2013-03-07 第183回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第3号
研究者の領域を超えて、今、大垣先生はIWAをしまして、私はIDAという方で理事をやったりして海水淡水化の分野での国際的な理事活動等もやっております。そういう中での国際的なネットワークをよく知っておりますので、私の話の軸足が今日は海外の話が中心になるかと思います。
研究者の領域を超えて、今、大垣先生はIWAをしまして、私はIDAという方で理事をやったりして海水淡水化の分野での国際的な理事活動等もやっております。そういう中での国際的なネットワークをよく知っておりますので、私の話の軸足が今日は海外の話が中心になるかと思います。
日本水道協会では、こうした水道事業体や産業界の活動を支援するため、一部写真に載せましたが、IWAという世界の水道関係者の集まりのネットワークに加わり、情報の収集、発信、各国水道協会との連携強化、JICA、厚生省の国際関係事業に協力、ISOの委員会活動などへ参加するなど様々な活動を行っております。
○西山説明員 価格の点は、小麦につきましては御指摘のように、IWA、国際小麦協定の支持価格がございまして、アメリカ政府は輸出用に補助金を出しておるわけでございます。従いまして実質的には輸出用の値段というものは普通の、国際小麦協定の関係で買い付けますよその国の値段とも、本質的に換算しますとほぼ同じじゃないかと考えられるわけであります。
それでMSAが始まる前にも、これは早く到着させる関係からアメリカのものを買つておりますが、IWA以外のものを買いました場合には、普通CCCのものをドル払いで買つてございます。それと同じような考え方で実はCCCのものを買つているわけでございます。それで買つて一応ドルを払うわけでございます。
而うして御質問の二割の贈与を考えて市場価格と違つた価格で取引が行われるかという御質問でございますが、その点は全部IWA(小麦協定)の価格によつて引取つております。従つて普通の輸出される小麦と全然同一の価格条件で引取るわけでございます。
併し又同時に、多少政治的な発言になるかも存じませんけれども、IWAにいたしましても、今回のMSAの買入値段にいたしましても、今日の国内価格からすれば約トン当り十ドルぐらいの開きが出ている。
○政府委員(前谷重夫君) 只今お話ございましたように、大体通常の場合におきまする輸入は、アルゼンチンの三十万トン、それからIWAの百万トン、それにフリーの小麦が二十万トンくらいあるわけございます。大体百五十万トン程度のものが通常輸入というものに考えておるわけでございます。
そこで仮に多少の増加があるとしましたところで、百五十万トンといいますと、従来の関係から見まして、アルゼンチンが三十万トン、カナダが六十万トン、アメリカのIWAによるものが五十五万トンあるはずでありますからして、本年のようにMSA小麦を五十万トン、大麦を十万トン入れるというようなことが、国際間の通常の市場取引を排除し、又は代替しないでやれるということは、到底私どもには考えられない。
○愛知国務大臣 その価格は国際価格、すなわちIWA価格で買うことになつておるのでありまして、今御引用になりました記事はその点は誤りであると思います。
ちよつと私の考えとしては、そういうふうな事態でございますので、現在におきましてはフリー・マーケツトで、IWAで買つているような形と同じような形になつております。さしてこれから脱退する必要もないのじやなかろうか、こういうふうに考えております。
従いまして現在我々としてはそのIWAから脱退しなければならないという不利益も考えられませんので、これを脱退する考えはございません。
○政府委員(前谷重夫君) 従来の輸入計画から申しますと、本年度におきましては昨年の不作を受けまして、小麦につきましては百九十六万トンでございますか、このMSAのものはこのうちでございます、と申しますのは、御承知のように従来我々が百九十六万トンを買います場合におきましては、IWAで一応百万トン、そしてアルゼンチンから三十万トン、そのほかのものはどの市場から買付けるか、自由でありますから、MSAで五十万
しかしこの二ドル三十五セントはカナダの価格と相当差がございますので、アメリカ政府としては、IWAにおきましてこれを輸出いたします場合に、その差額というものを補給いたしておるわけであります。この補給いたしておるものが、そのときのカナダの相場と関連いたしまして毎日その額は多少違つて来る。
○前谷政府委員 百九十六万トンの場合におきましては、われわれ農林省の予定といたしまして、IWAの部分が百万トン、それからアルゼンチンの部分が三十万トン、MSAが三十万トン、その他フリーのものが三十六万トンといたしてあるのでございますが、需給の都合上フリーのものを二十八年度に繰上げまして、二十万トンを振りかえた部分がありますので、大体五十万トンがこの中に入つて参るこういう経過になります。
○前谷政府委員 想定という言葉は当らないかと思いますが、二十八年度におきましてもIWAの百万トンとそれからアルゼンチンの三十万トン以外は、どこからでも買うといういわゆる自由購買に予定いたしたものでございます。その中から二十八年度におきましてMSAというふうなものができればこれはその中に入つてもさしつかえない、こういう意味でございまして、当初からそういうものを予定して考えたわけではございません。
○芳賀委員 長官は大分いろいろなことを知つておられるようですが、(笑声)MSAの小麦の価格がIWAより安いという論拠があれば、その価格をあげて明確にお答えを願いたいのであります。
最初交渉の途中におきましては、アメリカの市場相場によるということでございまして、世界の市場に比べてあるいは高いのじやないかという懸念がございましたけれども、そのうち交渉して行きます上に、IWAの国際市場価格――IWAの国際市場価格と申しますと、世界の国際市場価格に比べて少しも高くない。世界の市場価格をむしろ下まわつている。その価格で買いつけていいという了解がつきました。
○羽場説明員 ただいまの御質問でございますが、ただいま私詳しい数字を持つておりませんが、大体小麦がIWA並で入ると考えまして、八十ドル前後、大麦が七十八ドル前後と考えております。なおただいま小麦八十ドル前後と申しましたが、それに商社の手数料その他を加えますと、若干それより上まわると思います。大体八十二ドル前後じやないかと思つております。
昨年度におきまするアメリカの政策は、従来IWAについて、カナダとの競争関係で補助金を出しておつたわけでありますが、さらに一般的にCCCの払下げ価格につきましては、カナダとの競争関係からいたしまして、それに見合う払下げ価格を決定いたしておるわけでございます。
○政府委員(前谷重夫君) 大体全体といたしまして、IWA及び自由小麦、アルゼンチンを入れました平均CIFが九十ドルになるわけでございます。これはそれぞれ品物別、国別に計算をいたしまして補給金単価を出しております。大体これの補給金単価を出す場合のドメスチックCIFは八十六ドル程度でございます。
○政府委員(小滝彬君) 予算の本年度の補給金の計算といたしましては、小麦につきましては、IWAその他を平均いたしますと九十ドルになつておりまして、これをドメスチックCIFといたしまして計算いたしますると、これはまあそれぞれIWAにおきましてはむしろ逆に八十六ドルでございますから余りが来る場合がございますし、又その他の国々におきましてはプラスになりまして、大体自由小麦におきましては四ドルから五ドル程度
そのうちIWAで入つて参りますものは八十六ドルでございます。そのほか自由小麦の分とアルゼンチンの分があるのでございます。自由小麦につきましては、品質等によつていろいろ違いまして、九十七ドルから九十四ドル程度になろうかと思います。それからアルゼンチンの場合におきましては百五ドル程度を予想いたしております。
○政府委員(前谷重夫君) 昨年度におきましては御承知のように五十万トンのIWAの輸入があつたのでございますが、これは勿論安い価格でございまするから国内に配給いたしております。そうして畠に買付けたものにつきましては、その原価に諸掛を加えまして原麦を売却いたしまして輸出を見ておるわけであります。
○政府委員(前谷重夫君) 原則といたしましてIWAの場合は原麦でございますが、協定の場合に輸入国側の必要がある場合には粉で以て原麦換算をし得るということになつておりますが、現在の我が国の事情としましては粉で以て輸入する考えはございません。
○説明員(小田部謙一君) IWAのこの協定によりますと、別に日本が買つたものを輸出してはいけない、殊に非加盟国の場合にも加盟国の場合にも輸出してはいけないという規則は、ございませんが、ただ併し加盟国に輸出した場合には、日本が輸出をしたことにならないで、その加盟国のほうの輸入ということになります。
小麦の輸入の計画が、現在におきましては御承知のように、只今御承認をお願いいたしておりますIWA百万トンでございますが、今年度におきましては、ズレ等の関係もございますので、大体IWAといたしましては九十万トン程度を考えておるわけでございます。
それがポートランドで九十六ドルの普通の市価でございますが、これをIWAで買いまして七十三ドル、従いまして一トンについて二十薫ドルの差がありますが、これを四十万トン買いましたので、九百二十万ドル、それからカナダのものを十万トン買いましたが、これは普通ならば九十ドルでございますのを、同じく七十三ドルで買いまして、十七ドルの差がございます。
これはIWAだけではございません、全体でございます。それが去年は五十万トンしか、われわれが考えておりますIWAの利益にあずかり得なかつたというのが、今後百万トンに数量増加いたします。ということが、一番大きな点でございます。それで価格でございますが、これは現行の協定では最高の基準価格が一ドル八十セント、最低が一ドル二十セントであります。
○黄田政府委員 IWAの小麦の買付には何らの制限がございませんので、利用し得る船は何でも使える。従いましてわが方といたしましては、日本の船をできるだけ使う。また現にそういうふうになつております。
これはIWAの関係のもの、アメリカ、カナダ、濠州のもの、アルゼンチンのものそれぞれ違つて参ります。従いまして一応の見通しといたしまして、九十ドルということで以て算定をいたしておりますが、補給金の支出は、現実に船が着きまして、現実の価格がきまりました場合に、それぞれについて具体的に決算的に支出されることになつております。