2000-03-29 第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
そこで、少しエネ庁に聞いておきたいんですが、再生可能エネルギー研究開発予算の国際比較というのを、「IEA各国のエネルギー政策—九九年報告」をもとに見ていきますと、九八年度で見たときに、再生可能エネルギーのエネルギー研究開発に対する比率の方ですが、日本は三・三二%、アメリカが一二・〇九、ドイツが二六・八二、イタリアが一四・一四%で、スウェーデンが一四・七八%など、まず再生可能エネルギーの分野では、日本
そこで、少しエネ庁に聞いておきたいんですが、再生可能エネルギー研究開発予算の国際比較というのを、「IEA各国のエネルギー政策—九九年報告」をもとに見ていきますと、九八年度で見たときに、再生可能エネルギーのエネルギー研究開発に対する比率の方ですが、日本は三・三二%、アメリカが一二・〇九、ドイツが二六・八二、イタリアが一四・一四%で、スウェーデンが一四・七八%など、まず再生可能エネルギーの分野では、日本
したがって、IEA各国は、九〇年代に向けてエネルギーの利用の効率化、備蓄の強化、これは一九九〇年代になるとエネルギーは恐らく不足するであろう、需給が逼迫するであろう、そういう認識のもとで閣僚間の意見が一致してコミュニケがつくられたわけでございまして、こういう需給が緩和した時期こそ備蓄のことをしっかり考えたり、あるいは九〇年代のエネルギー政策をいかに考えるかということを真剣に討議すべきじゃないかということが
その中で、現在の石油市場情勢が一九九〇年代、さらにその先にかけて持続することは期待できない、一九七三年、七四年及び七九年、八〇年に見られたような供給中断、オイルショックです、それが再現することになることを示唆している、こう述べた上で、閣僚理事会としては、エネルギー情勢の予測は非常に困難だと指摘しつつ、この後石油市場における逼迫傾向を指摘するIEA、各国政府及び業界の予測を無視することは軽率かつ危険であることに
そして最後に、長期のエネルギー予測は極めて困難だが、この後、「石油市場における逼迫傾向を指摘するIEA、各国政府および業界の予測を無視することは軽率かつ危険であることに合意した。」海外炭の長期供給は安定して可能だとかいろいろな議論がありますが、IEAはそれとは別のパースペクティブを提起しております。
「エネルギー情勢の予測は、多くの基本的要因につき広汎な予測不可能性があるため、本来的に困難」が伴うにもかかわらず、閣僚、つまりこれに参加した関係「閣僚は、IEA加盟国が一九九〇年代のエネルギー市場、特に石油市場における逼迫傾向を指摘するIEA、各国政府及び業界の予測を無視することは軽率かつ危険であることに合意した。」
こういう状況の中で、一方、IEAの場におきましては、先ほど先生から御紹介がございましたように、石油供給削減の事態が起こった場合、特に七%以下のサブクライシスの事態に対応してIEA各国が備蓄を相当準備しなければいかぬという議論が行われておりまして、その一環といたしましてIEA事務局構想として、各国に備蓄の義務を義務づけるという構想があることは聞いております。
それから、いま小柳議員も御指摘のように、世界のIEAとかその他の会議でもエネルギーの節約、それから備蓄という問題もございまして、これもIEA各国とも百四十日分からあるいはそれ以上の備蓄をやりまして、それを相互にプールしようということも言っておりますし、私どもは現在そういうことで十分目的を達成し得るというふうに考えております。