1984-04-25 第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第4号
この結果、理論的に言いますと、ソ連の最新型のICBMでございますSS18あるいはSS19の一部によります先制攻撃によって、米国の大部分の現有ICBMサイロが破壊されてしまう状況というのが生じていると言われているわけでございます。
この結果、理論的に言いますと、ソ連の最新型のICBMでございますSS18あるいはSS19の一部によります先制攻撃によって、米国の大部分の現有ICBMサイロが破壊されてしまう状況というのが生じていると言われているわけでございます。
したがってトータルしますと、ソビエトのICBMサイロが数は千三百五十ぐらいになるんじゃないかと、こういうふうに見られているわけです。この数が正しいかどうかは別としまして、そういうふうに推定をされている。
アメリカの場合は命中精度は高いのでございますが、核弾頭の大きさが小さいので、同じ命中精度であっても、ソ連のICBMサイロを破壊する能力はアメリカの方が劣るということでございます。