2006-11-22 第165回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号
一方で、アメリカはソフトウエア大国、IT大国という地位を確立してまいりました。ただ、日本も今後中国だとか韓国だとか台湾と同じ土俵で戦う以上は、そういうビジネスモデル型にシフトしていかなければいけないんではないかというのは、これは大体メーカーの経営者はほぼ共通の認識でおるわけです。
一方で、アメリカはソフトウエア大国、IT大国という地位を確立してまいりました。ただ、日本も今後中国だとか韓国だとか台湾と同じ土俵で戦う以上は、そういうビジネスモデル型にシフトしていかなければいけないんではないかというのは、これは大体メーカーの経営者はほぼ共通の認識でおるわけです。
また、聞きますと、例えば韓国では、非常にIT大国、そして電子政府の方も、範囲の方は日本よりは、約一〇%ぐらいの電子化率しかないわけではございますが、利用率の方はかなり日本よりも高いということでございます。
e—Japan計画についてでございますけれども、隣国の韓国は、通貨危機を乗り越えまして、今や世界のIT大国として認識されています。一方では、失業や雇用不安がふえている中で、労働争議での厳しい場面も見聞きしたりしております。経済戦略的にIT化路線をとるとき、当然のこととして、雇用形態やシステムの転換という形があらわれると思うのです。