1985-06-03 第102回国会 参議院 決算委員会 第9号
○国務大臣(安倍晋太郎君) 先ほどから申し上げましたように、真相の究明についてはICAOで調査団をつくって、これに対して我が国もまたアメリカも韓国も、全面的に資料も出して協力いたしておりまして、調査団長からこれに対して謝意も述べられておるということでありますが、肝心の撃墜したソ連の問題があるわけで、ソ連は自国の行っておる調査以外は認められないと、こういう立場からICAO調査団の同国入国を拒否をいたしましたし
○国務大臣(安倍晋太郎君) 先ほどから申し上げましたように、真相の究明についてはICAOで調査団をつくって、これに対して我が国もまたアメリカも韓国も、全面的に資料も出して協力いたしておりまして、調査団長からこれに対して謝意も述べられておるということでありますが、肝心の撃墜したソ連の問題があるわけで、ソ連は自国の行っておる調査以外は認められないと、こういう立場からICAO調査団の同国入国を拒否をいたしましたし
特にICAOによるところの調査に全面的に協力するということが、真相究明の一つの大きな道を開くことになるわけでございますから、昭和五十八年十月には本件調査のために来日したICAO調査団に対しまして自衛隊レーダーによる大韓航空機の航跡図であるとか、ソ連機の交信傍受記録あるいは大韓航空機〇〇七と東京国際対空通信局との交信記録等、ICAOが必要とする資料を提出いたした次第でございます。
ICAO調査団は、我が国ほか米国及び韓国において調査を行いまして、一昨年十二月、調査報告書が提出されたのは御承知のとおりでございます。昨年の三月、さらにICAO理事会におきまして調査報告書の審議が行われ、ソ連のICAOの調査等への非協力を遺憾とする旨の決議が採択をされたわけてあります。
それから日本につきましては、いま現在来ておるわけでございまして、先ほど申し上げましたように、日本としましてはできる限り協力して、ちゃんとしたレポートをつくってもらいたいということで、目下ICAO調査団が調査中でございます。