海洋生物資源の持続的利用を阻害するものと考えております。
この結果によりますと、これは昨年のIWC科学委員会において議論していただいたわけでございますが、ミンククジラにつきましては約七十三万頭以上いるということで、極めて健全な資源であるというふうに言われております。
米国の示唆に従ってIWC科学委員会特別会合を十二月十五日から十七日、三日間開くことというふうに聞いております。会合の結果がどのようにしても、IWC条約上の権利に従って直ちに予備調査を実施すべきであるというふうに思うわけでありますけれども、明確な御答弁をいただきたい。
さて第二は、もう既にまたこれ緊急な問題でありますが、IWC科学委員会で今日本が調査捕鯨ということで八百七十五頭の計画を提出をして、これは衆参の捕鯨問題議員懇話会、まあ横断的超党派で私どもいろいろとこれまで頑張ってきたわけでありますが、何回か訪米された水産庁長官、最終的には三百頭と頭数を減らして調査捕鯨にゴーサインを与えたのか、あるいは調査捕鯨はいつから実施するのか、このことだけひとつお答えいただきたい
このたびの調査捕鯨の計画でございますけれども、IWC科学委員会が疑念を解消しない限りこの実施は認めないというふうないわゆる勧告決議が採択されて、事実上の中止に迫る内容であるわけでございますが、本来この調査捕鯨は各国の主張に基づいて実施できる旨の条文が明記されているわけでありますから、これは私は、個人的な見解かもしれませんけれども、条約に対する重大な違反行為であり、また無効であると思うわけであります。
IWCの今回の会議の焦点は、まさにこの調査捕鯨にあったわけでありまして、我が国が提出していた資源把握のための調査捕鯨計画についてIWC科学委員会が疑念を解消しない限り実施は認めない、こういう勧告決議が採択されております。